オーディオテクニカ ATH-TWX9
ATH-TWX9は、音楽リスニングからビジネス通話までを高品位にこなすことを狙ったプレミアム完全ワイヤレスイヤホンで、緻密に設計された5.8mmドライバーと3層マルチレイヤー振動板により、高解像かつ見通しの良いサウンドを実現しつつ、デジタルハイブリッドノイズキャンセリングで静寂空間を作り出します。さらに、Snapdragon SoundプラットフォームやaptX Adaptive対応による高品位ワイヤレス伝送、360 Reality Audio対応の立体音場、ビームフォーミングマイクとcVc 8.0による高い通話品質、Qi対応ワイヤレス充電と深紫外線除菌システムを備え、日常使いから出張・通勤まで幅広いシーンで“音と心がつながる空間”を提供するモデルです。
特徴
音質・ドライバー設計
- 高解像5.8mmドライバー搭載:
妥協のない音質とノイズキャンセリング効果の両立を目指して新規設計されたφ5.8mm高解像ドライバーを採用し、静寂空間の中で伸びやかな高域と粒立ちの良い繊細な音を再生します。 - 3層マルチレイヤー振動板:
硬質素材と軟質素材を3層に重ねた振動板により、高い剛性と振動抑制を両立し、不要な付帯音を抑えた雑味のないクリアな音表現とキレの良い低域を実現します。 - 外磁型磁気回路&エッジマウント方式:
小型ドライバーでも豊かな音を再生するため、外磁型磁気回路とエッジマウント方式を採用し、振動板の駆動面積を最大限に確保することで、同口径を超える量感あるサウンドを実現します。 - 超小型ボイスコイルの空中配線:
ボイスコイルを振動板から浮かせて配線する構造により、振動板へのテンションを軽減し、入力信号に忠実な高精細サウンドを再現します。 - スイスSefar社製音響メッシュ:
ユニット背面のダンパー材に高精度メッシュを採用し、空気の流れと出力音圧を最適化することで、高いノイズキャンセリング性能と高解像度再生を両立します。
ノイズキャンセリング・外音コントロール
- デジタルハイブリッドノイズキャンセリング:
左右イヤホンに搭載されたMEMSマイクと高感度ドライバーを組み合わせたハイブリッド方式で、環境ノイズを高精度に打ち消し、集中しやすい静寂空間を生成します。 - パーソナライズ・ノイズキャンセリングシステム:
専用アプリ「Connect」から装着状態や耳の特性を解析し、ユーザーごとに最適なノイズキャンセリング特性へ自動調整します。 - オプティマイズ・ノイズキャンセリングシステム:
周囲の騒音レベルをマイクで検出し、現在いる環境に合わせてノイズキャンセリング効果を自動最適化する機能を搭載しています。 - アンビエンスコントロール(通話中も切替可能):
ノイズキャンセリング/ヒアスルー/OFFを、音楽再生中だけでなく通話中にも切り替え可能で、シーンに応じた聞こえ方を選べます。
通話品質・マイク機能
- ビームフォーミングマイク技術:
イヤホン筐体の2か所に配置された高性能MEMSマイクを用いたビームフォーミングにより、話者の口元方向に指向性を持たせ、騒音下でも相手に明瞭な声を届けます。 - Qualcomm cVc Generation 8.0:
周囲の雑音を抑えつつ声をクリアに伝えるcVc 8.0を採用し、風切り音やロードノイズなども含めて通話パラメーターを最適化しています。 - サイドトーン機能:
通話中に自分の声をイヤホンからモニターできるサイドトーン機能により、閉塞感を軽減し、自然な声量で会話しやすくなります(アプリからON/OFFや量を調整可能)。
ワイヤレス・対応コーデック・プラットフォーム
- Bluetooth 5.2準拠:
Bluetooth標準規格Ver.5.2に準拠し、A2DP/AVRCP/HFPプロファイルに対応、安定した接続と省電力性を両立しています。 - 対応コーデック:
Qualcomm aptX Adaptive audio、Qualcomm aptX audio、AAC、SBCに対応し、Android・iOS双方で高品位なワイヤレス再生が可能です。 - Snapdragon Sound対応:
Snapdragon Soundプラットフォームに対応し、最大96kHz/24bitの高サンプリング音源を高品位にワイヤレス伝送できます。 - 360 Reality Audio対応:
ソニーの360 Reality Audioに対応し、対応コンテンツで立体的な音場表現を楽しめます。 - マルチポイント対応:
2台のBluetooth機器に同時接続できるマルチポイントに対応し、PCとスマートフォンなどを行き来する使い方に適しています。
バッテリー・充電・スタミナ
- 再生時間:
イヤホン単体で最大約6時間(ノイズキャンセリングON時)、約6.5時間(ノイズキャンセリングOFF時)、充電ケース併用で最大約18.5時間の音楽再生が可能です。 - 充電時間:
イヤホンは約2.5時間、充電ケースはUSB充電時約3.5時間、ワイヤレス充電時約5.0時間でフル充電できます。 - Qi対応ワイヤレス充電:
充電ケースはQi規格のワイヤレス充電に対応し、対応充電器に置くだけで充電できます。
デザイン・装着感・防滴性能
- コンパクト&エルゴノミックデザイン:
小型・軽量な筐体と人間工学に基づく形状により、耳への収まりが良く、長時間装着でも負担を抑えたフィット感を実現します。 - 豊富なイヤピース(3種×4サイズ):
Short/Standard/Longの3種類×XS・S・M・Lの計12種類のイヤピースが付属し、耳の形や装着感の好みに合わせて細かくフィッティングを追い込めます。 - 防滴仕様IPX4:
イヤホン本体はIPX4相当の防滴仕様で、汗や雨程度であれば安心して使用できます。
深紫外線除菌システム・衛生面
- 深紫外線LED除菌システム:
イヤホンを充電ケースに収納すると、深紫外線LEDが約70秒照射され、イヤピース表面を除菌するシステムを搭載。ミラー加工により光を均一に行き渡らせ、細菌やウイルスを効果的に除去します。
アプリ・カスタマイズ機能
- 専用アプリ「Connect」対応:
ノイズキャンセリングのパーソナライズやプリセット切替、サイドトーン量の調整、ボタンアサイン、音質調整など、多数の機能をアプリからカスタマイズできます。 - 低遅延モード・マルチ機能:
動画視聴やゲーム向けの低遅延モード、Google Fast Pair対応、マルチポイント接続など、日常の使い勝手を高める機能を備えています。
スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | オーディオテクニカ ATH-TWX9 |
| タイプ | カナル型 完全ワイヤレスイヤホン(左右分離型) |
| 駆動方式 | ダイナミック型 |
| ドライバー口径 | 5.8mm高解像ドライバー |
| 振動板 | 3層マルチレイヤー振動板 |
| インピーダンス | 16Ω |
| 音圧感度 | 102dB |
| 再生周波数帯域(イヤホン) | 10Hz~40kHz |
| 伝送帯域 | 10Hz~47,000Hz(Snapdragon Sound 96kHzサンプリング時)、20Hz~20,000Hz |
| マイク方式 | MEMS型(全指向性) |
| 通信方式 | Bluetooth標準規格 Ver.5.2準拠 |
| 最大RF出力 | 10mW EIRP |
| 最大通信距離 | 見通しの良い状態で10m以内 |
| 使用周波数帯域 | 2.4GHz帯(2.402GHz~2.480GHz) |
| 変調方式 | GFSK、Pi/4DQPSK、8DPSK |
| スペクトラム拡散方式 | FHSS |
| 対応Bluetoothプロファイル | A2DP、AVRCP、HFP |
| 対応コーデック | SBC、AAC、Qualcomm aptX audio、Qualcomm aptX Adaptive audio |
| 対応コンテンツ保護 | SCMS-T方式 |
| 対応サンプリング周波数 | 44.1kHz、48kHz、96kHz |
| 対応ビット数 | 16bit、24bit |
| ノイズキャンセリング | デジタルハイブリッドノイズキャンセリング |
| 外音取り込み | ヒアスルー機能、アンビエンスコントロール対応 |
| 通話関連機能 | ビームフォーミングマイク、Qualcomm cVc Generation 8.0、サイドトーン機能 |
| マルチポイント | 対応(2台同時接続) |
| 低遅延モード | 対応(Low Latencyモード) |
| 対応プラットフォーム | Snapdragon Sound、360 Reality Audio、Google Fast Pair ほか |
| 防滴性能 | IPX4(イヤホン本体のみ) |
| 電源(イヤホン) | DC3.85V リチウムイオン電池(内蔵式) |
| 電源(充電ケース) | DC3.85V リチウムイオン電池(内蔵式) |
| 連続再生時間(音楽) | 最大約6.0時間(ノイズキャンセリングON時)、約6.5時間(ノイズキャンセリングOFF時) |
| 最大再生時間(ケース併用) | 最大約18.5時間 |
| 充電時間(イヤホン) | 約2.5時間 |
| 充電時間(充電ケース・USB) | 約3.5時間 |
| 充電時間(充電ケース・ワイヤレス) | 約5.0時間 |
| 充電端子 | USB Type-C(充電ケース)、Qiワイヤレス充電対応 |
| 質量(イヤホン) | 約5.4g(L側)、約5.4g(R側) |
| 質量(充電ケース) | 約55.9g |
| 使用温度範囲 | 5℃~40℃ |
| 付属品 | 充電用USBケーブル(30cm、USB Type-A/USB Type-C)、イヤピース Short(XS/S/M/L)、Standard(XS/S/M/L)、Long(XS/S/M/L) |
| 主な機能 | ノイズキャンセリング、外音取り込み、音質調整、マルチポイント、低遅延モード、アンビエンスコントロール、サイドトーン、音声アシスタント呼び出し |
| 防菌・衛生機能 | 深紫外線LEDによる除菌システム(充電ケース内) |
| 発売日 | 2022年9月3日 |
強み・弱み・おすすめユーザー
ATH-TWX9の最大の強みは、「音質」「ノイズキャンセリング」「通話性能」「衛生面」という、完全ワイヤレスイヤホンに求められる要素を高いレベルでバランスさせている点です。5.8mm高解像ドライバーと3層マルチレイヤー振動板によるサウンドは、情報量が多く、音の輪郭がくっきりしながらも硬さに寄り過ぎないチューニングで、ポップスやロックはもちろん、ジャズやクラシックの細かなニュアンスも描き出せる解像感があります。低域は量感よりも締まりとキレを重視した印象で、ベースラインやキックの立ち上がりが速く、音数の多い楽曲でも混濁しにくいのが特徴です。ノイズキャンセリングは、絶対値として“最強クラス”を狙うよりも、音質とのバランスを崩さない方向でチューニングされており、低域ノイズをしっかり抑えつつ、中高域の違和感を抑えた自然な静けさを作るタイプといえます。パーソナライズ・ノイズキャンセリングやオプティマイズ機能により、耳の形や環境に合わせて効き方を調整できるため、「自分の耳にはノイキャンが効きにくい」と感じてきた人にとっても試す価値のあるアプローチです。
通話性能もビームフォーミングマイクとcVc 8.0の組み合わせにより、屋外やオフィスの雑踏でも声が前に出やすく、Web会議やオンライン授業、リモートワーク用途での安心感は高い部類に入ります。サイドトーン機能のおかげで、自分の声がこもって聞こえるストレスが少なく、長時間の会議でも疲れにくいのはビジネスユーザーにとって大きなメリットです。さらに、深紫外線除菌システムを備えた充電ケースは、単なる“ガジェット”を超えて、毎日耳に触れるデバイスを衛生的に保ちたいというニーズに応えるユニークな付加価値であり、通勤・通学やジム通いなど、頻繁にイヤホンを着け外しするライフスタイルと相性が良い設計です。
一方で、弱みとして挙げられるのは、まずバッテリー持続時間が競合のロングバッテリーモデルと比べると“必要十分レベル”にとどまる点です。イヤホン単体約6時間、ケース併用で最大約18.5時間という数字は日常使用には問題ないものの、長時間フライトや一日中充電できない環境で酷使するユーザーにとっては、もう一歩伸びてほしいと感じる場面もあるでしょう。また、機能が非常に多彩であるがゆえに、アプリでの設定項目やボタンアサインの自由度が高く、オーディオにあまり詳しくないユーザーには最初やや“覚えることが多い”印象を与える可能性があります。さらに、aptX AdaptiveやSnapdragon Soundには対応しているものの、LDACには非対応であるため、ソニー系のハイレゾワイヤレス環境を重視するユーザーにとっては選択肢から外れる要因になり得ます。価格面でも、発売当初はフラッグシップクラスの価格帯に位置しており、コストパフォーマンスよりも“完成度とブランドの信頼性”を重視するユーザー向けのポジションといえます(現在は市場価格がこなれてきているものの、定価ベースではプレミアム帯です)。
おすすめできるユーザー像としては、まず「音質とノイズキャンセリングの両方を妥協したくない音楽好き」が筆頭に挙げられます。解像感の高いサウンドと自然なノイキャンの組み合わせは、通勤電車やカフェでのリスニングを“ひとつ上のクオリティ”に引き上げてくれるはずです。次に、「リモートワークやオンライン会議が多く、通話品質を重視するビジネスユーザー」にも非常に適しています。ビームフォーミングマイクとcVc 8.0、サイドトーン、アンビエンスコントロールの組み合わせは、ヘッドセット級の通話体験をコンパクトなイヤホンで実現したい人に向いた構成です。また、「イヤホンを毎日長時間使ううえで、衛生面にも気を配りたいユーザー」にとって、深紫外線除菌システムは他社にはあまりない魅力的なポイントで、ジムやランニング、日常の外出で頻繁に使う人ほど恩恵を感じやすいでしょう。さらに、マルチポイントや低遅延モード、豊富なカスタマイズ機能を活用できる“ガジェット好き”や、“自分の耳に合わせてノイキャンを追い込みたいこだわり派”にもフィットするモデルです。
逆に、「とにかくバッテリー持続時間が最優先」「設定はシンプルで、あまり機能はいらない」「できるだけ安価なモデルが欲しい」といったニーズには、ATH-TWX9はオーバースペック・オーバーコストに感じられるかもしれません。総じて、ATH-TWX9は“音質・ノイキャン・通話・衛生・カスタマイズ性”という多面的な価値を求めるユーザーにこそ真価を発揮する、プレミアム志向の完全ワイヤレスイヤホンだといえます。
※セール開催・内容・価格等は、予告なく変更となる場合がございます。正確な情報は、販売ページ上でご確認ください。
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