レノボ・ジャパンは、Snapdragon X Eliteを搭載した初の「次世代AI PC」として、コンシューマー向け【Yoga Slim 7x】とビジネスユーザー向け【ThinkPad T14s Gen 6】を発表した。
12コアのQualcomm Oryon CPU、Adreno GPU、専用Qualcomm Hexagon NPU(Neural Processing Unit)を搭載したQualcommの新型Snapdragon X Eliteプロセッサを採用しており、PCでは最高レベルのワットあたりのパフォーマンスを達成しつつ、NPUの処理能力は最大45TOPS。Microsoft Windows 11と次世代AI PCの最新の強化機能により、オフライン時でもより多くのAI機能を活用でき、シームレスな生産性と創造性を発揮できるとする。生成AIと機械学習を活用した次世代AI PCは、説得力のあるテキストや人々を魅了するビジュアルの作成、一般的な生産性タスクの合理化に役立つとする。
【Yoga Slim 7x】は、重量は約1.28kgで、薄さは約12.9mmからとなっており、高いポータブル性を備えている。14.5型のPureSight OLEDタッチパネル(16:10、3K(2,944×1,840ドット)、90Hz)を採用。sRGBとP3の色域を100%サポートしつつ、TUV Rheinland Low Blue Lightにも対応。
フルHDのMIPI IR Webカメラは、ビデオ通話でより鮮明な映像を映し出し、4個のVoice IDマイクロフォンによって、より明瞭な会話が可能。
オーディオはレノボ・プレミアム・スイートの高性能4スピーカー・サウンドシステムによって、臨場感あふれるクリアなサウンドを楽しめる。
キーボードには、指先にフィットする凹み形状と1.5mmのキーストロークを採用。また、キートップに長期間持続の耐油性コーティングが施されており、タイピング時の快適性が向上している。さらに、約135x80mmの大型タッチパッドにより、外出時も正確な作業が可能。
主な仕様は、ディスプレイが14.5型PureSight OLEDタッチパネル(16:10、2,944×1,840ドット、90Hz、P3色域対応)、CPUがSnapdragon X Elite、メモリ32GB、ストレージが1TB NVMe SSD、OSがWindows 11を搭載する。
インターフェイスはUSB4×3、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3、MIPI接続のIR対応フルHD Webカメラ。バッテリーは70Wh。
サイズは325×225.15×12.9mm、重量は1.28kg~。
6月18日発売で、価格は249,700円。
【ThinkPad T14s Gen 6】の主な仕様は、ディスプレイがWUXGA表示対応の14型IPS液晶または2.8K表示対応OLED、CPUがSnapdragon X Elite、メモリ64GB、ストレージが1TB NVMe SSD、OSがWindows 11を搭載する。
インターフェイスはUSB4×2、USB 3.0×2、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3、MIPI接続のIR対応フルHD Webカメラ。バッテリーは58Wh。
サイズは313.6×219.4×16.9mm、重量は1.24kg~。
発売時期は未定。
おすすめ記事
-
デル【Inspiron 14】Snapdragon X Plusプロセッサーを搭載したCopilot+ PC
-
サムスン【Galaxy Tab S10】箱から出してすぐに利用できるAI機能を搭載したタブレット
-
GIGABYTE【AORUS 15 BKG-13JP764SH】Core Ultra 7 155Hを採用し、32GBメモリを標準搭載した15.6型ゲーミングノートPC
-
グリーンハウス【GH-LCW22S-BK】【GH-LCW24S-BK】リフレッシュレート100Hzに対応した21.5型/23.8型液晶モニター
-
ソニー【INZONE M10S】プロeスポーツチームFnaticと共同開発した、480Hzの高リフレッシュレートを実現する27型の有機ELパネルを採用したWQHDゲーミングモニター