小米技術日本(シャオミ・ジャパン)は、POCOのフラッグシップクラスであるFシリーズの最上位モデル「POCO F9 Ultra」を発売した。カラーはダークチェリーとブラックの2色。店頭予想価格は12GB/256GBモデルが149,800円、16GB/512GBモデルが169,800円。なお、9月23日23時59分までは発売記念キャンペーンとして20,000円引きとなり、早割価格は129,800円から。
製品概要
POCO F9 Ultraは、XiaomiのPOCOブランドにおけるFシリーズ最上位モデルとして登場した、ハイエンド志向のSIMフリースマートフォンです。Snapdragon 8 Elite Gen 5 Mobile Platformと専用グラフィックスブーストチップ「VisionBoost D8」を組み合わせ、6.9インチ・最大185Hz対応の超高輝度AMOLEDディスプレイ、2億画素メインカメラを含むトリプルカメラ、大容量8,050mAhバッテリーと100W有線×ワイヤレスHyperChargeを搭載し、ゲームも映像も音楽も「全部盛り」で楽しめる一台に仕上げられています。
国内版はnanoSIMとeSIMのデュアル構成に対応し、IP66/IP68相当の防塵防水、超音波式指紋認証とAI顔認証、Wi-Fi 7やBluetooth 6.0、NFCなど、日常使いからヘビーなエンタメまで幅広くカバーする仕様です。カラーバリエーションはダークチェリーとブラックの2色で、12GB+256GBモデルと16GB+512GBモデルが用意され、市場想定価格はそれぞれ149,800円と169,800円となっています。
主な特徴
パフォーマンスと冷却
POCO F9 Ultraの心臓部には、TSMCの3nmプロセスを採用したSnapdragon 8 Elite Gen 5 Mobile Platformが搭載されており、2基のプライムコアと6基のパフォーマンスコアによるオールビッグコア設計で、PCクラスの処理性能をスマホサイズに凝縮しています。
さらに、専用グラフィックスブーストチップ「VisionBoost D8」が、超解像・インテリジェントフレームレート・Game HDRを同時に処理し、ゲーム映像のディテールと滑らかさを一段引き上げます。POCO 3D IceLoop冷却システムは、6300mm²の大型ループヒートパイプと広面積グラファイトにより、高負荷時でもSoC温度を最大3℃低下させ、長時間のゲームプレイでも安定したフレームレートを維持できるよう設計されています。
ディスプレイ
ディスプレイは約6.9インチのAMOLEDパネルで、解像度は2608×1200ドット、最大185Hzのリフレッシュレートに対応し、インスタントタッチサンプリングレートは最大4,800Hzという、ゲーム向けに振り切ったスペックが特徴です。POCO HyperRGBやDCI-P3広色域、12ビット色深度により、映像コンテンツもゲーム画面も鮮やかで階調豊かな表示が可能です。
輝度面では、表示領域1%で最大10,000nits、25%で4,500nitsというピーク輝度を実現し、屋外の強い日差しの下でも視認性を確保します。HDR10+とDolby Visionに対応し、TÜV Rheinlandの低ブルーライト・フリッカーフリー・サーカディアンフレンドリーなど複数の認証を取得したXiaomi Vision Care 2.0により、長時間の視聴でも目への負担を抑える工夫が施されています。前面はCorning Gorilla Glass 7iで保護され、耐久性も確保されています。
サウンド
音響面では、「Sound by Bose」コラボレーションによる日本初の背面2.1chサブウーファーと、上下ステレオスピーカーを組み合わせたトリプルスピーカー構成が大きなトピックです。背面の独立サブウーファーが低音をしっかり支え、左右対称のステレオスピーカーが中高域をクリアに鳴らすことで、スマホ単体とは思えない立体的なサウンドを実現しています。
ゲーム向けには「Sound by Bose Game Audio」機能が用意されており、イヤホンでもスピーカーでも足音や銃声の方向がつかみやすいようチューニングされています。音量を変えてもバランスが崩れにくい15段階のチューニングや、背面サブウーファー周囲がゲームや音楽、着信に合わせて光るDynamic Lightなど、視覚と聴覚の両方で没入感を高める仕掛けが盛り込まれています。
カメラ
背面カメラは、約2億画素メインカメラ、約5,000万画素の5倍ペリスコープ望遠カメラ、約5,000万画素の超広角カメラによるトリプル構成です。メインカメラはF1.68の明るいレンズとOIS(光学式手ブレ補正)を備え、2μm相当の16-in-1スーパーピクセルにより、暗所でもノイズを抑えた高精細な撮影が可能です。
ペリスコープ望遠カメラは120mm相当の焦点距離で5倍光学ズームに対応し、10倍ロスレスズームや20倍AI高精細ズームを組み合わせることで、遠くの被写体もディテール豊かに捉えます。超広角カメラは広い画角で風景や建物をダイナミックに撮影でき、マクロ撮影にも対応します。動画は8K30fps、4K60fpsまで対応し、スローモーションやタイムラプス、Log撮影、ShootSteadyなど、クリエイティブな撮影機能が一通り揃っています。前面には約3,200万画素のフロントカメラを搭載し、4K動画撮影やスローモーション自撮りにも対応します。
バッテリー・充電
バッテリーはFシリーズ最大となる8,050mAhで、シリコンカーボン系セルを採用することで容量と寿命のバランスを高めています。Xiaomiの試算では、約1.5日間の連続使用や約2日間の中程度の使用が可能で、1.5日に1度のペースで充放電しても約6年間は80%以上の容量を維持できるとされています。
充電は最大100Wの有線HyperChargeに対応し、ワイヤレス充電もサポート。さらに、最大27Wの有線リバース充電と最大22.5Wのワイヤレスリバース充電により、他のスマホやアクセサリーをPOCO F9 Ultraから給電する「モバイルバッテリー的な使い方」も可能です。USB-PD 3.0やQuick Charge 3+にも対応しており、充電環境を選ばないのも魅力です。
デザイン・耐久性
本体サイズは約163.49×77.94×8.74mm、重量は約235gで、6.9インチ級としてはしっかりしたサイズ感ながら、ベゼル幅を最小1.5mm(底面1.68mm)に抑えることで、画面への没入感を高めています。背面にはカメラモジュールとサブウーファーを組み合わせた特徴的なデザインが採用され、Dynamic Lightの演出も相まって、ゲーミングスマホらしい存在感を放ちます。
防塵防水はIP66/IP68相当の設計で、水回りやアウトドアでも安心して使える耐久性を備えています。前面のCorning Gorilla Glass 7iと合わせて、日常の傷や落下にも強い構成です。
ソフトウェア・通信
OSはAndroid 16ベースのXiaomi HyperOS 3で、Xiaomi Vision Careやゲーム向けのGame Turbo機能、185FPS対応タイトルとの連携など、ハイエンドらしいソフトウェア機能が充実しています。発売から4回のOSバージョンアップと6年間のセキュリティアップデートが保証され、長く安心して使える点もフラッグシップらしいポイントです。
通信面では、5G・4G LTEに加え、Wi-Fi 7(IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax/be)、Bluetooth 6.0、NFCに対応し、nanoSIMとeSIMのデュアルSIM構成をサポートします。Xiaomiオフライン通信機能により、電波が届きにくい場所でも特定の条件下で通話が可能になるなど、ユニークな機能も備えています。生体認証は超音波式指紋認証とAI顔認証の2系統で、ロック解除もスムーズです。
スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | POCO F9 Ultra |
| メーカー | Xiaomi(POCOブランド) |
| 発売地域 | 日本(SIMフリー) |
| OS | Android 16(Xiaomi HyperOS 3) |
| CPU | Qualcomm Snapdragon 8 Elite Gen 5 Mobile Platform(3nm、オクタコア) |
| GPU | Adreno GPU |
| メモリ(RAM) | 12GB/16GB(LPDDR5X) |
| ストレージ(ROM) | 256GB/512GB(UFS 4.1) |
| 外部メモリ | 不明 |
| ディスプレイ種類 | AMOLED(有機EL) |
| ディスプレイサイズ | 約6.9インチ(対角) |
| 解像度 | 2608×1200ドット(1.5K) |
| リフレッシュレート | 最大185Hz |
| タッチサンプリングレート | 最大480Hz/インスタント最大4,800Hz |
| 色深度・色域 | 12ビット、DCI-P3広色域、POCO HyperRGB |
| 輝度 | ピーク最大10,000nits(1%)、4,500nits(25%)、HBM 2,200nits、通常850nits |
| 保護ガラス | Corning Gorilla Glass 7i |
| 背面カメラ構成 | 約2億画素メイン(F1.68、OIS)、約5,000万画素5倍ペリスコープ望遠(F3.0、OIS)、約5,000万画素超広角(F2.4) |
| 前面カメラ | 約3,200万画素フロントカメラ |
| 静止画・動画機能 | 2億画素モード、ポートレート、プロモード、8K30fps/4K60fps動画、スローモーション、タイムラプス、Log動画、ShootSteadyなど |
| バッテリー容量 | 8,050mAh(標準) |
| 有線充電 | 最大100W有線HyperCharge(USB Type-C、USB-PD 3.0/Quick Charge 3+対応) |
| ワイヤレス充電 | 対応(HyperCharge) |
| リバース充電 | 最大27W有線リバース充電、最大22.5Wワイヤレスリバース充電 |
| 防塵防水 | IPX8/IP6X相当、IP66/IP68防塵防水設計 |
| 生体認証 | 超音波式画面内指紋認証、AI顔認証 |
| 通信方式 | 5G、4G LTE |
| 無線LAN | Wi-Fi 7(IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax/be) |
| Bluetooth | Bluetooth 6.0 |
| NFC | 対応(おサイフケータイ/FeliCaは非対応) |
| 位置情報 | GPSほか各種衛星測位に対応 |
| SIM構成 | nanoSIM+nanoSIM/nanoSIM+eSIM(デュアルSIM) |
| SIM種別 | nanoSIM/eSIM |
| センサー類 | 加速度計、ジャイロスコープ、電子コンパス、環境光センサー、近接センサー、フリッカーセンサー、X軸リニア振動モーター、色温度センサー |
| サウンド | Sound by Bose監修2.1chサウンド、背面独立サブウーファー、左右対称ステレオスピーカー、Sound by Bose Game Audio対応 |
| 冷却機構 | POCO 3D IceLoop冷却システム(大型ループヒートパイプ+広面積グラファイト) |
| その他機能 | Xiaomi Vision Care 2.0、Game Turbo、Xiaomiオフライン通信、Dynamic Light(背面サブウーファー周囲のライティング) |
| 本体サイズ | 約163.49×77.94×8.74mm |
| 重量 | 約235g |
| カラーバリエーション | ダークチェリー/ブラック |
| 販売日 | 2026年9月1日発売 |
| 価格 | 12GB+256GB:149,800円(税込)、16GB+512GB:169,800円(税込) |


