INZONE H5 (WH-G500)のメリット・デメリット
メリット
- 約260gの軽量設計で、長時間のゲームプレイでも頭部への負担を抑えやすい。
- ナイロン素材のイヤーパッドと柔らかなヘッドクッションを採用し、肌触りと圧力分散に配慮している。
- 40mmドライバーとゲーム向けの音質調整により、迫力のある効果音と細かな足音の再現を両立している。
- PCでは360 Spatial Sound for Gamingと立体音響の個人最適化を利用できる。
- 付属USBトランシーバーによる低遅延2.4GHzワイヤレス接続と、3.5mm有線接続を使い分けられる。
- AIを活用した高精度ボイスピックアップテクノロジーにより、通話相手に伝わる環境ノイズを抑えられる。
- 最大28時間の連続音声再生に対応し、10分の充電で約3時間使用できる。
- 充電しながらワイヤレスで使用できるため、バッテリー残量が少ない場合にも対応しやすい。
- ゲームとボイスチャットの音量バランスを本体で調整できる。
- PS5とのワイヤレス接続では、音量やバッテリー残量、マイクのミュート状態をゲーム画面で確認できる。
デメリット
- Bluetooth接続に対応しておらず、スマートフォンとBluetoothで手軽に接続する使い方はできない。
- 周囲の騒音を低減して装着者に聞こえにくくする、アクティブノイズキャンセリングは搭載していない。
- 3.5mm有線接続時は、本体の音量調節とゲーム/チャットバランス調整、INZONE Hubを利用できない。
- PC向けの立体音響バーチャライザーや個人最適化機能は、PS5接続時には利用できない。
- USBトランシーバーはUSB Type-A端子のため、接続先に対応するUSB端子が必要になる。
- 最大28時間のバッテリーは、従来のINZONE H7の最大40時間より短い。
- 軽さや側圧への配慮はあるものの、頭の形や眼鏡との組み合わせによって装着感には個人差がある。
INZONE H5の概要
INZONE H5は、プロeスポーツチームFnaticの監修を受けた、ソニーのワイヤレスゲーミングヘッドセットです。約260gの軽量ボディに40mmドライバーとAIを活用した通話用ノイズ低減技術を搭載し、ゲーム内の音を聞き取る性能と、仲間へ声を届ける性能の両方を重視しています。低遅延の2.4GHzワイヤレス接続に加え、3.5mm有線接続にも対応。PCでの細かな音質調整やPS5との連携機能も備え、長時間のゲームを快適に楽しみたいユーザーに向けた一台です。
INZONE H5の特徴
ゲームの情報を聞き取りやすくする音響設計
- 40mmドライバー:ソニーの音楽用ヘッドホンで培った振動板形状を採用しています。高域の再生能力と振動板の動きやすさに配慮し、細かな足音から迫力ある爆発音まで、幅広いゲームサウンドを再現します。
- 低音を整えるハウジング構造:ハウジングに設けたダクトで低域をコントロールします。低音の迫力を生かしながら、ゲームの臨場感を引き出す設計です。
- 微細音と定位を重視したチューニング:競技性の高いゲームで重要になる、小さな音の聞き取りや音の方向の把握を意識しています。画面に映っていない相手の動きを、音から判断する場面を支えます。
- Fnaticとの商品共創:プロ選手による実際のゲームプレイ環境での製品テストを取り入れ、音質や装着性などを追求しています。
PCで活用できる立体音響とカスタマイズ
- 360 Spatial Sound for Gaming:ゲーム向けに最適化された立体音響技術です。対応するPC環境でINZONE Hubの立体音響設定を有効にすると、ゲーム本来の7.1chサウンドを生かした音場表現を楽しめます。
- 耳の形に合わせた個人最適化:スマートフォンアプリ「360 Spatial Sound Personalizer」で耳の画像を撮影し、PCのINZONE Hubと連携することで、耳の形による聞こえ方の違いに配慮した設定を行えます。
- イコライザー調整:INZONE Hubで音質を変更できます。ゲームタイトルや好みに合わせて、音のバランスを調整できる点が魅力です。
- 利用環境による機能の違い:PC向けの立体音響バーチャライザーと個人最適化は、PS5接続時には利用できません。PS5では、本体側のTempest 3D AudioTechによる立体音響を楽しむ構成です。
長時間のプレイを考えた軽量設計
- 約260gの本体重量:従来のINZONE H7の約325gから65g軽量化しています。ヘッドバンドやハウジングの小型化によって、長時間装着した際の負担軽減を図っています。
- 側圧を約20%低減:INZONE H7に対して、頭を左右から挟む力を約20%低減しています。装着時の安定性を保ちながら、締め付け感を抑えることを目指しています。
- ナイロン素材のイヤーパッド:肌触りに配慮した素材と反発力の低いクッションを採用しています。耳周りに触れる面で圧力を分散し、長時間の装着を支えます。
- 無段階調整のヘッドバンド:スライダーを無段階で調整できるため、頭のサイズに合わせて装着位置を細かく合わせられます。
- 耳周りの空間を確保:ハウジングは小型化しながら、耳周りにはINZONE H7と同等の空間を確保しています。耳が内部に触れる不快感にも配慮した構造です。
仲間との連携を支えるマイク性能
- 両指向性ブームマイク:口元へマイクを配置できるブーム形状を採用しています。不要な音を抑え、ボイスチャットで声を届けやすくする設計です。
- 高精度ボイスピックアップテクノロジー:AIの機械学習を活用した音声処理によって、発話者の声と環境ノイズを分離します。キーボードやコントローラーの操作音などが、通話相手に伝わることを抑えます。
- フリップアップミュート:マイクを跳ね上げる操作でミュートできます。マイクの位置からオン・オフの状態を直感的に把握しやすい仕組みです。
- ゲーム/チャットバランス調整:対応するワイヤレス接続環境では、本体のボタンからゲーム音と通話音の音量バランスを変更できます。ゲーム全体の音量とは別に、仲間の声の聞こえ方を調整できます。
無線と有線を使い分けられる接続性
- 2.4GHzワイヤレス接続:付属のUSBトランシーバーを使用します。ゲーム向けの低遅延アルゴリズムを採用し、映像と音のタイミングを重視した接続方式です。
- 3.5mm有線接続:付属の約1.5mのヘッドホンケーブルで接続できます。バッテリー切れの際にも、有線へ切り替えて使用できます。
- 有線接続時の制限:ヘッドホンケーブルを接続すると本体の電源がオフになります。本体の音量調節、ゲーム/チャットバランス調整、INZONE Hubは利用できないため、音量は接続先で調整します。
- Bluetoothは非対応:無線接続は専用USBトランシーバーを使用する方式です。Bluetoothヘッドホンのように、スマートフォンと直接ペアリングすることはできません。
ゲームを中断しにくいバッテリーとPS5連携
- 最大28時間の連続音声再生:長時間のプレイにも対応できるバッテリーを搭載しています。実際の使用時間は、設定や使用環境などによって異なります。
- 10分の急速充電:10分の充電で約3時間使用できます。プレイ直前に充電不足へ気付いたときにも役立ちます。
- 充電しながら使用可能:付属のUSBケーブルで充電しながら、本体を使用できます。音声はUSBトランシーバーによるワイヤレス接続で受信するため、USB充電と3.5mm有線接続は別の使い方です。
- Perfect for PlayStation 5:PS5とのワイヤレス接続では、ゲーム画面に音量、バッテリー残量、マイクのミュート状態などを表示できます。Tempest 3D AudioTechにも対応しています。
選べるカラーと環境への配慮
- ホワイトとブラックの2色:明るいデスク環境にも、落ち着いたゲーム環境にも合わせやすいカラーバリエーションです。
- プラスチック使用量ゼロの個装パッケージ:コーティングや接着に用いる材料を除き、個装パッケージのプラスチック使用量ゼロを実現しています。
- 再生プラスチックを一部に使用:本体とUSBトランシーバーの一部部品に使用する樹脂素材へ、再生プラスチックを採用しています。
INZONE H5のスペック一覧
| 項目 | 仕様・内容 |
|---|---|
| 製品名 | INZONE H5 |
| 型名 | WH-G500 |
| メーカー | ソニー |
| 製品カテゴリー | ワイヤレスゲーミングヘッドセット |
| 発売日 | 2023年10月27日 |
| 価格区分 | オープン価格 |
| 発売時の店頭予想価格 | 25,300円前後 |
| 本体カラー | ホワイト、ブラック |
| 装着方式 | オーバーヘッド/耳覆い型/両耳用 |
| 型式 | 密閉ダイナミック型 |
| ドライバーユニット | 40mm |
| 感度 | 89dB |
| 再生周波数帯域 | 5Hz~20,000Hz(IEC) |
| アクティブヘッドホン部の周波数特性 | 5Hz~20,000Hz(IEC) |
| インピーダンス | 21Ω(1kHzにて) |
| 本体質量 | 約260g |
| イヤーパッド素材 | ナイロン |
| ヘッドバンド調整 | 無段階スライダー |
| 接続方式 | 2.4GHzワイヤレス接続/3.5mm有線接続 |
| ワイヤレス接続機器 | 付属USBトランシーバー |
| USBトランシーバー端子 | USB Type-A |
| USBトランシーバー切替 | PC/PS5 |
| Bluetooth | 非対応 |
| 有線接続端子 | 3.5mmミニジャック |
| ヘッドホンケーブル | 約1.5m、片出し、着脱式 |
| ケーブルのプラグ仕様 | 金メッキL型4極ミニプラグ |
| マイク形状 | ブームマイク |
| マイク指向性 | 両指向性 |
| 通話用ノイズ低減 | AIを活用した高精度ボイスピックアップテクノロジー |
| マイクミュート | 対応、フリップアップ方式 |
| 本体音量操作 | 音量調節ダイヤル搭載。3.5mm有線接続時は使用不可 |
| ゲーム/チャットバランス | 本体ボタン、PCソフトウェアで調整可能。3.5mm有線接続時は使用不可 |
| PC用ソフトウェア | INZONE Hub |
| イコライザー | 対応、INZONE Hubで設定 |
| PC向け立体音響 | 360 Spatial Sound for Gaming。INZONE Hubで立体音響設定を有効にして使用 |
| 立体音響の個人最適化 | 対応。INZONE Hubとスマートフォンアプリ「360 Spatial Sound Personalizer」で設定 |
| PS5向け立体音響 | Tempest 3D AudioTech対応 |
| PS5画面上の状態表示 | 音量、バッテリー残量、マイクミュート状態など |
| アクティブノイズキャンセリング | 非搭載 |
| 連続音声再生時間 | 最大28時間 |
| 充電時間 | 約3.5時間 |
| 急速充電 | 10分充電で約3時間使用可能 |
| 充電端子 | USB Type-C |
| 充電中の使用 | 対応 |
| 付属USBケーブル | USB Type-A-USB Type-C、約1.5m |
| 主な付属品 | USBケーブル、ヘッドホンケーブル、USBトランシーバー、使用上のご注意/主な仕様、保証書 |
| 保証書の形式 | 使用上のご注意/主な仕様に記載 |
| パッケージの環境配慮 | プラスチック使用量ゼロ。コーティングや接着に用いる材料を除く |
| 再生プラスチック | 本体とUSBトランシーバーの一部部品に採用 |
INZONE H5の総合評価とレビュー
INZONE H5の魅力をひと言で表すなら、「ゲームに必要な性能を、長く使い続けやすい形にまとめたヘッドセット」です。多機能さを前面に押し出すのではなく、音を聞く、声を届ける、快適に装着するという基本に力を注いでいます。Bluetoothやアクティブノイズキャンセリングを省いた構成には割り切りもありますが、PCやPS5の前でじっくり遊ぶという用途に絞れば、その狙いは分かりやすいでしょう。あれもこれも一台で済ませる万能型ではなく、自宅のゲーム環境に腰を据えて使う実用型として見ると、評価しやすい製品です。
とりわけ注目したいのが、約260gという重量です。ヘッドセット選びではドライバーの大きさや立体音響の名称に目を奪われがちですが、実際の満足度を左右するのは、数時間後にも自然に着けていられるかどうか。音が魅力的でも、頭頂部の重さや耳周りの圧迫が気になると、ゲームへの集中は途切れてしまいます。INZONE H5は従来のH7から65g軽くなっており、装着し続ける道具としての負担を見直した点を高く評価できます。派手ではありませんが、日常的に遊ぶ人ほど意味を感じやすい改良です。
ただし、軽さと快適さは同じではありません。側圧が低減されていても、頭の幅や耳の位置、眼鏡のつるの厚みで当たり方は変わります。したがって、「軽いから誰にでも快適」と断定するのは避けたいところです。試着できる場合は、耳が内部へ触れないか、頭頂部だけに重さが集中していないか、眼鏡と干渉しないかまで確かめると、自分との相性を判断しやすくなります。
ナイロン素材のイヤーパッドも、長時間使用を考えるうえで重要です。肌に触れる面の感触や、汗をかいたときのべたつきは、数値化しにくいながら使い心地に直結します。柔らかなクッションと合わせて、装着中の存在感を抑えようとする構成には好感が持てます。一方、通気性への配慮があることと、蒸れを完全に防げることは別です。夏場や暖房の効いた部屋で使うなら適度な休憩は必要ですし、遮音性まで同時に高いと考えるべきでもありません。快適性を重視した素材の選び方として受け止めるのが自然でしょう。
音響面では、「迫力」と「情報の聞き取り」を両立しようとしている点が特徴的です。爆発音や銃声の力強さはゲームの楽しさにつながりますが、対戦ではその陰にある足音や装備の操作音も大切になります。INZONE H5は40mmドライバーと低域を整えるダクトを備え、微細音や定位を重視した調整を採用しています。単に低音が強い製品を選ぶのではなく、何が鳴っているのか、どの方向から聞こえるのかを把握するためのヘッドセットとして検討できるのが強みです。
もっとも、ヘッドセットを替えるだけで相手の位置が必ず分かるわけではありません。音の手掛かりの豊かさは、ゲーム側の音響設計や設定、プレイヤーの慣れにも左右されます。Fnaticの監修は開発の方向性を知る材料にはなりますが、勝率を保証するものではないでしょう。大切なのは、これまで聞き逃していた音へ気付きやすくなり、その情報を自分の判断へ結び付けられるかどうかです。競技向けという言葉だけで期待を膨らませるより、普段遊ぶタイトルで必要な音を整理する道具として捉えると、製品の役割がはっきりします。
PCで使うなら、INZONE Hubによる調整の余地も見逃せません。購入時の音が好みに合うかどうかだけでなく、ゲームごとに聞こえ方を整えられることに価値があります。立体音響や耳の形に合わせた個人最適化も、こうした調整の一部です。ただ、立体音響は常に有効にすればよい機能ではありません。ゲーム内の音響設定との組み合わせによって、分かりやすいと感じる状態は変わります。最初から多くの設定を重ねるより、基本の状態と比較しながら、自分が方向や距離をつかみやすい設定を探すほうが納得して使えるでしょう。
PS5での使い勝手は、PCとは別の魅力があります。ワイヤレス接続時に音量やバッテリー残量、マイクのミュート状態を画面で確認できるため、ヘッドセットを外したり、操作部を見直したりする手間を減らせます。ゲーム/チャットバランスを耳元で調整できることも、仲間と遊ぶ人には便利です。一方で、PC向けの立体音響バーチャライザーや個人最適化が、そのままPS5でも動作するわけではありません。PS5ではTempest 3D AudioTechを利用するという違いを理解しておけば、接続後の戸惑いを避けられます。
マイクは、装着者本人よりも通話相手の満足度に影響する部分です。自分には気にならないキーボードの打鍵音でも、相手には会話を邪魔する音として届くことがあります。AIを活用した高精度ボイスピックアップテクノロジーは、こうした場面で役立つ方向の機能です。単に声を大きく拾うだけでなく、声以外の音を抑えることへ力を入れている点は、チーム戦向けの製品として理にかなっています。音を聞く側の性能と、伝える側の性能を一緒に整えたい人にとって、専用ヘッドセットを選ぶ理由になるでしょう。
ただし、ノイズ低減の強さと声の自然さは、同じ評価軸ではありません。不要な音が減っても、声質やマイク位置、通話アプリ側の処理によって、相手が受ける印象は変わります。録音や配信で声の質感まで丁寧に残したい場合は、専用マイクとの役割の違いも意識したいところです。INZONE H5のマイクは、まずゲーム中の意思疎通を円滑にするためのもの。そのうえで、跳ね上げるだけでミュートできる仕組みは、急な会話や離席に対応しやすく、複雑な操作を増やさない実用的な長所です。
接続性で評価したいのは、ワイヤレスを主役にしながら、有線という逃げ道を残していることです。普段はケーブルを気にせず遊び、充電を忘れたときには3.5mm接続へ切り替えられます。無線環境の影響が気になる場面にも、選択肢がある安心感は小さくありません。ただし、有線接続は無線時の機能をすべて維持する別ルートではなく、使える機能を絞った接続方法です。本体で音量を変えられないことや、INZONE Hubを使えないことは、購入前に理解しておきたい制約になります。
この違いから、INZONE H5は有線接続を中心に使う人より、ワイヤレスを中心に使う人に向いています。有線を常用すると、本体の操作性やPCソフトウェアとの連携といった魅力を十分に生かしにくくなるためです。反対に、無線の自由さを求めつつ、電池切れで遊べなくなる状況は避けたいという人には、よく考えられた構成でしょう。「無線と有線の両対応」という仕様を、二つの方式が完全に同等と捉えず、主用途と予備手段に分けて考えると、購入後の使い方が具体的になります。
最大28時間のバッテリーも、単独の数字だけで評価するより、充電のしやすさと一緒に見たい部分です。従来のH7より公称時間は短くなっていますが、10分で約3時間使える急速充電と、充電中も使用できる仕組みが用意されています。毎日充電する習慣がなくても対応しやすく、休憩時間に補充できるのは心強いところ。一方、充電しながら使う場合はケーブルがつながるため、ワイヤレス本来の身軽さは薄れます。最大時間を使い切る前に、プレイ後の充電を習慣にするほうが快適です。
弱点として大きいのは、Bluetoothとアクティブノイズキャンセリングの不在でしょう。スマートフォンの音楽再生や着信まで一台にまとめたい人には、接続の柔軟性が物足りなく感じられます。また、換気扇や空調などの音が気になる部屋では、ヘッドセットの再生性能だけで集中しやすさを補いきれません。通話用のAIノイズ低減は、相手へ送る声を整える機能であり、自分に聞こえる室内騒音を消す機能ではない点にも注意が必要です。静かな場所を確保できるかどうかが、この製品との相性を左右します。
長く使う道具としては、クッション類の状態も気に掛けたいところです。ユーザー投稿にはヘッドバンド表皮の剥がれを指摘する例がありますが、限られた投稿だけで製品全体の耐久性や発生頻度を判断することはできません。それでも、軽量さや初期の装着感だけでなく、肌に触れる部分を清潔に保ち、使用後の汗や湿気へ配慮する視点は持っておきたいものです。使い心地が大切な製品だからこそ、日々の扱い方も満足度の一部になります。
総合すると、INZONE H5をおすすめしやすいのは、PCまたはPS5で長く遊び、ボイスチャットもよく使い、機能の多さより軽さと操作の分かりやすさを重視するユーザーです。反対に、スマートフォンとのBluetooth接続、強い騒音対策、有線時にも変わらない操作性を求める人には、別の選択肢が合うでしょう。この製品の強さは、すべてを備えることではなく、ゲーム中に繰り返し使う基本を丁寧に整えていることにあります。用途が合えば、遊びの邪魔をせず、必要な音と仲間の声へ意識を向けやすくしてくれる一台と評価できます。
※セール開催・内容・価格等は、予告なく変更となる場合がございます。正確な情報は、販売ページ上でご確認ください。
NZONE H5とH7・H9の違いを比較
軽さと有線接続ならH5、バッテリー持続時間とBluetooth接続ならH7、ノイズキャンセリングによる集中しやすさならH9が、それぞれの選びどころです。型番の数字だけで優劣が決まるのではなく、必要な機能によって向いているモデルが変わります。
INZONE H5・H7・H9の比較表
比較対象のH9は、WH-G900Nの初代モデルです。INZONE H9 IIとは異なります。
| 項目 | INZONE H5 | INZONE H7 | INZONE H9 |
|---|---|---|---|
| 型名 | WH-G500 | WH-G700 | WH-G900N |
| 主な特徴 | 軽量設計、有線接続、AIによる通話用ノイズ低減 | 長時間バッテリー、Bluetooth同時接続 | ノイズキャンセリング、外音取り込み、Bluetooth同時接続 |
| 本体重量 | 約260g | 約325g | ホワイト:約330g ブラック:約335g |
| ドライバー | 40mm | 40mm | 40mm |
| 型式・装着方式 | 密閉ダイナミック型・耳覆い型 | 密閉ダイナミック型・耳覆い型 | 密閉ダイナミック型・耳覆い型 |
| イヤーパッド素材 | ナイロン | ナイロン | ソフトフィットレザー(合成皮革) |
| 2.4GHzワイヤレス接続 | 対応、付属USBトランシーバー使用 | 対応、付属USBトランシーバー使用 | 対応、付属USBトランシーバー使用 |
| 3.5mm有線接続 | 対応 | 非対応 | 非対応 |
| Bluetooth | 非対応 | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
| Bluetoothコーデック | ― | SBC、AAC | SBC、AAC |
| 2.4GHzとBluetoothの同時接続 | 非対応 | 対応 | 対応 |
| アクティブノイズキャンセリング | 非搭載 | 非搭載 | 搭載 |
| 外音取り込み | 非対応 | 非対応 | 対応 |
| 通話マイク | ブームマイク AIを活用した高精度ボイスピックアップテクノロジー搭載 | ブームマイク | ブームマイク |
| マイクミュート | マイクを跳ね上げてミュート | マイクを跳ね上げてミュート | マイクを跳ね上げてミュート |
| 連続音声再生時間 | 最大28時間 | 最大40時間 | 最大32時間 ※ノイズキャンセリングOFF時 |
| 満充電までの時間 | 約3.5時間 | 約3.5時間 | 約3.5時間 |
| 急速充電 | 10分充電で約3時間使用 | 10分充電で約60分使用 | 10分充電で約60分使用 |
| 充電中の使用 | 対応 | 対応 | 対応 |
| INZONE Hub | 対応 ※3.5mm有線接続時は利用不可 | 対応 | 対応 |
| PC向け立体音響・個人最適化 | 対応 | 対応 | 対応 |
| ゲーム/チャットバランス調整 | 対応 ※3.5mm有線接続時は利用不可 | 対応 ※2.4GHz接続時 | 対応 ※2.4GHz接続時 |
| PS5との連携 | Tempest 3D AudioTech、画面上の状態表示に対応 | Tempest 3D AudioTech、画面上の状態表示に対応 | Tempest 3D AudioTech、画面上の状態表示に対応 |
| カラー | ホワイト、ブラック | ホワイト | ホワイト、ブラック |
PC向けの立体音響・個人最適化には、INZONE Hubなどでの設定が必要です。バッテリー持続時間は接続方法や設定、使用環境によって変わります。また、充電用USBケーブルを接続することと、有線で音声を入力することは別です。H7・H9は、充電中も音声の接続にはワイヤレスを使用します。
使い方に合わせた選び方
長時間の装着負担を抑えたいなら、H5が有力です。 H7より約65g、H9のホワイトより約70g軽く、急速充電も強化されています。通話用のAIノイズ低減や3.5mm接続も備えるため、ゲームとボイスチャットを中心に使う構成としてまとまりがあります。ただし、有線接続時は本体の音量調節などが使えない点に注意が必要です。
ゲーム音とスマートフォンの通話を両立したいなら、H7またはH9が適しています。 2.4GHzでゲーム機やPCにつなぎながら、Bluetoothでスマートフォンへ接続できます。とくにH7は最大40時間のバッテリーが強み。ノイズキャンセリングを必要とせず、充電頻度を抑えたい人に向くモデルです。
空調音などが気になる部屋で集中したいなら、H9が候補になります。 3モデルの中で唯一、アクティブノイズキャンセリングと外音取り込みを搭載しています。その代わり、H5より重いため、静かさと装着時の軽さのどちらを優先するかが選択のポイントです。
なお、H5のAIノイズ低減は「通話相手へ送る声」を整える機能、H9のノイズキャンセリングは「自分に聞こえる周囲の騒音」を抑える機能です。目的が異なるため、同じ「ノイズ対策」として比較しないことが大切です。
※セール開催・内容・価格等は、予告なく変更となる場合がございます。正確な情報は、販売ページ上でご確認ください。


