Shokz Japanは、骨伝導イヤホン「OpenRun Air 2」「OpenRun Air 2 Mini」を9月16日より発売する。カラーは、ブラックとアイスブルーの2色で、Miniサイズはブラックのみを展開する。価格は19,880円。
製品概要
OpenRun Air 2は、耳を塞がずに音楽や音声を楽しめるShokzの骨伝導ワイヤレスイヤホンの最新モデルであり、ランニングやワークアウト時でも周囲の音を自然に感じながら安全に音楽を楽しめることをコンセプトに開発された。従来モデルから本体を約9%小型化し、わずか26.4gという軽量ボディと新設計のイヤーフックにより、「空気のような装着感」を目指したデザインが特徴だ。IP67の防水・防塵仕様で汗や雨にも強く、最大10時間の連続再生と5分の急速充電で最大2時間再生できるバッテリー性能を備え、日常のトレーニングから長時間のランニングまで安心して使える。標準サイズのOpenRun Air 2に加え、頭のサイズに合わせて選べるMiniモデル「OpenRun Air 2 Mini」もラインアップされており、よりフィット感を重視するユーザーに向けた選択肢が用意されている。
主な特徴
デザインと装着感
OpenRun Air 2は、「空気のような装着感」を目指して設計された骨伝導ワイヤレスイヤホンだ。従来モデルから本体全体で9%以上の小型化を実現し、重量は26.4gに抑えられている。新設計のイヤーフックは耳の自然なカーブに沿ってフィットする形状となっており、圧力を均等に分散することで、長時間装着してもこめかみや耳周りへの負担を軽減する構造になっている。ランニングやジャンプ、方向転換など動きの激しいワークアウト中でもしっかりと固定され、ズレにくい安定感を持ちながらも、締め付け感を抑えた快適な装着感を両立している。
標準サイズのOpenRun Air 2に加え、ネックバンドの長さが異なるMiniサイズのOpenRun Air 2 Miniが用意されている。耳の後ろから後頭部を通って反対側の耳の後ろまでをメジャーで測り、23.5cm以上なら標準サイズ、23.5cm未満ならMiniサイズが推奨されるなど、頭のサイズに合わせて選びやすいガイドが示されている。カラーはOpenRun Air 2がブラックとアイスブルーの2色展開、OpenRun Air 2 Miniはブラックのみの展開となっており、スポーティで落ち着いた印象のデザインに仕上がっている。
骨伝導ドライバーと音質
音質面では、Shokz独自の骨伝導技術「PremiumPitch 3.0」を搭載した骨伝導ドライバーを採用している。オールメタル製のデュアルコイル・デュアルリード構造を取り入れたドライバーにより、従来モデルから低音性能を高めるとともに、ボーカルのディテール表現も向上させている。これにより、深みのある低音、なめらかな中音域、クリアな高音域を備えたバランスの良いサウンドを実現し、ランニング中でも音楽の細かなニュアンスを楽しめる骨伝導イヤホンとなっている。
Shokzアプリでは、4種類のプリセットEQ(スタンダード、ボーカル、低音強化、プライベート)に加え、2種類のカスタムEQモードが利用可能で、好みに合わせてサウンドを細かく調整できる。風切り音を低減するために最適化されたデュアルマイク配置とAIノイズリダクションアルゴリズムにより、周囲の雑音を抑えながらクリアな通話を実現している点も、日常使いからオンライン会議まで幅広いシーンで頼もしいポイントだ。
安全性と防水・防塵性能
OpenRun Air 2は、耳を塞がない骨伝導方式を採用しているため、音楽を聴きながらでも周囲の環境音を自然に把握できる。ランニング中に車や自転車の接近音、歩行者の気配などを聞き逃しにくく、安全性を高めた設計となっている。IP67の防水・防塵仕様に対応しており、汗や雨、砂埃の多い環境でも安心して使用できるほか、使用後に水洗いすることも可能だ(ただし水泳や水中での利用には非対応とされている)。スポーツシーンでのハードな使用を前提としたタフさと、日常生活での扱いやすさを兼ね備えた仕様だといえる。
バッテリー性能と急速充電
バッテリー性能は、最大10時間の連続再生に対応しており、日々のトレーニングや通勤・通学など、1日の使用を十分にカバーできるスタミナを備えている。さらに、5分間の急速充電で最大2時間の再生が可能な急速充電機能を搭載しているため、出かける前に少し充電するだけでランニング1本分の音楽再生時間を確保できるのが心強い。充電ポートはUSB-Cを採用しており、汎用性の高いケーブルで充電できる点も日常使いにおいて便利だ。
ワイヤレス機能と操作性
ワイヤレス接続はBluetooth 6.0準拠で、オーディオコーデックはSBCに対応している。安定した接続と低遅延を意識した設計で、スマートフォンとのペアリングもスムーズに行える。右側のイヤーフック根元には電源ボタンなどの物理ボタンが配置され、左側のドライバー部には再生・停止などを操作できるボタンが備えられているため、ランニング中でも直感的に操作しやすい。物理ボタンによる確実な操作感は、汗や雨、髪の毛による誤操作を防ぎたいスポーツシーンにおいて安心感を与えてくれる。
スペック一覧
| 項目 | OpenRun Air 2 | OpenRun Air 2 Mini |
|---|---|---|
| 製品名 | OpenRun Air 2 | OpenRun Air 2 Mini |
| 装着方式 | 骨伝導ワイヤレスイヤホン | 骨伝導ワイヤレスイヤホン |
| サイズバリエーション | 標準サイズ | Miniサイズ |
| 重量 | 約26.4g | 約26.4g |
| 防水・防塵性能 | IP67 | IP67 |
| ドライバー方式 | PremiumPitch 3.0 骨伝導ドライバー | PremiumPitch 3.0 骨伝導ドライバー |
| 接続方式 | Bluetooth 6.0 準拠 | Bluetooth 6.0 準拠 |
| 対応コーデック | SBC | SBC |
| マイク | デュアルマイク(AIノイズリダクション対応) | デュアルマイク(AIノイズリダクション対応) |
| バッテリー連続再生時間 | 最大10時間 | 最大10時間 |
| 急速充電 | 5分充電で最大2時間再生 | 5分充電で最大2時間再生 |
| 充電端子 | USB-C | USB-C |
| カラー | ブラック、アイスブルー | ブラック |
| 主な用途 | ランニング、ワークアウト、日常使用 | 頭の小さいユーザー向けランニング・ワークアウト |
| 発売日 | 2026年9月16日 | 2026年9月16日 |
| 価格(税込) | 19,880円 | 19,880円 |
Shokz OpenRun Air 2 / Air 2 Mini / Pro 2 / Pro 2 Mini / OpenRun 徹底比較
オープンイヤー型の定番として存在感を高めてきたShokz。そのなかでも、ランニングやワークアウト用途で特に注目したいのが、OpenRun系の5モデルです。
今回比べるのは、軽量路線の新世代モデルであるOpenRun Air 2とOpenRun Air 2 Mini、上位機のOpenRun Pro 2とOpenRun Pro 2 Mini、そしてロングセラーのOpenRun。名前は似ていても、選び方を間違えると満足度はかなり変わります。
結論から言えば、音質を最優先するならOpenRun Pro 2系、軽さと防水性、価格のバランスを狙うならOpenRun Air 2系、今なお堅実な定番として魅力があるのがOpenRunです。
ただし、Miniは単なる廉価版ではなく、サイズ違いの選択肢。ここを見誤ると「なんとなく小さいほう」で選んでしまい、かえってフィット感を損ねることもあります。
以下、5モデルをじっくり整理していきます。
まず結論、どれを選ぶべきか
音質重視ならOpenRun Pro 2 / OpenRun Pro 2 Mini
5モデルのなかで音の作り込みがもっとも進んでいるのは、やはりOpenRun Pro 2系です。
骨伝導に加えて空気伝導も組み合わせたデュアルドライバ構成を採用しており、従来の骨伝導モデルで物足りなさが出やすかった低音表現をしっかり補っています。
「オープンイヤーは便利だけれど、音は妥協」と思っていた人ほど、このシリーズの進化には驚かされるはずです。ランニング中にテンションを上げたい、ワークアウト中も音楽の熱量をしっかり感じたい、そんな人に向いています。
軽さと扱いやすさ重視ならOpenRun Air 2 / OpenRun Air 2 Mini
OpenRun Air 2系は、シリーズの中でとにかく身軽です。
上位機のような豪華な音響構成ではない一方、骨伝導モデルとしての完成度はきちんと高く、軽量性、安定性、防水性、バッテリー持ちのバランスが非常にいい。実際の使い心地としては、長く着けていても気疲れしにくく、日々のランニングとの相性がかなりいい印象です。
価格も上位機より抑えめなので、「まず失敗しにくい1台」を探している人には有力候補になります。
価格を抑えつつ定番を選ぶならOpenRun
OpenRunは最新モデルではないものの、いま見てもなお優秀です。
軽量、IP67、防塵防水、急速充電対応と、スポーツ用オープンイヤー型として必要な要素はしっかり揃っています。連続再生時間や通信仕様では新モデルに見劣りする部分もありますが、そのぶん価格面では魅力が出やすく、定番機としての安心感も大きい1台です。
5モデルの違いを一覧で整理
主なスペック比較
| モデル | 価格 | 音響方式 | 重量 | 連続再生時間 | 急速充電 | 充電端子 | Bluetooth | 防塵防水 | サイズ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| OpenRun Air 2 | 19,880円 | 骨伝導 | 約26.4g | 最大10時間 | 5分で約2時間 | USB-C | 6.0 | IP67 | 標準 |
| OpenRun Air 2 Mini | 19,880円 | 骨伝導 | 約25.9g | 最大10時間 | 5分で約2時間 | USB-C | 6.0 | IP67 | Mini |
| OpenRun Pro 2 | 27,880円 | 骨伝導+空気伝導 | 約30g前後 | 最大12時間 | 5分で約2.5時間 | USB-C | 5.3 | IP55 | 標準 |
| OpenRun Pro 2 Mini | 27,880円 | 骨伝導+空気伝導 | 約30g前後 | 最大12時間 | 5分で約2.5時間 | USB-C | 5.3 | IP55 | Mini |
| OpenRun | 17,880円 | 骨伝導 | 約26g | 最大8時間 | 10分で約1.5時間 | マグネット / USB-C版あり | 5.1 | IP67 | 標準 / Miniあり |
この表だけでも性格の違いはかなり明確です。
Air 2系は軽さと防水性が光り、Pro 2系は音とスタミナが強い。OpenRunはその中間ではなく、むしろ“従来型の完成形”として見るとわかりやすいでしょう。
音質はどこまで違うのか
もっとも差が出るのは低音の厚み
5モデルの中で音の満足感に最も差が出るのは低音です。
OpenRunとOpenRun Air 2系は骨伝導らしい軽快な鳴り方がベースで、中高域の見通しは悪くありません。ただし、リズムの押し出しや厚みという意味では、やはりOpenRun Pro 2系が一歩抜けています。
OpenRun Pro 2系は、骨伝導で中高域を、空気伝導で低域を分担する構成。これによって、従来の骨伝導型でありがちだった「音の輪郭はわかるけれど、音楽に没入しきれない」というもどかしさがかなり薄れています。
とくにポップス、ロック、EDM、テンポのあるワークアウト向けプレイリストでは差がわかりやすいはずです。
骨伝導らしい自然さならAir 2系も魅力
一方で、OpenRun Air 2系の良さは、軽快で扱いやすい骨伝導サウンドにあります。
新世代ドライバにより、従来のOpenRunより低音やボーカル表現が磨かれており、単なる入門機というより“軽量重視の現代版OpenRun”と捉えたほうが近い印象です。
派手さではPro 2系に譲るものの、屋外ランで周囲の音も自然に取り込みつつ、BGM的に気持ちよく音楽を流したい人にはかなり相性がいい。
このあたりは、良い意味でスポーツ用の割り切りが感じられます。
OpenRunは今でも十分戦えるが、世代差は見える
OpenRunも決して音が悪いわけではありません。
ただ、Air 2系やPro 2系と並べると、さすがに世代差は感じます。音の洗練、ボーカルの細やかさ、低音の存在感、EQまわりの使い勝手など、細部の積み重ねで新モデルが優位です。
それでも、ながら聴き中心であればOpenRunの音で大きな不満が出る人は多くないでしょう。音質で圧倒的な感動を狙うモデルではなく、毎日気軽に使える安定株です。
装着感の違いは思った以上に大きい
Air 2系は“軽さの効き方”がうまい
OpenRun Air 2系の魅力は、数値上の軽さだけではありません。
本体の小型化と重心バランスの最適化によって、走っている最中のネックバンドの暴れを抑えやすく、着けた瞬間の印象もかなり軽やかです。長時間使ったときの肩の力の抜け方が心地よく、日常の使用頻度が自然と上がりそうな仕上がりです。
ランニング用としては、この“装着していることを忘れやすい感覚”が思いのほか大きい。短距離よりも、30分、1時間と使い続ける人ほど恩恵を感じやすいでしょう。
Pro 2系はやや重いが、そのぶん上質
OpenRun Pro 2系は約30gクラスなので、Air 2系やOpenRunと比べるとわずかに重量は増します。
ただ、その差がそのまま不快感になるわけではありません。装着感そのものはかなり丁寧に作られており、締め付け感の抑制や安定性にも配慮されています。
つまり、絶対的な軽さではAir 2系、総合的な高級感ではPro 2系。
この違いです。軽さだけですべてを決めると、あとで音に未練が残ることもあるので、ここは悩ましいところです。
Miniは“小さいほう”ではなく“合うほう”
Miniという名前を見ると、小柄な人向けの簡易版のように見えがちですが、実際はネックバンド長が短いフィット調整版です。
頭の後ろ側の長さを基準に選ぶ考え方で、目安として23.5cm未満ならMini、23.5cm以上なら標準サイズが推奨されています。
ここはとても大事です。
サイズが合わないと、せっかく軽いモデルでも後頭部が浮いたり、逆に窮屈に感じたりしてしまいます。とくにランニング用途では、音質差以上に装着ストレスが満足度を左右することもあるので、Miniか標準かは必ず丁寧に選びたいポイントです。
バッテリーと充電の快適さを比較
スタミナ最強はOpenRun Pro 2系
連続再生時間は、OpenRun Pro 2系が最大12時間でトップです。
ロングラン、ウルトラ系の練習、出張や通勤をまたいだ長時間使用など、充電頻度を減らしたい人にはかなり心強い数字。しかも5分の充電で約2.5時間使えるので、朝の支度中に少し差すだけでもだいぶ助かります。
“充電のことを考えなくていい”という快適さは、想像以上に大きいものです。
Air 2系は10時間で実用十分
OpenRun Air 2系は最大10時間。
上位機には及ばないものの、ランニング用としては十分以上です。1回の練習が1〜2時間程度なら、数日まとめて使える人も多いでしょう。しかも急速充電は5分で約2時間。日々の取り回しはかなり優秀です。
OpenRunは今も便利だが、少しだけ昔らしさがある
OpenRunは最大8時間で、急速充電は10分で約1.5時間。
いま見れば控えめですが、決して使いにくい数字ではありません。ただ、Air 2系やPro 2系の“5分で戻ってくる感じ”に慣れると、世代差はやはり感じます。
加えて、OpenRunは充電方式にマグネット端子版とUSB-C版が混在している点も見逃せません。モデル選びの際には端子仕様まで確認しておきたいところです。
防水・防塵性能の違いは用途を分ける
雨や汗への強さで選ぶならAir 2系とOpenRun
OpenRun Air 2系とOpenRunはIP67です。
汗や雨はもちろん、使用後にさっと水で流しやすい安心感があり、スポーツ用としてはかなり頼もしい仕様です。屋外ランの頻度が高い人、夏場に汗をかきやすい人、できるだけ気兼ねなく使いたい人には、この差は意外と大きいでしょう。
Pro 2系はIP55、日常スポーツには十分
OpenRun Pro 2系はIP55です。
一般的な汗や小雨への耐性はしっかりありますが、Air 2系やOpenRunほどタフさを前面に出した仕様ではありません。つまり、悪天候耐性より音質を優先した上位機という立ち位置がかなり明確です。
外でガシガシ使う実戦派ならIP67の安心感は強いですし、ジムや都市ラン中心ならIP55でも大きな不満は出にくい。ここは使用シーンで答えが変わります。
通信性能とアプリ機能の差
新しさを感じるのはAir 2系
OpenRun Air 2系はBluetooth 6.0を採用しています。
実用面では劇的な差が毎回出るわけではないものの、新しい世代らしい接続安定性や取り回しの安心感は魅力です。アプリ連携によるEQ調整、マルチポイント、ボタンカスタマイズ、「イヤホンを探す」機能など、日常使いの便利さもかなり洗練されています。
Pro 2系は音まわりの調整が魅力
OpenRun Pro 2系もアプリ対応で、EQ調整やマルチポイントに対応します。
通信仕様はBluetooth 5.3ですが、実際の満足度は音響チューニング側の強さが大きい印象です。単に新しい規格を追うというより、音の質と使い心地を高水準でまとめた上位機と考えるのが自然です。
OpenRunはシンプルで堅実
OpenRunはBluetooth 5.1世代。
最新感では譲るものの、スポーツ用ヘッドホンとして必要な基本性能はしっかりしています。余計な派手さはなく、使い慣れた道具として長く付き合いやすいタイプです。
それぞれ、どんな人に向いているか
OpenRun Air 2が向く人
- 軽さを重視したい
- 屋外ランやワークアウトで毎日気軽に使いたい
- USB-Cで充電を統一したい
- 音質にも配慮しつつ、価格は2万円前後に抑えたい
- 雨や汗への強さも欲しい
OpenRun Air 2 Miniが向く人
- OpenRun Air 2の性能がほしい
- 標準サイズだと後頭部の余りが気になりそう
- 小さめのフィット感で安定して装着したい
OpenRun Pro 2が向く人
- 5モデルの中で音質を最優先したい
- オープンイヤーでも低音の物足りなさを減らしたい
- 長時間バッテリーを重視したい
- ランニングだけでなく普段の音楽鑑賞でも満足したい
OpenRun Pro 2 Miniが向く人
- Pro 2の音質と機能がほしい
- ただし標準サイズでは少し長そう
- フラッグシップをより自分の頭部サイズに合わせて使いたい
OpenRunが向く人
- 価格を抑えて定番モデルを選びたい
- 音質の最先端よりも、実績ある安心感を重視したい
- IP67のタフさがほしい
- USB-C版やセール価格次第でお得に導入したい
5モデルの総合評価
総合力1位はOpenRun Pro 2 / Pro 2 Mini
総合力で見ると、OpenRun Pro 2系がもっとも完成度が高いです。
音質、バッテリー、通話、装着感、USB-C対応まで、全体の満足度が高い。価格差はありますが、そのぶん“上位機らしい納得感”もきちんとあります。
とくに、これまで骨伝導型に音の限界を感じていた人ほど、選ぶ価値が大きいモデルです。
バランス賞はOpenRun Air 2 / Air 2 Mini
Air 2系は、本当にいいところを突いてきた新モデルです。
上位機ほどの贅沢さはないものの、軽さ、快適さ、防水性、電池持ち、USB-C、価格のまとまり方が見事。スポーツ用としての実用感はかなり高く、幅広いユーザーにすすめやすい1台です。
“最初のShokz”としても、“OpenRunからの買い替え先”としても、かなり有望です。
コスパと安定感ならOpenRun
OpenRunは、いまもなお選ぶ理由がはっきりあります。
最新機と比べれば見劣りする部分はありますが、スポーツ用骨伝導ヘッドホンとしての基礎体力は依然として高く、価格や流通状況によっては非常に魅力的です。ロングセラーには、やはりロングセラーになる理由があります。
最終結論
迷ったらこう選びたい
- 音の良さで後悔したくないならOpenRun Pro 2系
- 軽さ、防水性、価格のバランスで選ぶならOpenRun Air 2系
- 価格重視で定番を狙うならOpenRun
- Miniは小型版ではなく、頭部サイズに合わせるための適正サイズ版
この5モデルは、単純に新しい順や高い順で見ればいいわけではありません。
むしろ大切なのは、自分がほしいのが「音の満足感」なのか、「軽さと気軽さ」なのか、「価格の納得感」なのかをはっきりさせることです。
オープンイヤー型は、一度フィットすると手放せなくなるジャンルです。だからこそ、スペック表だけで決めず、使う場面まで思い浮かべて選びたいところ。
走る時間をもっと心地よくしたいのか、普段のながら聴きも含めて一段上の音を楽しみたいのか。その答えが見えれば、選ぶべき1台も自然と絞れてきます。
スペック一覧比較
| 項目 | Shokz OpenRun Air 2 | Shokz OpenRun Air 2 Mini | Shokz OpenRun Pro 2 | Shokz OpenRun Pro 2 Mini | Shokz OpenRun |
|---|---|---|---|---|---|
| 税込価格 | 19,880円 | 19,880円 | 27,880円 | 27,880円 | 17,880円 |
| スピーカータイプ | 骨伝導スピーカー | 骨伝導スピーカー | 空気伝導スピーカー&骨伝導スピーカー | 空気伝導スピーカー&骨伝導スピーカー | 骨伝導 |
| 音響技術 | PremiumPitch 3.0 | PremiumPitch 3.0 | DualPitch | DualPitch | PremiumPitch 2.0+ |
| 連続再生時間 | 最大10時間 | 最大10時間 | 最大12時間 | 最大12時間 | 最大8時間 |
| 急速充電 | 5分で約2時間再生 | 5分で約2時間再生 | 5分で約2.5時間再生 | 5分で約2.5時間再生 | 10分で約1.5時間再生 |
| 充電時間 | 約1時間 | 約1時間 | 60分 | 60分 | 約1.5時間 |
| 充電端子 | USB-C | USB-C | USB-C | USB-C | マグネット / USB-C版あり |
| バッテリー容量 | 137mAh | 137mAh | 150mAh | 150mAh | 160mAh |
| Bluetooth | 6.0 | 6.0 | 5.3 | 5.3 | 5.1 |
| 対応コーデック | SBC | SBC | SBC | SBC | SBC |
| 対応プロファイル | A2DP / AVRCP / HFP | A2DP / AVRCP / HFP | A2DP / AVRCP / HFP | A2DP / AVRCP / HFP | A2DP / AVRCP / HSP / HFP |
| 通信距離 | 10m | 10m | 10m | 10m | 最大10m |
| 防塵防水 | IP67 | IP67 | IP55 | IP55 | IP67 |
| 周波数特性 | 20Hz-20kHz | 20Hz-20kHz | 20Hz-20kHz | 20Hz-20kHz | 20Hz-20kHz |
| EQ機能 | アプリ対応 | アプリ対応 | アプリ対応 | アプリ対応 | アプリ非対応 本体ボタン操作による2種類のイコライザー(EQ)モード切り替え |
| マルチポイント接続 | 最大2台 | 最大2台 | 最大2台 | 最大2台 | 最大2台 |
| マイク感度 | -38dB±1dB | -38dB±1dB | -38dB±1dB | -38dB±1dB | -38dB±3dB |
| マイク | ノイズキャンセリングマイク | ノイズキャンセリングマイク | デュアルマイク / AIノイズリダクション | デュアルマイク / AIノイズリダクション | デュアルノイズキャンセリングマイク |
| 操作方式 | 物理ボタン | 物理ボタン | 物理ボタン | 物理ボタン | 物理ボタン |
| 製品サイズ | 約100.5×43.9×121.2mm | 約96.9×43.9×112mm | 約115×96×45mm | 約115×96×45mm | 約107×45×130mm |
| 重量 | 約26.4g | 約25.9g | 約30g | 約30g | 約26g |
| 待機時間 | 約12日間 | 約12日間 | 最大約10日 | 約10日間 | 約10日間 |
| 素材 | フルチタニウム、シリコン、プラスチック、ニッケルチタン合金 | フルチタニウム、シリコン、プラスチック、ニッケルチタン合金 | フルチタン、シリコン、プラスチック、ニッケルチタン合金など | フルチタン、シリコン、プラスチック、ニッケルチタン合金など | フルチタン、シリコンラバー |
| 同梱物 | 本体、ユーザガイド類、保証書 | 本体、ユーザガイド類、保証書 | 本体、充電用ケーブル、キャリングケース、マニュアル類、保証書 | 本体、充電用ケーブル、キャリングケース、マニュアル類、保証書 | 本体、充電用ケーブル、キャリングケース、マニュアル類、保証書 |
| 保証期間 | 2年間 | 2年間 | 2年間 | 2年間 | 2年間 |
| サイズ展開 | 通常サイズ | Mini | 通常サイズ | Mini | 通常サイズ / Mini |
| カラー展開 | ブラック、アイスブルー | ブラック | ブラック、オレンジ、ブルー、大迫傑モデルなど | ブラック、オレンジ、大迫傑モデル | ブラック、ブルー、パープルなど |
見るべき差分
Air 2系とPro 2系の差
Air 2系は軽量性とIP67防塵防水が強みです。いっぽうでPro 2系は、骨伝導と空気伝導を組み合わせた上位構成で、連続再生時間も12時間と長め。音質を優先するならPro 2系、軽さと扱いやすさを優先するならAir 2系、という見方がしやすいです。
Air 2とAir 2 Miniの差
基本スペックはほぼ共通で、主な違いはサイズと重量です。Miniのほうがやや軽く、ネックバンド長も短めなので、小さめのフィット感を求める人向けです。
Pro 2とPro 2 Miniの差
こちらも基本性能は共通で、違いはサイズ選択が中心です。音質や機能差で選ぶモデルではなく、装着感で選ぶモデルです。
OpenRunの立ち位置
OpenRunは最新世代ではないものの、26gの軽量性とIP67、防塵防水、最大8時間再生を備えた定番モデルです。価格を抑えつつ、スポーツ用オープンイヤー型ヘッドホンを選びたい人には、今でも十分候補に入ります。


