Xiaomi Mini LED ゲーミングモニター G Pro 27i
Xiaomi Mini LED ゲーミングモニター G Pro 27i(以下 G Pro 27i)は、27型・WQHD解像度・180Hzリフレッシュレート・Mini LEDバックライトを採用したゲーミング向け液晶モニターです。HDR1000対応の高輝度と1152ゾーンのローカルディミングによる深い黒表現、さらに広色域とFast IPSパネルによる高速応答を兼ね備え、ゲーム用途だけでなく映像鑑賞やクリエイティブ用途まで視野に入れた「画質重視型ゲーミングモニター」といえるモデルです。
特徴
画質・表示性能
- Mini LEDバックライトとローカルディミング: 1152のローカルディミングゾーンと約4608個のMini LEDにより、シーンに応じて細かく輝度制御を行い、ハイライトの眩しさと暗部の沈み込みを両立したダイナミックな映像表現が可能です。
- HDR1000対応の高輝度と高コントラスト: 最大1000nitsのピーク輝度と、暗部0.001nits相当の低輝度を組み合わせることで、HDRコンテンツでの眩しい光源や深い黒をリアルに再現します。ダイナミックコントラスト比は1000000:1とされ、HDRゲームや映画で没入感の高い映像体験が期待できます。
- WQHD解像度とFast IPSパネル: 解像度はWQHD(2560×1440)で、27型との組み合わせにより、フルHDよりも高精細な表示と作業領域の広さを両立。Fast IPSパネルを採用し、IPSらしい広視野角と色再現性を保ちながら、ゲーミング向けの高速応答を実現しています。
- 広色域・高色再現性: 色域は100% sRGB/99% DCI-P3/97% Adobe RGBをカバーし、10ビット(10.7億色)表示に対応。ΔE<2の色精度をうたうことで、ゲームだけでなく写真・動画編集など色にシビアな用途にも対応できるポテンシャルを備えています。
ゲーミング性能
- 180Hzリフレッシュレート: 最大180Hzの高リフレッシュレートに対応し、FPSやレースゲームなど動きの速いタイトルでも滑らかな描画が可能です。高フレームレート出力が可能なPC環境と組み合わせることで、視認性と操作レスポンスの向上が期待できます。
- 1ms(GTG)応答速度: オーバードライブ利用時に1ms(GTG)の応答速度を実現し、残像やモーションブラーを軽減。視界のクリアさが求められる対戦ゲームで、素早い動きの敵やオブジェクトを認識しやすくなります。
- FreeSync対応: FreeSyncによるティアリング防止・スタッタリング軽減に対応し、GPU側のフレームレートとモニター側のリフレッシュレートを同期させることで、滑らかで安定したゲームプレイをサポートします。
デザイン・使い勝手
- 3辺スリムベゼルの筐体デザイン: 上・左右のベゼルを細く抑えた3辺スリムベゼル設計により、画面への没入感を高めるとともに、マルチモニター環境でも境界が目立ちにくく、すっきりとした見た目を実現しています。
- RGBライトとジョイスティック操作: 背面にはリング状のRGBライトを搭載し、ゲーミングらしい演出をプラス。OSD操作にはジョイスティック式コントローラーを採用し、モード切り替えや設定変更を直感的に行えます。
- 豊富な入力端子: DisplayPort 1.4×2、HDMI 2.0×2を備え、複数のPCやゲーム機を同時接続しやすい構成。WQHD・180Hzの性能をフルに活かすにはDP接続が推奨されており、ハイエンドGPUとの組み合わせを前提とした設計です。
エルゴノミクス・目の負担軽減
- 多機能スタンド: 高さ調整(120mm)、チルト(-5°〜21°)、スイベル(左右35°)、ピボット(縦置き)に対応したスタンドを付属し、使用環境や姿勢に合わせて柔軟に画面位置を調整可能。VESA 75×75mmにも対応し、モニターアームへの取り付けも行えます。
- 低ブルーライトモード・TÜV認証: TÜV低ブルーライト認証を取得し、OSDから「低ブルーライトモード」を有効化することで、短波長ブルーライトを低減。長時間のゲームや作業でも目の負担を軽くしやすい設計です。
スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Xiaomi Mini LED ゲーミングモニター G Pro 27i |
| 画面サイズ | 27型 |
| パネル種別 | Fast IPS(液晶) |
| バックライト | Mini LED(1152ゾーンローカルディミング、約4608個のLED) |
| 表示サイズ・アスペクト比 | 16:9 |
| 解像度 | WQHD(2560×1440ドット) |
| リフレッシュレート | 最大180Hz |
| 応答速度 | 1ms(GTG、オーバードライブ時) |
| 輝度(ピーク) | 1000 cd/m²(HDR時) |
| コントラスト比(通常) | 1000:1 |
| ダイナミックコントラスト比 | 1000000:1 |
| HDR対応 | HDR1000 |
| 表示色 | 約10.7億色(10ビット) |
| 色域 | 100% sRGB/99% DCI-P3/97% Adobe RGB |
| 視野角 | 水平178°/垂直178° |
| 同期技術 | FreeSync対応 |
| 入力端子 | DisplayPort 1.4×2、HDMI 2.0×2 |
| HDCP | 対応 |
| スピーカー | 非搭載(記載なし) |
| VESAマウント | 75×75mm |
| スタンド機能 | 高さ調整(120mm)、チルト(-5°〜21°)、スイベル(左右35°)、ピボット(縦置き) |
| 外形寸法(幅×高さ×奥行) | 約613.35×526.5×169.45mm(スタンド含む) |
| 重量 | 約6.8kg(スタンド含む) |
| 低ブルーライト | TÜV低ブルーライト認証、低ブルーライトモード搭載 |
| その他機能 | 4種類の輝度制御モード、ジョイスティック式OSD操作、背面RGBライト |
| 市場想定価格 | 49,980円(税込) |
| 発売日 | 2024年7月25日(日本市場) |
総合レビュー(強み・弱み・おすすめユーザー・総評)
G Pro 27iの最大の強みは、「画質」と「ゲーミング性能」の両方を高いレベルでまとめ上げている点です。Mini LEDバックライトと1152ゾーンのローカルディミングによる深い黒と眩しいハイライト、HDR1000対応の高輝度、そして広色域・10ビット表示というスペックは、同価格帯のゲーミングモニターの中でもかなり攻めた内容です。WQHD解像度と27型というバランスも良く、フルHDからのステップアップで「画面の情報量が一気に増えた」と感じやすいサイズ感になっています。さらに180Hzリフレッシュレートと1ms応答速度、FreeSync対応により、FPSやアクションゲームでの動きの滑らかさと残像の少なさも十分に期待できる構成です。
一方で、弱みとして挙げられるのは、まずインターフェース周りの「割り切り」です。USBハブ機能やUSB Type-C入力など、最近の多機能モニターで見られる拡張性は備えておらず、純粋に映像入力に特化した構成になっています。PC周辺機器をモニター側にまとめたいユーザーにとっては、やや物足りなさを感じるかもしれません。また、Mini LED+HDR1000という構成ゆえに、ピーク輝度やコントラストを活かすにはコンテンツ側の対応や設定調整が必要で、環境によっては「明るすぎる」「暗部が強調されすぎる」と感じる場面もあり得ます。スタンドや筐体はしっかりした作りですが、重量は約6.8kgと軽くはないため、頻繁に位置を変える用途や、華奢なモニターアームとの組み合わせでは注意が必要です。
おすすめしたいユーザー像としては、まず「ゲームも映像も、とにかく画質にこだわりたいゲーマー」です。HDR対応タイトルをよくプレイする人、暗いシーンの多いゲームで敵の動きや背景のディテールをしっかり見たい人にとって、Mini LED+HDR1000の組み合わせは大きな魅力になります。また、色域の広さと色精度の高さから、ゲームをしつつ写真・動画編集も行う「クリエイティブ寄りのPCユーザー」にも向いています。WQHD・180Hzというスペックは、ハイエンドGPUを搭載したPCとの相性が良く、フレームレートをしっかり稼げる環境を持っている人ほど、このモニターの価値を引き出しやすいでしょう。逆に、コンソールゲーム中心で60Hz前後のプレイがメインのユーザーや、USBハブやType-C接続を重視するビジネス用途のユーザーには、スペックの一部が持て余される可能性があります。
総評として、G Pro 27iは「価格を抑えつつ、Mini LED+HDR+高リフレッシュレートというトレンド要素を一気に取り込んだ、画質重視ゲーミングモニター」です。市場想定価格約5万円前後というレンジで、ここまでのHDR性能と広色域、180Hz・1ms・FreeSync、さらにエルゴノミクススタンドまで揃えている点は、コストパフォーマンスの面でも魅力的です。USB周りの拡張性やスピーカー非搭載など、割り切りがあることは事実ですが、「映像とゲーム体験に予算を集中させたい」ユーザーにとっては、非常にバランスの良い選択肢になるでしょう。ゲーム画面の鮮やかさや暗部の沈み込みにこだわりたい人、WQHD・高リフレッシュレート環境への乗り換えを検討している人に、積極的に候補に入れてほしい1台です。
Xiaomi G Pro 27Qi 2026 と Xiaomi G Pro 27i 両モデルとも Mini LED × WQHD × 180Hz の高コスパゲーミングモニターですが、27Qi は上位後継モデルとして性能が大幅に強化されています。
Xiaomi G Pro 27Qi 2026 と Xiaomi G Pro 27i の比較表
| 項目 | G Pro 27Qi(2026) | G Pro 27i(2024) |
|---|---|---|
| 発売日 | 2026年2月24日 | 2024年7月25日 |
| 画面サイズ | 27型 | 27型 |
| パネル | Fast IPS(量子ドット) | Fast IPS(量子ドット) |
| バックライト | Mini LED(1152ゾーン) | Mini LED(1152ゾーン) |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) | WQHD(2560×1440) |
| リフレッシュレート | 180Hz | 180Hz |
| 応答速度 | 1ms(GTG) | 1ms(GTG) |
| ピーク輝度 | 2000nits | 1000nits |
| HDR | HDR1000(強化版) | HDR1000 |
| 色域 | sRGB 100%/DCI‑P3 99%/Adobe RGB 99% | DCI‑P3 99%/Adobe RGB 97%/sRGB 100% |
| 色精度 | ΔE<1 | ΔE<2 |
| コントラスト比 | 1000:1 | 1000:1 |
| 入力端子 | HDMI 2.0×2、DP1.4×2、オーディオ端子 | HDMI 2.0×2、DP1.4×2、オーディオ端子 |
| スタンド | 六角形ベース・フル可動 | フル可動スタンド |
| VESA | 75×75mm | 75×75mm |
| サイズ(スタンドあり) | 613.3 × 521.2 × 227.3mm | 613.35 × 526.5 × 169.45mm |
| 重量(スタンドあり) | 6kg | 6.8kg |
| 特徴 | ピーク輝度強化/色精度向上/RGBリングライト/ヘッドホンホルダー | 高コスパMini LED/HDR1000/量子ドットIPS |
まとめ
Xiaomi G Pro 27Qi と G Pro 27i を比較すると、27Qi は明確に上位後継モデルとして進化しており、特に ピーク輝度2000nits・ΔE<1の色精度・Adobe RGB 99%対応 といった、HDR性能と色再現性の大幅な強化が際立っています。Mini LEDの1152ゾーンは共通ですが、27Qiはローカルディミング制御がより洗練され、HDR1000コンテンツの表現力が一段上のレベルに引き上げられています。また、六角形ベースの新スタンドやRGBリングライト、ヘッドホンホルダーなど、ゲーミングデスクに最適化されたデザイン性も向上しています。
一方、G Pro 27i は発売当時「5万円でMini LED HDR1000」という破格のコスパで話題となったモデルで、現在でも十分高性能です。ただし、ピーク輝度や色精度、スタンド構造など、細部の完成度では27Qiに一歩譲ります。HDMI 2.0止まりである点は両モデル共通の弱点で、HDMIで高リフレッシュレートを使いたいユーザーには不向きです。また、Mini LED特有のハロー現象は両モデルで発生し得るため、完全な黒表現を求める場合はOLEDが適しています。
総合すると、HDRゲーム・映像美・色精度を重視するなら G Pro 27Qi が圧倒的におすすめで、コスパ重視でMini LEDを体験したいなら G Pro 27i が依然として魅力的な選択肢です。
※セール開催・内容・価格等は、予告なく変更となる場合がございます。正確な情報は、販売ページ上でご確認ください。
