- PRO X3 SUPERSTRIKEは“クリック性能”を突き詰めた競技向けワイヤレスゲーミングマウス
- 結論
- ロジクール PRO X3 SUPERSTRIKE LIGHTSPEED ワイヤレス ゲーミング マウスのメリットとデメリット
- PRO X3 SUPERSTRIKEの概要
- PRO X3 SUPERSTRIKEの特徴
- PRO X3 SUPERSTRIKEのスペック一覧
- PRO X3 SUPERSTRIKEの総合評価とレビュー
- おすすめな人
- おすすめしにくい人
- よくある質問
- まとめ
- PRO X3 SUPERSTRIKE と PRO X2 SUPERSTRIKE の徹底比較
- まず結論
- 両モデルの立ち位置の違い
- スペック比較
- 一番大きな違いは“クリック”ではなく“完成度”
- 重量と重心の違い
- バッテリー性能の違い
- チップセットの違い
- センサー性能の違い
- 有線性能の違い
- 形状の違い
- カラー展開の違い
- 価格差はどう見るべきか
- どちらを選ぶべきか
- 買い替えは必要か
- 総合評価
- まとめ
PRO X3 SUPERSTRIKEは“クリック性能”を突き詰めた競技向けワイヤレスゲーミングマウス
FPSやTPSで勝敗を分けるのは、わずかな反応速度の差です。そんなシビアな世界に向けて登場したのが、ロジクールGの「PRO X3 SUPERSTRIKE」です。従来のマイクロスイッチとは異なる独自のクリック機構を採用し、軽量ボディや長時間バッテリー、8kHz対応の高速レポートレートまで磨き上げた本機は、いわば“入力そのものの速さ”にこだわった1台。軽さだけでは語れない新世代の操作感を備えた、ハイエンドゲーミングマウスとして注目したいモデルです。
結論
PRO X3 SUPERSTRIKEは、クリックの入力速度とカスタマイズ性を重視する競技志向のプレイヤーに向いた、完成度の高いワイヤレスゲーミングマウスです。独自のHITSにより、一般的な軽量マウスとは異なる操作体験を実現しつつ、59gの軽量設計、最大約135時間のバッテリー、有線・無線ともに最大8,000Hz対応というハイエンドらしい仕様をまとめ上げています。価格は高めですが、単なる“軽いだけのマウス”では満足できない人にとっては、しっかり選ぶ価値のあるモデルです。
ロジクール PRO X3 SUPERSTRIKE LIGHTSPEED ワイヤレス ゲーミング マウスのメリットとデメリット
メリット
- 独自のHITSにより、クリックの反応速度と調整自由度が高い
- 10段階のアクチュエーションポイント調整に対応している
- 5段階のラピッドトリガー設定が可能で、クリックの戻りも追い込みやすい
- 6段階のクリックフィードバック調整に対応し、感触の作り込みができる
- 59gの軽量設計で、長時間の対戦でも扱いやすい
- 重心バランスが見直され、操作時の安定感が高められている
- 最大48,000DPI、930IPS、90G対応のHERO 2センサーを搭載している
- LIGHTSPEED無線と有線のどちらでも最大8,000Hzに対応する
- 新チップセット採用により、最大約135時間の長時間バッテリーを実現している
- USB-C充電に対応し、POWERPLAYにも対応する
- 左右対称ベースの定番形状で、多くのユーザーが移行しやすい
- 大型PTFEソールとラウンドエッジ加工により滑走性に配慮されている
デメリット
- 価格帯はかなり高く、気軽に試しやすい製品ではない
- サイドボタンまでHITS化されているわけではない
- 総ボタン数は5で、多ボタンマウスを求める用途には向きにくい
- 左右対称形状は万能寄りだが、手に強く吸い付く個性派形状を好む人には物足りない場合がある
- 軽量マウスに慣れている人でも、重心や感触の違いで好みが分かれる可能性がある
- DPI切り替えやクリック感の最適化にはソフトウェア設定を活用する場面がある
- HITSの感触は独特で、従来型スイッチのクリック感に慣れている人は試用したくなるタイプの製品である
PRO X3 SUPERSTRIKEの概要
PRO X3 SUPERSTRIKEは、ロジクールGの競技向けPRO Xシリーズに属するワイヤレスゲーミングマウスです。最大の特徴は、従来のマイクロスイッチとは異なる独自のハプティック誘導トリガーシステム「HITS」を採用している点にあり、クリック入力の速さと調整の自由度を両立しています。加えて、59gの軽量ボディ、最大約135時間の長時間バッテリー、最大48,000DPI対応のHERO 2センサー、有線・無線ともに最大8,000Hz対応という高水準の仕様を備え、eスポーツや競技系タイトルを強く意識した仕上がりになっています。
PRO X3 SUPERSTRIKEの特徴
独自のクリックシステムで入力体験を変える設計
- HITSを採用:一般的なマイクロスイッチではなく、ハプティック誘導トリガーシステムを採用し、クリックの入力検知そのものを進化させています。
- アクチュエーションポイントを10段階で調整可能:どの深さでクリックとして反応させるかを細かく設定できるため、浅めの高速入力から誤爆を抑えた設定まで追い込みやすい仕様です。
- ラピッドトリガーのリセットポイントを5段階で調整可能:押し込み後にどの位置で入力解除されるかを調整でき、連打や切り返しの感覚を自分好みに整えられます。
- クリックフィードバックを6段階で変更可能:反応の速さだけでなく、指先に返ってくる感触にも調整幅があるため、競技用途でも操作の手応えを作り込みやすくなっています。
- クリック遅延を短縮する思想:従来方式に対してクリック遅延を大きく短縮する方向で設計されており、撃ち合いや素早い入力が求められるゲームと相性のよい構成です。
軽量化だけで終わらない、扱いやすさ重視のボディ設計
- 59gの軽量設計:マウス単体重量は59gで、ハイエンドの競技用モデルとして十分に軽い水準に仕上がっています。
- 重心バランスを最適化:重量をセンサー中央付近へ寄せる方向で見直しが行われ、数値以上に扱いやすさを意識した設計になっています。
- 定番の左右対称系シェイプ:PRO系らしい癖の少ない形状を継承しており、既存の軽量対称型マウスから移行しやすいのも魅力です。
- 大型PTFEソールを採用:滑りやすさと止めやすさの両立を狙った大型ソールを備えています。
- ラウンドエッジ加工で引っかかりを抑制:ソールの端がマウスパッドへ引っかかりにくいよう配慮され、細かな切り返しでも操作感を損ねにくくなっています。
フラッグシップらしい高性能センサーを搭載
- HERO 2センサーを採用:ロジクールGの上位センサーを搭載し、競技用途に必要な高精度トラッキングを狙っています。
- 最大48,000DPI対応:高解像度設定にも対応し、幅広い感度スタイルに合わせやすい仕様です。
- 最大930IPSのトラッキング速度:大きなフリックや高速な視点移動にも対応しやすいスペックです。
- 最大90G加速度対応:急激な振りにも追従できる設計で、競技タイトル向けとして不足のない性能です。
ワイヤレスでも妥協しにくい高速通信性能
- LIGHTSPEEDワイヤレス対応:ロジクール独自の低遅延ワイヤレス技術を採用し、無線でも高い応答性を狙える構成です。
- 有線・無線ともに最大8,000Hz対応:接続方式を問わず高いレポートレートを利用でき、環境や好みに応じた使い分けがしやすくなっています。
- USB-C接続に対応:充電と有線データ接続の両方にUSB-Cを採用し、現行環境との相性も良好です。
新チップセットによるバッテリー効率の改善
- NxLOGIチップセットを採用:新しいフラッグシップチップセットにより、通信安定性、応答性、消費電力効率の向上が図られています。
- 最大約135時間の連続使用:1回の充電で長時間使えるため、毎日のプレイでも充電頻度を抑えやすい仕様です。
- POWERPLAY対応:対応環境ではワイヤレス充電システムと組み合わせた運用も可能です。
競技シーンを見据えた実用性もしっかり確保
- 総ボタン数は5:競技FPSで扱いやすいシンプルな構成で、不要な複雑さを抑えています。
- Logicool G HUB対応:DPIやHITS関連の設定、各種カスタマイズをまとめて行えます。
- グリップテープやクリーニングクロスも付属:購入直後から使い込みやすいよう、実用的な付属品も揃えられています。
- ブラックとピンクの2色展開:競技用らしい引き締まったカラーに加え、個性を出しやすいカラーバリエーションも用意されています。
PRO X3 SUPERSTRIKEのスペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | PRO X3 SUPERSTRIKE LIGHTSPEED ワイヤレス ゲーミングマウス |
| 型番 | G-PPD-X3-STRK-MB / G-PPD-X3-STRK-PE / G-PPD-X3-STRK-MBd / G-PPD-X3-STRK-PEd |
| 品番 | 910-007883 / 910-007874 / 910-007888 / 910-007889 |
| カラー | ブラック / ピンク |
| 発売日 | 2026年10月15日 |
| 価格 | オープン価格 |
| ロジクールオンラインストア価格 | 32,450円(税込) |
| 保証期間 | 2年間モデル / 1年間モデル |
| 本体サイズ | 幅63.5mm × 奥行125mm × 高さ40mm |
| 重量 | 59g(マウスのみ) |
| 形状 | 左右対称系シェイプ |
| センサー方式 | オプティカル(HERO 2) |
| 解像度 | 100〜48,000DPI |
| 最大加速 | 90G |
| 最大速度 | 930IPS |
| レポートレート | 1,000Hz〜8,000Hz |
| 接続方式 | LIGHTSPEEDワイヤレス / 有線(USB-C) |
| インターフェース | USB |
| 無線仕様 | 2.4GHzワイヤレス |
| チップセット | NxLOGI(カスタムNRF54) |
| クリック機構 | HITS(ハプティック誘導トリガーシステム) |
| アクチュエーションポイント調整 | 10段階 |
| ラピッドトリガー設定 | 5段階 |
| クリックフィードバック調整 | 6段階 |
| 総ボタン数 | 5 |
| スクロールホイール | あり |
| チルト機能 | なし |
| マウスソール | 大型PTFEソール、ラウンドエッジ加工 |
| 電源 | 内蔵充電式リチウムイオン電池 |
| 連続使用時間 | 約135時間 |
| 充電方式 | USB-C / POWERPLAY対応 |
| 対応ソフトウェア | Logicool G HUB |
| 対応OS / 必要システム | USB 2.0以降のポートが利用可能なWindows または macOS |
| 価格.com掲載機能 | カウント切り替え可能 / 着脱式レシーバ |
| 付属品 | 製品本体、LIGHTSPEEDワイヤレスレシーバー、USB A – C充電/データケーブル、レシーバー延長アダプター、POWERPLAY開口部カバー、グリップテープ、クリーニングクロス、保証規定、クイックスタートガイド |
PRO X3 SUPERSTRIKEの総合評価とレビュー
PRO X3 SUPERSTRIKEをひと言で表すなら、軽量ゲーミングマウスの文脈に“クリックそのものの再設計”を持ち込んだ意欲作です。今どきの高級ゲーミングマウスは、軽さ、センサー性能、ワイヤレス品質、バッテリー持ちといった要素がどれも高水準になっていて、スペック表だけを見ると差が見えにくくなっています。その中で本機が明確に個性として打ち出しているのが、HITSによるクリック性能です。単純に速い、軽い、反応がよいというだけでなく、どの位置で入力させるか、どの位置で戻すか、どれくらいの感触を返すかまで詰められるのは、ゲーミングマウスとしてかなり珍しいアプローチだといえます。
特にシューティング系タイトルでは、クリックの重さや反応の速さがプレイフィールに直結します。エイム自体が合っていても、撃ち出しの感覚がわずかに遅い、あるいは深く押し込む必要があってブレる、といった小さな違和感が積み重なると、対面での撃ち合いの精度は確実に変わってきます。PRO X3 SUPERSTRIKEはその部分に対して、従来型の“押したら入る”という発想だけでなく、“どれくらいで反応させたいか”をプレイヤー側に委ねているのが面白いところです。こうした方向性は、キーボードで広がったラピッドトリガー的な考え方をマウスへ持ち込んだものとして、とても現代的です。
しかも、本機はHITSだけに頼った製品ではありません。59gという重量は、フラッグシップの競技用マウスとして十分に軽く、さらに単純な軽量化ではなく、重心バランスまで見直されている点が効いています。マウスは数字だけでは評価しにくいデバイスですが、同じ59gでも、どこに重さが集まっているかで振りやすさや止めやすさは大きく変わります。本機ではセンサー中央付近へ重量配分を寄せる方向で調整されており、フリック時の扱いやすさや、数値以上の軽快感につながっていると考えられます。実際、従来モデルで指摘されやすかった重量バランス面の課題にしっかり手が入っている点は、見逃せない進化です。
また、新しいチップセット採用によって、バッテリー性能が大きく伸びているのもかなり魅力的です。最大約135時間という数字は、ハイポーリング時代のワイヤレスゲーミングマウスとして見ると頼もしい水準で、日々プレイするユーザーほど恩恵を感じやすい部分です。競技向けデバイスでは“少しでも軽くしたいからバッテリーは控えめ”という割り切りも珍しくありませんが、本機は性能と実用性のバランスをきれいに取っています。頻繁な充電を避けたい人にとって、この差は地味ながらじわじわ効いてくるはずです。
通信まわりの仕様も抜かりがありません。LIGHTSPEEDワイヤレス対応はもちろん、有線接続でも最大8,000Hzに対応しているので、環境や好みに応じて使い分けやすくなっています。高リフレッシュレートのモニターや、入力遅延に敏感なユーザーにとっては、この“どちらでも高い更新頻度を使える”という安心感は大きいでしょう。実際の体感差はPC環境やゲームタイトルにも左右されますが、少なくともハイエンド機として必要な要素はきちんと揃えられています。
一方で、弱みがまったくないわけではありません。まず価格は高級帯です。マウスとして見れば気軽に手を出せる金額ではなく、万人向けのコストパフォーマンス重視モデルではありません。また、HITSという独自機構そのものが魅力である反面、従来型のマウスクリックに慣れている人には、最初の数日で好みが分かれる可能性もあります。スペック上は優秀でも、クリック感はかなり個人的な好みに左右される部分です。ここは“高性能だから誰にでも即おすすめ”と断言しにくいところで、理想は試せるなら一度触っておきたいタイプの製品です。
さらに、総ボタン数は5とシンプルで、MMOや作業用途を強く意識した多ボタンマウスではありません。あくまで競技寄りの設計であり、FPSやTPS、軽快な操作を重視するゲームに向いています。サイドボタンの数や多機能性を求める人には、別方向の選択肢のほうが満足度は高いでしょう。形状についても、万能寄りの左右対称系であるがゆえに、万人に大きく外しにくい一方で、特化型エルゴ形状のような“手に吸い付く感覚”を最優先する人にはやや淡泊に感じられる余地があります。
それでも総合的に見ると、PRO X3 SUPERSTRIKEはかなり完成度の高い1台です。派手な新機能を1つだけ追加したというより、クリック機構という強烈な個性を核に据えながら、重量、重心、センサー、バッテリー、通信、ソールまで全体をきちんと底上げしている印象があります。こうした“目立たないけれど重要な改善”が積み重なると、実際の使用感はかなり洗練されます。競技向けデバイスとしての説得力があるのは、まさにその総合力ゆえでしょう。
おすすめしたいのは、まずFPSやTPSを本気で遊ぶユーザーです。特に、射撃の初弾の速さやクリックの浅さ、指先の負担の少なさに敏感な人ほど、このマウスの真価を感じやすいはずです。これまで軽量マウスを何台か使ってきて、そろそろ“次はクリックや入力そのものの感覚まで踏み込みたい”と考えている人にもぴったりです。また、既存のSUPERLIGHT系やPRO系形状に馴染みがあり、その延長線上でより先進的なクリック機構を求める人にとっても、移行しやすい選択肢になるでしょう。
逆に、価格重視でまず失敗しにくい定番機を探している人、マウスに多ボタンや万能性を求める人、あるいは昔ながらのメカニカルなクリック感が何より好きな人には、必ずしも最優先の候補とはいえません。本機は“誰にでも無難”なマウスではなく、“ハマる人にはかなり強く刺さる”タイプの上級モデルです。そういう意味では、非常にロジクールGらしいフラッグシップともいえます。
総評として、PRO X3 SUPERSTRIKEは、クリック速度とカスタマイズ性を本気で追求したい人にとって有力なハイエンド候補です。軽量ワイヤレスマウスの競争が成熟した今、なお新鮮な価値を感じさせる点は大きく、単なるモデルチェンジ以上の魅力があります。価格は高めでも、“入力の質”にこだわるユーザーなら、その価値を感じやすい仕上がりです。軽さ、速さ、長時間運用のしやすさ、そして独自のクリック体験。この4つを高い水準でまとめた、競技志向の強い一台として評価したいモデルです。
おすすめな人
- FPSやTPSを本格的にプレイしている人
- クリックの速さや浅さを細かく調整したい人
- ラピッドトリガー的な入力体験をマウスにも求める人
- 59g前後の軽量ワイヤレスマウスを探している人
- 長時間バッテリーと高性能無線の両方を重視する人
- PRO系の定番シェイプが好きな人
- 価格よりも競技性能を優先したい人
おすすめしにくい人
- できるだけ予算を抑えてゲーミングマウスを選びたい人
- MMOや作業用途で多ボタンマウスを求める人
- 従来型のメカニカルクリック感を最優先したい人
- まずは無難な定番機を選びたい初心者
- 極端に小型のマウスや特化型エルゴ形状を好む人
よくある質問
- QPRO X3 SUPERSTRIKEの最大の特徴は何ですか
- A
最大の特徴は、独自のHITSを採用していることです。一般的なマイクロスイッチ式とは異なり、クリックの入力位置や戻り位置、触覚フィードバックまで細かく調整できる点が大きな魅力です。
- Qワイヤレスでも遅延は少ないですか
- A
LIGHTSPEEDワイヤレスに対応しており、競技用途を前提にした低遅延設計です。さらに無線・有線のどちらでも最大8,000Hzに対応しているため、応答性を重視するユーザーにも向いています。
- Qバッテリー持ちはどれくらいですか
- A
連続使用時間は約135時間です。日常的にゲームをする人でも、充電頻度を比較的抑えやすい水準といえます。
- Q重さはどのくらいですか
- A
重量は59gです。競技向けワイヤレスゲーミングマウスとしてはかなり軽量な部類に入ります。
- Qセンサー性能は高いですか
- A
HERO 2センサーを搭載し、100〜48,000DPI、最大930IPS、最大90Gに対応しています。スペック面でもハイエンドらしい内容です。
- Q接続方式は何に対応していますか
- A
LIGHTSPEEDワイヤレスとUSB-C有線接続に対応しています。プレイ環境や好みに合わせて使い分けられます。
- Q対応ソフトはありますか
- A
Logicool G HUBに対応しています。DPI、ボタン、HITS関連の各種設定をまとめて調整できます。
- Qカラーは何色ありますか
- A
ブラックとピンクの2色展開です。
まとめ
PRO X3 SUPERSTRIKEは、軽さやセンサー性能だけで差別化するのではなく、クリックの反応そのものを進化させた点が光るハイエンドゲーミングマウスです。HITSによる独自の操作感は好みが分かれる可能性こそあるものの、刺さる人にはかなり大きな武器になります。さらに、59gの軽量設計、最大約135時間のバッテリー、最大8,000Hz対応、有線・無線の両立など、土台のスペックも非常に強力です。価格は高めでも、反応速度や入力感にしっかりこだわりたいなら、有力候補としてチェックしておきたい1台です。
PRO X3 SUPERSTRIKE と PRO X2 SUPERSTRIKE の徹底比較
同じSUPERSTRIKEの名を持ちながら、PRO X2 SUPERSTRIKEとPRO X3 SUPERSTRIKEは、実際に見ていくとかなり性格の違う2台です。どちらもHITSを核にした競技向けゲーミングマウスですが、X3は単なる後継ではなく、X2で気になりやすかった部分をきちんと磨き直した改良版という印象が強くあります。見た目や基本コンセプトは近くても、細部に触れるほど差が見えてくる。そんな比較ができる組み合わせです。
今回は、両モデルの違いをスペックだけでなく、使い心地につながる視点まで含めて、ていねいに整理していきます。
まず結論
結論からいえば、これから初めてSUPERSTRIKE系を選ぶならPRO X3 SUPERSTRIKEのほうが魅力は明確です。軽量化、重量バランスの見直し、バッテリー持続時間の大幅な向上、新チップセットの採用、有線8,000Hz対応、センサー性能の強化と、土台そのものが着実に底上げされています。
一方で、PRO X2 SUPERSTRIKEの価値が急に薄れたわけではありません。HITSによる独自のクリック体験そのものはX2でもしっかり味わえますし、ワイヤレス8,000Hz対応やHERO 2センサー、10段階のアクチュエーションポイント調整、5段階のラピッドトリガー設定、6段階のクリックフィードバック調整といった中核部分は、いま見ても十分に強力です。
つまり、買い替えの優先度が高いのは、X2の前後バランスやバッテリー持ち、あるいは細かな扱いやすさに不満があった人。逆に、X2の使用感に満足しているなら、無理に急いで乗り換える必要まではありません。
両モデルの立ち位置の違い
PRO X2 SUPERSTRIKEは“新体験を持ち込んだ初号機”
PRO X2 SUPERSTRIKEの最大の役割は、マウスのクリックにHITSという新しい考え方を持ち込んだことでした。従来のマイクロスイッチではなく、押し込み量を検知しながら、アクチュエーションポイントやリセットポイント、触覚フィードバックまで細かく調整できる。これはゲーミングマウスとしてかなり新鮮で、特に一瞬のクリック精度が大事なFPSでは、非常に面白い方向性でした。
ただし、革新性の高い初号機らしく、完成度の面では少し粗さも残していました。特に重量バランスについては、使う人によって気になりやすいポイントになっていた印象です。
PRO X3 SUPERSTRIKEは“完成度を高めたアップデート版”
PRO X3 SUPERSTRIKEは、HITSという核を変えずに、そのまわりをしっかり鍛え直したモデルです。クリック体験をゼロから作り直すのではなく、重さ、重心、通信、バッテリー、センサー、有線性能といった部分をきっちり強化し、より競技向けとして隙の少ない仕上がりに整えています。
派手さだけでいえばX2の登場時のほうが強かったかもしれません。しかし、道具としての完成度や安心感で見ると、X3のほうが一段上に見えるのは間違いありません。
スペック比較
| 項目 | PRO X3 SUPERSTRIKE | PRO X2 SUPERSTRIKE |
|---|---|---|
| 発売日 | 2026年10月15日 | 2026年2月19日 |
| 公式価格 | 32,450円(税込) | 29,150円(税込) |
| 重量 | 59g | 61g |
| サイズ | 125 × 63.5 × 40mm | 125 × 63.5 × 40mm |
| センサー | HERO 2 | HERO 2 |
| 最大DPI | 48,000DPI | 44,000DPI |
| 最大加速度 | 90G | 88G |
| 最大速度 | 930IPS | 888IPS |
| ワイヤレスレポートレート | 最大8,000Hz | 最大8,000Hz |
| 有線レポートレート | 最大8,000Hz | 最大1,000Hz |
| バッテリー持続時間 | 約135時間 | 約90時間 |
| アクチュエーションポイント調整 | 10段階 | 10段階 |
| ラピッドトリガー設定 | 5段階 | 5段階 |
| クリックフィードバック調整 | 6段階 | 6段階 |
| チップセット | NxLOGI | 記載なし |
| カラー | ブラック、ピンク | ホワイト |
| 接続 | LIGHTSPEED / USB-C有線 | LIGHTSPEED / USB-C有線 |
| 総ボタン数 | 5 | 5 |
一番大きな違いは“クリック”ではなく“完成度”
ここは少し意外に感じるかもしれませんが、X3とX2の差は、HITSの基本機能そのものではなく、その機構をどう気持ちよく使わせるかという周辺設計にあります。
HITSの中核仕様、つまり10段階のアクチュエーションポイント、5段階のラピッドトリガー設定、6段階のクリックフィードバックは、X2でもX3でも共通です。つまり、クリック機構の思想そのものはすでにX2で完成していました。
X3で変わったのは、そのHITSを支える器です。軽くなった。バランスが整った。電力効率が上がった。通信性能が伸びた。こうした積み重ねが、結果として「X3のほうが道具として素直に使いやすい」と感じさせる大きな理由になっています。
重量と重心の違い
X2は61g、X3は59g
数字だけ見れば差は2gです。たった2g、と感じる方もいるでしょう。けれど、ゲーミングマウスは数字の軽さだけでは語れません。どこに重さがあるかで、体感は驚くほど変わります。
X3は重量バランスの見直しが大きい
X3では内部構造が最適化され、重量が中心部周辺へ再配分されています。この改善がかなり重要です。X2では、スペック以上に前方寄り、あるいは独特の重さを感じるという声が出やすかったのに対し、X3ではそこをかなり意識して整えてきています。
ここは単なる数値差ではなく、振りやすさや止めやすさ、切り返しの自然さに関わる部分です。とくにローセンシ寄りで大きくマウスを振るプレイヤーには、かなり効いてくる差だと考えられます。
バッテリー性能の違い
X2の約90時間も十分優秀
まず前提として、X2の約90時間でも短いわけではありません。一般的なワイヤレスゲーミングマウスとして見れば、かなり実用的な水準です。
X3は約135時間まで大幅伸長
それでもX3はここをさらに伸ばしてきました。約45時間増というのは、日々使う道具としてはかなり大きな進化です。しかもこれは単なるバッテリー容量勝負ではなく、新しいNxLOGIチップセットによる電力効率の改善が効いています。
毎日遊ぶ人ほど、この差はじわじわ効いてきます。うっかり充電を忘れても余裕がある。高いポーリングレートを使っていても安心感がある。こうした気持ちの軽さは、数字以上に価値があります。
チップセットの違い
X3はNxLOGIを採用
X3では新しいフラッグシップチップセットであるNxLOGIを搭載しています。これにより、エネルギー効率、ワイヤレスの安定性、応答性能、全体的な処理性能が底上げされています。
X2はHITSの革新性が主役
X2はHITSの導入そのものが最大の見どころだったため、内部基盤まわりの刷新というよりは、クリック機構側の新しさが前面に出ていました。X3はそこから一歩進んで、内部の基礎体力まで磨き上げてきた印象です。
センサー性能の違い
どちらもHERO 2センサー搭載ですが、X3ではその性能が一段引き上げられています。
- X2:最大44,000DPI、88G、888IPS
- X3:最大48,000DPI、90G、930IPS
実戦でこの差をはっきり感じる場面は、正直かなり限られます。とはいえ、ハイエンドモデルとして見たときに、X3のほうがスペック面でより抜かりがないのは確かです。大きな購入理由になるほどではないものの、「どうせ買うなら上位側を選びたい」という気持ちにはしっかり応えてくれる差です。
有線性能の違い
ここは見落としやすいのですが、X3の魅力のひとつです。
X2は有線時1,000Hz
X2はワイヤレスで最大8,000Hzに対応している一方、有線時は最大1,000Hzでした。
X3は有線でも最大8,000Hz
X3では有線でも最大8,000Hzに対応しています。つまり、接続方式に関係なく高い更新頻度を使えるわけです。普段はワイヤレス派でも、競技環境や一時的な有線運用を考えると、この柔軟さは嬉しいところです。
形状の違い
基本形状はほぼ共通
サイズはどちらも125 × 63.5 × 40mmで、形状も基本的には共通です。左右対称ベースの定番シェイプで、PRO系らしい癖の少ない設計になっています。
だからこそ差は“持った瞬間”より“動かした瞬間”に出る
見た目や握った瞬間の印象は近くても、振ったときの感覚、クリックを重ねたときの気持ちよさ、長く使ったときの疲れ方などで差が出やすい組み合わせです。つまりこの比較は、形の比較というより、同じ形をどう熟成させたかを見る比較だといえます。
カラー展開の違い
ここは意外と選ぶ楽しさに直結します。
- X2:ホワイト
- X3:ブラック、ピンク
X2はかなり潔いホワイト単色展開でしたが、X3ではブラックとピンクが加わり、見た目の選択肢が広がりました。性能差とは別に、デスク環境や好みに合わせやすくなったのは素直に嬉しいポイントです。
価格差はどう見るべきか
公式価格ベースでは、X3が32,450円、X2が29,150円で、差額は3,300円です。
この差で得られるものを整理すると、
- 2gの軽量化
- 重量バランスの改善
- 約45時間のバッテリー増
- NxLOGI搭載
- センサー性能の向上
- 有線8,000Hz対応
- ワイヤレス性能の底上げ
となります。
こうして並べると、初めて買う人にとっては、X3のほうがかなり納得感があります。逆に、すでにX2を所有している人は、この差額ではなく“買い直しコスト全体”で考える必要があるため、判断はもう少し慎重になります。
どちらを選ぶべきか
PRO X3 SUPERSTRIKEがおすすめな人
- これからSUPERSTRIKEを初めて買う人
- できるだけ完成度の高いモデルを選びたい人
- 重量バランスや扱いやすさを重視する人
- 充電頻度をできるだけ減らしたい人
- 有線でも高ポーリングレートを使いたい人
- 最新チップセットや新しさにも価値を感じる人
PRO X2 SUPERSTRIKEがおすすめな人
- すでにX2を使っていて満足している人
- HITSのクリック体験が目的で、細かな改良には強くこだわらない人
- セールなどで価格差が大きく開いている場面を狙いたい人
- ワイヤレス8,000HzとHITSがあれば十分と考える人
買い替えは必要か
ここはとても気になるところですが、答えはシンプルです。
X2に満足しているなら、急いで買い替える必要はありません。
ただし、X2の重心や扱いにくさ、バッテリー面、あるいは完成度のあと一歩が気になっていたなら、X3はかなり魅力的です。とくに「HITSは好きだったのに、マウス全体のまとまりが少し惜しかった」と感じていた人には、かなり刺さりやすい進化だと思います。
総合評価
PRO X2 SUPERSTRIKEは、クリックの概念を一歩先に進めた挑戦的なモデルでした。そしてPRO X3 SUPERSTRIKEは、その挑戦をちゃんと実用品として磨き上げたモデルです。どちらが優れているかというより、X2が切り開いた方向性を、X3がきれいに仕上げた、と表現するのがしっくりきます。
だからこそ、これから選ぶならX3が本命です。軽さ、バランス、電力効率、通信、センサー、有線性能。そのどれもが地味に見えて、実際には毎日のプレイに効いてくる要素ばかり。派手さではなく完成度で勝負してきた1台として、かなり好印象です。
一方で、X2もまだ十分に魅力があります。HITSの面白さをしっかり味わえるうえ、基本性能も高く、価格次第ではいまなお選ぶ理由があります。最新モデルを取るか、価格とのバランスを取るか。ここは使う人の優先順位がそのまま答えになるでしょう。
まとめ
PRO X3 SUPERSTRIKEとPRO X2 SUPERSTRIKEの違いをひとことでまとめるなら、X3は“順当進化”ではなく、“弱点の補強がとても上手い完成版”です。HITSの魅力はそのままに、重量、重心、バッテリー、通信、有線性能、センサーをしっかり強化してきたことで、競技向けデバイスとしての説得力が増しました。
もし今から選ぶなら、基本的にはX3をおすすめしやすいです。けれど、X2も決して古びた存在ではありません。SUPERSTRIKEらしさをどこまで求めるか、そして価格差をどう見るか。その見極めこそが、この比較のいちばん大事なポイントです。
※セール開催・内容・価格等は、予告なく変更となる場合がございます。正確な情報は、販売ページ上でご確認ください。

