ティーピーリンクジャパンは、12ストリームトライバンドメッシュWi-Fi 7ルーター【Deco BE85】を、9月21日に発売する。
ティーピーリンクジャパン初となるメッシュWi-Fi 7ルーター。MLOや4096-QAMといった新技術により、これまでにない超高速通信を実現。さらにメッシュWi-Fiと組み合わせることで、家全体で快適なマルチギガ接続をサポート。本製品を複数台設置する場合、各ユニット間の通信にWi-Fi 7テクノロジーを利用できるため、対応端末がなくても最新規格を活用することが可能。10Gbpsポート×2を含めインターフェースも充実しており、4つのポートは全てマルチギガに対応。
Wi-Fi 6/6Eに次ぐ新世代の無線通信規格「Wi-Fi 7」により、Wi-Fi 6Eメッシュと比較して4.2倍高速、4倍の低遅延を実現。
Wi-Fi 6では最大160MHzだった帯域幅が、Wi-Fi 7では2倍の320MHzまで拡張。帯域幅が2倍になることで、2倍の通信速度を実現。
4K-QAMでは各シンボルで12bitの伝送が可能になり、Wi-Fi 6で採用されている1024-QAMに比べ、伝送速度が理論上20%向上。
Multi-RUは、1ユーザーに複数のリソースユニット(RU)を割り当てることで、伝送効率を向上させる。
MLO(マルチリンクオペレーション)は、複数のバンドとチャンネルでデータを同時に送受信可能。これにより、旧規格のようなシングルリンクでの通信によって生じていた通信リソースの無駄を解消。
Wi-Fi 7技術を最大限に活用するため、細部にまでこだわって設計されている。高い処理性能のクアッドコアCPUに加え、8本のハイゲインアンテナを搭載。高負荷環境でも安定して動作するよう、2つの内蔵ファンを備えている。
Wi-Fi 7の新技術とトライバンド12ストリームの広い帯域幅で、超高速通信のメッシュ環境を提供。また、これまで各ユニット間のバックホールには無線または有線の一方しか利用でなかったが、【Deco BE85】では無線と有線を組み合わせた利用が可能になった。加えて、ユニット間の無線通信(ワイヤレスバックホール)にWi-Fi 7技術が活かされるため、Wi-Fi 7に対応した端末を持っていなくても次世代規格を活用することができる。
インターフェースも充実。10Gbpsポート×1、10Gbps SFP+ Fiber/RJ45コンボポート×1、2.5Gbpsポート×2を搭載しており、マルチギガの高速通信を最大限に活用可能。暗号化機能はWPA-Personal、WPA2-Personal、WPA3-Personalをサポートする。対応無線LAN規格はIEEE 802.11be/ax/ac/a/b/g/n。
サイズは128×128×236mm、
店頭予想価格は、1パックが76,780円、2パックが140,800円。
本体サイズ(幅×高さ×奥行)mm | 128 × 128 × 236 |
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接続台数 | 最大200台 |
利用間取り目安 | 〜4LDK/3階建 |
周波数 | 2.4/5GHz/6GHz |
無線通信速度 | 11520Mbps(6GHz) + 8640Mbps(5GHz)+ 1376Mbps(2.4GHz) |
LANポート数 | 4ポート |
LANポート規格 | 10Gbpsポート対応 |
メッシュWifi | メッシュWifi対応 |
IPv6 | IPv6非対応 |
ビームフォーミング機能 | ビームフォーミング機能あり |
MU-MIMO | MU-MIMOあり |
セキュリティ規格 | WPA3 |
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