FF1

FIIO【FF1】重厚な低域と快適な装着感を実現したイントラコンカ型イヤホンのエントリーモデル

エミライは、FIIO Electronicsから、イントラコンカ型イヤホン【FF1】を、9月15日より発売する。

カナル型が主流となった今日において、イントラコンカ型イヤホンの新たな可能性を問うべくFIIOのイヤホン開発のノウハウを注ぎ込んだFFシリーズの最新エントリーモデル。

大口径14.2mmベリリウムコーディングダイナミックドライバーや、低域増強のための音響抵抗管の採用など、上位モデル「FF5」「FF3」で採用されたテクノロジーを踏襲し、重厚な低音と開放感溢れる中高域を表現した。16.2mmに小型化したシェル直径と、片側3.2gの軽量さにより長時間使用でも快適に使用可能で、音楽鑑賞、映像視聴、ゲーム、ワークアウト用途など、様々な使用シーンに使用できるマルチパーパス・イヤホン。

大口径14.2mmダイナミックドライバーを搭載。上位モデルに使用されている素材を使用しながら、新たな音響設計と組み合わせ、FFシリーズの第2世代ダイナミックドライバーとして生み出された。低域の再生限界は更に伸び、強靭な低音と開放感溢れる中高域を表現した。

クラスを超えた高音質を提供するために、高剛性・軽量・高ダンピング性能*1を持たせたベリリウムコーティングを採用し、ダイヤフラムの動きをよりスムーズにするためにFF1専用設計の特殊なポリウレタン製ガスケットを採用した。その結果、重厚な低域再生、甘美な中域とボーカル再現を実現し、臨場感あふれる音楽再生を可能にした。

イヤーステム上部から後方に向かって細長い音響抵抗管を設けた。筐体デザインに溶け込む様に格納された音響抵抗管は、単に外観デザインをエレガントに見せるだけでなく、イヤホン内部の空気の流れをスムーズに流れるようにしてた。この音響抵抗管により、イヤホン本体の共振を抑制し低音の損失を抑えることで、より深く、より純度の高い上質な低域再生を実現。

構造起因で音が抜けてしまうことで、低域はカナル型に一歩譲る部分もあるとされるイントラコンカ型。【FF1】ではオープン装着した実使用時の再生能力を表す有効周波数帯域の下限が38Hzとなっており、音楽に包み込まれるような感覚を得ることができるとのこと。また、付属のスポンジカバーを使用すれば、さらに低域のパフォーマンスを優先できるという。

より快適な装着感を実現するため、耳と接触するイヤホン・シェルの直径を16.5mmから16.2mmに小径化。さらに重量はイヤホン単体で3.2g(片側)を実現。耳への負担を抑え、長時間快適に装着できるようにした。

独自形状の0.78mm 2ピンコネクター着脱式ケーブル(約120cm)を採用。左コネクターには、左右チャンネルを区別できる触覚インジケーター付き。ケーブルにはインライン・コントロール付きマイクが備わっているため、通話やオンライン会議、ゲーミングなどでも利用できる。なお、コネクターが独自形状となっているため、市販の0.78mm 2ピンコネクターと互換性はない。

ホールド感を高める、3組の異なるサイズの滑り止めシリコンリングのほか、高域重視の(穴空き)スポンジ、ボーカル重視の(穴無し)スポンジ、USB Type-C→3.5mmメス変換アダプターなどを付属する。

カラーはブラックとシルバーで、シルバーのみ今秋より発売する予定。

価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5,390円。

FIIO FF1
形式イントラコンカ型イヤホン
ドライバー14.2mmダイナミックドライバー×1基
周波数特性20Hz~20kHz
インピーダンス45Ω@1kHz
感度106dB/mW(@1kHz)
ケーブル素材無酸素銅
ケーブル長約120cm
重量(片側)約3.2g(ケーブルを除く)
プラグ独自形状0.78mm 2ピン / 3.5mmシングルエンド
付属品着脱式ケーブル x1
スポンジカバー:ボーカル重視(穴無し)/ 高域重視(穴空き) 各3ペア
シリコンリング:Mサイズ / Lサイズ 各1ペア
シリコンウイングフック(ブラック) x1ペア
USB Type-C→3.5mmメス変換アダプター x1
クイックスタートガイド x1

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