GoProは、アクションカメラ「GoPro」シリーズの新モデルとして【HERO12 Black】を、9月13日より発売する。
従来モデルのパフォーマンスを受け継いだまま、再設計した電源管理システムで最大2倍の撮影可能時間を実現。ハイダイナミックレンジ (HDR) ビデオを市場トップクラスの5.3Kおよび4K解像度で撮影できる。さらに、Apple AirPodsなどのBluetoothオーディオデバイスに対応するほか、進化したHyperSmooth (ハイパースムーズ) 6.0ビデオブレ補正を搭載。撮影機能も大幅に増えた。
バッテリーは従来と同じEnduroバッテリーを使用するが、電源管理システムを大幅に改善。5.3K/60pでは70分、5.3K/30pで95分以上、4K/120pで58分、1080/30pで155分以上の連続撮影が可能。
センサーは従来と同じ1/1.9インチで、最大5.3K解像度での撮影が可能。アスペクト比8:7の映像をベースに16:9、4:3、縦長の9:16での撮影にも対応する。
HDRによる動画撮影/静止画撮影をサポート。加えて、GP-Logと各種ルックアップテーブル (LUT) により、プロユーザーにとってはポストプロダクションでの編集やカラーグレーディングでの柔軟性が向上。
手ブレ補正の「Hypersmooth 6.0」に進化。自動ブーストで分析できるデータ量が、5.0との比較で最大4倍になり、より安定した映像が撮影可能になった。リニア+水平ロックで撮影すると、カメラが360回転しても水平を維持して撮影できるとしている。
タイムコード同期も搭載。複数台HERO 12 Blackでシンクロでき、Final Cut ProやAdobe Premierなどの主要なアプリケーションで簡単に編集できる。
ワイヤレスマイクなどと接続できるBluetoothオーディオ接続に対応。ピンマイクやワイヤレスイヤフォンなどのマイクも利用可能で、本体のマイクと別トラック収録できるため、例えば車の外側などにカメラを設置しながら、車内での会話も同時収録できるとのこと。そのほか、最大4台までのBluetoothデバイスと接続できる。
本体底面のマウントフィンガーの中央部分に1/4-20ネジ穴を新搭載。GoPro用のアクセサリーだけでなく、様々なカメラマウントやアクセサリーも利用できるようになった。
1/1.9型CMOSセンサーを搭載。ディスプレイは、背面が2.27型、前面が1.4型。最大5.3Kの動画記録に対応する。電源は、取り外し可能な1720mAhのEnduroバッテリーを装備。保護ハウジングなしで水深10mまで対応する防水性能を備える(保護ハウジングありで60m)。
また、新しいアクセサリーの「Maxレンズモジュラー2.0」では、4K/60pでの撮影で177度の広い視野角を実現。「Maxレンズモジュラー2.0」を使用すると、Max Wide (マックスワイド)、Max SuperView (マックススーパービュー)、そして抜群の臨場感を生み出す新しいMax HyperView (マックスハイバービュー) という3種類の視野角設定でビデオや写真を撮影できる。8:7センサーをフル活用し、ワイドスクリーン撮影時は36%ワイドに、縦向き撮影では縦の視野角が48%広がる (HER012 Blackの標準レンズとの比較)。「Maxレンズモジュラー2.0」に採用されているガラスは、従来製品と比べて傷への耐性が2倍にアップ。撥水性レンズコーティングを施しているため、水滴を弾くほか、耐久性にも優れている。
サイズは71.8(幅)×50.8(高さ)×33.6(奥行)mm。重量は154g(カメラ本体とマウントフィンガー+バッテリー)、121g(バッテリーを除く)。
価格は本体のみが62,800円、Maxレンズモジュラー2.0とのセットが75,600円、予備バッテリーやヘッドストラップなどがセットになったアクセサリーセットが70,800円。
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