ダイニチ工業は、デザインを一新した、加湿セラミックファンヒーターの2023年モデル【EF-H1200G】を発売した。
加湿機能を搭載したセラミックファンヒーター。同社のの加湿器、空気清浄機のデザインを踏襲し、部屋に置きたくなるスタイリッシュなデザインを目指したという。
電気代の高騰を背景に、新しい「自動＋eco」運転モードを用意した。従来までの「自動」運転モードより4℃低くした室温約18℃を自動でキープするので、1シーズンの電気代を約7,100円節約するという。
同社の加湿器で好評の「カンタン取替えトレイカバー」を搭載。トレイの手入れは汚れたカバーを交換するだけ。2週間に1回の水洗いが不要になるという。
加えて、本体に内蔵されている気化フィルターについても、加湿器と同様、使い捨てタイプの抗菌気化フィルター「カンタン取替えフィルター」を別売で用意。購入時に搭載されている抗菌気化フィルターは、1カ月に1回クエン酸での浸け置き洗いすることで3シーズン使える。しかしこの手間が面倒だという声が多く、使い捨てタイプの気化フィルター3個セット(1シーズン分)を2,750円で販売する。
このほか、温度吹き出し口の角度を調整することで、温風の到達距離を、従来機種「EFH-1200F」と比べ約1.4倍伸ばした。遠い距離でも足元などをしっかり暖めるとする。
運転モードは、温風[強]＋加湿(1,000W)、温風[弱]＋加湿(550W)、温風[強](1,200W)、温風[弱](670W)の4種類。加湿量は、強で480mL/h、弱で220mL/h。運転音は強の場合でも30dBと静音設計。タンク容量は4L。
サイズは375×175×410mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約4.7kg。設置のめやすはコンクリート住宅・断熱材50mmありの場合で約8畳まで、断熱材なしの場合で約4.5畳。
価格はオープンプライスで、店頭予想価格は32,780円前後。
| 消費電力（W） （50/60Hz） | 温風加湿運転 | 温風「強」+加湿 | 1000/1000 |
|---|---|---|---|
| 温風「弱」+加湿 | 550/550 | ||
| 温風運転 | 温風「強」 | 1200/1200 | |
| 温風「弱」 | 670/670 | ||
| 加湿運転 | 加湿単独 | 12/12 | |
| 加湿量（最大）（mL/h）※1 | 温風加湿運転 | 温風「強」+加湿 | 480 |
| 温風「弱」+加湿 | 220 | ||
| 加湿運転 | 加湿単独 | 90 | |
| 運転音（dB） | 温風加湿運転 | 温風「強」+加湿 | 27 |
| 温風「弱」+加湿 | 23 | ||
| 温風運転 | 温風「強」 | 30 | |
| 温風「弱」 | 27 | ||
| 加湿運転 | 加湿単独 | 27 | |
| 連続加湿時間※2 | 温風加湿運転 | 温風「強」+加湿 | 約8時間 |
| 温風「弱」+加湿 | － | ||
| 加湿運転 | 加湿単独 | － | |
| タンク容量（L） | 4.0 | ||
| 質量（kg） | 約4.7 | ||
| 電源コードの長さ（m） | 1.8 | ||
| 本体外形寸法 高さ×幅×奥行（mm） | 410×375×175 | ||
| 暖房の目安※4 | 断熱材の厚み なし | コンクリート住宅 | 約4.5畳（6.9m²）まで |
| 木造住宅 | 約3畳（4.9m²）まで | ||
| 断熱材の厚み 50mm | コンクリート住宅 | 約8畳（12.9m²）まで | |
| 木造住宅 | 約6畳（8.6m²）まで | ||
| 1m²当たり必要W数の計算基準（W） | 断熱材の厚み なし | コンクリート住宅 | 174 |
| 木造住宅 | 244 | ||
| 断熱材の厚み 50mm | コンクリート住宅 | 93 | |
| 木造住宅 | 140 | ||
| 加湿適用床面積 （温風「強」+加湿） | プレハブ洋室 | 13.5畳（22m²）まで | |
| 木造和室 | 8畳（13m²）まで | ||
| カラー | ホワイト（W） | ||
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