ASUS JAPANは、Wi-Fi 7とAiMeshテクノロジーに対応したメッシュWi-Fiルーター「RT-BE3600J Pro」を発表。9月11日に発売する。カラーは、ホワイトとブラックの2色。価格は16,920円。
製品概要
RT-BE3600J Proは、Wi-Fi 7(802.11be)に対応した家庭向けメッシュWi-Fiルーターで、最大約3.6Gbpsのデュアルバンド通信と2.5G対応ポートを備え、スマートホーム環境を快適かつ安全に支えることを目指したモデルだ。コンパクトな筐体に4本の内蔵アンテナとクアッドコアCPUを搭載し、AiMeshによる拡張性と商用グレードのセキュリティ機能を組み合わせることで、日常のネットワーク体験を一段引き上げる存在になっている。
主な特徴
Wi-Fi 7による高速・安定通信
RT-BE3600J Proは、最新規格であるWi-Fi 7(802.11be)に対応し、5GHz帯で最大2882Mbps、2.4GHz帯で最大688Mbpsという合計最大約3570Mbpsの通信速度を実現している。4K-QAMや160MHzチャネルに対応することで、従来のWi-Fi 6世代と比べて効率的なデータ伝送が可能になり、動画ストリーミングやオンラインゲーム、クラウドサービス利用時の体感速度をしっかりと底上げしてくれる。
さらに、マルチリンクオペレーション(MLO)に対応し、2.4GHz帯と5GHz帯を状況に応じて組み合わせて利用することで、混雑や電波干渉の影響を受けにくい、途切れにくい接続を目指している。日々の通信環境が変化しても、ルーター側が自動的に最適な帯域を選び取ってくれるため、ユーザーは難しい設定を意識せずに安定したネットワークを享受できる構成だ。
2.5G対応ポートとメッシュ構成による拡張性
有線インターフェイスとして、2.5G対応のWAN/LAN自動検出ポートを2基搭載しているのが大きな特徴だ。これらのポートはWAN/LANの役割を柔軟に切り替えられるため、高速なインターネット回線をそのまま活かしつつ、メッシュノード間の2.5G有線バックホールとしても利用できる。家の構造や回線環境に合わせて、無線と有線を組み合わせた最適なネットワーク設計がしやすい。
AiMesh機能に対応しているため、他の対応ASUSルーターと組み合わせてメッシュネットワークを構築することができる。複数台を設置することで、広い戸建てや複雑な間取りのマンションでも、家じゅうを一つのSSIDでシームレスにカバーできるのが魅力だ。電波の届きにくい部屋や階層にも、安定したWi-Fi環境を広げていけるので、スマートホーム機器が増えても安心して使い続けられる。
スマートホーム向けのSSID管理機能
RT-BE3600J Proには「Smart Home Master」と呼ばれる機能が用意されており、IoT機器用・子ども用・VPN用など、用途に応じて最大3つのSSIDを簡単に作成・管理できる。スマートスピーカーや家電などのIoT機器を専用ネットワークにまとめることで、セキュリティと管理性を両立しつつ、家族それぞれの使い方に合わせた柔軟なネットワーク構成を組めるのがうれしいところだ。
ペアレンタルコントロール機能も充実しており、Web&アプリのフィルタリング、時間帯による利用制限、報酬型の利用管理など、子どものインターネット利用を細かく見守ることができる。サブスクリプション不要で利用できるため、追加コストを気にせずに家族の安心を守る仕組みを取り入れられる点も、家庭向けルーターとしての大きな魅力だ。
商用グレードのセキュリティと多彩なVPN機能
セキュリティ面では、商用グレードの「AiProtection」を搭載し、悪意あるサイトのブロックや侵入防止、感染したデバイスの検知・遮断など、ネットワーク全体を守る機能が組み込まれている。WPA/WPA2/WPA3-Personalに加え、WPA/WPA2-Enterpriseにも対応しており、家庭だけでなく小規模オフィス用途でも安心して使える懐の深さを備えている。
VPN機能も豊富で、PPTP、OpenVPN、IPsec、WireGuard、Instant Guard、VPN Fusionなど、多重VPN構成に対応している。VPNクライアント・サーバーの両方をサポートしているため、外出先から自宅ネットワークへの安全なアクセスや、特定デバイスだけをVPN経由にするような柔軟なルーティングも実現しやすい。テレワークやリモートアクセスが日常になった今、ルーター側でここまで多機能なVPNを扱えるのは心強いポイントだ。
コンパクト筐体とクアッドコアCPUによる安定動作
本体サイズは約140×70×140mmとコンパクトで、重量は約511g。4本の内蔵アンテナと4つの高性能フロントエンドモジュールを備えつつも、設置スペースを取りにくいデザインになっている。カラーはブラックとホワイトの2色が用意されており、インテリアや設置場所の雰囲気に合わせて選べるのも嬉しい。
内部には1.5GHzのクアッドコアプロセッサ「Qualcomm IPQ5322」と512MB RAM、128MBフラッシュメモリを搭載し、多数のデバイスが同時接続しても安定した処理が行えるよう設計されている。最大同時接続台数は40台とされており、スマートフォンやPCだけでなく、スマート家電やIoT機器が増えても余裕を持って受け止められる構成だ。
スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | RT-BE3600J Pro |
| 無線LAN規格 | WiFi 7 (802.11be)、WiFi 6 (802.11ax)、WiFi 5 (802.11ac)、WiFi 4 (802.11n)、IEEE 802.11a/b/g |
| 対応周波数帯 | 2.4GHz帯、5GHz帯 |
| 最大通信速度(5GHz) | 最大 2882 Mbps(WiFi 7時) |
| 最大通信速度(2.4GHz) | 最大 688 Mbps(WiFi 7時) |
| データ帯域幅 | 20/40/80/160 MHz |
| 変調方式 | 4096-QAM対応 |
| アンテナ構成 | 内蔵アンテナ×4(5GHz帯 2×2、2.4GHz帯 2×2) |
| ストリーム数 | 2ストリーム(5GHz)、2ストリーム(2.4GHz) |
| プロセッサ | 1.5GHz クアッドコアプロセッサ(Qualcomm IPQ5322) |
| メモリ | RAM 512MB、フラッシュ 128MB |
| 有線LANポート | 2.5Gポート×2(WAN/LAN自動検出) |
| 動作モード | Wireless Router Mode、Access Point Mode、AiMesh Node Mode |
| メッシュWi-Fi | AiMesh対応 |
| 最大同時接続台数 | 40台 |
| セキュリティ機能 | AiProtection(悪意あるサイトブロック、IPSなど)、WPA/WPA2/WPA3-Personal、WPA/WPA2-Enterprise |
| ペアレンタルコントロール | Web&アプリフィルタ、時間制限、報酬型管理、Safe Browsingなど |
| VPN機能 | VPNクライアント(L2TP、OpenVPN、PPTP)、VPNサーバー(IPsec、OpenVPN、PPTP)、WireGuard、Instant Guard、VPN Fusion |
| 無線機能 | MU-MIMO、ビームフォーミング、OFDMA、バンドステアリング、ゲストネットワーク対応 |
| 無線セットアップ | WPSボタン搭載 |
| 管理・設定 | ASUS Routerアプリ対応、トラフィックモニタ、QoS(Traditional/Adaptive)、トラフィックアナライザ |
| スマートホーム対応 | Smart Home Master(最大3つのSSID)、Google Assistant対応 |
| 電源仕様 | AC入力 110V〜240V(50〜60Hz)、DC出力 12V/1.5A |
| 本体サイズ | 約140 × 70 × 140 mm |
| 重量 | 約511 g |
| カラー | ブラック、ホワイト |
| 付属品 | RJ45ケーブル、電源アダプター、保証書、クイックスタートガイド |
| 発売日 | 2026年9月11日 |
| 価格 | 16,920円(税込)前後 |


