ヤマハは、ネットワーク対応の7.2ch AVアンプ「RX500A」と、エントリーモデルの5.2ch AVアンプ「RX300A」を発売する。「RX500A」は8月下旬販売で価格は99,000円、「RX300A」は6月中旬販売で価格は66,000円。
製品概要
ヤマハ「RX500A」「RX300A」は、Dolby Atmos対応と最新HDMI 2.1規格に準拠した映像・音声処理を備え、映画やドラマ、スポーツ、ゲームまで幅広いコンテンツをイマーシブな立体音場で楽しめるAVレシーバーとして開発された7.2chモデルと5.2chエントリーモデルであり、ディスクリート構成パワーアンプやアンチレゾナンステクノロジー〈5番目の脚〉、自動音場補正「ルームコレクション」など、上位機譲りの高音質設計と使いやすいユーザーインターフェースをコンパクトな筐体に凝縮した、ホームシアター入門から本格派までをカバーする新世代スタンダード機です。
主な特徴
RX500Aの特徴(7.2chネットワークAVレシーバー)
RX500Aは7.2ch構成とリアルDolby Atmos/DTS:X再生に対応し、5.2.2ch構成でのトップスピーカーやイネーブルドスピーカーを用いた本格的な三次元サラウンド再生が可能なモデルです。「Speaker Virtualization」によりハイトスピーカーを設置しないシステムでも高さ方向を含む立体音場を再現し、映画やゲームの没入感を高めます。
ディスクリート構成のパワーアンプと、大型ヒートシンクを備えた映像基板、そしてハイエンドAVレシーバー「AVENTAGE」譲りのアンチレゾナンステクノロジー〈5番目の脚〉により、内部振動と熱を適切にコントロールし、低域の力感と音像のフォーカスを両立したサウンドを実現しています。
ネットワーク機能も充実しており、Wi‑FiとEthernetを搭載し、QobuzやSpotify Connect、Qobuz Connect、Google Cast、AirPlay 2などのストリーミングサービスに対応、ハイレゾ音源の再生やインターネットラジオも楽しめます。操作アプリ「Audio Connect」によってネットワーク設定やボリューム調整、各種ソース選択をスマートデバイスから直感的に行える点も特徴です。
映像面では、HDMI 2.1準拠の4入力/1出力端子を備え、8K/60Hzおよび4K/120Hzパススルー、Dolby Vision、HDR10+、HLGに対応し、さらにALLMやVRRなど次世代ゲーム向け機能もサポートすることで、最新ゲーム機との組み合わせでも低遅延かつ高画質なプレイ環境を構築できます。
RX300Aの特徴(5.2chエントリーAVレシーバー)
RX300Aは5.2ch構成のエントリーモデルでありながら、Dolby Atmosのバーチャル再生に対応し、「Speaker Virtualization」によって5.1chシステムでも上空方向の音を感じられるバーチャルハイトエフェクトを実現します。3.2.2ch構成での天井スピーカーやイネーブルドスピーカーを用いた再生にも対応し、ステップアップにも応えられる設計です。
音質設計はRX500A同様にディスクリート構成パワーアンプと〈5番目の脚〉を採用し、上位機の思想を受け継いだ高剛性シャーシと最適化された基板レイアウトにより、価格帯を超えたクリアで力強いサウンドを目指しています。
ネットワーク機能を省略する一方で、Bluetooth 5.3(SBC/AAC、マルチポイント対応)を搭載し、スマートフォンやタブレット、ノートPCなど複数デバイスからのワイヤレス再生を手軽に切り替えられる構成とすることで、初めてのホームシアター構築に適したシンプルさと使い勝手を両立しています。
共通の機能・設計コンセプト
両モデルとも、ヤマハが掲げる「TRUE SOUND」の思想に基づき、楽器づくりやプロオーディオ機器開発で培ったノウハウを投入し、「音色」「ダイナミクス」「サウンドイメージ」の再現性を重視した音作りが行われています。
自動音場補正「ルームコレクション」機能は付属マイクで室内の音響特性を計測し、視聴環境に合わせて音場・音質を自動最適化することで、プロが調整したようなホームシアター環境を簡単に構築できます。さらに、「MOVIE」「MUSIC」「NIGHT」「ALL CH STEREO」「2CH STEREO」「STRAIGHT」「PURE DIRECT」の7つのサウンドモードと、ワンタッチで入力やサウンドモードを呼び出せる「SCENE」キーにより、コンテンツや時間帯に応じた最適なリスニングスタイルを素早く選択できます。
FM/ワイドFMチューナー、マルチポイント対応Bluetooth、USB入力など、日常使いに便利な機能も共通で搭載されており、テレビ視聴から音楽再生まで一台で完結するAVセンターとして設計されています。
スペック一覧
| 項目 | RX500A | RX300A |
|---|---|---|
| 製品名 | RX500A AVレシーバー | RX300A AVレシーバー |
| チャンネル数 | 7.2ch | 5.2ch |
| 内蔵パワーアンプ数 | 7 | 5 |
| 定格出力(20Hz〜20kHz、2ch駆動) | 75W/ch(6Ω、0.09%THD) | 70W/ch(6Ω、0.09%THD) |
| 定格出力(1kHz、1ch駆動) | 110W/ch(6Ω、0.9%THD) | 100W/ch(6Ω、0.9%THD) |
| 実用最大出力(1kHz、1ch駆動) | 145W/ch(6Ω、10%THD) | 145W/ch(6Ω、10%THD) |
| フロントバイアンプ | 対応(ハイト/サラウンドバック/ゾーンBと排他) | 対応(ハイト/サラウンド/ゾーンBと排他) |
| 対応デコードフォーマット(主なもの) | Dolby Atmos、Dolby TrueHD、Dolby Digital Plus、Dolby Digital、DTS:X、DTS‑HD Master Audio、DTS‑HD High Resolution、DTS、AAC(MPEG‑2 AAC 5.1ch)ほか | Dolby Atmos、Dolby TrueHD、Dolby Digital Plus、Dolby Digital、DTS、AAC(MPEG‑2 AAC 5.1ch)ほか(Dolby Atmosはバーチャル再生) |
| サウンドモード | 7モード(Pure Direct/STRAIGHT/MOVIE/MUSIC/ALL CH STEREO/2CH STEREO/NIGHT) | 7モード(Pure Direct/STRAIGHT/MOVIE/MUSIC/ALL CH STEREO/2CH STEREO/NIGHT) |
| スピーカーバーチャル | Speaker Virtualization対応(STRAIGHT/MOVIE/MUSIC/NIGHT使用時) | Speaker Virtualization対応(STRAIGHT/MOVIE/MUSIC/NIGHT使用時) |
| 自動音場補正 | ルームコレクション(専用マイク付属) | ルームコレクション(専用マイク付属) |
| 映像対応 | 8K/60Hz、4K/120Hzパススルー、HDR10、Dolby Vision、HLG、HDR10+対応 | 8K/60Hz、4K/120Hzパススルー、HDR10、Dolby Vision、HLG、HDR10+対応 |
| HDMI端子 | 入力4系統/出力1系統(HDMI 2.1準拠、HDCP 2.3対応、eARC対応) | 入力4系統/出力1系統(HDMI 2.1準拠、HDCP 2.3対応、eARC対応) |
| アナログ音声入力 | RCAステレオ 2系統 | RCAステレオ 2系統 |
| デジタル音声入力 | 光デジタル 1系統、同軸デジタル 1系統 | 光デジタル 1系統、同軸デジタル 1系統 |
| サブウーハープリアウト | 2系統(MONO×2) | 2系統(MONO×2) |
| ヘッドホン出力 | 1系統(前面) | 1系統(前面) |
| USB端子 | 前面 USB(USB2.0、音声入力用) | 前面 USB(USB2.0、音声入力用) |
| ネットワーク | 有線LAN、無線LAN(2.4GHz/5GHz)、各種ストリーミングサービス対応 | なし |
| 対応ストリーミングサービス | Qobuz、Spotify Connect、Qobuz Connect、インターネットラジオ、Podcastなど | ― |
| キャスト/AirPlay | Google Cast、AirPlay 2対応 | ― |
| Bluetooth | Ver.5.3、Class 2、SBC/AAC、マルチポイント接続対応 | Ver.5.3、Class 2、SBC/AAC、マルチポイント接続対応 |
| チューナー | FMチューナー(ワイドFM対応) | FMチューナー(ワイドFM対応) |
| 消費電力 | 260W | 260W |
| 外形寸法(幅×高さ×奥行) | 434×157×319mm | 434×157×319mm |
| 質量 | 8.0kg | 7.6kg |
| カラー | ブラック(B) | ブラック(B) |
| 発売日 | 2026年8月下旬発売予定 | 2026年6月中旬発売予定 |
| 価格 | 99,000円(税込) | 66,000円(税込) |
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