SL-1200GR2

テクニクス【SL-1200GR2】高い回転精度と低振動を実現した新モーター駆動技術「ΔΣ(デルタシグマ)-Drive」を採用したターンテーブ

パナソニックは、「テクニクス」ブランドより、ダイレクトドライブターンテーブルシステム【SL-1200GR2】を、10月下旬より発売する。

高い回転精度と低振動を実現した新モーター駆動技術「ΔΣ(デルタシグマ)-Drive」を採用したターンテーブ。独自のデジタルアンプ技術のノウハウを活かし、新モーター駆動技術「ΔΣ-Drive」を開発。モーター回転時のわずかな回転ムラや微振動を低減し、安定した回転を実現。

安定した回転を実現する、シングルローター型コアレス・ダイレクトドライブ・モーターを引き続き搭載。ローター磁石の磁力を極限まで向上させ、コアレスステーターとローター磁石のギャップを最適化することで、コギングを排除しながら高いトルク性能を実現した。

安定した回転精度に加え、立ち上がり時間0.7秒(33 1/3回転)を実現。さらに磁気回路の効率を向上させるとともに、磁束漏れを防ぐローターヨークを設けることで、磁気によるカートリッジへの影響も排除した。

モーターの回転制御を行なう高性能マイコンを搭載した電気回路は、上記モーターとプラッターに合わせて専用にチューニング。正確で安定した動作制御だけでなく、33 1/3rpm、45rpmに加え、SP盤再生用の78rpmの回転数切り替えにも対応。±8%/±16%の範囲で回転速度を調整できるピッチコントロール機能も、デジタル制御による安定した速度調整が行なえる。

また、フルデジタルアンプ開発で培ったノウハウを活用したローノイズかつ電圧変動の少ないスイッチング電源を搭載。リファレンスクラス「SL-1000R」と同等のノイズ除去回路「Current Injection Active Noise Cancelling」を採用した。

主な仕様は、回転数が33 1/3、45、78rpm、回転数調整範囲(ピッチ切替)が±8%、±16%、起動トルクが2.2kg・cm、起動特性が0.7秒(33 1/3rpm時)、ワウ・フラッターが0.025% W.R.M.S.。トーンアーム形式はユニバーサルS字形トーンアーム スタティックバランス型で、アーム有効長は230mm。

本体サイズは453×372×173mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約11.5kg。カラーはシルバー、ブラック。

価格は250,000円。

消費電力11w
付属品ターンテーブル×1、ターンテーブルシート×1、ダストカバー×1、EPレコード用アダプター×1、バランスウェイト×1、補助ウェイト×1、カートリッジスペーサー×1、シェル×1、オーバーハングゲージ×1、カートリッジ取付ねじ(1セット)、PHONOケーブル×1、PHONOアース線×1、電源コード×1
回転方式ダイレクトドライブ式
回転数33 1/3、45、78 rpm
モーターブラシレスDC モーター
カードリッジJIS 規格12.7 mm(1/2 インチ)取付間隔
電源AC 100 V、50 / 60 Hz

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