- MOMENTUM True Wireless 5は買いか? まず押さえたい特徴と強み
- MOMENTUM True Wireless 5の結論
- MOMENTUM True Wireless 5のメリットとデメリット
- MOMENTUM True Wireless 5の概要
- MOMENTUM True Wireless 5の特徴
- MOMENTUM True Wireless 5のスペック一覧
- MOMENTUM True Wireless 5の総合評価とレビュー
- MOMENTUM True Wireless 5のおすすめな人
- MOMENTUM True Wireless 5のおすすめしにくい人
- MOMENTUM True Wireless 5のよくある質問
- まとめ
- MOMENTUM True Wireless 5とMOMENTUM True Wireless 4を徹底比較
- まず結論 どちらを選ぶべきか
- スペック比較表
- 見た目と装着感の違い
- 音質の違い
- 対応コーデックと接続性能の違い
- 立体音響とエンタメ機能の違い
- ノイズキャンセリングと外音取り込みの違い
- 通話品質の違い
- バッテリーと使い勝手の違い
- 価格差とコストパフォーマンス
- どんな人にMOMENTUM True Wireless 5がおすすめか
- どんな人にMOMENTUM True Wireless 4がおすすめか
- 総合評価
MOMENTUM True Wireless 5は買いか? まず押さえたい特徴と強み
完全ワイヤレスイヤホンの上位モデルを選ぶとき、多くの人が気にするのは音質、ノイズキャンセリング、装着感、そして長く使えるかどうかではないでしょうか。SENNHEISERの「MOMENTUM True Wireless 5」は、そうした期待に真正面から応えるフラッグシップモデルです。シリーズの持ち味である高品位なサウンドを軸にしながら、装着性や通話性能、連続再生時間をしっかり磨き上げ、さらにユーザー自身でバッテリー交換ができるという新しい価値まで加わりました。単なる後継機ではなく、プレミアム完全ワイヤレスイヤホンの使い方そのものを一歩先へ進めた一台として注目したいモデルです。
MOMENTUM True Wireless 5の結論
MOMENTUM True Wireless 5は、音質を最優先にしつつ、機能性や長期使用まで妥協したくない人に向いた完成度の高い完全ワイヤレスイヤホンです。7mm TrueResponseドライバーによる豊かな表現力、Dolby Atmosとヘッドトラッキングによる立体音響、進化したアダプティブANC、最大40時間のロングバッテリー、そしてバッテリー交換対応という独自の強みが揃っており、価格に見合うだけの理由をしっかり備えています。一方で、価格帯は高めで、使いこなしにはアプリ活用や再生環境との相性確認も大切です。それでも、音をきちんと楽しみたい人にとっては、2026年のプレミアム完全ワイヤレスイヤホン市場で有力な本命候補と言えるでしょう。
MOMENTUM True Wireless 5のメリットとデメリット
メリット
- 7mm TrueResponseドライバーによる情報量の多い高品位なサウンドを楽しめる
- aptX Adaptive / aptX Lossless対応で高音質ワイヤレス再生に強い
- Dolby Atmosとヘッドトラッキングに対応し、映像やライブ音源の没入感を高めやすい
- アダプティブANCと風切り音低減で屋外でも使いやすい
- 外音取り込みが自然で、日常使いとの両立がしやすい
- 左右各4基、合計8基のマイクとAI処理で通話品質にも配慮されている
- イヤホン単体で最大12時間、ケース込みで最大40時間の長時間再生に対応する
- イヤホン本体と充電ケースのバッテリーをユーザー自身で交換できる
- USB Type-CとQiワイヤレス充電に対応し、充電方法の自由度が高い
- 装着感を見直した新エルゴノミクスデザインで、前世代より快適性が向上している
- Smart Control Plusアプリで8バンドEQやサウンドパーソナライズを使える
デメリット
- プレミアム価格帯のため、気軽に選びやすいモデルではない
- aptX LosslessやaptX Adaptiveの実力を最大限活かすには対応機器が必要になる
- Dolby Atmosや一部機能は、設定次第で他機能との併用に制限が出る場面がある
- ケース外装は従来のファブリック調から変わり、好みが分かれる可能性がある
- 強力なANC特化機と比べると、静寂最優先の方向性とは少し異なる
- 本体側のバッテリー交換は構造上、手軽さの面で慣れが必要になりそうだ
MOMENTUM True Wireless 5の概要
MOMENTUM True Wireless 5は、SENNHEISERのフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンとして登場した上位モデルです。自社開発の7mm TrueResponseダイナミックドライバーを搭載し、Bluetooth 6.0、aptX Adaptive、aptX Lossless、Dolby Atmos、ヘッドトラッキング、アダプティブANC、外音取り込み、AIを活用した通話機能などを幅広く備えています。さらに、イヤホン本体と充電ケースのバッテリーをユーザー自身で交換できる設計を採用し、音質だけでなく長く使い続ける価値まで視野に入れたプレミアムモデルに仕上がっています。
MOMENTUM True Wireless 5の特徴
音質を最優先にしたサウンド設計
- TrueResponseドライバー: 7mm径の自社開発ダイナミックドライバーを採用し、低域から高域まで自然で情報量の多いサウンドを目指しています。
- チューニングの見直し: 中域の押し出しをわずかに抑え、低域をよりクリーンかつ制動感のある方向へ整え、高域は12kHz以上の表現力を高めることで抜けの良さと空気感を強化しています。
- 広帯域再生: 5Hz〜21kHzの周波数特性により、重心の低い音から繊細な高音の余韻まで幅広くカバーします。
- 低歪み設計: THDは1kHz / 94dBで0.08%未満とされ、細部の再現性や透明感を支える仕様です。
高音質ワイヤレス再生への対応力
- aptX Adaptive / aptX Lossless対応: 音源や通信環境に応じて高音質と安定性のバランスを取りやすく、対応機器ではより高品位なワイヤレス再生を狙えます。
- 最大24bit / 96kHz相当: 対応環境ではハイレゾ相当のワイヤレス再生が可能で、音の細かなニュアンスまで楽しみやすくなっています。
- Bluetooth 6.0: 新世代Bluetoothに対応し、接続の安定性や将来性の面でも魅力があります。
立体音響による没入感の向上
- Dolby Atmos対応: 左右の広がりだけでなく、前後や高さ方向まで意識した音場表現に対応し、映画やライブ映像の楽しさを引き上げます。
- ヘッドトラッキング対応: 頭の向きに合わせて音場をリアルタイムに最適化し、より自然な立体感と没入感を実現します。
- 映像コンテンツとの相性: 音楽再生だけでなく、映画、配信動画、ライブ映像でも実力を発揮しやすい仕様です。
ノイズキャンセリングと外音取り込みの完成度向上
- ハイブリッド・アダプティブANC: 周囲の環境に応じて効き方を最適化し、移動中や外出先でも快適なリスニングを支えます。
- 新設計イヤーチップ: 密閉性を高める設計により、パッシブ遮音の段階からしっかり土台を作っています。
- アダプティブ風切り音低減: 風の強さを自動検知し、屋外で気になりやすい風ノイズを抑えます。
- 自然な外音取り込み: 低ノイズマイクを使い、遅延の少ないナチュラルな聞こえ方を目指しています。
通話品質の強化
- 合計8基のマイク: 左右各4基のマイク構成により、音声収音性能を高めています。
- 骨伝導ボイスセンサー: 声の振動をとらえることで、騒がしい場所でも自分の声を抽出しやすくしています。
- AI音声処理: 雑踏や駅のホーム、屋外でも通話の明瞭さを保ちやすいよう配慮されています。
長時間再生と長期使用を意識した設計
- 最大40時間再生: イヤホン単体で最大12時間、ケース併用で最大40時間の再生時間を確保し、充電頻度を抑えやすくしています。
- 急速充電: 約8分の充電で最大1時間再生でき、外出前の短時間充電にも対応しやすい仕様です。
- バッテリー交換対応: イヤホン本体と充電ケースの両方で、ユーザー自身によるバッテリー交換に対応している点が大きな特徴です。
- サステナブルな発想: バッテリー劣化で本体ごと買い替えるしかない、という完全ワイヤレスイヤホンの弱点に新しい選択肢を示しています。
装着感と携帯性の見直し
- 新エルゴノミクスデザイン: 多数の耳形状データを解析して設計され、耳への収まりと快適性の向上が図られています。
- 快適性向上の評価: 比較装着テストでは、前世代より快適性が向上したと評価したユーザーが73%にのぼります。
- スリム化したケース: 縦長で薄型のケース形状に刷新され、ポケットへの収まりやすさに配慮されています。
アプリによる細かなカスタマイズ
- Smart Control Plus対応: 専用アプリで音質や操作性を細かく調整できます。
- 8バンドイコライザー: 自分の好みに合わせて周波数バランスを追い込みやすい構成です。
- サウンドパーソナライズ: フラウンホーファーとの共同開発による機能で、ユーザーごとの好みに寄せた音作りができます。
- マルチポイント対応: 複数デバイスを行き来する使い方にも向いています。
引用元
SENNHEISER公式製品情報、価格.com、価格.comマガジン、AV Watch、PHILE WEB、PR TIMES
MOMENTUM True Wireless 5のスペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | MOMENTUM True Wireless 5 |
| タイプ | 完全ワイヤレスイヤホン(左右分離型) |
| 装着方式 | カナル型 |
| 型式 | ダイナミック・密閉型 |
| ドライバー | TrueResponseダイナミックドライバー 7mm |
| 周波数特性 | 5Hz〜21,000Hz |
| 感度 | 107dB SPL(1kHz / 1mW) |
| 全高調波歪率 | 0.08%未満(1kHz / 94dB) |
| Bluetoothバージョン | Bluetooth 6.0 + Class 1 |
| 最大送信出力 | 10mW(最大) |
| 送信周波数帯 | 2,402MHz〜2,480MHz |
| 変調方式 | GFSK、π/4 DQPSK、8DPSK |
| 対応プロファイル | A2DP、AVRCP、HFP |
| 対応コーデック | SBC、AAC、aptX、aptX Adaptive、aptX Lossless |
| ハイレゾ相当再生 | 最大24bit / 96kHz相当 |
| ノイズキャンセリング | Hybrid Adaptive ANC |
| 外音取り込み | 対応 |
| 空間オーディオ | Dolby Atmos対応 3Dオーディオ |
| ヘッドトラッキング | 対応 |
| マイク方式 | MEMS |
| マイク構成 | 片側4基、合計8基(骨伝導ボイスセンサー含む) |
| マイク周波数帯域 | 最大16kHz(スーパー・ワイドバンド通話モード) |
| 通話処理 | AI音声処理、ビームフォーミング対応 |
| 連続再生時間 | イヤホン単体 最大12時間(ANCオフ) / 最大6時間(ANCオン) |
| 総再生時間 | 最大40時間(充電ケース併用、iPhone中音量条件) |
| 充電時間 | 約1.5時間 |
| 急速充電 | 約8分充電で最大1時間再生 |
| 充電端子 | USB Type-C |
| ワイヤレス充電 | Qi 2.1対応 |
| 給電仕様 | 5V / 1000mA、最大5W、USB-C充電、Power Delivery非対応 |
| バッテリー種類 | リチウムイオン充電池 |
| バッテリー容量 | イヤホン左右各72mAh / 充電ケース760mAh |
| バッテリー交換 | イヤホン本体・充電ケースともにユーザー交換対応 |
| 防塵・防滴性能 | IP54(イヤホン本体) |
| マルチポイント | 対応 |
| マルチペアリング | 対応 |
| 本体操作 | タッチセンサー |
| 自動電源オン | 対応 |
| 自動電源オフ | 対応 |
| 音質調整 | 8バンドEQ、サウンドパーソナライズ対応 |
| 対応アプリ | Sennheiser Smart Control Plus / Smart Control |
| イヤーチップ | XS / S / M / L |
| 重量 | 片耳約7g / ケース約55g / 合計約62g |
| ケース寸法 | 67.2 × 48.4 × 25.0mm |
| 動作温度 | 使用時 0〜40℃ / 充電時 5〜35℃ |
| 使用湿度 | 25〜75%(結露なきこと) |
| 保管温度 | -20〜60℃ |
| 保管湿度 | 10〜90% |
| カラー | Graphite、Cream |
| 発売日 | 2026年9月3日 |
| 市場想定価格 | 49,940円前後(税込) |
| 付属品 | USB-C充電ケーブル、イヤーチップ(XS / S / M / L)、バッテリー交換用ツール、ドキュメント類 |
| 設計 / 生産国 | Designed in Germany / Made in China |
MOMENTUM True Wireless 5の総合評価とレビュー
MOMENTUM True Wireless 5の魅力は、単純に「高音質な完全ワイヤレスイヤホン」というひと言では収まりません。いまや高価格帯の完全ワイヤレスイヤホンは、どのメーカーも音質、ノイズキャンセリング、通話品質、アプリ機能まで高い水準で競い合っています。その中で本機がしっかり個性を打ち出しているのは、まず第一に、音の作り込みに対する姿勢がぶれていないからです。シリーズの核であるTrueResponseドライバーを継続採用しながら、今回は中域の押し出しを少し整え、低域をよりクリーンに、高域により開放感を持たせる方向へ仕上げています。その結果、派手に盛るタイプではないのに、音楽の輪郭や立体感、空気の動きまで見通しよく感じやすいサウンドになっています。
実際の印象としては、ゼンハイザーらしい上品さを保ちながら、前世代よりも現代的な聴きやすさを強めたようなまとまりです。ボーカルは埋もれにくく、かといって不自然に前へ出すぎる場面ばかりではなく、楽曲全体の見通しの良さにつながっています。ストリングスやアコースティック系の質感表現、低域の沈み込み、シンバルの余韻の伸び方などを聴いていくと、細かな情報量の出し方がとても丁寧で、上位モデルらしい落ち着きがあります。音を派手に演出して一瞬で驚かせるというより、長く聴いているほど良さがにじんでくるタイプです。音楽そのものにじっくり向き合いたい人ほど、この方向性は魅力に映るはずです。
また、音質だけで終わらないのが本機の強いところです。Dolby Atmosとヘッドトラッキングに対応したことで、音楽だけでなく映画やライブ映像との相性も一段と良くなりました。完全ワイヤレスイヤホンでここまで多機能になると、どうしても“全部入り”感ばかりが先に立ちがちですが、本機は立体音響機能も比較的きちんと意味を持っています。特にライブ映像やサラウンド要素のあるコンテンツでは、音が平面的に頭の中に並ぶのではなく、少し外側に展開していく感覚が得られやすく、エンタメ用途でも満足度を高めてくれます。もちろん、純粋な音楽鑑賞では通常再生の方が好まれる場面もありますが、用途に応じて楽しみ方を切り替えられる懐の深さは、この価格帯ならではの魅力です。
ノイズキャンセリングについては、絶対的な静寂だけを競うようなモデルとは少し考え方が違います。MOMENTUM True Wireless 5は、周囲のノイズを機械的に圧倒するというより、音楽を気持ちよく聴くための環境を整える方向に重心があります。低域の騒音をしっかり抑え、風切り音にも対策を入れたことで、通勤や屋外移動での実用性はかなり高まりました。新設計イヤーチップによるパッシブ遮音の底上げも効いていて、無理に音量を上げなくても音楽へ意識を向けやすくなっています。静けさだけを極端に求める人なら他にも候補はありますが、音質との両立を重視するなら本機のバランスはかなり魅力的です。
通話品質の進化も見逃せません。左右各4基、合計8基のマイクに骨伝導ボイスセンサー、さらにAI音声処理まで加えた構成は、今どきの高級完全ワイヤレスイヤホンとしてもかなり力が入っています。音楽用として選ぶ人が中心のモデルですが、外出中の通話やオンライン会議にもある程度しっかり応えてくれるのは安心材料です。プレミアムモデルでは、音質だけ優れていて通話が弱いと日常使いに少し不満が残りますが、本機はその穴をかなり丁寧に埋めてきた印象があります。
そして、MOMENTUM True Wireless 5を語るうえで最大の差別化要素になっているのが、バッテリー交換対応です。完全ワイヤレスイヤホンは、音も機能も気に入っているのに、数年後にバッテリー劣化が進んで買い替えを迫られるという宿命を抱えてきました。本機はそこに対して、イヤホン本体だけでなくケースまでユーザー交換式という新しい答えを用意しています。これは単なる話題性ではなく、長く使う前提で高価な製品を選びたい人にとって、かなり本質的な魅力です。買って終わりではなく、気に入った音を長く使い続けるという選択肢が見えてくるのは大きいです。
もちろん、気になる点がないわけではありません。まず価格はしっかり高めで、誰にでも勧めやすい万能機というわけではありません。また、本機の高音質コーデックを活かし切るには再生側の環境も大切で、特にaptX AdaptiveやaptX Losslessの恩恵は対応機器があってこそです。iPhone中心で使う場合でも十分魅力はありますが、スペックの一部はフルに発揮しにくいことがあります。さらに、Dolby Atmosやパーソナライズ機能の使い分けには少し理解が必要で、買ってすぐ何も考えず最高状態になるというよりは、アプリを触って自分の好みへ寄せていく楽しさがあるタイプです。
それでも総合的に見ると、本機は「音にこだわる人が、日常の便利さも手放さずに選べる完全ワイヤレスイヤホン」として非常によくできています。派手な一点突破ではなく、音質、装着感、ANC、通話、再生時間、携帯性、長期使用性を高い次元でまとめ上げている点が魅力です。特に、毎日使う道具としての満足度を重視する人にとっては、スペック表の数字以上に価値を感じやすいモデルでしょう。単に新しい上位機というだけでなく、これからのプレミアム完全ワイヤレスイヤホンのあり方を示す一台として見ても、MOMENTUM True Wireless 5はかなり印象的な存在です。音楽をじっくり楽しみたい人、長く付き合える相棒を探している人、ワイヤレスでも妥協したくない人にとって、有力候補に入れておきたい完成度だと感じます。
MOMENTUM True Wireless 5のおすすめな人
- 完全ワイヤレスでも音質を最優先にしたい人
- ボーカルや空間表現まで丁寧に味わいたい人
- aptX AdaptiveやaptX Lossless対応機器を活かしたい人
- 映画やライブ映像もDolby Atmosで楽しみたい人
- 通勤・通学・出張で長時間再生を重視する人
- 長く使えるプレミアムイヤホンを探している人
- 通話品質やアプリでの細かな音作りも重視したい人
MOMENTUM True Wireless 5のおすすめしにくい人
- できるだけ予算を抑えて完全ワイヤレスイヤホンを選びたい人
- 音質よりも圧倒的な静寂感だけを最優先にしたい人
- アプリ設定や音の追い込みをあまりしたくない人
- aptX系コーデックを使わず、機能差をあまり重視しない人
- 運動中の激しい使用を最優先にした軽量スポーツ系モデルを探している人
MOMENTUM True Wireless 5のよくある質問
- Q発売日はいつですか
- A
2026年9月3日発売です。
- Q価格はいくらですか
- A
市場想定価格は49,940円前後(税込)です。
- Q対応コーデックは何ですか
- A
SBC、AAC、aptX、aptX Adaptive、aptX Losslessに対応します。
- Qハイレゾ再生はできますか
- A
aptX Adaptiveにより最大24bit / 96kHz相当のワイヤレス再生に対応します。
- Qノイズキャンセリングは強いですか
- A
Hybrid Adaptive ANCを搭載し、日常使いで十分に実用的な性能があります。特に低域ノイズや風切り音への配慮が強化されています。
- Q連続再生時間はどれくらいですか
- A
イヤホン単体で最大12時間(ANCオフ)、最大6時間(ANCオン)、ケース込みで最大40時間です。
- Q充電方法は何に対応していますか
- A
USB Type-C充電とQiワイヤレス充電に対応しています。
- Q防水性能はありますか
- A
イヤホン本体はIP54の防塵・防滴仕様です。汗や軽い水しぶきへの配慮があります。
- Qバッテリーは本当に交換できますか
- A
イヤホン本体と充電ケースの両方で、ユーザー自身によるバッテリー交換に対応しています。
- Qアプリでは何ができますか
- A
8バンドEQ、サウンドパーソナライズ、各種音声設定、操作カスタマイズ、ファームウェア更新などに対応しています。
まとめ
MOMENTUM True Wireless 5は、SENNHEISERらしい高音質を軸にしながら、立体音響、進化したANC、通話性能、長時間再生、そしてバッテリー交換対応まで取り入れた、非常に完成度の高いフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンです。価格だけを見ると簡単に手を出せるモデルではありませんが、そのぶん音の良さと使い勝手、さらに長く使う価値まできちんと用意されています。音にこだわりたい人、毎日使うプレミアムイヤホンを探している人にとっては、しっかり検討する価値のある一台です。
MOMENTUM True Wireless 5とMOMENTUM True Wireless 4を徹底比較
ゼンハイザーのフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンとして高い人気を集めたMOMENTUM True Wireless 4。その完成度の高さに満足していた人も多い一方で、後継モデルとして登場したMOMENTUM True Wireless 5は、見た目の変化だけではない、かなり踏み込んだ進化をまとって登場しました。今回は、この2モデルの違いをじっくり整理しながら、どこが変わったのか、どちらを選ぶと満足しやすいのかを丁寧に見ていきます。ぱっと見では“順当な後継機”に見えるかもしれませんが、細かく追っていくと、その印象はきっと変わってきます。
まず結論 どちらを選ぶべきか
MOMENTUM True Wireless 5は、音のチューニングをさらに磨き込み、通話性能や装着感、連続再生時間、そして長く使うための設計まで大きく前進したモデルです。特に、バッテリーを自分で交換できる構造は非常に大きく、プレミアム完全ワイヤレスイヤホンの弱点を正面から改善しようとした意欲作と言えます。新しく買うなら、基本的にはMOMENTUM True Wireless 5を本命に考えてよいでしょう。
一方で、MOMENTUM True Wireless 4も完成度は依然として高く、価格がこなれてきた現在では非常に魅力的です。音の傾向や機能、装着感が自分に合えば、コストパフォーマンス重視で選ぶ価値は十分にあります。つまり、最先端の完成度を求めるなら5、価格と実力のバランスを重視するなら4、という住み分けが見えてきます。
スペック比較表
| 項目 | MOMENTUM True Wireless 5 | MOMENTUM True Wireless 4 |
|---|---|---|
| 発売日 | 2026年9月3日 | 2024年3月1日 |
| 発売時想定価格 | 49,940円前後 | 49,940円前後 |
| ドライバー | 7mm TrueResponseダイナミック | 7mm TrueResponseダイナミック |
| 周波数特性 | 5Hz〜21kHz | 5Hz〜21kHz |
| 感度 | 107dB SPL | 107dB SPL |
| THD | 0.08%未満 | 0.08%未満 |
| Bluetooth | 5.4 | 6.0 |
| 対応コーデック | SBC、AAC、aptX、aptX Adaptive、aptX Lossless、LC3 | SBC、AAC、aptX、aptX Adaptive、aptX Lossless |
| Auracast / LE Audio | 対応 | 対応 |
| 空間オーディオ | Dolby Atmos、ヘッドトラッキング対応 | 非対応 |
| ノイズキャンセリング | Hybrid Adaptive ANC、風切り音低減強化 | Hybrid ANC |
| 外音取り込み | 対応、低ノイズ化 | 対応 |
| マイク構成 | 片側4基、合計8基、骨伝導ボイスセンサー搭載 | 片側3基、合計6基 |
| 連続再生時間 | 最大12時間(ANCオフ)/ 最大6時間(ANCオン) | 最大7.5時間(ANCオフ)/ 最大7時間(ANCオン) |
| ケース込み再生時間 | 最大40時間 | 最大30時間 |
| 急速充電 | 8分で約1時間再生 | 8分で約1時間再生 |
| 充電 | USB Type-C、Qi 2.1 | USB Type-C、Qi |
| 防塵・防滴 | IP54 | IP54 |
| 片耳重量 | 約7g | 約6.2g |
| ケース重量 | 約55g | 約66.4g |
| 総重量 | 約62g | 約72.4g |
| ケースサイズ | 67.2 × 48.4 × 25.0mm | 70.1 × 44.6 × 34.8mm |
| イヤーチップ | XS / S / M / L | XS / S / M / L |
| イヤーフィン | なし | S / M / L付属 |
| バッテリー交換 | イヤホン本体・ケースともユーザー交換対応 | 非対応 |
| アプリ | Smart Control Plus | Smart Control |
見た目と装着感の違い
ケースデザインはかなり方向性が変わった
MOMENTUM True Wireless 4は、シリーズらしいファブリック調ケースが印象的でした。持ったときの雰囲気に高級感があり、ひと目で“モメンタムらしい”と感じさせる佇まいが魅力です。ただ、そのぶんケースはやや厚みがあり、ポケットへの収まりでは少し好みが分かる部分もありました。
対してMOMENTUM True Wireless 5は、ケースが縦長で薄型に刷新されました。素材感も変わり、全体の印象はよりモダンでシャープです。従来のファブリック調が好きだった人には少しさびしさもあるかもしれませんが、持ち運びやすさと実用性では5のほうが一歩前へ出ています。毎日バッグやポケットに入れて持ち歩くなら、この差はじわじわ効いてきます。
本体形状はMTW5のほうがより万人向け
MOMENTUM True Wireless 4は、イヤーフィンを組み合わせて安定感を高める設計でした。しっかり耳に収まりやすく、フィットしたときの安心感はなかなか頼もしいものがあります。その一方で、人によっては本体の存在感を少し強く感じやすく、長時間使うと圧迫感につながることもありました。
MOMENTUM True Wireless 5ではこの方向性が変わり、耳の形状データをもとにした新エルゴノミクスデザインへ移行しています。イヤーフィンはなくなり、本体そのものの形で自然にフィットさせる考え方になりました。比較評価では快適性が向上したという結果も出ており、長時間装着する使い方にはより向いています。スポーツでの強い固定感なら4、普段使いの快適さなら5、という見方がしっくりきます。
音質の違い
ドライバーは同じでも、音の表情はかなり違う
両モデルとも7mmのTrueResponseダイナミックドライバーを搭載しており、基本の思想は共通しています。ただし、実際の音づくりは同じではありません。MOMENTUM True Wireless 4は、情報量とバランス感を丁寧に整えた、いかにもゼンハイザーらしい落ち着いた高品位サウンドが魅力でした。低音は深く、音場には広さがあり、派手に着色しすぎず、それでいて物足りなさもない。そんな絶妙なまとまりがあります。
MOMENTUM True Wireless 5は、その延長線上にありながら、より見通しのよいサウンドへ進化しています。中域の押し出しを少し整え、低域をよりクリーンに、高域の空気感や抜け感を高めたことで、音の輪郭がより明瞭になりました。全体にすっきりとした透明感が増し、ボーカルや楽器の位置関係もつかみやすくなっています。豪快さよりも洗練を深めた印象で、雑に派手へ振らないところに好感が持てます。
MTW4は安定感、MTW5は解像感と開放感
MOMENTUM True Wireless 4は、全体のまとまりがとても美しく、長時間聴いても疲れにくい音です。高域の刺さりを抑えつつ、中域の厚みや低域の量感も自然に感じられ、音楽ジャンルを選びにくい安心感があります。ゼンハイザーらしい上品な方向性を好む人には、今でもかなり魅力的です。
一方のMOMENTUM True Wireless 5は、そこからさらに一段、音の見通しと立体感を押し上げています。ボーカルはより前に出やすく、低域は締まりが増し、高域にはふわっと空気が乗るような感覚があります。派手というより、輪郭が磨かれた印象です。静かな場面では音の余韻がきれいで、密度の高い曲でも各パートが見えやすい。聴き比べると、5のほうが一歩先に進んだ世代だと感じやすいでしょう。
対応コーデックと接続性能の違い
MTW4は将来性重視、MTW5は再生体験の完成度重視
MOMENTUM True Wireless 4の強みのひとつは、Bluetooth 5.4に加えてLC3やAuracast、LE Audioといった次世代ワイヤレス機能をしっかり押さえていたことです。aptX AdaptiveやaptX Losslessにも対応し、当時としてはかなり先進的でした。新しい無線規格への対応力という意味では、MTW4はかなり野心的なモデルです。
対するMOMENTUM True Wireless 5はBluetooth 6.0へ進化し、SBC、AAC、aptX、aptX Adaptive、aptX Losslessをサポートしています。世代としては新しく、接続の安定性や効率の面でも期待が持てますが、比較表で見るとMTW4のLC3対応が目を引くのも事実です。そのため、スペック表の見た目だけならMTW4が派手に映るかもしれません。ただ、実際の使い勝手としては、MTW5はチューニングや全体最適の完成度が高く、単なる対応項目の数以上に“まとまりの良さ”を感じやすい一台です。
立体音響とエンタメ機能の違い
大きな進化ポイントはDolby Atmos対応
ここはかなりわかりやすい差です。MOMENTUM True Wireless 4は空間オーディオやヘッドトラッキングに対応していませんでした。純粋に音楽再生の完成度を高める方向に力を注いだモデルと言えます。
MOMENTUM True Wireless 5では、Dolby Atmosとヘッドトラッキングに新対応しました。これによって、映画やライブ映像、立体音響対応コンテンツでの没入感がぐっと高まっています。頭の向きにあわせて音場が追従する感覚は、ただ音が良いだけでは得られない楽しさがあります。音楽一本勝負なら4でも十分ですが、映像コンテンツまでしっかり楽しみたいなら5の魅力はとても大きいです。
ノイズキャンセリングと外音取り込みの違い
MTW4も優秀だが、MTW5は実用性がさらに高い
MOMENTUM True Wireless 4は、ハイブリッドANCを搭載し、周囲の環境にあわせて自然に効きを調整する方向で仕上げられていました。静寂だけを極端に追い求めるより、音楽を気持ちよく楽しむためのノイズコントロールという印象で、外音取り込みの自然さも含めて完成度は高かったです。
MOMENTUM True Wireless 5は、その基礎を受け継ぎながら、さらに遮音性と風切り音対策を強化しています。新設計イヤーチップでパッシブ遮音が高まり、風の強さを自動で検知して処理するアダプティブ風切り音低減も追加されました。外で歩く時間が長い人、駅や街中で使うことが多い人ほど、この進化のありがたさを感じやすいはずです。派手な数字より、日常での快適さがしっかり増している。そんな地に足のついたアップグレードです。
通話品質の違い
MTW5は通話まわりの進化がかなり大きい
MOMENTUM True Wireless 4は6マイク構成で、通話性能も十分に上位クラスでした。AI処理も活かしながら、外での会話やオンライン会議にも対応しやすいモデルです。音楽用フラッグシップでありながら、通話もきちんとこなす優等生でした。
ただ、MOMENTUM True Wireless 5ではここがさらに強化されています。片側4基、合計8基のマイクに加え、骨伝導ボイスセンサーまで搭載されました。これにより、自分の声をより正確につかみ、周囲の騒音がある場所でも通話の明瞭さを高めやすくなっています。仕事でも使いたい人、外出先の通話が多い人にとっては、見逃しにくい進化ポイントです。
バッテリーと使い勝手の違い
再生時間はMTW5が大幅に伸びた
MOMENTUM True Wireless 4の再生時間は、イヤホン単体で最大7.5時間、ケース込みで最大30時間でした。これでも十分長く、日常使いでは困りにくい水準です。急速充電やQi充電にも対応し、使い勝手はかなり整っていました。
しかしMOMENTUM True Wireless 5では、イヤホン単体で最大12時間、ケース込みで最大40時間へと大きく伸びています。完全ワイヤレスイヤホンとして見てもかなり優秀で、通勤・通学だけでなく、出張や旅行でも心強いスペックです。毎日充電するストレスを少しでも減らしたいなら、この差ははっきり魅力になります。
バッテリー交換対応はMTW5最大の武器
もっとも大きな違いはここかもしれません。MOMENTUM True Wireless 4はバッテリー交換非対応です。高級完全ワイヤレスイヤホン全体の弱点でもありますが、バッテリーが劣化すれば、どこかで買い替えを考えざるを得ませんでした。
MOMENTUM True Wireless 5は、イヤホン本体とケースの両方でユーザー自身によるバッテリー交換に対応しています。これは本当に画期的です。いくら音が良くても、電池の寿命で手放すしかないという悩みから一歩抜け出した設計で、長く愛用したい人にとっての説得力がぐっと増しました。単なる新機能ではなく、製品の考え方そのものが前に進んだ印象があります。
価格差とコストパフォーマンス
現時点の価格で見るとMTW4はかなり魅力的
MOMENTUM True Wireless 5の発売時想定価格は49,940円前後で、現行最安価格は44,946円です。フラッグシップらしい価格帯であり、気軽に手を出せるモデルではありません。ただし、そのぶん進化ポイントも多く、単純に高いだけで終わらない説得力があります。
一方、MOMENTUM True Wireless 4は発売時こそ同じ49,940円前後でしたが、現在は24,800円から狙える状況です。この価格差はかなり大きく、単純な満足度だけでなく“どこまで予算を出すか”で選択は変わってきます。現行の完成度なら5、価格に対するお得感なら4。この構図はとてもわかりやすいです。
どんな人にMOMENTUM True Wireless 5がおすすめか
- 最新世代らしい完成度の高いフラッグシップを選びたい人
- 音質だけでなく通話品質や装着感も重視したい人
- Dolby Atmosやヘッドトラッキングも楽しみたい人
- 長時間再生を重視する人
- バッテリー交換対応を含めて長く使いたい人
どんな人にMOMENTUM True Wireless 4がおすすめか
- 価格を抑えつつ上位クラスの音質を手に入れたい人
- ファブリック調ケースや従来デザインが好みの人
- イヤーフィン付きの安定感を重視したい人
- 空間オーディオよりも純粋な音楽再生を重視したい人
- 価格差を考えるとMTW4のコストパフォーマンスに魅力を感じる人
総合評価
MOMENTUM True Wireless 5は、MOMENTUM True Wireless 4の完成度を土台にしながら、単なる細かな改良にとどまらず、使い勝手と将来性までしっかり進化させた後継機です。音はより洗練され、装着感はより自然になり、通話やノイズコントロールも実用性を増しました。そして何より、バッテリー交換対応という強烈な個性を手に入れたことで、プレミアム完全ワイヤレスイヤホンの価値そのものを押し広げています。
ただし、MOMENTUM True Wireless 4の魅力が色あせたわけではありません。現行価格で見ると驚くほど戦闘力が高く、音質も機能も今なお十分上位クラスです。だからこそ、この比較は単純な新旧の優劣だけでは終わりません。予算に余裕があり、長く付き合う一台を選びたいならMOMENTUM True Wireless 5。コストを抑えながら、ゼンハイザーらしい上質なサウンドを楽しみたいならMOMENTUM True Wireless 4。この結論が、いちばん納得感のある答えになりそうです。
※セール開催・内容・価格等は、予告なく変更となる場合がございます。正確な情報は、販売ページ上でご確認ください。
