HyperX Cloud MIX Buds 2
HyperX Cloud MIX Buds 2 は、USB Type-Cドングルによる2.4GHzワイヤレス接続と Bluetooth 5.3(LE Audio対応)の両方を備えた完全ワイヤレスゲーミングイヤホンです。約20msの超低遅延とハイブリッド型アクティブノイズキャンセリング、トランスペアレントモード、AIノイズキャンセリングマイクを搭載し、ゲームから音楽・動画視聴、オンライン会議や学習まで、幅広いシーンで快適なオーディオ体験を提供することを狙ったモデルです。最大26時間のバッテリー駆動、IP44防水、専用アプリによる細かなチューニングなど、日常使いにも配慮された設計が特徴です。
特徴
接続性・低遅延性能
- 2.4GHzワイヤレス接続による超低遅延: USB Type-Cドングルで2.4GHzワイヤレス接続に対応し、約20ms以下の超低遅延を実現。PCや対応デバイスのUSBポートに挿すだけで認識され、設定いらずで低遅延なゲームオーディオを楽しめます。拡張アダプターも付属し、ノートPCなどでポート干渉を避けやすい構成です。
- Bluetooth 5.3+LE Audio対応: Bluetooth 5.3に対応し、SBC/AAC/LC3コーデックをサポート。LC3を標準採用したLE Audio対応により、低消費電力かつ高音質で、混雑したワイヤレス環境でも音途切れに強いロバストな接続を実現しています。
- マルチコネクション対応: 2.4GHzドングル接続とBluetooth接続を組み合わせたマルチコネクションに対応。PCにはドングル、スマートフォンとはBluetoothで同時にペアリングしておき、ゲーム中にスマホへ着信があった場合でも、ドングルのボタン操作でBluetooth側へ切り替えて通話するといった使い方が可能です。
ノイズキャンセリング・マイク
- ハイブリッド型アクティブノイズキャンセリング(ANC): フィードフォワード+フィードバック方式のハイブリッドANCを採用。イヤホン外部のマイクで外音を拾い、内部のマイクでユーザーに届く音を検知することで、雑踏や公共交通機関内でも騒音を効果的に抑え、ゲームや音楽、動画視聴、オンライン授業などに集中しやすい環境を作ります。
- トランスペアレントモード(アンビエントサウンドモード): 周囲の音を取り込むトランスペアレントモードに対応。電車やバスなどで周囲の状況を把握しながら、安全に音楽やコンテンツを楽しむことができます。
- AIノイズキャンセリングマイク(AIノイズリダクション): 補聴器や会議システムでも使われるビームフォーミングマイクを採用し、AIノイズリダクション機能を搭載。ユーザーの声を重点的に拾い、周囲の雑音を最小限に抑えることで、ボイスチャットやオンライン会議で相手にクリアな音声を届けます。
音質・チューニング・アプリ
- 9mmダイナミックドライバーとHyperXチューニング: 9mmダイナミックドライバーを搭載し、HyperXエンジニアによるスペクトルバランスの再調整が施されています。ゲーム、音楽、音声コンテンツなどに合わせて最適なオーディオプロファイルを選べるよう設計されており、ゲーミング用途だけでなく日常のリスニングにも対応した音作りです。
- 専用アプリ「HyperX NGENUITY」によるカスタマイズ: Android/iOS/Windows向けの専用アプリから、イコライザー設定、ANCモード切り替え、トランスペアレントモードの調整、タッチ操作の割り当て変更などが可能。コンテンツや好みに合わせて音質や操作感を細かくチューニングできます。
デザイン・装着感・操作性
- 小型軽量なカナル型イヤホン: イヤホンはやや太めのステムを持つカナル型で、片側約4.4gと軽量。S/M/Lの3サイズのイヤーチップが付属し、耳の形に合わせてフィット感を調整できます。長時間装着しても負担を抑えた設計です。
- タッチセンサーによる操作: ステム上部のタッチセンサーで、再生/停止、曲送り、ANC切り替えなどの操作が可能。専用アプリからジェスチャーの割り当てを変更できるため、よく使う機能を自分好みにカスタマイズできます。
- 充電ケースとドングル収納: 充電ケースは上から差し込むタイプで、付属のUSB Type-Cドングルを収納できる構造。持ち運び時にドングルを別途管理する必要がなく、ゲーミング環境をコンパクトにまとめられます。
- Fast Pair/Swift Pair対応: Google Fast PairとMicrosoft Swift Pairの認証を取得しており、ケースを開くだけで対応端末とのペアリングが簡単に行えます。
バッテリー・防水・対応機器・価格
- 最大26時間のバッテリー駆動: イヤホン単体で最大7時間、充電ケース併用で合計最大26時間の再生が可能。Bluetooth接続・音量50%・ANCオフ時のテスト結果に基づく数値で、長時間の移動や待ち時間でもバッテリー残量を気にせず使いやすいスタミナ設計です。
- IP44防水(イヤホン): イヤホン本体はIP44相当の防水性能を備え、汗や軽い雨程度であれば安心して使用可能。スポーツや外出時の利用にも適しています。
- 幅広い対応機器: PC、PS4、PS5、Nintendo Switch、Android、Steam Deckなどで動作確認済み。USBオーディオ対応デバイスならドングルを挿すだけで利用でき、Bluetooth接続ではスマートフォンやタブレットとも幅広く連携できます。
スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | HyperX Cloud MIX Buds 2 |
| タイプ | 完全ワイヤレスゲーミングイヤホン |
| ドライバータイプ | ダイナミック |
| ドライバー径 | 9mm |
| 周波数特性(ヘッドホン) | 5Hz〜22.5kHz |
| 感度(ヘッドホン) | 107±3dB(1mW/1kHz時) |
| 全高調波歪み | 1%以下 |
| オーディオ接続 | 2.4GHzワイヤレス接続、Bluetooth 5.3 |
| ワイヤレス範囲 | 最大20m |
| Bluetoothコーデック | SBC/AAC/LC3 |
| Bluetoothプロファイル | HSP.TS/IOPT/A2DP/AVRCP/GAVDP/DID/HFP/HSP |
| Bluetoothバージョン | 5.3(LE Audio対応) |
| ノイズキャンセリング | ハイブリッド型アクティブノイズキャンセリング(ANC) |
| トランスペアレントモード | 対応(アンビエントサウンドモード) |
| マイクエレメント | MEMS |
| マイク指向性 | オムニディレクショナル(無指向性) |
| マイク周波数特性 | 50Hz〜7.2kHz |
| マイク感度 | -11dBFS(1kHz時、Pin=1Pa、94dB) |
| サンプリングレート | 48kHz |
| ビット深度 | 16bit |
| バッテリー駆動時間(イヤホン) | 最大7時間 |
| バッテリー駆動時間(合計) | 最大26時間(イヤホン+充電ケース) |
| バッテリー種類 | リチウムイオンバッテリー |
| 充電時間(イヤホン) | 約1.5時間 |
| 充電時間(充電ケース) | 約2時間 |
| 充電時間(製品全体) | 約3時間 |
| 防水性能 | IP44(イヤホン) |
| 重量(イヤホン) | 約4.4g(片側、±2g) |
| 重量(充電ケース) | 約33.6g(±5g) |
| オーディオコントロール | 多機能タッチコントロール、マイクミュート |
| 対応機器 | PC/PS4/PS5/Nintendo Switch/Android/Steam Deck |
| ペアリング機能 | Google Fast Pair/Microsoft Swift Pair |
| 付属品 | イヤホン×2、2.4GHz USB Type-Cワイヤレスドングル、充電ケース、USB Type-C to Aケーブル、拡張アダプター、シリコンイヤーチップ(S/M/L)、クイックスタートガイド |
| 保証期間 | 2年間 |
| 発売日 | 2024年9月12日 |
強み・弱み・おすすめユーザー・総評(簡易レビュー)
HyperX Cloud MIX Buds 2 の強みは、まず「完全ワイヤレスイヤホンでありながら、ゲーミングヘッドセット級の低遅延を実現している」という点にあります。USB Type-Cドングルを使った2.4GHzワイヤレス接続では約20ms以下の超低遅延が得られ、FPSやアクションゲームなど、音のタイミングが勝敗に直結するジャンルでも違和感の少ないプレイが可能です。Bluetooth 5.3+LE Audio対応により、スマートフォンでの音楽・動画視聴でも高音質かつ省電力で楽しめるため、「ゲームも日常も1台でこなしたい」というニーズにしっかり応えてくれます。ハイブリッド型ANCとトランスペアレントモード、AIノイズキャンセリングマイクの組み合わせは、騒がしい環境での没入感と、オンライン会議やボイスチャットでの聞き取りやすさを両立しており、仕事や学習用途にも十分対応できるバランスです。音質面では9mmドライバーとHyperX独自チューニングにより、ゲームの効果音やボイスが明瞭で、音楽再生でもバランスの良いサウンドを目指した設計になっており、専用アプリ「HyperX NGENUITY」でEQやプロファイルを細かく調整できる柔軟性も、こだわり派のユーザーには大きな魅力と言えるでしょう。最大26時間のバッテリー駆動、IP44防水、Fast Pair/Swift Pair対応、幅広い対応機器など、日常的な使い勝手の良さも総合的な強みとして挙げられます。
一方で弱みとして感じられるのは、まず価格帯です。希望販売価格27,500円(税込)は、一般的な完全ワイヤレスイヤホンとして見るとやや高めで、音楽用途だけを重視するユーザーにとっては競合が多いゾーンに入ります。ゲーミング向けの超低遅延やマルチコネクション、専用ドングルといった付加価値をどこまで重視するかが、購入判断のポイントになるでしょう。また、イヤホンの形状はやや太めのステムを持つカナル型で、フィット感はイヤーチップのサイズ調整である程度カバーできるものの、耳の形によっては「少し存在感がある」と感じるユーザーもいるはずです。充電ケースも上から差し込む構造で、イヤホンがやや滑りやすく、取り出しに少し慣れが必要という印象もあります。さらに、専用アプリのmacOS版が用意されていないため、Macユーザーは設定変更の自由度が限定される点も注意したいところです。マルチコネクションについても、Bluetooth側が通話用に限定されるなど挙動にクセがあり、理想的な「マルチポイント」とは少し違うため、使い方によってはやや扱いづらさを感じる場面もあるかもしれません。
おすすめできるユーザー像としては、PCやPS5、Nintendo Switchなど複数のプラットフォームでゲームを楽しみつつ、スマートフォンでも音楽や動画を日常的に楽しむ「マルチプラットフォーム派」のゲーマーが中心になります。特に、FPSやTPS、音楽ゲームなど、音の遅延がプレイ体験に大きく影響するタイトルを好むユーザーにとって、2.4GHzワイヤレスによる超低遅延は非常に大きなメリットです。また、オンライン会議やリモート授業、ボイスチャットの機会が多いユーザーにも向いており、AIノイズキャンセリングマイクとANC/トランスペアレントモードの組み合わせは、仕事とプライベートを1台でこなしたい人にとって心強い機能セットと言えます。音楽用途でも、専用アプリでEQを調整したい人や、LE Audio/LC3の恩恵を意識して使いたいユーザーには魅力的な選択肢になるでしょう。逆に、ゲーム用途がほとんどなく、主にスマートフォンで音楽を聴くだけというユーザーであれば、同価格帯でより音楽特化のモデルを検討する余地があります。
総評として、HyperX Cloud MIX Buds 2 は「ゲームも日常も1台でこなす」というコンセプトを高いレベルで具現化した、ゲーミング寄りの高機能完全ワイヤレスイヤホンです。超低遅延の2.4GHzワイヤレス、Bluetooth 5.3+LE Audio、ハイブリッドANC、トランスペアレントモード、AIノイズキャンセリングマイク、専用アプリによるカスタマイズ、長時間バッテリー、IP44防水、幅広い対応機器など、機能面は非常に充実しており、PC・コンソール・スマートフォンをまたいで使うユーザーにとっては、価格に見合う価値を感じやすいモデルと言えるでしょう。装着感やケースの取り回し、価格帯、アプリ環境など、いくつかのポイントで好みが分かれる余地はあるものの、「ゲーミングヘッドセット級の低遅延を完全ワイヤレスで実現したい」「仕事と遊びを同じイヤホンでスマートに切り替えたい」というユーザーにとって、非常に有力な選択肢になるはずです。
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