SHANLING【SHANLING H2】プレーヤー機能搭載ポータブルDAC/AMP

MUSINは、SHANLINGブランドより、MicroSDカードスロットを備え、ローカル音源再生機能(音楽プレーヤー機能)を備えたポータブルDAC/AMP【SHANLING H2】を、2月29日に発売する。

USB DACやBluetoothレシーバー機能に加え、SDカードのローカル再生もできるポータブルDACアンプ。

底面のMicroSDカードスロットによる、ローカル再生機能を搭載し、単体での音楽再生を可能にした。専用APP「EddictPlayer」の「SyncLink機能」を利用し、スマートフォンと【H2】をペアリングすることでSDカード内の楽曲ライブラリにアクセスすることも可能。

DAC部には、Cirrus Logicの面積を最小限に抑えながら、ダイナミックレンジに優れセパレーションに長けた、業界内でも高指標を実現している「CS43198」を搭載した。30年以上の歴史を誇る、高精度なチューニング技術により、コンサートシーンを彷彿とさせるピュアサウンドクオリティと、ハイエンドを継承するチューニングを実現。

従来機から、より高品質な小規模設計を実現するべく、新開発のオペアンプ回路を搭載した。低ノイズ、ハイスピードレスポンスに定評のあるSG Micro製「SGM8262-2」をデュアルで採用し、フィルタリングコンデンサにはELNA製アルミ電解コンデンサ「Silmic II」を採用している。

USBチップはXMOS製「XU208」で高い演算処理性能、低消費電力、低レイテンシーを達成した、USBアシンクロナスオーディオデコーディングを実現した。

ローカル再生時は最大192kHzまでのPCMとDSD 64のハードウェアデコード、DSD 128のソフトウェアデコードに対応。USB DAC時は最大384kHzまでのPCM、DSD 256のハードウェアデコードができる。

出力は3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスを備え、ゲインはHigh/Lowの2段階。最大出力は3.5mmシングルエンド/Highゲインで180mW@32Ω、4.4mmバランス/Highゲインで680mW@32Ω。

電源とデジタル信号伝送に、それぞれ独立したType-Cコネクタを搭載した、セパレート構造を採用。充電ポートとUSBデジタル伝送ポートを分離することで、電源に由来する悪影響や干渉を低減。そして、デュアルポート設計により、充電しながらもクリーンなサウンドでの音楽体験を可能にし、自由でカジュアルなシーンに合わせた運用が可能。

内蔵バッテリーは2,100mAhで、連続再生時間は3.5mmシングルエンド使用時で12.5時間、4.4mmバランス使用時で10.5時間。Bluetooth 5.0に準拠し、受信コーデックとしてSBC、AAC、LDACをサポート。

スマートフォンやタブレットへ接続し、ポータブルDAC/AMP、PCへ接続しデスクトップDAC/AMPとして運用することができる。さらに、UAC1.0モードを有効にすることで、家庭用機などのゲームコンソールのUSB-DAC/AMPとして動作。日本オーディオ協会の「ハイレゾオーディオ」認証を取得し、「ハイレゾワイヤレスオーディオ」にも対応。

0.99型のLCDディスプレイやインジケーターLEDを搭載。インジケーターLEDはサンプリング周波数ごとに発光色が変わり、ステータスを簡単に把握できる。

シンプルで操作性に優れたワンハンドデザインを採用し、ボディには航空機グレードのマグネシウム-アルミニウム合金を採用した。軽量で薄く、滑らかな曲線をボディラインに採用することで、片手で持ちながら操作系統へもアクセスできる、操作性に優れたワンハンドデザインを実現した。

サイズは71.5×100×21.5mm、重さは185g。USB Type-A to Type-C充電ケーブル、USB Type-C to Type-C OTGケーブルなどが付属する。

価格はオープンプライス、店頭予想価格は27,940円前後。カラーはブラックとシルバーの2色。

オプションとして、PUレザーを採用した専用レザーケースも用意る。別売りの専用レザーケースは、コンパクトで片手での操作を完結することができる、H2のデザインを妨げず、ダイヤルにもスムーズにアクセスできるデザインを採用。衝撃・擦り傷から外装面を保護できる。カラーはブラウン。

価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2,420円前後。

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@Monoqlo365