エミライは、FIIO Electronicsから、BA(バランスドアーマチュア)型とダイナミック型のハイブリッド構成を採用した「FHシリーズ」のエントリーモデル【FIIO FH11】を、9月1日に発売する。
1BA+1DD構成を採用し、カスタム仕様BAドライバーやカーボンベースダイヤフラムDD、C字型音響管構造、亜鉛合金製ハウジングなどFIIOがこれまでのイヤホン設計で培った技術を導入することにより、価格帯を超える高品位なサウンドを実現したという。上位モデルの設計で培った技術を多数導入した
搭載する10mm径のダイナミックドライバーには、上位モデル「FH15」や「FF5」と同様の「カーボンベースダイヤフラム」を採用。非常に軽量で高剛性のカーボンは、振動板用には理想的な素材で、歯切れ良く、滲みのないクリアなサウンドを実現。
高域用に特別仕様のBAドライバーを搭載。このカスタムBAドライバーは、単にクリアなだけではなく、適度にウォームでパワフルな音質を特徴としており、より深く音楽に没頭することができるとする。
2つのドライバーが全体としてシームレスな音色となるよう、特に配慮して開発。力強い低域を特徴とするカーボンダイナミックドライバー、14kHz付近や18kHz付近の高域特性を特徴とするカスタム仕様BAドライバーが、渾然一体となって音楽再生を行うとする。
各ドライバーの長所を十分に発揮させるダンピングコントロールシステムを備えた3チャンバー構造を採用。筐体内に備えられた3つのチャンバー間の空気圧変化による、相互干渉を防止。各ドライバーの歪みが減少し、低域の伸びとレスポンスが向上した。
内部に設けられたC字型音響管により、ハウジング内の空気の流れを適切に制御。共振周波数を下げることで、パワフルな低域再現を実現。
巻き貝をイメージしたハウジングは、亜鉛合金をダイキャスト成形、研磨、電気メッキを施して製造。独特の形状の亜鉛合金製ハウジングは内部の定在波を抑制する効果があり、耐久性も高いという。
巻き貝形状の筐体は、イヤホンと耳の接触面積を最適化した三点支持を実現。どんな状況でもぴったりとフィットし、快適な装着感を提供するという。
独自形状の0.78mm 2ピン規格ケーブルコネクターを採用。イヤフォン側コネクターは独特のカーブと角度を持たせ、取り回しと装着感に配慮した。日本オーディオ協会が定めるハイレゾオーディオ認証も取得している。
価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8,800円前後。
形式 | インイヤー型イヤホン |
ドライバー | 10mm径ダイナミックドライバー×1基 カスタム仕様BAドライバー×1基 |
周波数特性 | 20Hz~40kHz |
インピーダンス | 24Ω(@1kHz) |
感度 | 111dB/mW(@1kHz) |
ケーブルプラグ形状 | 3.5mm ステレオミニプラグ(金メッキ) |
ケーブル素材 | 無酸素銅素線120本×4本編み |
ケーブル長 | 約120cm |
重量(片側) | 約10g(ケーブルを除く) |
付属品 | 0.78mm 2ピンケーブル* バランス重視イヤーチップ3組(S/M/L) 低音重視イヤーチップ3組(S/M/L) ※Mサイズを装着済み クイックスタートガイド |
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