Cayin【RU7】1ビット抵抗ラダー型DAC搭載ポータブルUSB DAC/AMP

コペックジャパンは、「Cayin(カイン)」より、1bit抵抗ラダー型DACを搭載したポータブルUSB DAC/アンプ【Cayin RU7】を発売した。

手のひらサイズのコンパクトボディでありながら、1ビット抵抗ラダー型DACや高出力パラレル配列アンプを搭載するDAC。スマートフォンのみならず様々なシステムと接続し小型1ビットDACとして使用が可能。

ディスクリート部品からなる超小型1ビットDAC回路を設計。完全微分の4ch DACアーキテクチャにより、デジタル信号をアナログ信号に変換する。

この1bit DAC回路は、128個(4×32)の高精度薄膜抵抗で構成されたネットワークで、Cayin N7 DAPのディスクリート構造に酷似しているという。抵抗ネットワークの出力は、3レベルのアクティブLPFを経て、音量調整用のシングルエンド信号に変換される。

なお、ディスクリート抵抗ネットワークDAC回路では、受信データの整合性が重要だといい、デジタル信号の品質を守るためにスマートフォン(接続デバイス)のデジタルボリュームはフル出力に設定することが推奨されている。

最大384kHzまでのPCMと、DSD 256のネイティブ再生が可能。すべてのデジタルオーディオ信号は、DSD 64/128/256に変換され、ディスクリート1bit DAC回路に供給される。

回路は、干渉を最小限に抑えるため、6層基板を2枚に分割し、デジタル回路とアナログ回路を別々の基板に搭載。シグナルインテグリティ(信号の忠実度)を確保するために、基準クロックやDSPからのノイズがアンプ増幅回路に混入しないようにデザインされている。

デュアルアンプを並列配置し、4chのハイパワーバランス駆動を実現。2基目のフォーンアンプはパラレルユニティゲインの反転位相アンプとのこと。出力端子は3.5mmシングルエンド(ライン出力兼用)と4.4mmバランスで、出力はシングルエンド接続時が160mW@32Ω、バランス接続時が400mW@32Ω。入力はUSB Type-Cで、ケーブルは着脱式。

本体には0.96型(128×64ドット)の有機ELディスプレイを搭載。また、ハードウェアのボリュームボタンを搭載しており、感覚的にわかりやすく操作が出来る。筐体はCNCアルミニウム製。

サイズは66×24×12mm、重さは約25g。USB Type-C to Type-Cケーブル(シールド付き)や、USB Type-A to Type-C変換アダプタ、レザーケースなどが付属する。

直販価格は44,990円。

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@Monoqlo365