SUUNTO Japanは、スポーツウォッチ「Suunto Run 2」の4GB/64GBモデルと心拍ベルト「Suunto Smart Heart Rate Belt 2」を9月29日より発売する。
「Suunto Run 2」のカラーは、All Black、Feather Gold、Aloe Greenの3色を用意。直販価格は、4GBモデルが59,950円、64GBモデルが64,900円。
「Suunto Smart Heart Rate Belt 2」の直販価格は19,800円。
製品概要
Suuntoが掲げる「走ることを、もっと自由に」という思想を体現する新世代のランニングギアが登場した。手首にはわずか35gの軽さで地図表示までこなすランニングウォッチ Suunto Run 2。胸部にはR-R間隔まで正確に捉える心拍ベルト Suunto Smart Heart Rate Belt 2。どちらも2026年9月29日に発売され、日々のトレーニングからレース本番まで、ランナーの走りを立体的に支える存在として仕上がっている。軽やかで、頼もしく、そして走ることが少し楽しくなる。そんな空気をまとった新製品だ。
Suunto Run 2 特徴
軽さがもたらす解放感
本体重量はわずか35g。北欧らしいミニマルなデザインが手首にそっと寄り添い、走っているときも、眠っているときも、存在を忘れるほど軽い。ステンレススチール製ベゼルとGorilla Glassの組み合わせは耐久性も高く、日常からロングトレイルまで安心して使える。
2,000ニトの明るいLTPS AMOLEDディスプレイ
1.32インチのAMOLEDは最大2,000ニト。直射日光の下でもペースや心拍、距離がひと目で読み取れる。視線をほんの一瞬向けるだけで必要な情報が飛び込んでくる感覚は、走りのリズムを崩さない心地よさにつながる。
新世代デュアルバンドGNSS
GPS / GLONASS / Galileo / BeiDou / QZSS に対応し、L1+L5のデュアルバンド測位を実現。実際に走ったルートに忠実な軌跡を描き、距離やペースの精度が向上。街中の高層ビル群や山岳地帯でも安定した測位が期待できる。
進化した光学式心拍センサー
12チャンネルの光学式センサーを2.5D曲面ガラスの下に配置し、手首からより多くの信号を取得。暑い環境やペースアップ時でも心拍の変化を安定して捉え、トレーニング判断の精度が上がる。
ランナーの判断を支えるインテリジェント機能
- EnergySense:現在の運動負荷と残りの余力をリアルタイムで可視化。ペースを維持するか、抑えるか、上げるかを判断しやすくなる。
- Marathon Time:現在のペースから予想完走タイムを算出し、走行中も更新。レース後半の戦略に役立つ。
- Ghost Runner:設定した目標ペースとの差をリアルタイムで確認できる。
- 無料オフラインマップ:事前に地図をダウンロードしておけば、通信環境がない場所でもルートや地形を手首で確認できる。
音楽再生とスマート機能
ウォッチ本体に音楽やポッドキャストを保存し、イヤホンと接続して再生可能。スマートフォンを持たずに走り出せる解放感は大きい。通知やアプリ同期など、日常使いの機能も充実している。
バッテリー
日常使用で最大10日間、デュアルバンドGPS使用時で最大24時間。週に一度の充電で、睡眠からトレーニングまで記録が途切れない。
Suunto Smart Heart Rate Belt 2 特徴
R-R間隔まで取得する高精度心拍計測
胸部で心拍を直接捉えることで、手首計測では難しいR-R間隔(心拍変動)まで正確に取得。運動強度が大きく変化する場面でも安定した計測が可能で、トレーニングの質を高めてくれる。
ZoneSense によるリアルタイム強度把握
HRVに基づき、その日の身体の反応に合わせた運動強度をリアルタイムで表示。固定された心拍ゾーンだけでは見えない「今日の自分」に合わせたトレーニングができる。
ランニングフォーム分析
対応ウォッチと連携することで、ケイデンス、接地時間、上下動、左右バランスなど、ランニングフォームの指標を記録。走りの癖や改善ポイントが見えてくる。
長時間使用に耐える設計
柔らかいストラップとシリコングリップでフィット感が安定。CR2032電池で最大約460時間使用でき、メモリー機能により一時的な接続中断時もデータを保持する。最大3台のBluetooth機器に同時接続できるのも便利だ。
スペック一覧
Suunto Run 2
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Suunto Run 2 |
| サイズ | 46 × 46 × 11.7 mm |
| 重量 | 本体35 g(総重量約53 g) |
| ディスプレイ | 1.32インチ LTPS AMOLED / 最大2,000ニト |
| ベゼル素材 | ステンレススチール |
| レンズ素材 | Gorilla Glass |
| 防水性能 | 5 ATM |
| GNSS | GPS / GLONASS / Galileo / BeiDou / QZSS(L1+L5デュアルバンド) |
| センサー | 光学式心拍(12チャンネル)、高度、気圧、コンパス |
| ストレージ | 4GB / 64GB |
| バッテリー | 380 mAh |
| バッテリー駆動(通常) | 最大10日間 |
| バッテリー駆動(高精度GPS) | 最大24時間 |
| 音楽再生 | 対応(本体保存) |
| オフラインマップ | 対応 |
| ストラップ幅 | 22 mm |
| カラー | All Black / Feather Gold / Aloe Green |
| 発売日 | 2026年9月29日 |
| 価格 | 59,950円(4GB) / 64,900円(64GB) |
Suunto Smart Heart Rate Belt 2
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Suunto Smart Heart Rate Belt 2 |
| 計測方式 | 胸部装着型心拍センサー(R-R間隔対応) |
| 対応機能 | HRV、ZoneSense、ランニングフォーム分析 |
| 接続 | Bluetooth(最大3台同時接続) |
| メモリー | 最大20時間 |
| 電池 | CR2032(最大約460時間) |
| ストラップ | 柔軟ストラップ+シリコングリップ |
| 発売日 | 2026年9月29日 |
| 価格 | 19,800円 |
Suunto Run 2 と Suunto Run と Suunto Race 2 の違いを徹底比較
ランニングウォッチ選びは、似ているようでいて、最後の決め手が意外と大きいものです。軽さを最優先したいのか、地図の安心感がほしいのか、それともフルマラソンを超えるような長時間トレーニングまで見据えるのか。そこがはっきりすると、選ぶべき1本も驚くほど見えやすくなります。
今回の3モデルは、同じSuuntoの中でも役割がきれいに分かれています。Suunto Runは“軽くて必要十分なランニングウォッチ”、Suunto Run 2は“軽さを保ったまま実用性を大きく底上げした新世代機”、Suunto Race 2は“レースやマルチスポーツまで本気で使い込むための上位機”という位置づけです。名前は近くても、目指している使い方はかなり違います。
まず結論
いきなり結論からお伝えすると、もっとも多くのランナーにとってバランスがいいのはSuunto Run 2です。初代Suunto Runの軽快さを引き継ぎながら、画面の見やすさ、オフラインマップ、バッテリー、心拍計測まわりがしっかり進化しており、日々のランでも大会前の調整でも扱いやすい1本にまとまっています。
一方で、価格を最優先するならSuunto Runはまだ十分魅力的です。ゴーストランナーやデュアルバンドGNSS、マラソン向け機能など、走るための核になる機能はきちんと押さえられており、思っている以上に“削られていない”印象があります。初めての本格ランニングウォッチとして見ると、いまなお相当強い存在です。
そして、長時間GPS、高い耐久性、100m防水、より大きな画面、115種類以上のスポーツモードまで求めるならSuunto Race 2。これはもう“ランニング用”という枠を少し越えて、トレイル、バイク、登山、水辺のアクティビティまで含めて付き合える本格派です。毎日のジョグ中心の人には少しオーバースペック気味ですが、ハマる人には強烈に刺さります。
3モデルの立ち位置
Suunto Runは軽量ベーシック機
Suunto Runは、ランニングに必要なものをきれいに絞り込んだモデルです。46mmケースに約36gという軽さは今見ても十分に魅力的で、装着感の良さはこのクラスの大きな武器。日常でも気になりにくく、睡眠計測まで含めて“着けっぱなし”にしやすいのが美点です。
しかも、軽量モデルだから機能が薄いわけではありません。デュアルバンドGNSS、ゴーストランナー、マラソンタイム、構造化インターバル、血中酸素、HRV、ルートナビゲーションなど、ランナーが気になる機能はかなり揃っています。価格の印象から入ると、いい意味で裏切られるタイプです。
Suunto Run 2は軽さと実用性の完成形
Suunto Run 2は、初代の思想を崩さずに、日常の使いやすさとレース対応力をぐっと引き上げたモデルです。特に大きいのは、最大2,000ニトの高輝度ディスプレイと本体オフラインマップ対応。この2点だけでも、屋外での体験はかなり変わります。
本体重量は35gで、依然として非常に軽量です。つまり、上位機能を積みながら“重くならなかった”ことが、このモデルのいちばん価値ある進化と言ってよさそうです。軽いのに見やすい、軽いのに地図が使える、軽いのに電池も伸びる。このまとまりの良さがRun 2の魅力です。
Suunto Race 2は本格派の上位機
Suunto Race 2は、単純な後継比較ではなく、そもそもクラスの違うモデルです。49mmケースに1.5インチAMOLED、サファイアクリスタル、100m防水、最大55時間の高精度GPS、115種類以上のスポーツモード。もうスペックの時点で、守備範囲の広さがはっきりしています。
日々のランニングだけでなく、ロングトレイル、マルチスポーツ、山での行動、長時間イベントまで視野に入れる人には非常に頼もしい内容です。価格も重量も上がりますが、そのぶん“できること”の幅がしっかり広がっています。
主要スペック比較
サイズ・重量・素材
| 項目 | Suunto Run | Suunto Run 2 | Suunto Race 2 |
|---|---|---|---|
| サイズ | 46 x 46 x 11.5mm | 46 x 46 x 11.7mm | 49 x 49 x 12.5mm |
| 重量 | 36g | 53g(ケース35g) | 76g |
| ベゼル | ステンレススチール | ステンレススチール | ステンレススチール |
| レンズ | Gorilla Glass | Gorilla Glass | サファイアクリスタル |
| ケース | ガラス繊維強化ポリアミド | ガラス繊維強化ポリアミド | ガラス繊維強化ポリアミド |
| 防水 | 50m | 50m | 100m |
| ストラップ幅 | 22mm | 22mm | 22mm |
数字だけ見ると、Suunto Run 2が急に重く見えるかもしれませんが、ここは少し丁寧に見たいところです。Run 2はケース単体で35g。初代Runの36gはストラップ込み表記が中心なので、純粋な本体差としてはかなり小さい部類です。Race 2は素材や画面サイズ、防水性能の強化もあり、ここでしっかり重量感が出てきます。
装着感を最優先するなら、Run系の2機種が圧倒的に有利です。Race 2は決して極端に重いわけではありませんが、軽快さではRun系の気楽さに一歩譲ります。
ディスプレイ
| 項目 | Suunto Run | Suunto Run 2 | Suunto Race 2 |
|---|---|---|---|
| サイズ | 1.32インチ | 1.32インチ | 1.5インチ |
| 解像度 | 466 x 466 | 466 x 466 | 466 x 466 |
| パネル | AMOLED | LTPS AMOLED | LTPO AMOLED |
| 最大輝度 | 600ニト | 2,000ニト | 2,000ニト |
| 常時表示 | 対応 | 対応 | 対応 |
この比較で最も体感差が出やすいのは、Suunto RunとSuunto Run 2の画面です。サイズも解像度も同じなのに、輝度が600ニトから2,000ニトへ大きく伸びています。真夏の昼間や日差しの強い河川敷で走る人ほど、この違いはかなり効いてきます。見やすさは、地味に見えて満足度を左右する要素です。
Race 2はさらに1.5インチへ大型化。地図表示や複数データの一覧性まで考えると、やはり上位機らしい余裕があります。視認性の良さだけでなく、“地図を見るときの安心感”まで含めて、画面の大きさはRace 2の強みです。
バッテリー
| 項目 | Suunto Run | Suunto Run 2 | Suunto Race 2 |
|---|---|---|---|
| 日常使用 | 最大12日間 | 最大10日間、条件により最大13日間 | 最大18日間 |
| 1日1時間の屋外運動込み | 8日間 | 最大10日間 | 公式上で別表記 |
| 高精度GPS | 最大20時間 | 最大24時間 | 最大55時間 |
| シングルバンドGPS | 最大30時間 | 最大30時間 | 最大65時間 |
| 省電力GPS | 最大40時間 | 最大40時間 | 最大200時間 |
Suunto Run 2は、Suunto Runに対してかなり順当な進化です。最高精度GPSで20時間から24時間へ伸び、日常使用でも条件を揃えれば改善が見えます。フルマラソンや日々のトレーニングを無理なくこなすには十分心強い数字です。
ただし、“圧倒的な電池持ち”という意味ではRace 2が別格です。高精度GPSで最大55時間は、日帰りランどころか、ウルトラや長時間アクティビティまで視野に入るレベル。ここは価格差以上に用途差が表れている部分です。
走るうえで効く違い
オフラインマップの有無
Suunto Run 2とRace 2は、ウォッチ本体でオフラインマップを使えます。これはただの追加機能ではなく、実際にはかなり大きな差です。知らない街で走るとき、旅先の朝ランをするとき、あるいはトレイルに入るとき、手首で地図を見られる安心感はやはり強いものがあります。
Suunto Runにもルートナビゲーション機能はありますが、本体に地図を持つ形ではありません。道そのものを見ながら判断したい人、土地勘のない場所をよく走る人には、Run 2以上がぐっと魅力的になります。
GPSと測位性能
3モデルともデュアルバンドGNSSを採用しており、基本的な測位性能はすでに高水準です。Suunto Runの時点でL1+L5対応なのは、改めて見るとなかなか立派です。価格を抑えたモデルでも、ここを妥協していないのはかなり好印象です。
そのうえでRun 2は次世代GNSSに進化し、記録軌跡やペースの安定感にさらに磨きをかけた構成。Race 2も高精度測位を前提に、長時間運用や地図連携まで含めて完成度を高めています。市街地や樹林帯など厳しめの環境での安心感は、上位2機種のほうがやはり一段上です。
心拍計測
Suunto Runは光学式心拍計搭載ですが、構成の詳細はシンプルな表記にとどまります。対してSuunto Run 2は12チャンネルの新型心拍センサーを搭載し、高強度のインターバルや暑い環境でも安定した計測を狙った設計になっています。
Race 2も心拍計測精度向上を大きな進化点として打ち出しており、再設計されたバックパネルやアルゴリズム面の改善まで含めて強化されています。日常の心拍確認だけでなく、追い込み練習や長時間イベントでの信頼感まで考えるなら、Run 2とRace 2が有利です。
機能面で見た違い
ランニング機能はSuunto Runでもかなり充実
ここは意外と大事なポイントです。Suunto Run 2が新型だからといって、ランニング機能のすべてが初代から増えたわけではありません。ゴーストランナー、マラソンタイム、構造化インターバル、VO2max、乳酸閾値検出、HRV、血中酸素など、走るための基本装備は初代Suunto Runでもかなり揃っています。
つまり、買い替え判断では“新しいから全部すごい”と考えるより、画面・地図・電池・心拍センサーの進化が自分に必要かどうかを見たほうが失敗しにくいです。この整理ができると、Suunto Runの価値も見えやすくなります。
スポーツモード数はRace 2が大きく上回る
Suunto RunとRun 2は35前後のスポーツモードで、明確にランニング中心の設計です。もちろん日常のクロストレーニングには十分ですが、幅広い競技やアウトドアを本格的にやり込みたい人には、少し物足りなさが出るかもしれません。
Race 2は115種類以上のスポーツモードを搭載し、マルチスポーツ機としての器が大きいです。ランニング専用機の延長ではなく、トレーニング全体を統合して管理したい人向け。ここも3モデルの性格差がよく出ています。
価格差はどう見るべきか
価格の目安
| モデル | 価格 |
|---|---|
| Suunto Run | 34,650円 |
| Suunto Run 2 4GB | 59,950円 |
| Suunto Run 2 64GB | 64,900円 |
| Suunto Race 2 ステンレス | 85,800円 |
Suunto RunからRun 2へは、2万円台後半の差額が生まれます。小さくない金額ですが、そのぶん画面輝度、オフラインマップ、バッテリー、高度な心拍センサー、ストレージ拡張といった“毎回効く進化”が入っています。使うたびにじわじわ満足度が積み上がるタイプのアップグレードです。
さらにRace 2になると、価格はもう一段上がります。ただ、ここは単なる上位版というより、耐久性・防水・画面サイズ・GPS持続時間・スポーツ対応範囲がまとめて別クラスに入る感覚です。値段以上に、用途そのものが変わってきます。
どのモデルがどんな人に向くか
Suunto Runが向く人
• 予算を抑えながら、ちゃんと使えるランニングウォッチがほしい人
• 軽さを最優先したい人
• 普段のジョグ、10km、ハーフ、フルマラソン練習が中心の人
• 地図表示よりも、ペース管理やトレーニング機能を重視する人
Suunto Runの魅力は、手が届きやすい価格なのに中身が薄くないことです。派手さはありませんが、使い込むほど“これで十分どころか、かなりいい”と感じる人は多いはずです。
Suunto Run 2が向く人
• 軽さも機能も妥協したくない人
• 日中の視認性を重視する人
• オフラインマップを使いたい人
• 初代Runからの買い替えで、体感できる進化を求める人
今から選ぶなら、もっともおすすめしやすいのはこのモデルです。ランニングウォッチとしての気持ちよさが非常によくまとまっていて、無理なく“ちょうど上質”に着地しています。
Suunto Race 2が向く人
• フルマラソン以上、トレイル、長時間イベントまで見据える人
• 大きく見やすい画面がほしい人
• 高い耐久性と100m防水がほしい人
• ランニング以外のスポーツも本格的に記録したい人
• バッテリー不安をできるだけ減らしたい人
Race 2は、はっきり上位機です。毎日5kmを気軽に走るだけなら過剰に感じるかもしれませんが、練習量が増えてくるほど魅力が際立ちます。使い手の成長に長く付き合える1本です。
総合評価
もっともバランスがいいのはSuunto Run 2
3モデルを並べて見えてくるのは、Suunto Run 2の完成度の高さです。軽量路線を崩さず、ランナーが実際にうれしいポイントだけをきちんと進化させてきた印象があり、非常に好感が持てます。派手な方向ではなく、毎回のランで確実に効く改良を積み重ねてきたモデルです。
価格重視ならSuunto Runはまだ強い
Suunto Runは、決して“旧型だから選びにくい”モデルではありません。画面輝度や地図の差を受け入れられるなら、コストパフォーマンスはかなり高いです。ランニングウォッチの入り口としても、サブ機としても、まだ十分に魅力があります。
本気の1本ならSuunto Race 2
Race 2は、価格もサイズも重量も上がる代わりに、安心感まで含めた総合力がしっかり上がります。ロングレース、アウトドア、マルチスポーツまで見据える人には、この余裕がとても大きいはずです。軽快さより信頼性を取るなら、やはりこちらです。
まとめ
選び方をひと言でまとめるなら、こうです。
• できるだけ安く、しっかり使える1本がほしいならSuunto Run
• 軽さと機能のバランスを最重視するならSuunto Run 2
• レース、長時間運用、マルチスポーツまで本格対応したいならSuunto Race 2
名前が似ているので迷いやすい3モデルですが、実際にはかなり性格が違います。だからこそ、価格や新しさだけで決めるより、自分がどんな場面でいちばん頼りたいかを先に考えるのが近道です。毎日のランに寄り添う相棒として見るならRun 2、コスト重視ならRun、本格派ならRace 2。この並びで考えると、かなりすっきり選びやすくなるはずです。
スペック一覧比較
| 項目 | Suunto Run | Suunto Run 2 | Suunto Race 2 |
|---|---|---|---|
| 発売時の位置づけ | 軽量ランニングウォッチ | 軽量ランニングウォッチの新世代モデル | レース・トレーニング向け上位スポーツウォッチ |
| 価格 | 34,650円 | 59,950円(4GB) / 64,900円(64GB) | 85,800円 |
| サイズ | 46 x 46 x 11.5mm | 46 x 46 x 11.7mm | 49 x 49 x 12.5mm |
| 重量 | 36g | 53g(ケース35g) | 76g |
| ベゼル素材 | ステンレススチール | ステンレススチール | ステンレススチール |
| レンズ素材 | Gorilla Glass | Gorilla Glass | サファイアクリスタル |
| ケース素材 | ガラス繊維強化ポリアミド | ガラス繊維強化ポリアミド | ガラス繊維強化ポリアミド |
| ストラップ素材 | シリコン | シリコン | シリコン |
| ストラップ幅 | 22mm | 22mm | 22mm |
| 手首サイズ | 125-175mm | 130-200mm | 125-175mm |
| 防水性能 | 50m | 50m | 100m |
| ディスプレイサイズ | 1.32インチ | 1.32インチ | 1.5インチ |
| ディスプレイ解像度 | 466 x 466 | 466 x 466 | 466 x 466 |
| ディスプレイ方式 | AMOLED | LTPS AMOLED | LTPO AMOLED |
| 最大輝度 | 600ニト | 2,000ニト | 2,000ニト |
| 常時表示 | 対応 | 対応 | 対応 |
| タッチ操作 | 対応 | 対応 | 対応 |
| バッテリー種別 | 充電式リチウムイオン | 充電式リチウムイオン | 充電式リチウムイオン |
| 日常使用 | 最大12日間 | 最大13日間 | |
| 日常使用(1日1時間の屋外運動込み) | 8日間 | 最大10日間 | – |
| 待機時間 | 最大20日間 | 最大15日間 | 最大30日間 |
| 高精度GPSモード | 最大20時間 | 最大24時間 | 最大55時間 |
| シングルバンドGPS | 最大30時間 | 最大30時間 | 最大65時間 |
| 省電力GPS | 最大40時間 | 最大40時間 | 最大200時間 |
| 衛星システム | GPS / GLONASS / GALILEO / QZSS / BEIDOU | GPS / GLONASS / GALILEO / QZSS / BEIDOU | GPS / GLONASS / GALILEO / QZSS / BEIDOU |
| GNSS周波数 | L1 + L5 | デュアルバンド L1 + L5 | デュアルバンド L1 + L5 |
| 同時衛星システム | 4 | 4 | 4 |
| 最大接続衛星 | 32 | 32 | 32 |
| 気圧高度計 | 対応 | 対応 | 対応 |
| FusedAlti | 対応 | 対応 | 対応 |
| デジタルコンパス | 対応 | 対応 | 対応 |
| コンパス精度 | 5° | 5° | 5° |
| 血中酸素 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 手首心拍計 | 対応 | 新型12チャンネル心拍センサー | 対応 |
| 心拍ベルト対応 | Bluetooth HRベルト | Bluetooth HRベルト | Bluetooth HRベルト |
| HRV計測 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 睡眠計測 | 対応 | 対応 | 対応 |
| ストレス・回復指標 | 対応 | 対応 | 対応 |
| VO2max | 対応 | 対応 | 対応 |
| 乳酸閾値検出 | 対応 | 対応 | 対応 |
| ランニングパワー | 記載なし | 記載なし | 対応 |
| ゴーストランナー | 対応 | 対応 | 対応 |
| マラソンタイム | 対応 | 対応 | – |
| 構造化インターバル | 対応 | 対応 | 対応 |
| ルートナビゲーション | 対応 | 対応 | 対応 |
| オフラインマップ | 非対応 | 対応 | 対応 |
| オフラインマップ保存容量 | – | 4GB / 64GB(地図・音楽共用) | 32GB |
| アウトドア地形・衛星地図 | 対応 | 対応 | 対応 |
| POIナビゲーション | 対応 | 対応 | 対応 |
| ETA表示 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 音楽コントロール | 対応 | 対応 | 対応 |
| 本体オフライン音楽 | 4GB | 対応 | 対応 |
| 対応音楽形式 | 記載なし | MP3 / WAV | 記載なし |
| 通知表示 | 対応 | 対応 | 対応 |
| クイック返信 | Androidのみ | Androidのみ | Androidのみ |
| Suuntoアプリ連携 | 対応 | 対応 | 対応 |
| OTAアップデート | 対応 | 対応 | 対応 |
| スポーツモード数 | 32種類以上 / 34種類表記 | 35種類 | 115種類以上 |
| マルチスポーツ | 対応 | 対応 | 対応 |
| Suunto Coach | 記載なし | 対応 | 対応 |
| ZoneSense | 記載なし | 対応 | 対応 |
| SuuntoPlus | 記載なし | 記載なし | 対応 |
| パートナーアプリ連携 | Strava、TrainingPeaksなど | Strava、TrainingPeaksなど | Strava、TrainingPeaksなど |
| 製造国 | CN | CN | CN |
補足
重量表記は見え方に注意
Suunto Run 2は53g表記ですが、これはケース35gにストラップ込みの数字です。初代Suunto Runは36g表記のため大きく重くなったように見えますが、単純比較はしにくい部分があります。軽さ重視ならRun系、堅牢さや上位仕様まで求めるならRace 2という見方がわかりやすいです。
バッテリー表記は条件差もある
Suunto Run 2は日常使用で最大13日間とされていますが、1日1時間の屋外運動込みでは最大10日間です。初代Suunto Runは同条件で8日間なので、実用目線ではRun 2がしっかり伸びています。
地図まわりはRun 2とRace 2が優勢
Suunto Runもルートナビゲーションには対応していますが、ウォッチ本体のオフラインマップが使えるのはRun 2とRace 2です。知らない街でのランや旅行先での朝ランでは、この差はかなり大きく感じられます。


