サイトロンジャパンは、Anhui ChangGeng Optical Technology(Venus Optics)のカメラレンズブランド「LAOWA」より、大口径レンズ【LAOWA Argus 28mm F1.2 FF】を発売した。
対応マウントは、ソニーFE用、ニコンZ用、キヤノンRF用、Lマウント用をラインアップする。
幅広い撮影用途にお使いただける28mmの焦点距離とF1.2という明るいF値により、日中の日常使いはもちろん低照度下での貴重な瞬間まで捉えることができるレンズ。
画角は75.4度なので、被写体のまわりの環境も捉えることができ、ストーリー性のある作品が撮影可能。開放絞り値F1.2との組み合わせにより、背景をどれだけ鮮明に写すか、または背景をぼかして被写体をどれだけ際立たせるかをより細かく表現できる。フレーミングの柔軟性が高まり、ポートレート撮影、スナップ撮影、風景写真、星景写真など撮影の幅が広がる。
F1.2という明るいF値により得られる浅い被写界深度により、被写体をくっきりと際立たせた幻想的な描写を演出できる。大口径ならではの美しいボケ味も相まって、魅力のある作品を撮影できるという。低照度下での撮影にも最適。13枚の絞り羽根により、なめらかで夢のようなボケ味を楽しめる。
2枚の超高屈折レンズと2枚の超低分散(ED)レンズを含む7群13枚のレンズ構成を採用した。F1.2の絞り開放時においても隅々までシャープで優れた高画質な画像を提供。
フォーカスレンズは内部で動きレンズ全長が伸縮しない為、被写体とのワーキングディスタンスを維持することが可能。
クリックレス切替え機能を採用。スイッチを操作することで、絞りリングのクリックの有無が切替え可能。使用用途に合わせてクリックの有無を選択できるので、動画撮影時にはクリックを無くすことによりスムーズな絞りの変更ができる。
主な仕様は、焦点距離が28mm、絞り範囲(F値)がF1.2～F16、画角が75.4度、フォーマットがフルフレーム、レンズ構成が7群13枚(EDレンズ2枚、超高屈折レンズ2枚を含む)、絞り羽根枚数が13枚、最短撮影距離が50cm、最大倍率が0.073倍、フォーカシングがMF、フィルター径が62mm。
ソニーFE用のサイズは約68.5×106.31mm(直径×長さ)、重量は約562g。
店頭予想価格は110,000円前後。
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