Amazfit GTS 4 mini

レビュー【Amazfit GTS 4 mini】Amazon Alexaを内蔵し、超軽量でロングバッテリーなエントリー向けスマートウォッチ

Amazon Alexaを内蔵した超軽量スマートウォッチ【Amazfit GTS 4 mini】をレビューする。

15日間のバッテリー持ちやGPS搭載といった多機能と、本体の厚み9.1mm・重量19gという薄型軽量を両立したスマートウォッチ。270mAhの大容量ロングバッテリーを搭載し、最大15日間持続。1.65インチのHD AMOLEDディスプレイを備え、データを大きく明るく鮮明に表示。また、5つの衛星測位システムと円偏波アンテナテクノロジーにより測位性能と精度を向上した。さらに、心拍数・血中酸素レベル・睡眠の質・ストレスレベルの24時間ヘルスケア分析、120+のスポーツモードと自動認識などの機能を搭載。加えて、AndroidでSMS返信可能な着信通知も備える。

Amazfit GTS 4 mini
Amazfit GTS 4 mini
Amazfit GTS 4 mini
Amazfit GTS 4 mini
Amazfit GTS 4 mini
Amazfit GTS 4 mini
Amazfit GTS 4 mini
Amazfit GTS 4 mini
画面1.65インチ
336×384
有機EL
309ppi
サイズ41.8×36.66×9.1 mm
重量31.2g(バンドあり)
ボディ素材アルミニウム合金+プラスチック
バンド素材シリコン、クイックリリース
バンド幅20mm
バンド長さ135mm~190mm
防水5ATM
GPS
5衛星測位システム(GPS、GLONASS、GALILEO、BeiDou、QZSS)
Bluetooth5.2
バッテリー容量270mAh
充電方法マグネット式充電
充電時間約2時間
常時表示
心拍数測定
自動測定:○
睡眠データ測定
ストレスデータ測定
自動測定:○
血中酸素測定
(SpO2)

自動測定:○
最大酸素摂取量測定
(VO2 Max)
Bluetooth通話
ワークアウト
メニュー数
120以上
対応デバイスAndroid 7.0以上、iOS 12.0以上
セット内容スマートウォッチ本体(バンド含む)、充電器、取扱説明書
Amazfit GTS 4 mini
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Amazfit GTS 4 mini

黒を基調とした化粧箱。梱包は簡易だが、ディスプレイ面にはクッション材にしっかり入っていた。

Amazfit GTS 4 mini
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ケーブル長は40cm
Amazfit GTS 4 mini

同梱物は、【Amazfit GTS 4 mini】本体、マグネット充電ケーブル、取扱説明書となっている。

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Amazfit GTS 4 mini

アルミ合金フレームのきれいな仕上がりで、本体部分はApple Watchと遜色のない質感となっている。実測重量はストラップ込みで32g。一日中装着していても負担にならない程度の軽さ。サイズが似たApple Watchは66g。

Amazfit GTS 4 mini
Amazfit GTS 4 mini

物理ボタンは右側にある小さなリューズのみで、シンプルな操作性。リューズを押込むことで、アプリ一覧をを表示することができる。

Amazfit GTS 4 mini
ピンを外すことでバンドを交換できる。
バンド幅は20mm
Amazfit GTS 4 mini
バンドの留め具はプラスチック
Amazfit GTS 4 mini

バンドは取り外し可能で、一般的な腕時計のバンドと交換も可能。バンドの留め具部分は、プラスチックで軽量に貢献。

【Amazfit GTS 4 mini】のストラップは、端の部分を内側に差し込むタイプ。余った端の部分が他のものに引っかかってしまう心配がないが、内側に差し込むタイプは慣れるまで付けにくい。

シリコンバンドで肌に優しい素材なので、24時間装着し続けても快適だった。ただし、通気性はあまり良くないので、ちょっとした運動などで汗ばんでくるとちょっと蒸れる感じ。

水深50メートルで10分間の防水性能を保つ5ATM(5気圧防水)を備えているので、汗をかいて汚れたら水道で洗い流すことができる。

Amazfit GTS 4 mini
背面にセンサーがある

背面に心拍数や血中酸素を計測できるセンサーを内蔵しており、エントリーモデルながら健康管理機能も充実している。

Amazfit GTS 4 mini
Amazfit GTS 4 mini

1.65インチのディスプレイを搭載。ディスプレイは、明るさの自動調節に対応している。また、常に画面を点灯させて時計をチェックしやすくする常時オンディスプレイにも対応。ディスプレイは明るく、日中の野外でも視認性が悪くなることはなかった。

情報が詰まっている画面だと少し文字が小さいように感るが、見えにくいということはない。

Amazfit GTS 4 mini
Amazfit GTS 4 mini
Amazfit GTS 4 mini
Amazfit GTS 4 mini

なお、【Amazfit GTS 4 mini】の設定は、本体で操作しなくても「Zepp」アプリから変更できる。タッチパネルの反応とても良く操作性は悪くないのだが、小さい画面で操作するのは手間なので嬉しい仕様。

Amazfit GTS 4 mini
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Amazfit GTS 4 mini
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Amazfit GTS 4 mini
Amazfit GTS 4 mini
Amazfit GTS 4 mini

初期設定は、ディスプレイに表示せれる手順に従って設定していくだけでとても簡単。使い方もディスプレイ上に表示される。

Amazfit GTS 4 mini
Amazfit GTS 4 mini

「Zepp」アプリから、様々な文字盤を設定可能。使える文字盤を見てみると、Apple Watchにもありそうなものやかなりデザインに凝ったものなど種類が豊富。時間はそのままで、背景をオリジナルの画像に変えられる文字盤もあるのでよりオリジナリティを出すこともできる。

Amazfit GTS 4 mini
Amazfit GTS 4 mini

サイドにあるリューズを長押しすると、Amazonの音声アシスタントAlexaを呼び出すなどのアクションが素早くできる。

Alexaで連携すれば【Amazfit GTS 4 mini】に声をかけるだけでスマートホーム機器などを操作できるため、スマホを取り出さなくても済む。

なお、長押ししたときに何をするかは「Zepp」アプリの設定で色々変更できる。

動作のレスポンスも結構軽快で、ストレスがたまることはないだろう。ただし、通知内容を表示するまでは少し遅く感じる。

Amazfit GTS 4 mini

心拍数モニタリングはもちろん、血中酸素レベルやストレスの自動モニタリングにも対応している。手動で計測する必要がないため、より手軽に健康状態を把握できる。また、睡眠時や呼吸の質のモニタリングも可能。

Amazfit GTS 4 mini

グラフ化して表示してくれる。一つ一つが大きいため詳細画面を開かなくても把握しやすい。

Amazfit GTS 4 mini
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Amazfit GTS 4 mini
Amazfit GTS 4 mini

【Amazfit GTS 4 mini】は、心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベルの3つの数値を一括で測定してくれるワンタップ測定という機能を搭載。

Amazfit GTS 4 mini
GPSの制度は優秀
Amazfit GTS 4 mini

サイクリング時に心拍数を測定したところ、ガーミンの心拍計測用胸ベルト(ハートレートセンサー)との誤差は0.5~1%程だった。腕時計型としては、優秀な精度。ただし、測定した心拍数が表示されるまでに数秒の時間差があった。センサーから取得したデータの処理に少し時間がかかっているのだろう。光学式の測定ではどうしても避けられない問題だが、本格的にトレーニングしている人以外は気にしなくても大丈夫だろう。

光学式は、センサーから発する光で血管内部の血液を検知する。血液中のヘモグロビンの量によって、照射した光がどれくらい吸収されるのかが決まる。ヘモグロビンに吸収される光が多いほど、センサーに戻ってくる光量が減少。血管内のヘモグロビン量が心拍により変動するので、その変動頻度で心拍数を計測している。そのため、心拍数が急変動するようなトレーニングでは、正確に心拍数を測定することはできない。

心拍数モニタリング10分・血中酸素自動モニタリング・睡眠モニタリングオンの状態で日中は約3~4時間で1%消費、睡眠時は約5時間で2%程の消費だった。軽くて薄いのにバッテリーの持ちがかなり良い。

Amazfit GTS 4 mini
Amazfit GTS 4 mini

スマートフォンに届いた通知を【Amazfit GTS 4 mini】側に表示してくれるアプリ通知機能も装備。通知を表示する対象はGmailを含め好きなアプリを選択できる。

さらに、着信があるとバイブで知らせてくれる機能も備える。SMSで自動返信させる機能があり、応答できないときに相手に状況を知らせることが可能。

Amazfit GTS 4 mini
Amazfit GTS 4 mini
Amazfit GTS 4 mini
Amazfit GTS 4 mini

Appleだと「watchOS」、Androidだと「Wear OS」を搭載し、それぞれ「iOS」や「Android OS」と強力な連携ができる純正OSがあるが、【Amazfit GTS 4 mini】独自の「ZeppOS」を搭載してるため自由度は低い。「ZeppOS」に対応したミニアプリがあり、メモやBMI計算など、標準で入っていない機能を追加できるが、「watchOS」「Wear OS」と比較すると物足りない。

しかし、使わない機能をたくさん搭載しバッテリー持ち悪くなるより、着信や通知のチェック、ヘルスケア分析など機能を厳選しバッテリー持ちが良いほうが好みだ。

一部の漢字はいわゆる中華フォントで中国語表記になってしまっていた。今後のアップデートで、日本版では日本語フォントに対応してほしいところ。

また、Bluetooth通話機能が搭載されていない。運転中にハンズフリー通話できるし、自宅内でスマホを持ち歩く必要がなくなるので便利なので少し残念。

Amazfit GTS 4 mini

約31gという軽さ、GPS搭載、長時間のバッテリー稼働、Alexa内蔵で実用的な機能を備え、それでいて16,800円という手頃な価格を実現しているので、初めて高性能なスマートウォッチを購入される方にとってかなり魅力的。弱点が少なく、多機能でコストパフォーマンスが高いスマートウォッチとなっている。

健康管理やダイエット、週末のランニングなどの目的でスマートウォッチをお探しの方はぜひ【Amazfit GTS 4 mini】をチェックしてみてはいかがでしょうか。

機種名Amazfit
Band 7
Amazfit
Bip 3/Bip 3 Pro
Amazfit
GTR 4
Amazfit
GTR Mini
Amazfit
GTS 4
Amazfit
GTS 4 mini
Amazfit
T-Rex 2
価格(税込)7,980円9,900円/13,750円33,000円19,800円33,000円16,800円35,800円
カラーブラック
ベージュ
ブラック
ピンク
ブルー/クリーム
ブラック
ブラウン
ブラック
ピンク
ブルー
ブラック
ピンク
ホワイト
ブラック
ピンク
ブルー
ホワイト
ブラック
ブラックゴールド
カーキ
グリーン
液晶サイズ1.47インチ
AMOLED
1.69
TFT
1.43インチ
AMOLED
1.39インチ
AMOLED
1.75インチ
AMOLED
1.65インチ
AMOLED
1.39インチ
AMOLED
解像度198×368240×280466×466416×416390×450336×384454×454
サイズ42.3×24.4× 12.244.1×36.5×9.746.0×46.0×10.642.8×42.8×9.342.7×36.5×9.941.8×36.7×9.147.1×47.1×13.7
重量約28g約33g約60g約36.2g約46g約31g約66.5g
バッテリー232 mAh
12〜28日間
280 mAh
7〜14日間
475 mAh
7〜24日間
280 mAh
7〜20日間
300 mAh
4〜16日間
270 mAh
8〜45日間
500 mAh
10〜45日間
防水5ATM5ATM5ATM5ATM5ATM5ATM10ATM
PAI測定
モニタリング心拍数
血中酸素
ストレス
睡眠モニタ
心拍数
ストレス
睡眠モニタ
心拍数
血中酸素
ストレス
睡眠モニタ
心拍数
血中酸素
ストレス
睡眠モニタ
心拍数
血中酸素
ストレス
睡眠モニタ
心拍数
血中酸素
ストレス
睡眠モニタ
心拍数
血中酸素
ストレス
睡眠モニタ
GPSProのみ
4 衛星測位
6 衛星測位5 衛星測位6 衛星測位5 衛星測位5 衛星測位
スポーツモード120種以上
4種の自動認識
Bip:60種以上
Pro:61種以上
150種以上
8種の自動認識
120種以上
7種の自動認識
150種以上
8種の自動認識
120種以上
7種の自動認識
150種以上
8種の自動認識
ランニングサポートバーチャルペーサーターゲットペースバーチャルペーサーバーチャルペーサーバーチャルペーサーバーチャルペーサーバーチャルペーサー
MIL規格
音楽の保存
マイク
スピーカー

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