ユーグリーン・ジャパンは、多彩なAI機能に対応したAI NAS「iDX 6011」「iDX 6011 Pro」を販売した。価格はオープンプライスで、市場想定価格は「iDX 6011 32GB」が398,880円、「iDX 6011 64GB」が499,880円、「iDX 6011 Pro 64GB」が899,880円。9月24日までの期間限定で15%OFFキャンペーンも実施している。
製品概要
iDX 6011は、14コアのIntel Core Ultra 5 125Hと最大64GBのLPDDR5/xメモリを搭載したAI NASで、6ベイのドライブと2基のM.2 NVMe SSDスロットを備える。最大で32TB×6+8TB×2という大容量構成に対応し、10GbE×2やThunderbolt 4×2、HDMI 8K/60Hz出力など、クリエイティブ用途にも耐えうるインターフェースを搭載する。OSにはUGOS Proを採用し、内部LLMによるAI機能をNAS内で完結させる設計が特徴だ。
iDX 6011 Proは、16コアのIntel Core Ultra 7 255Hと64GB LPDDR5/xメモリを標準搭載した上位モデルで、同じく6ベイ+M.2 SSD×2構成を持ちながら、より高いCPU性能と拡張性を備える。AI処理や同時アクセスが多い環境でも余裕を持って動作し、プロフェッショナルな制作現場や企業のデータハブとしての利用を想定したモデルだ。
特徴
AIをNAS内部で完結させる「ローカルモード」の安心感
iDX 6011シリーズ最大の特徴は、AIによる処理をNAS内部で完結させる「ローカルモード」を前提に設計されている点だ。写真や動画、文書、音声といった大切なデータをクラウドへアップロードすることなく、内部LLMと各種AIモジュールがNAS上で直接処理する。これにより、プライバシーや機密性を重視するユーザーでも、AI機能を安心して活用できる。
さらに、利用するAIモデルやアプリごとの機能を柔軟に選択・管理できるため、用途に応じてAI環境をカスタマイズしやすい。音声コマンドによる操作やAIモジュールの管理、クラウドAIとの連携、AIモジュールの追加などを5つのモジュールで統合的に扱える設計になっており、「AIを使いこなすNAS」という新しい体験を提供している。
写真整理を劇的に楽にする「AIアルバム機能」
膨大な写真を自動で認識・分類し、探したり整理したりする手間を大幅に減らしてくれるのが「AIアルバム機能」だ。人物や季節、場所などの条件に応じて写真を表示できるほか、「江ノ島/カフェ」「去年のクリスマス」といった曖昧な記憶やキーワードからでも、目的の写真にたどり着ける。
レシートやメモ、免許証など文字が写った画像も、金額・日付・場所などの情報から検索可能で、日常の記録を「あとから使えるデータ」に変えてくれる。類似・重複写真の自動検出や、センシティブな内容を含む写真の識別・ぼかし処理にも対応し、プライベートなアルバム管理をより安心でスマートなものにしている。
ユニバーサル検索で「欲しいデータ」にすぐ届く
iDX 6011シリーズは、NASに保存された文書、写真、音楽、動画、アプリなど、さまざまなデータをひとつの検索窓から横断的に探せる「ユニバーサル検索」を備える。ファイル名や保存場所を覚えていなくても、キーワードや関連する数字、内容の一部を入力するだけで、目的のデータに素早くアクセスできる。
検索結果からそのまま映像や音楽を再生したり、アプリを起動したりできるため、「探す時間」を最小限に抑えられる。フォルダ構造の変更やファイルの追加・削除があっても、検索対象のフォルダは自動で更新され、常に最新の状態で検索できるようになっている点も、日常的な使い勝手を高めている。
思いつきを声で残す「ボイスメモ機能」
会議や講義、ふとしたアイデアを音声で残すだけで、AIが自動的に文字起こしを行い、要約や翻訳、マインドマップの作成まで行ってくれるのが「ボイスメモ機能」だ。まとまっていない考えやアイデアも、テキスト化されることで整理しやすくなり、後から見返したときに「何を考えていたか」が一目で分かる。
会議では、録音した内容から議事録や要約、マインドマップを自動生成し、情報共有の手間を減らしてくれる。外国語での会議では、文字起こしと翻訳を組み合わせて多言語での情報共有にも活用できる。音声データをクラウドにアップロードせずNAS内部で処理できるため、機密性の高い会議でも安心して利用できる点が心強い。
ファイル整理を自動化する「AIファイル整理」
ファイル名や作成日時、ファイル形式などの情報をAIが読み取り、保存されたデータを自動で分類・整理してくれる「AIファイル整理」機能も、日々の業務や趣味のデータ管理を支える重要な要素だ。大量のファイルも、あらかじめ設定した条件に合わせてフォルダへ振り分けられるため、手作業での整理に費やしていた時間を大幅に削減できる。
既存フォルダへの整理や、複数条件を組み合わせた分類にも対応しており、「とりあえず保存したファイル」が自然と整理された状態に保たれる。必要なデータを探しやすく整えたうえで、ユニバーサル検索やAIアシスタントから活用できるため、NAS全体が「使えるデータベース」として機能するようになる。
ハイエンドPC級のハードウェアと豊富なインターフェース
ハードウェア面では、iDX 6011が14コア・18スレッドのCore Ultra 5 125H、iDX 6011 Proが16コア・16スレッドのCore Ultra 7 255Hを搭載し、AI処理や複数ユーザーからの同時アクセスにも余裕を持って対応できる。メモリは32GB/64GBのLPDDR5/x構成(Proは64GB)で、内部ストレージとして128GB SSDを備え、OSやAIモジュールの動作を支える。
ストレージは3.5インチ/2.5インチドライブ対応の6ベイと、M.2 NVMe 2280 SSDスロット×2を搭載し、最大32TB×6+8TB×2という大容量構成に対応する。RAIDはJBOD / Basic / RAID 0 / RAID 1 / RAID 5 / RAID 6 / RAID 10に対応し、用途に応じた冗長性や速度を選べる。インターフェースは10GbE LAN×2、USB-A 3.2 Gen 2×2、Thunderbolt 4×2、HDMI 8K/60Hz、PCIe Gen4×8拡張スロット、SD 4.0スロットなど、クリエイターやエンジニアのワークフローにもフィットする構成だ。
スペック一覧
| 項目 | iDX 6011 | iDX 6011 Pro |
|---|---|---|
| 製品名 | UGREEN NASync iDX 6011 | UGREEN NASync iDX 6011 Pro |
| CPUモデル | Intel Core Ultra 5 125H | Intel Core Ultra 7 255H |
| コア数 | 14 | 16 |
| スレッド数 | 18 | 16 |
| 最大周波数 | 4.50 GHz | 5.1 GHz |
| メモリ容量 | 32GB / 64GB LPDDR5/x | 64GB LPDDR5/x |
| システムストレージ | 128GB SSD | 128GB SSD |
| ドライブベイ数 | 6ベイ(3.5インチ / 2.5インチ対応) | 6ベイ(3.5インチ / 2.5インチ対応) |
| M.2 SSDスロット数 | 2 | 2 |
| M.2対応規格 | M.2 NVMe 2280 | M.2 NVMe 2280 |
| 最大ストレージ容量 | 32TB×6 + 8TB×2 | 32TB×6 + 8TB×2 |
| M.2スロット仕様 | PCIe Gen4 ×4 | PCIe Gen4 ×4 |
| RAIDモード | JBOD / Basic / RAID 0 / 1 / 5 / 6 / 10 | JBOD / Basic / RAID 0 / 1 / 5 / 6 / 10 |
| OS | UGOS Pro | UGOS Pro |
| 内蔵LLM | 搭載 | 搭載 |
| LANポート | 10GbE ×2 | 10GbE ×2 |
| USBポート | USB-A 3.2 Gen 2 ×2 | USB-A 3.2 Gen 2 ×2 |
| Thunderbolt | Thunderbolt 4 ×2 | Thunderbolt 4 ×2 |
| 映像出力 | HDMI 8K 60Hz | HDMI 8K 60Hz |
| 拡張スロット | PCIe Gen4 ×8 | PCIe Gen4 ×8 |
| SDスロット | SD 4.0 | SD 4.0 |
| 消費電力 | 300W | 300W |
| 本体サイズ | 294 × 258 × 189 mm | 348.8 × 260 × 212 mm |
| 重さ | 6.3kg | 9.2kg |
| 販売日 | 発売中(キャンペーン期間:2026年9月24日まで) | 2026年10月1日発売予定 |
| 価格 | 32GB:398,880円/64GB:499,880円 | 64GB:899,880円 |


