シャークニンジャは、ロボット掃除機を展開するSharkブランドより、高い掃除性能と高度な自動化を両立し、床掃除のすべてを任せられる、自動お手入れドック付きロボット掃除機「Shark Zen Pro D10(シャーク ゼン プロ ディーテン)」を9月25日より発売する。市場想定価格は176,000円。
製品概要
Shark Zen Pro D10は、強力な吸引と本格的な水拭き、さらにゴミ収集からモップの洗浄・乾燥までを自動でこなす、自動お手入れドック付きロボット掃除機だ。床掃除の“前後の手間”まで含めて丸ごと任せることを目指した設計で、最大25,000Paの吸引力と電解水による水拭き、AI的な検知技術による状況に応じた掃除の最適化を組み合わせ、仕上がりの清潔さと使い勝手の良さを両立している。発売日は2026年9月25日、市場想定価格は税込176,000円で、カラーはホワイトのみ、型番はRVD120X1JPWHとなる。
主な特徴
考えて動く検知技術とマッピング
Shark Zen Pro D10の心臓部ともいえるのが、複数のセンサーを組み合わせた検知・マッピング機能だ。赤外線LiDARとデュアルRGB画像センサーを搭載し、乾いたゴミ、液体汚れ、床材、壁際、部屋の角、明るさ、段差、障害物、モップの汚れ具合、メンテナンス時期という10種類の対象や状況を認識することで、床の状態をリアルタイムに把握する。これにより、250種類以上の障害物を認識して回避しながら、高精度なマップを作成し、効率的なルートで掃除を進めていく。専用アプリを使えば、作成されたマップをもとに掃除エリアや時間、進入禁止エリアを細かく設定でき、アプリやWi-Fiがない環境でも本体ボタンだけでシンプルに運転できる点も、日常使いにはうれしいところだ。
最大25,000Paの強力吸引と壁際・隅へのこだわり
掃除機としての基本性能である吸引力は、最大25,000Paというかなり攻めたスペックを誇る。カーペット上では自動的に吸引力を高め、繊維の奥に入り込んだゴミまでしっかり吸い出すように設計されている。さらに、丸いロボット掃除機が苦手としがちな壁際や部屋の隅に対して、伸縮するサイドブラシとワイドローラーモップを組み合わせてアプローチするのがZen Pro D10らしいポイントだ。サイドブラシは壁から約2mmまで近づいて動作し、メーカー試験では壁際の床を98%カバーするという結果が示されている。メインブラシとサイドブラシは毛が絡みにくい構造になっており、ペットの毛や髪の毛が多い家庭でも、ブラシのお手入れに追われにくい設計になっているのが頼もしい。
電解水と温水で“きれいなモップのまま”水拭き
Zen Pro D10の大きな魅力は、水拭きのこだわりだと言っていい。自動お手入れドック内部で水道水から電解水を自動生成し、この電解水を床の水拭きとモップの洗浄に使う仕組みを採用している。水拭き中は、接地面積が一般的なローラー式モップの約3倍というワイドローラーモップを本体内部で洗浄しながら走行し、汚れたモップで床をなぞってしまうリスクを減らしている。掃除が終わるとロボットはドックに戻り、最高80℃の温水と電解水でモップを自動洗浄し、その後最高45℃の温風で乾燥させる。TÜVによる試験では、モップに対して黄色ブドウ球菌、大腸菌、カンジダ菌を99.99%除去したとされており、衛生面への配慮もかなり徹底している印象だ。濡れたモップを放置せず、きちんと洗って乾かすところまで自動でやってくれるので、“水拭きはしたいけれどモップの管理が面倒”という悩みをぐっと軽くしてくれる。
自動お手入れドックによるゴミ収集・給排水・乾燥までのフル自動化
付属の自動お手入れドックは、Zen Pro D10を“本当の手間いらず”に近づける重要な存在だ。約4.5Lの大容量給水タンクを備え、ロボットへの給水と使用後の排水を自動で行うほか、ゴミ収集、モップの温水洗浄、温風乾燥、除菌、ダストバッグ乾燥までを一括で担当する。ゴミ収集システムは最大120日分のゴミをダストバッグに蓄積できる試験結果が示されており、毎回本体のダストボックスを取り出して捨てる必要がないのは、忙しい日々の中でかなりありがたい。ダストバッグは使い捨て方式なので、長期的には交換用バッグの購入が必要になるが、その分、ゴミ捨ての手間やホコリの舞い上がりを抑えられるメリットもある。給排水やモップケアまで含めてドック側で完結するため、ユーザーは“たまにタンクの水を補充し、ダストバッグを交換する”程度の関わりで済むように設計されている。
静音設計と長時間運転、段差乗り越え性能
日常生活の中でロボット掃除機を動かすとき、音や走行性能も気になるポイントだ。Zen Pro D10は、水拭きのみの運転時で約54dB、掃除機がけと水拭きを同時に行うときで約71dB、自動ゴミ収集時で約78dBという静音設計になっており、夜間や在宅ワーク中でも比較的使いやすいバランスを目指している。最大4時間(最大約232m²)の連続運転に対応し、広めの住まいでも一度の運転で家中をカバーしやすい。段差乗り越えは最大4cmまで対応し、1段の段差は3cmまで、2段の段差は1段目3cm+2段目1cmという条件でテストされている。暗い場所を走行する際にはヘッドライトが自動点灯し、家具の影や夜間の廊下でも迷わず走行できるよう配慮されているのも、細かいがうれしい工夫だ。
サポート体制と保証
ハードウェアだけでなく、サポート面も安心感を重視した構成になっている。データ管理はシンガポールで行われることが明記されており、週7日のフリーダイヤルサポートと2年保証が基本として用意されている。さらに、公式オンラインストアで購入した場合は、メーカー保証2年に加えて1年延長され、合計3年保証となる。訪問設置・設定サービスも用意されており、初めてロボット掃除機を導入するユーザーでも、設置や初期設定で迷いにくい環境が整えられている。高価格帯の製品だけに、長く安心して使える体制が整っているのは心強い。
スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Shark Zen Pro D10 ロボット掃除機 |
| 型番 | RVD120X1JPWH |
| カラー | ホワイト |
| 掃除方式 | 掃除機がけ+水拭き掃除(吸引・水拭き) |
| 最大吸引力 | 最大25,000Pa |
| マッピング方式 | 赤外線LiDAR+デュアルRGB画像センサーによる高精度マッピング |
| 障害物認識 | 10種類の対象・状況を認識する検知技術により、250種類以上の障害物を認識して回避 |
| 自動ゴミ収集 | あり(自動お手入れドックによる自動ゴミ収集) |
| ゴミ収集容量 | 最大約120日分のゴミをダストバッグに蓄積可能(試験環境下) |
| 運転時間 | 最大約4時間(最大約232m²) |
| 充電時間 | 約3時間 |
| 段差乗り越え | 最大4cm(1段3cm、2段目1cmの合計4cmまでの条件でテスト) |
| 水拭き時の温水温度 | 最高45℃ |
| 自動洗浄時の温水温度 | 最高80℃ |
| 自動乾燥時の温風温度 | 最高45℃ |
| 運転音 | 水拭き時 約54dB、掃除機がけ+水拭き時 約71dB、自動ゴミ収集時 約78dB |
| ロボット掃除機寸法 | 幅364 × 奥行352 × 高さ95mm |
| ロボット掃除機重量 | 約5.0kg |
| 自動お手入れドック寸法 | 幅430 × 奥行402 × 高さ461mm |
| 自動お手入れドック重量 | 約10.2kg |
| 給水タンク容量 | 約4.5L(自動お手入れドック内給水用タンク) |
| 掃除の種類 | 掃除機がけ+水拭き掃除 |
| マッピング機能 | あり |
| 進入禁止エリア設定 | あり(専用アプリによる設定) |
| スケジュール設定 | あり |
| ごみ処理方式 | 使い捨てダストバッグ方式(装着済1枚+交換用1枚付属) |
| ロボット掃除機定格入力(充電時) | 8–17.8VDC 0.2–3.5A |
| ロボット掃除機定格電圧(動作時) | 14.4VDC(リチウムイオンバッテリー、5900mAh) |
| ロボット掃除機定格消費電力 | 65W |
| ロボット掃除機Wi-Fiプロトコル | IEEE 802.11 b/g/n/a/ac/ax |
| ロボット掃除機Wi-Fi周波数帯 | 2.4GHz / 5GHz(2400~2483.5MHz、5150~5350MHz、5470~5725MHz、5725~5850MHz) |
| ロボット掃除機Bluetoothプロトコル | BLE 5.0 |
| ロボット掃除機Bluetooth周波数帯域 | 2402–2480MHz(最大送信電力10dBm以下) |
| 自動お手入れドック電源 | 100–127V、50–60Hz |
| 自動お手入れドック定格出力 | 8–17.8VDC、0.2–3.5A |
| 自動お手入れドック定格消費電力 | 充電時65W、温水洗浄時950–1450W、集塵時360–450W、乾燥時100W |
| 梱包サイズ | 幅502 × 奥行478 × 高さ520mm |
| 製品重量(ロボット+ドック) | 約15.2kg |
| 梱包重量 | 約20kg |
| 電池種類 | 充電式リチウムイオンバッテリー |
| 保証期間 | メーカー保証2年(公式オンラインストア購入時は+1年で合計3年) |
| 発売日 | 2026年9月25日 |
| 価格 | 市場想定価格 176,000円(税込) |


