サイトロンジャパンは、Anhui ChangGeng Optical Technology(Venus Optics)のレンズブランド「LAOWA」より、ブランド初のオートフォーカス機能搭載レンズ【LAOWA 10mm F2.8 ZERO-D FF】を、4月19日に発売する。ソニーFEマウント用、ニコンZマウント用、キヤノンRFマウント用、Lマウント用をラインアップ。
LAOWAブランドを立ち上げたVenus Optics社の創立10周年を記念して、初のオートフォーカス機能搭載レンズを開発。
オートフォーカス機能を搭載したマウントはソニーFEマウントとニコンZマウントの2機種。STMステッピングモーターの採用により、駆動音も静かで素早くフォーカスを合わせることが可能。キヤノンRFマウント用、Lマウント用はマニュアルフォーカスを採用する。
10mmの焦点距離でありながら非魚眼レンズで130度という広い画角は、遠近の空間が視覚的に誇張されるので風景や建築などの撮影に最適。非球面レンズ2枚、EDレンズ3枚を含む9群15枚のレンズ構成を採用。色収差の発生を抑えながら画面中心から周辺に至るまでシャープでコントラストの高い描写を得ることが可能。
F2.8の大口径により、速いシャッタースピードの選択や低感度のISOを使用することで、低照度下での撮影を可能にするので、星景写真にも最適。
ディストーション(歪み)を極限まで抑えた「ZERO-D」設計を採用しており、LAOWAの広角レンズでは最広角となるZERO-D仕様のレンズ。
広角でありながら最短撮影距離はわずか12cmで、被写体を強調しながらも遠近感のある、マクロレンズのような効果的な撮影も可能。5枚の絞り羽根により、美しい10点の光芒が生成される。
前玉が張り出していないので、77mmの円形フィルターを装着可能。フィルターを使用することで、より撮影したいイメージを実現できる。
主な仕様は、焦点距離が10mm、絞り範囲(F値)がF2.8~F22、画角が130.4度、フォーマットがフルフレーム、レンズ構成が9群15枚(非球面レンズ2枚、EDレンズ3枚を含む)、絞り羽根枚数が5枚、最短撮影距離が12cm、最大撮影倍率が0.24倍、フィルター径が77mm。
サイズは約82×70.8mm(直径×長さ)、重量は約420g(レンズフード、レンズキャップを含まず)。なお、サイズおよび重量はマウントにより異なるとのこと。
店頭予想価格は150,000円前後。
焦点距離:10mm 絞り範囲(F値):F2.8‐F22 画角:130.4° フォーマット:フルフレーム レンズ構成:9群15枚 (非球面レンズ2枚、EDレンズ3枚を含む) 絞り羽根枚数:5枚 最短撮影距離:12cm 最大撮影倍率:0.24倍 フォーカシング: SONY FE, Nikon Z/オートフォーカス(AF) Canon RF, L mount/マニュアルフォーカス(MF) フィルタースレッド:φ77mm サイズ:約φ82 x 70.8mm 質量:約420g(レンズフード、レンズキャップを含まず) マウント:SONY FE/Nikon Z/Canon RF/L mount |
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