完実電気は、Meze Audio(メゼオーディオ)ブランドより、日本限定モデルの開放型平面磁界ヘッドホン「Empyrean JAPONIA」を発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は550,000円前後。
製品概要
Empyrean JAPONIA は、Meze Audio が誇る開放型平面磁界ヘッドホン「Empyrean」シリーズの系譜を受け継ぎながら、日本だけのために仕立てられた数量限定モデルです。初代 Empyrean の豊かな音楽性と、現行最上位機「Empyrean II」で到達した高い完成度を融合させたチューニングにより、「音を聴くためではなく、音楽を楽しむための一台」として、上質なリスニング体験を目指して設計されています。ブラック&カッパーのクラシカルな筐体に、日の丸を思わせるレッドのライヤーバードロゴと「JAPONIA」の刻印をあしらい、日本とルーマニア双方の文化への敬意を静かに宿したデザインも、このモデルならではの大きな魅力です。
主な特徴
音楽性を磨き上げたチューニング
Empyrean JAPONIA のサウンドは、初代 Empyrean が築いた「音楽性の高さ」を軸に、Empyrean II で培われた完成度を土台として再構築されています。オリジナルらしい厚みのある低域と豊かな中域、そして空間へ自然に広がる響きがバランス良く調和し、演奏の熱量と会場の空気感を、まるでその場にいるかのような臨場感で描き出します。開発チームは幾度にもわたる試聴と綿密なチューニングを重ね、スペックだけでは語り尽くせない「音楽を聴く歓び」を改めて感じさせる一台として仕上げています。
Rinaro MZ3 平面磁界ドライバーによる広帯域再生
ドライバーには、Rinaro社の平面磁界ドライバー「MZ3」を採用し、Rinaro Isodynamic Hybrid Array®テクノロジーによる精緻な音響再生を実現しています。オーバル形状のドライバーは、102mm×73mmという大口径サイズで、4Hz〜110kHzという非常に広い再生周波数帯域をカバーし、低域の沈み込みから超高域の空気感まで、音楽の細部を余すことなく描写します。インピーダンスは31.6Ω、感度は100dB SPL/mW(1kHz)と、初代 Empyrean に準じた仕様でまとめられており、適切な駆動力を備えたヘッドホンアンプと組み合わせることで、そのポテンシャルを存分に引き出すことができます。
開放型オーバーイヤー構造による自然な音場表現
Empyrean JAPONIA は開放型構造のオーバーイヤーヘッドホンとして設計されており、耳をすっぽりと包み込むサーカムラル(耳覆い)タイプの装着スタイルを採用しています。開放型ならではの抜けの良さと、平面磁界ドライバーの緻密な制御が組み合わさることで、音場は広く、かつ定位は自然で、楽器や声の位置関係が立体的に浮かび上がるような再生が可能です。長時間のリスニングでも音が頭の中にこもらず、空間にふわりと広がるような感覚で音楽を楽しめる点も、このモデルの大きな魅力です。
日本限定・数量限定モデルならではのデザイン
筐体は、初代 Empyrean の象徴であるブラック&カッパーのカラーリングを受け継ぎつつ、日本限定モデルならではの意匠が加えられています。ハウジングには、日の丸を思わせるレッドのライヤーバードロゴと、円形の「JAPONIA」刻印が配され、赤い太陽と「Japonia」という言葉が、日本とルーマニア双方の文化へのオマージュとして静かに佇みます。クラシックなブラック&カッパーのボディに、この象徴的なレッドのアクセントが加わることで、視覚的にも特別感のある佇まいとなり、所有する歓びを一層高めてくれます。
精緻な造形と素材選定
ハウジングにはガラス繊維強化ABSを採用し、強度と軽量性、そして振動特性のバランスを追求した構造となっています。ドライバー自体の重量は82gに抑えられ、本体重量は430gにまとめられており、大型の平面磁界ドライバーを搭載しながらも、装着時の負担をできるだけ軽減する設計が施されています。細部に至るまで精緻に造形された筐体は、ヘッドホンとしての機能性と、芸術作品としての美しさを両立しており、視覚的な満足感と触感の心地よさを同時に味わうことができます。
「音楽を楽しむための一台」というコンセプト
Empyrean JAPONIA は、単なる高性能ヘッドホンではなく、「音楽を楽しむための一台」として位置づけられています。かつて初代 Empyrean の音に魅了された人には懐かしく、初めてこのシリーズに触れる人には新たな発見に満ちたサウンドを提供し、スペックだけでは語り尽くせない「音楽を聴く歓び」を改めて感じさせる存在として設計されています。日本だけの数量限定モデルとして、単に機材を所有するのではなく、「音と出会う瞬間」を慈しむためのパートナーとなることを目指したコンセプトが、随所に込められています。
スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Empyrean JAPONIA |
| 形式 | 開放型平面磁界ヘッドホン |
| ドライバー | Rinaro Isodynamic Hybrid Array® MZ3 ドライバー |
| 構造 | 開放型オーバーイヤー(サーカムラル) |
| ドライバー形状 | オーバル形状 |
| ドライバーサイズ | 102 mm × 73 mm |
| 再生周波数帯域 | 4 Hz 〜 110 kHz |
| インピーダンス | 31.6 Ω |
| 感度 | 100 dB SPL/mW(1 kHz) |
| 最大音圧レベル | >130 dB |
| 全高調波歪率(THD) | <0.01% |
| ドライバー重量 | 82 g |
| ハウジング素材 | ガラス繊維強化ABS |
| 本体質量 | 430 g |
| 発売日 | 2026年8月21日 |
| 価格 | オープン(税込55万円前後の実売価格を想定) |


