EVICIV M160C01

レビュー【EVICIV M160C01】大きさと解像度のバランスが良い、120Hz駆動/100%sRGB対応の16型WQXGAゲーミングモバイルモニター

リフレッシュレート120Hzに対応した16型WQXGA(2,560×1,600ドット)モバイルモニター 【EVICIV M160C01】を試用した。

解像度がWQXGA(2,560×1,600ドット)の16型非光沢(ノングレア)IPSパネルを採用したモバイルモニター 。高輝度500cd/m2の高輝度液晶はsRGB100%の広色域に対応、ゲームプレイや動画鑑賞だけでなく、写真や動画の編集作業などにも最適。10bitカラーパネルを採用し画像をより鮮やかに、美しく忠実に色再現。リフレッシュレート120Hzに対応し、画面のズレ(ティアリング)や、カクつき(スタッタリング)を抑えるFreeSyncもサポートする。

主な仕様
外形画面サイズ:16インチ
アスペクト比:16:10
パネル:IPS
パネルタイプ:非光沢
外見:通常型
視野角:水平178°/垂直178°
本体サイズ:360×231×10mm
本体重量:802g
パラメーターType-C一本対応:Yes
解像度:2K(2560×1600)
表示色:1.07B(8bit+FRC)
色域:100%sRGB
コントラスト比:1200:1
リフレッシュレート:120Hz
応答速度:3~5ms(GTG)
輝度:500cd/m2
内蔵スピーカー:2×8Ω1W
消費電力:12W
タッチ対応:非対応
重力センサー:無し
内蔵バッテリー:無し
VESAマウント:75×75mm
VESAネジ穴:M3×4mm(太さが3mm、長さが4mm)
入力端子1×mini HDMI(映像入力)
1×USB Type-C(給電)
1×USB Type-C(映像入力+給電)
出力端子1×3.5mmイヤホンジャック
付属品1×モニター
1×mini HDMI to HDMIケーブル
2×USB Type-C to Type-Cケーブル
1×ACアダプター
1×カバー兼スタンド
1×取扱説明書
EVICIV M160C01
EVICIV M160C01
EVICIV M160C01
開封するとディスプレイが見える
EVICIV M160C01
ディスプレイ下には取扱説明書やアクセサリ類が入っている

白を基調とした化粧箱に梱包されている。シンプルなデザイン。梱包もしっかりとしていて、安心感がある。

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付属のアクセサリ類
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日本語対応の取扱説明書

同梱物は、【EVICIV M160C01】本体、USB Type-C to Type-Cケーブル×2、mini HDMI to HDMIケーブル、USB PD対応電源アダプター、カバー兼スタンド、取扱説明書となっている。

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USB Type-C to Type-Cケーブルの長さは約100cm。

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mini HDMI to HDMIケーブルの長さは約100cm。

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USB PD30Wに対応の電源アダプター
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プラグは持ち運びに便利な折り畳み式
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電源アダプターの実測重量は70g

電源アダプターはPD30Wに対応したUSB Type-Cポートを1口備える。もちろん、PSEマークも所得している。

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EVICIV M160C01
カバー兼スタンドには磁石が内蔵
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上部に磁石が内蔵
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溝がありスタンドにした時のディスプレイの滑り止めとなる
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折りたたむことで厚みがでてディスプレイがより滑らなくなる
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カバー兼スタンドには磁石が内蔵されおり、【EVICIV M160C01】本体の背面に吸着する。カバーとスタンドを別で持ち歩く必要がない。

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EVICIV M160C01
iPhone 14 Pro Maxと比較

外観は、全体が黒で統一されたシンプルなデザイン。

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ディスプレイは、表面が非光沢(ノングレア)仕様なので周りの景色が反射しにくくなっている。外光の映り込みが少なく、長時間の使用でも目への負担が軽い。また、 画面の表面もキズがつきにくい。

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EVICIV M160C01
75×75mmのVESAマウント

背面も、マット仕上げの黒で統一されている。凹凸がなく、中央に75×75mmのVESAマウントが装備されている。モニターアームに接続して使える。

EVICIV M160C01
EVICIV M160C01

ディスプレイの左側面には、上から、スピーカー、USB Type-Cポート×2、HDMI入力ポートを搭載。

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EVICIV M160C01

ディスプレイの右側面には、上から、スピーカー、電源ボタン、OSDメニューボタン、イヤホン端子を搭載。

スピーカーは、モバイルディスプレイとしては普通。ゲームを楽しみたいのならイヤホンやヘッドホンを使うのがオススメ。

EVICIV M160C01
電源ボタンを押すと接続ポートを選ぶことができる。

電源ボタンは、長押しでオン/オフが可能。

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初期ではOSDは英語表記

OSD(On Screen Display)メニューの使い勝手のかなり良い。OSDメニューには設定項目が多く用意され、また操作性のいいジョグダイヤルが採用されているので、好みの設定に素早く切り替えられる。ジョグダイヤルを押し込むとこでOSDメニューが展開する。細かい設定や調整が可能なので自分好みにカスタマイズできる。OSDメニュー詳細については下記で記載している。

ジョグダイヤルは、OSDを呼び出す以外に、上下に動かすことでOSDを開くことなく直接、明るさと音量を調整ができる。

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EVICIV M160C01

スタンドは2段階で角度を調整できる。細かく角度調整ができないのは少し残念である。

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EVICIV M160C01
EVICIV M160C01
EVICIV M160C01
EVICIV M160C01

【EVICIV M160C01】のサイズは360×231mm(幅×奥行き)。

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上部と側部のベゼル幅は実測値5.9mm。

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下部のベゼル幅は実測値8.6mm。

ディスプレイを囲むベゼル幅を狭く抑えたフレームレスデザインを採用しているので、モニターを複数台横に並べて使用するマルチディスプレイ環境にも適している。

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厚さは実測値9.0mm。片手で持ち上げても全くたわまなく、かなり頑丈な印象。

EVICIV M160C01
モバイルモニター本体の実測重量は729g
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カバー兼スタンドの実測重量は379g

モバイルモニター本体の実測重量は729g。カバー兼スタンドの実測重量は379g。薄くて軽いので持ち運びにも便利。堅牢性と耐久性を高めつつも軽量薄型設計となっている。

EVICIV M160C01
EVICIV M160C01

ディスプレイはサイズが16型、解像度が2K(2,560×1,600ドット)、アスペクト比が16:10、パネルがIPS。アスペクト比が16:10の16型ディスプレイなので、作業域が広がり便利。縦方向の面積が増えると無駄なスクロールをしなくてよいなど、使い勝手の良さは数字以上に感じる。

また、「16インチMacbook Pro」と使用してもアスペクト比16:9の15.6型ディスプレイより違和感が少ない。

応答速度が3~5ms(GTG)、リフレッシュレート120Hzに対応しているので最新のゲーム機を快適にプレイできる。また、AMD FreeSyncもサポートする。

DP Alt Mode対応のスマホであれば、USB Type-C接続で大画面でゲームや動画を楽しむことが可能。

EVICIV M160C01
最大輝度
EVICIV M160C01
50%輝度
EVICIV M160C01
最低輝度
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IPSパネル搭載で広い視野角を備える
EVICIV M160C01
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コントラスト比1,200:1、輝度500cd/m2、色域が100%sRGB、表示色数が約10.7億色で鮮やかな色彩表現を実現している。画面は明るく、発色もかなり良い。

斜めから見た場合でも映像を鮮明に映し出すIPSパネル搭載。

インターフェースはmini HDMI、USB Type-C(給電)、USB Type-C(映像入力+給電)を搭載。主流の入力方法に対応している。

OSDメニューには設定項目が多く用意されている。

EVICIV M160C01
OSD:輝度設定

表示モードは、「スタンダード」「ゲーム」「映画」「テキスト」「FPS」「RTS」の6つを用意。

EVICIV M160C01
OSD:画像調節

アスペクトを、自動、16:10、16:9、4:3から選択できる。PS5やSwitchなどのゲーム機でもアスペクト比を固定できるため、16:10に引き伸ばされることなくプレーできる。

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OSD:色設定
EVICIV M160C01
OSD:OSD設定
EVICIV M160C01
OSD:リセット
EVICIV M160C01
OSD:その他
AMD FreeSyncやオーバードライブ(OD)などの設定ができる

液晶ディスプレイの表示品質を調べるために、階調表現力のチェックをしてみた。カラーやモノクロのグラデーション画像を表示し、全体が滑らか に再現できているか確認した。階調表現力に難があると、暗部の黒つぶれや明部の白飛び、中間階調のバンディング(縦や横のすじ)、色かぶりなどが 発生するので、こうした問題がないかを確認すればいい。

以下にカラー・モノクログラデーションのテスト画像を掲載する。設定は初期設定のままで行った。

EVICIV M160C01

赤、緑、青、イエロー、シアン、マゼンタの各色から白もしくは黒へ16段階で変化するグラデーションパターン。

EVICIV M160C01

赤、緑、青、イエロー、シアン、マゼンタの各色から白もしくは黒へ32段階で変化するグラデーションパターン。

EVICIV M160C01

赤、緑、青、イエロー、シアン、マゼンタの各色から白もしくは黒へ64段階で変化するグラデーションパターン。

EVICIV M160C01

赤、緑、青、イエロー、シアン、マゼンタの各色から白もしくは黒へ128段階で変化するグラデーションパターン。

EVICIV M160C01

赤、緑、青、イエロー、シアン、マゼンタの各色から白もしくは黒へ無段階(256段階)で変化するグラデーションパターン。

EVICIV M160C01
64段階
EVICIV M160C01
32段階
EVICIV M160C01
16段階

黒から白へ変化するグラデーションパターン。

明部の白飛び、中間階調のバンディング、色かぶりは少なく、階調表現力はモバイルディスプレイとしては優秀。

EVICIV M160C01

「スタンダード」モード、最大輝度での消費電力は約8.7W程。

動画性能も、リフレッシュレート120HzとOD、FreeSyncなどの効果で、残像を感じることはない。こだわりがある人以外なら十分満足するだろう。

EVICIV M160C01

アスペクト比が16:10の16型サイズと昨今のノートPCで採用されているディスプレイサイズを採用。さらに、リフレッシュレート120Hzに対応し、鮮やかで美しい画面とクオリティが高い筐体の本製品。

さらに、USB Type-Cケーブル1本を接続するだけでセットアップが完了するので、さまざまなシーンで活躍。

デュアルディスプレイ環境で出先での作業を効率化するだけでなく、映画や動画を大画面で鑑賞するというエンターテインメント用途でも重宝する完成度の高いモバイルモニター。

持ち運びもできるモバイルモニターで大画面のもの、高速リフレッシュレートに対応し色鮮やかなゲーミングモニターをお探しの方はぜひ【EVICIV M160C01】をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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