DJIは、アクションカメラの新製品【Osmo Action 3】を9月より発売する。ラインアップは、バッテリ1個と保護フレームなどが付属する【標準コンボ】、バッテリー3個と延長ロッドなどがセットの【アドベンチャーコンボ】。
標準コンボ | Osmo Action 3 エクストリームバッテリー1個 保護フレーム(水平&垂直取り付け) ゴム製レンズプロテクター2個 クイックリリース式アダプターマウント 接着式フラットベース |
アドベンチャーコンボ | Osmo Action 3 エクストリームバッテリー3個 保護フレーム(水平&垂直取り付け) ゴム製レンズプロテクター2個 クイックリリース式アダプターマウント2個 接着式フラットベース 多機能バッテリーケース 延長ロッド |
18分で最大80%まで充電できる急速充電機能と大容量バッテリーを搭載した。ワンタッチでカメラの縦横を切り替える機構も搭載し、縦長の動画を撮影しやすくした。さらに、前面のカラー液晶をタッチパネル式にし、操作性を高めた。
1/1.7インチサイズのセンサーを搭載し、最大4K/120fpsでの撮影をサポートする。焦点距離は12.7mm(35mm判換算)で、画角は155度と超広角。最大ビットレートは130Mbps、MPEG-4 AVC/H.264で撮影する。デジタル4倍ズームも可能。静止画の撮影最大解像度は4,000×3,000ドット。
新搭載の保護フレームは、水平だけでなくSNSへの投稿に適した縦位置動画の撮影に対応。クイックリリースシステムも従来モデルから最適化され、ロッククリップの強化と位置決めノッチが追加された。これにより、衝突、転倒、砕波などの耐衝撃性能が大幅に向上している。前面のカラーディスプレイは新たにタッチ操作対応となり、手が濡れていても動作する。
「D-Cinelike」カラーモードでの撮影に対応。動画、スローモーション、タイムラプスモードで利用でき、「ポストプロダクションでの編集スペースをもっと確保したい人々のニーズを満たしている」という。
EIS(電子式映像ブレ補正)は複数の機能で構成。あらゆる方向のカメラ揺れを効率的に補正する「RockSteady 3.0」では、サイクリングや移動中のハンドヘルド撮影に適しており、スポーツ特有のシーンに最適な映像ブレ補正を実現するという。
「HorizonSteady」では、どんなに傾いていても水平を維持するよう補正する。激しい衝撃や360度の回転でも映像を水平に保てるため、サーフィンのような複雑な動きの場面でも、後編集なしで完璧に水平維持を実現できる。
「HorizonBalancin」は、4K/60fps動画撮影に対応し、45度以内の水平方向の傾きを補正する。RockSteadyとHorizonSteadyの中間に位置するモードであり、一人称視点で撮影する障害物レースなど、ダイナミックな環境でスムーズな4K映像を優先する場合に最適という。
耐寒性能に優れ、-20度の低温環境下でも1080p/20fpsで150分の撮影が可能。熱管理システムの向上により、4K/60fpsでの連続撮影ならバッテリー残量がゼロになるまで撮影を続けられる。バッテリー容量は1,770mAhで、最大160分間の記録をサポート。急速充電機能では、18分で0~80%までの充電が可能で、50分で完全充電できる。AIDA 2-Star規格に適合した16mの防水性能も備える。
通信機能は、Wi-FiとBluetoothに対応。スマートフォンとの連携はアプリ「DJI Mimo」を利用する。「DJI Mimo」からは、カメラのライブ映像確認、クイック編集などが可能だ。ビデオ編集アプリ「LightCut」も用意する。
サイズは70.5×44.2×32.8mmで、重量は145g。ストレージはmicroSDスロットで、最大256GBまでのカードが使用可能。
価格は、標準コンボが47,300円、アドベンチャーコンボが66,000円。