アース製薬は、スイッチを入れるだけでゴキブリの定着を防ぎ、部屋からゴキブリがいなくなると謳う置き型虫よけ器具【マモルーム ゴキブリ用】を販売した。
これまで同社が培ってきた虫ケア用品の知見を結集し、「ゴキブリが本能で嫌がる有効成分」、「お部屋でもしっかり効く濃度設定」、「ゴキブリが嫌がる空間を作る揮散技術」を組み合わせた独自設計で開発した。器具1個と薬剤ボトル1本(45ml)のセット。
熱によって粒子の気流を起こし、ゴキブリが嫌がる有効成分を含んだ超マイクロ粒子を部屋のすみずみまで広げることで、部屋からゴキブリを追い出し、ゴキブリがいない空間をつくるという。駆除するのではなく忌避する効果があるため、ゴキブリの死がいにも出会いとする。また、香料としてハッカ油を配合。
夜行性であるゴキブリは、眼ではなく「触角」を頼りに生きていて、ゴキブリの触角には、空気中に漂う成分を感知する毛が大量に生えており、感知後、成分の情報を電気信号として脳に送るという。有効成分であるメトフルトリンはゴキブリの触角に作用しやすい成分です。空気中のメトフルトリンが触覚に作用すると、ゴキブリは嫌がったり、混乱して行動がおかしくなったりするため、忌避に繋がるとする。
プラグ式で、スイッチを入れると通電中は常時薬剤が供給されつづける。ゴキブリは夜行性のため、同社は就寝前の使用をすすめている。ゴキブリの発生状況や使用環境により異なるが、効果が期待できる目安として、夜間に1日12時間使用し、1週間以上継続することを推奨している。
本体はシンプルなデザインに仕上げ、インテリアに合わせやすくした。器具が倒れてもこぼれにくい構造にするなど、子供が触ったときの安全性や使いやすさを考えて設計した。
使用期間は約2カ月(4.5~8畳に対し、夜間に1日12時間使用。約720時間分)。
価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2,178円。【マモルーム ゴキブリ用 取替えボトル 2ヵ月用 1本入】の店頭予想価格は1,738円。
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