OMデジタルソリューションズは、「OM SYSTEM」ブランドとして初となる「Tough」シリーズとして、防水15m、耐低温-10℃の高い耐環境性能でアウトドアユースに最適で、レンズ先端1cmまで接写可能なマクロ撮影機能を搭載のコンパクトデジタルカメラ【OM SYSTEM Tough TG-7】を販売した。
ボディ各部に施したシーリング構造や、電池蓋などでの開閉部のダブルロック機構によって、水深15mのIPX8防水、砂や埃にも強いIP6X防塵、さらに、-10度の耐低温性能を兼ね備える。さらに、レンズ最前面はダブルガラス構造を採用し、耐結露性も装備。2.1mからの高さの落下に耐える耐衝撃性能、100kgfに耐える耐荷重性能も備えた。
広角側開放F2.0(35mm判換算焦点距離25mm相当の広角端において)の明るい光学4倍ズームレンズを搭載。F2.0 と明るいため、動きのある被写体を撮る場合でも、速いシャッター速度で被写体のぶれを抑えられます。高いレンズ性能を実現するため、DSA(大偏肉両面非球面)レンズをはじめとする、高度な光学技術を投入。
イメージセンサーには、1/2.33型で有効1,200万画素、高感度性能に優れた「Hispeed 裏面照射型 CMOS イメージセンサー」を搭載、センサー上にあるシールガラスの両面に反射防止のARコートを施し、ゴーストやフレアの発生を効果的に抑えています。ミラーレス一眼カメラにも採用されている画像処理エンジン「TruePic VIII」を採用し、高画質を実現。RAW 記録にも対応しており、カメラ内での RAW 現像や無料の画像編集ソフト「OM Workspace」を用いパソコンで RAW 画像の編集、現像を行うことで、多彩な映像表現を得ることができる。動画撮影は、最大3,840×2,160/30pの4K動画記録をサポート。
マクロ撮影は、レンズ先端から最短1cmまで近づけ、最大撮影倍率7倍相当(35mm判換算)の近接撮影が可能。撮影機能では、「顕微鏡モード」「顕微鏡コントロールモード」「深度合成モード」「フォーカスブラケットモード」に対応する。
顕微鏡モード | レンズ先端から最短1cmまで被写体に近づけ、光学ズームをテレ側にした際の最大撮影倍率は7倍相当(35mm判換算)となり、顕微鏡を使ったような拡大撮影が行える。 |
顕微鏡コントロールモード | ワンタッチで倍率を1倍、2倍、4倍といったように顕微鏡のように切り替えて、観察、撮影できるモード。背面液晶モニター上では最大44.4倍まで拡大して見ることができる。 |
深度合成モード | ピント位置を移動させながら複数の画像を撮影、ピントが合っている部分だけを抽出、合成し被写界深度の深い写真を作りだす。被写界深度が浅くピントの合う範囲の狭いマクロ撮影で威力を発揮します。3~10枚の間で撮影枚数を選べ、仕上がりの精度などに合わせ細かく調整できる。 |
フォーカスブラケットモード | ピント位置を移動させながら最大30枚まで撮影、ピント移動量と枚数は被写体や撮影条件に合わせそれぞれ3段階から選択可能。花びら、昆虫の羽根といったピントの位置を即座に決めにくい被写体の撮影に便利。また、本モードで撮影した画像を「OM Workspace」を使って「深度合成モード」で撮影したような1枚の画像に生成することも可能。 |
このほか、近接撮影時に生じやすい被写体の明るさ不足を補うことができるLEDライトガイド「LG-1」、フラッシュディフューザー「FD-1」が使用できる。
水深15mまでの高い防水性を備えており、シュノーケリングや沢遊びなどのアクティビティにそのまま連れ出すことができる。さらに専用防⽔プロテクター「PT-059」(別売)の併用で水深45mまでの本格的な水中撮影が可能。「PT-059」は水中撮影用の外部フラッシュを2灯接続でき、コンパクトながらも本格的な多灯システムを組むことができる。シーンに応じた最適な撮影が行えるよう、「水中ワイド」「水中スナップ」「水中マクロ」「水中顕微鏡」「水中HDR」の5つの水中撮影モードが搭載。水中でのホワイトバランスは水深を目安にし、「水中・浅瀬」、「水中・標準」、「水中・ディープダイビング」の3種類を備え、水中撮影モードの設定に応じて自動で切り替わりますが、手動での切り替えも可能。
カメラ内にGPS、気圧、方位、温度の各センサーを内蔵。移動中の位置情報(緯度・経度)や気温・水温、標高(水深)、方位のトラッキングデータを自動で取得、スマートフォンアプリ「OM Image Share(OI.Share)」に取り込めば、移動や標高(水深)の軌跡と撮影した映像を連動して表示することが可能な「フィールドセンサーシステム」を搭載。
縦位置動画にも対応、カメラを縦位置にして撮影した場合、縦位置の動画ファイルとしての保存が可能となり、SNS等ではおなじみとなった縦位置動画も編集ソフトを使わず手軽に作成可能。
シャッター全押しの0.5秒前から10コマ/秒の連写撮影を行い、昆虫の飛翔やミルククラウンといった撮影のタイミングが難しいシーンも逃さない便利な「プロキャプチャーモード」を搭載。
最大299コマのインターバル撮影に対応。撮影終了後にはタイムラプス動画が自動生成。インターバル撮影では、撮影間隔優先設定と、コマ間の急激な露出変化に対応する露出平準処理設定が可能。
モニターが3型液晶(約104万ドット)。外部記録媒体はSD/SDHC/SDXCメモリーカードに対応する。バッテリーはリチウムイオン充電池「LI-92B」を使用し、撮影可能枚数が約330枚(KIOXIA SDXU-B032G使用時、IS ON、CIPAの試験基準による)。インターフェイスは、USB Type-C端子を装備する(USB PDには非対応)。
サイズは113.9×32.7×65.8mm(幅×奥行き×高さ、突起部含まず)、重量は249g(付属充電池およびメモリーカード含む)/222g(本体のみ)。カラーは、レッド、ブラックを用意する。
OM SYSTEM STOREでの直販価格は69,300円。
本体サイズ(H×W×D) mm | 65×113×32mm(CIPA準拠 突起部含まず) |
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本体重量 | 249g (CIPA準拠、付属充電池およびメモリーカード含む) |
撮像画面サイズ | 1/2.33インチ Hi-speed 裏面照射型CMOS |
総画素数 | 1271万画素 |
有効画素数 | 1200万画素 |
画像処理エンジン | TurePic V III |
液晶モニターサイズ | 3.0型液晶 約104万ドット(3:2) |
レンズ | 構成:7群9枚 |
絞り・開放絞り | W2.0〜T4.9 |
ズーム機能 | 4倍 |
撮影距離 | W/T:0.1m〜∞(スーパーマクロ:f=5.4mmまで 0.1m〜0.3m f=5.4mm以上 0.01m〜0.3m、顕微鏡:0.01m〜0.3m) |
ISO感度 | オート ISO:ISO100〜1600まで自動(100〜12800まで基準感度・上限感度を変更可) マニュアル ISO:100〜12800(1/3EVステップ) |
シャッタースピード | 1/2 〜 1/2000秒(夜景モード、Aモード:最長4秒まで) |
記録メディア | SD、SDHC(UHS-I対応)、SDXC(UHS-I対応) メモリーカード |
撮影可能枚数 | 約330枚(TOSHIBA SDHC UHS-Iカード EXCERIA Type1 32G使用時、IS ON、CIPA試験基準) |
連写可能枚数 | 〔連写H〕約20コマ/秒(10/20コマ/秒に設定可(電子シャッター) 〔連写L〕約5コマ/秒 〔ProCap連写〕約10コマ/秒(電子シャッター) |
動画種類 | 動画記録方式:MOV(MPEG-4AVC/H.264) |
インターフェース | USB Type-C |
表示言語 | 日本語、英語含む18言語 |
電源 | リチウムイオン充電池 LI-92B(付属) |
セルフタイマー | 12秒、2秒、カスタマイズ(セルフ待ち時間:1 〜 30秒、撮影枚数:1 〜 10枚、撮影間隔:0.5秒 / 1秒 / 2秒 / 3秒) |
USB充電 | 可能 |
Wi-Fi対応 | 対応 |
Bluetooth対応 | 対応 |
NFC対応 | 非対応 |
付属品 | USBケーブル、ハンドストラップ、取扱説明書、保証書、リチウムイオン充電池 LI-92B |
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