ハーマンインターナショナルは、アメリカ・カリフォルニア発祥の世界最大級のオーディオブランド「JBL」から、AIによるボーカルおよび楽器のステム分離機能を本体に搭載したポータブルアンプ&Bluetoothワイヤレススピーカー「JBL BandBox Solo」「JBL BandBox Trio」を10月30日に一般販売する。JBLオンラインストアでの価格は、「JBL BandBox Solo」が54,890円、「JBL BandBox Trio」が132,000円。
製品概要
JBL BandBoxは、ギターアンプ、Bluetoothスピーカー、オーディオインターフェース、練習支援ツール、さらにはAIによるステム分離機能を1台に統合した次世代型のスマートミュージックシステムである。Bluetoothで再生した楽曲を本体内蔵AIがリアルタイムで解析し、ボーカルやギター、ドラムなどのパートを分離できることが最大の特徴だ。クラウド処理を必要とせず、本体のみで楽曲を練習用のマイナスワン音源へ変換できるため、自宅練習からセッション、音楽制作まで幅広く活用できる。ラインアップはコンパクトな個人向けモデル「JBL BandBox Solo」と、高出力かつ4チャンネルミキサー機能を備えた本格派モデル「JBL BandBox Trio」の2機種で構成される。一般販売開始日は2026年10月30日である。
主な特徴
AIによるリアルタイムステム分離機能を本体に搭載
BandBoxシリーズ最大の魅力は、本体内蔵AIによるリアルタイムステム分離機能である。Bluetooth経由で再生した楽曲を解析し、ボーカル、ギター、ドラムなどを個別に分離できる。インターネット接続やクラウド演算を必要とせず、本体だけで処理が完結するため、思い立った瞬間に練習環境を構築できる。好きな楽曲のギターパートだけを消して自分で演奏したり、ボーカルを除去してカラオケのように楽しんだりと、従来のギターアンプにはない自由な使い方が可能である。
ギターアンプとBluetoothスピーカーを融合
BandBoxシリーズは単なるBluetoothスピーカーではなく、本格的なギターアンプとしても機能する。日常的な音楽再生ではJBLならではのパワフルなサウンドを楽しめる一方、ギターやマイクを接続すればアンプとして活用できる。音楽鑑賞と演奏環境を1台で兼ね備えている点は大きな魅力である。
多彩なアンプシミュレーターとエフェクト
本体にはアンプモデリングやエフェクト機能を搭載。さらにJBL Oneアプリと連携することで、多数のアンプモデルやエフェクトを組み合わせたサウンドメイクが可能となる。クリーンからクランチ、ハイゲインサウンドまで幅広い音作りに対応し、ペダルボードなしでも多彩な表現を実現できる。マイク入力向けにはリバーブやディレイ、EQも用意されている。
練習を支援する豊富なツール群
チューナー、メトロノーム、ドラムマシン、ルーパー、ピッチ変更機能など、演奏や歌唱練習に役立つ機能を内蔵している。従来は複数の機材やアプリが必要だった練習環境を1台に集約できるため、自宅や外出先でも効率的な練習が可能となる。
USB-Cによる録音・配信対応
USB-C接続によるオーディオインターフェース機能を搭載し、PCやスマートフォンとの接続が可能である。ギターやマイクの入力音を録音できるほか、配信環境の構築にも利用できる。Soloは最大24bit/48kHzのロスレス再生にも対応している。
JBL Oneアプリとの連携
無償のJBL Oneアプリに対応し、音量やEQ調整、アンプモデル選択、エフェクト設定、AIステム分離機能の操作までスマートフォン上で行える。アプリは2026年のiF DESIGN AWARDにおいて最優秀賞であるiF Gold Awardを受賞している。
モデルごとに異なる個性
BandBox Soloはバッグにも収まりやすい小型軽量設計で、個人練習や日常利用を重視したモデルである。一方のBandBox Trioは135W RMS出力に加え、4チャンネルミキサーや複数の音声入力を備え、セッションやライブパフォーマンスにも対応する本格仕様となっている。
スペック一覧
| 項目 | JBL BandBox Solo | JBL BandBox Trio |
|---|---|---|
| 製品名 | JBL BandBox Solo | JBL BandBox Trio |
| タイプ | AI搭載スマートギターアンプ&Bluetoothスピーカー | AI搭載スマートギターアンプ&Bluetoothスピーカー |
| カラー | ブラック | ブラック |
| Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.4 | Bluetooth 5.4 |
| 対応プロファイル | A2DP 1.4、AVRCP 1.6 | A2DP 1.4、AVRCP 1.6 |
| 対応コーデック | SBC、AAC | SBC、AAC |
| 出力 | 18W RMS | 135W RMS |
| スピーカー構成 | 55mm径フルレンジドライバー×1、パッシブラジエーター×2 | 165mm径ウーファー×1、25mm径シルクドームツイーター×2 |
| 周波数特性 | 73Hz~20kHz(-6dB) | 50Hz~20kHz(-6dB) |
| S/N比 | 80dB以上 | 80dB以上 |
| オーディオ入力 | Bluetooth、6.3mmフォーン入力(ギター入力100mV RMS、マイク入力20mV RMS) | Bluetooth、XLR/6.3mmコンボジャック×2、6.3mmフォーンジャック×1、USB-C、3.5mm AUX入力 |
| オーディオ出力 | 3.5mmヘッドホン出力、USB-C | 3.5mmヘッドホン出力、USB-C |
| USBオーディオ機能 | 対応(録音・再生) | 対応(録音・再生) |
| AIステム分離 | 対応 | 対応 |
| JBL Oneアプリ対応 | 対応 | 対応 |
| チューナー | 搭載 | 搭載 |
| メトロノーム | 搭載 | 搭載 |
| ドラムマシン | 搭載 | 搭載 |
| ルーパー | 搭載 | 搭載 |
| 連続再生時間 | 約6時間 | 約10時間 |
| バッテリー | リチウムイオン 17Wh(3.6V/4722mAh相当) | リチウムイオン 68Wh(7.2V/9444mAh相当) |
| 充電時間 | 約3.5時間 | 約3時間 |
| サイズ(幅×高さ×奥行) | 150×87×55mm | 344×265×228mm |
| 質量 | 0.53kg | 6.65kg |
| 同梱品 | 本体、クイックスタートガイド、安全シート | 本体、クイックスタートガイド、保証書/安全シート、電源コード(約1.9m) |
| 販売日 | 2026年10月30日 | 2026年10月30日 |
| 価格 | 54,890円(税込・JBLオンラインストア) | 132,000円(税込・JBLオンラインストア) |


