LGエレクトロニクス・ジャパンは、IPS Blackパネルを採用した4Kモニターとして、31.5型の【32UQ850V-W】を3月上旬、27型の【27UQ850V-W】を2月上旬より順次販売する。
IPSに黒を強化した技術「IPS Black」を採用。黒の表現力を高め、より暗部の再現性を追求したことで、コントラスト比が2,000:1に向上し、4Kの画像や映像をさらに自然に表示。
4KのHDRのマスタリングに最も広く使われており、映像や画像のクリエイターにとって、業界標準と位置づけられているDCI-P3 98%(標準値)の高い色再現性も実現。
ハードウェアキャリブレーションにも対応し、経年的な色変化を整え、一貫した色再現を実現。また、ピクチャーモードには「sRGB」、DCI-P3の白色点をD65に置いた「P3-D65」、BT.2100(Rec.2100)のガンマカーブに沿った「BT.2100 PQ」 を用意。
さらに、1.8/2.0/2.2/2.4/2.6に設定できるガンマ補正、6色相環、色温度調整など、細かな色合い調整も可能。HDR再生においては、ピーク輝度400cd/㎡m2以上の高輝度出力が求められるVESA DisplayHDR 400の認証を取得。高輝度による高い表現力で、質の高いHDR映像を表示することができる。
USB Type-Cを搭載。PCとUSB Type-Cケーブルを接続するだけで、映像+音声データ(DP Alt Mode)、PCの充電(USB PD 90W)、データ転送が可能。また、KVMスイッチを内蔵。
PC1台をUSB Type-Cに接続し、もう1台のPCを映像入力端子(HDMI、DisplayPort)とUSBアップストリーム端子(USB2.0)に接続すれば、モニターのダウンストリーム端子に接続したUSBデバイス(キーボードやマウス、USBストレージなど)やネットワーク通信、音声(内蔵スピーカーまたはヘッドホン端子に接続したオーディオ機器)を2台のPCで共有できる。
主な仕様は共通で、解像度が4K(3,840×2,160ドット)、表示色数が約10億7,000万色、コントラスト比が2,000:1、中間色応答速度が5ms、輝度が400cd/m2、視野角が上下/左右ともに178度。
インターフェイスは、HDMI×2、DisplayPort、USB Type-C、USB 3.0×2、ヘッドホン出力、5W+5Wスピーカーなどを備える。
サイズ/重量は、【32UQ850V-W】が715×239×488~598mm(幅×奥行き×高さ)/7.2kg、【27UQ850V-W】が614×239×460~570mm(幅×奥行き×高さ)/5.9kg。
店頭予想価格は、31.5型【32UQ850V-W】が95,000円前後、27型【27UQ850V-W】が85,000円前後。
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