エミライは、FIIO Electronicsから、ケーブルの着脱が可能な有線イヤホンを、完全ワイヤレスイヤホンとして活用できるBluetoothレシーバー【UTWS5 2025】を、1月24日より発売する。MMCX【UTWS5 2025 MMCX】と0.78mm 2ピン【UTWS5 2025 2PIN】の2種類を用意。
手持ちのリケーブル対応有線イヤホンのワイヤレス化を可能にしたBluetoothレシーバーアンプ。MMCXコネクター/0.78mm2ピンの2種類から選択でき、手持ちのリケーブル対応イヤホンを完全ワイヤレスイヤホンに変身させることができる。Qualcomm製フラッグシップBluetoothチップ「QCC5141」と高性能DACアンプ「AK4332」を搭載。96kHz/24bitのハイレゾワイヤレス伝送、10バンドパラメトリックEQによる音質調整や、IPX4防水にも対応。新たに非接触型ワイヤレス充電に対応し、接点の腐食による機能低下を防ぐ。なお、全てのリケーブル対応イヤホンとの接続を保証するものではない。イヤホンとの相性によってはイヤーユニットに取り付けられないか、接続上の問題が発生するケースがある。
非接触型ワイヤレス充電を採用。充電端子の酸化や接点の汚れによる不具合を解消し、製品をより長く使用できる。コンパクトなボディに搭載された非接触充電コイルは、接点を気にすることなくケースに収納するだけの便利な使用感を実現。ケースに収納すると自動で電源オフ、取り出すと自動で電源オン、フル充電時には自動で充電を停止する設計。ケース側の充電はUSB-C。
Bluetoothレシーバーとしては異例の「AK4332」DACアンプ一体型チップを左右独立構成で搭載することで、低ノイズと高出力性能を実現。DACチップには旭化成エレクトロニクス「AK4332」を搭載。自然で滑らかな音質と豊かな空間表現を実現し、完全ワイヤレスイヤホン向けに最適化されたサウンドを可能にした。
Qualcomm製のフラッグシップBluetoothチップである「QCC5141」を採用。前世代「QCC3020」と比較してワイヤレス通信の安定性が向上したほか、96kHz/24bitのワイヤレス通信が可能なaptX Adaptiveに対応した。さらに、aptX Voiceテクノロジーに対応し通話品質を大幅に改善。
新たに10バンドの高精度ロスレスPEQ(パラメトリックEQ)を搭載し、7種類のプリセットを内蔵。FIIOオリジナルの調整インターフェースにより、周波数ポイント、ゲイン、帯域幅が微調整できる。
FIIO Controlアプリを使用することで、PEQやチャンネルバランスの調整、HiFi/ゲーミングモードの切り替えが行なえる。PEQカーブの呼び出しや保存、共有のほか、PEQの調整も可能。スマホなどのBluetoothデバイスの音量調節とは別に、独自の32ステップの音量調節機能も搭載する。
スマホなどのBluetoothデバイスの音量調節とは別に、独自の32ステップの音量調節機能を備える。音量レベルは記憶され、電源をオンにするたびに音量を調整する必要がない。
付属の充電ケースはさまざまな形状のイヤホンが装着された状態でも収納できる大容量設計。充電、ペアリングなどの操作がより便利に行える。
75-100%:白色LEDが4回点滅
50-75%:白色LEDが3回点滅
25-50%:白色LEDが2回点滅
25%未満:赤色LEDが5秒間点灯
※ケースが開いた状態で表示
【充電状態インジケーター】
充電中:白色LED点灯(ケースが閉じた状態)
充電完了:LED消灯
本体側面には、大型の物理ボタンを搭載。ボタン機構の改善により、誤タッチを減らしながらも、最小限のタッチ操作で再生/停止などの各種機能がコントロールできる。
軽量設計による快適な装着感と細部へのこだわった。イヤーフック型デザインにより、装着感が安定し、耳への圧迫感も軽減。また、しなやかなイヤーフックがお好みの形状を保持し、快適かつ滑りにくい装着感をサポート。さらに、衛生用品などにも使用されるTPE素材(プラスチックとゴム両方の性質を持った素材)を使用し、安全かつ肌ざわりの良い快適なフィット感を実現。加えて、イヤーフック内部のワイヤーには導電性優れた銅線を使用し、より解像度の高い音質を実現。
激しいトレーニングや水しぶきがかかる日常生活の中でも使用できるIPX4防水性能を備える。
2台のBluetooth機器と同時に接続できるマルチデバイス接続に対応。スマートフォンやタブレットなどのデバイスをスムーズに切り替えて音楽を楽しんだり、必要に応じて通話に応答したりすることができる。
Bluetooth 5.2準拠で、対応コーデックはSBC、AAC、aptX、aptX Adaptive、LHDC、LDAC。連続使用時間は8時間以上(AAC時)で、充電ケースで2回のフル充電が可能。
レシーバー本体の重量は片側約8g、ケース装着時の総重量は145g。
価格はオープンプライスで、店頭予想価格は各29,700円前後。
Bluetoothチップ | QCC5141 |
DACチップ | AK4332(DACアンプ一体型)x2 |
出力 | 55mW(16Ω負荷時、THD+N<1%) 35mW(32Ω負荷時、THD+N<1%) |
ノイズフロア | 2μV (A-weighted) 未満 |
S/N比 | 110dB (A-weighted)以上 |
周波数特性 | 20Hz~40kHz(-3dB) |
対応Bluetoothコーデック | SBC/AAC/aptX/aptX Adaptive/LHDC/LDAC |
Bluetoothバージョン | 5.2 |
連続使用時間 | 8時間以上(AAC使用時) ※充電ケースで2回のフル充電が可能 |
スタンバイ時間 | 約200時間 |
ケース充電 | USB Type-C |
イヤホンコネクター | MMCX/0.78mm2ピン |
重量 | UTWS5 2025単体:片側約8g(イヤホンを除く) ケース装着時の総重量:145g(イヤーフックを含む) |
付属品 | USB Type-C充電ケーブル クイックスタートガイド |
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