製品概要
LG UltraGear evo AI 45GX950B-Bは、44.5型の5K2K有機ELパネルを採用した21:9ウルトラワイドの曲面ゲーミングモニターです。800Rの強いカーブと5120×2160の高解像度を組み合わせることで、広大な表示領域と高い没入感を両立し、ゲームはもちろん、映像編集やマルチウィンドウ作業まで幅広く対応します。さらに、マイクロレンズアレイによる高輝度化、0.03msの高速応答、165Hz表示と330Hz表示を切り替えられるDual Mode、AIによる映像・音響最適化などを備え、ハイエンド志向のユーザーに向けた一台に仕上がっています。
特徴
大画面・高解像度・曲面設計による高い没入感
- 44.5型5K2K有機ELディスプレイ:5120×2160ドットの高解像度に対応し、一般的な4K表示とは異なる横方向の広さを活かして、ゲーム内の視界確保や複数ウィンドウの同時表示を快適に行えます。大画面でありながら情報量が多く、映像の迫力と作業領域の広さを両立しやすい構成です。
- 21:9ウルトラワイド画面:一般的な16:9モニターより横方向に余裕があり、レースゲームやシミュレーション、オープンワールド系タイトルでは視界の広さが体感しやすい仕様です。ゲーム以外でもタイムライン編集、資料参照、ブラウザとアプリの並列表示などに向いています。
- 800R曲面パネル:半径80cm相当のカーブを持つことで、横長画面でも視線移動時の負担を抑えやすく、画面の端まで見渡しやすい設計です。包み込まれるような視覚体験を得やすく、没入感を重視するユーザーに適しています。
- 125PPIの高精細表示:大画面ウルトラワイドでありながら、文字やUI、細かな映像表現まで比較的シャープに表示しやすい密度を確保しています。ゲームだけでなく、コーディングや文書作成、Web閲覧でも見やすさを感じやすい点が魅力です。
有機ELならではの画質とMLAによる高輝度表現
- 有機ELパネル採用:自発光方式ならではの深い黒表現と高コントラストが大きな魅力です。暗部の沈み込みと明部の抜けの良さが両立しやすく、ホラー、シネマティックなアクション、夜景の多いゲームなどで映像の説得力を高めます。
- マイクロレンズアレイ搭載:光を効率よく取り出すための技術を採用し、ピーク輝度1300cd/㎡に対応します。明るいハイライト表現に強く、HDRコンテンツで光のきらめきや反射表現をより印象的に見せやすい構成です。
- DisplayHDR True Black 400対応:黒の再現性を重視したHDR認証に対応しており、有機ELの強みを活かしたコントラスト感の高い映像を楽しめます。単純な明るさ競争ではなく、暗部階調と立体感を重視する映像表現に向いています。
- DCI-P3 98.5%の広色域:ゲームや動画視聴だけでなく、色の鮮やかさや再現性を重視したい用途にも相性がよく、映像・画像編集でも活かしやすい色域です。派手さだけでなく、色の厚みや深みを感じやすい表示が期待できます。
- 約10.7億色表示:グラデーションの滑らかさに配慮された表示性能を備え、空や光源周辺、暗部から明部への移行などで階調の自然さを保ちやすい仕様です。
ゲームジャンルに合わせて切り替えられる高速表示
- Dual Mode対応:5120×2160/165Hzと2560×1080/330Hzを切り替えられるため、映像美を重視するタイトルでは高解像度、高速な反応を求めるタイトルでは高リフレッシュレートと、1台で使い分けやすいのが大きな特徴です。
- 0.03ms(GTG)の高速応答:残像感を抑えやすく、激しい視点移動や高速スクロールでも輪郭が崩れにくい仕様です。FPSやレースゲームなど、瞬間的な視認性が重要なジャンルで恩恵を受けやすくなっています。
- 可変リフレッシュレート対応:VRRに対応し、フレームレート変動時のティアリングやスタッタリングを軽減しやすい構成です。高性能GPUと組み合わせた際の滑らかな表示に配慮されています。
- AMD FreeSync Premium Pro対応:対応環境では映像のズレやカクつきを抑えつつ、HDRゲームも含めた快適な表示を狙える仕様です。
- NVIDIA G-SYNC Compatible対応:NVIDIA系GPU環境でも同期表示を活用しやすく、ハイエンドPCゲーミング環境との親和性を高めています。
- VESA Adaptive-Sync認証:高リフレッシュレートと低遅延を重視したゲーミングディスプレイとしての信頼性を補強する要素です。
AIによる映像・音響の最適化
- AI Upscaling:低解像度のコンテンツをリアルタイムで解析し、5K2K相当へ高精細化する機能です。すべてのソースがネイティブ高解像度でなくても、見た目の情報量を底上げしやすい点が特徴です。
- AI Sound:音声、効果音、BGMを分離しながら最適化することで、セリフの聞き取りやすさや足音などの効果音の明瞭さを高めやすい設計です。ゲームプレイ時の状況把握にもつながりやすい機能です。
- AI Scene Optimization:表示中のコンテンツを認識し、ゲーム、映像、ドキュメントなどに応じて画質を自動調整します。細かな設定を詰めなくても、用途に応じた見やすさを得やすいのが利点です。
ゲームプレイを支える補助機能
- DAS Mode:入力遅延を抑えるための機能で、よりダイレクトな操作感を重視するユーザーに向いています。反応速度が勝敗に直結しやすいゲームで有効です。
- ブラックスタビライザー:暗い場面の視認性を高め、影に隠れた対象を見つけやすくする機能です。暗所表現の多い対戦ゲームで実用性があります。
- クロスヘア:画面中央に照準表示を重ねることで、射撃時の狙いを定めやすくします。
- FPSカウンター:現在のフレームレートを確認しやすく、設定調整やパフォーマンス確認に役立ちます。
- PIP/PBP対応:複数入力を同時表示できるため、ゲームと配信確認、PCと別機器の同時利用などにも応用しやすい仕様です。
接続性と使い勝手の充実
- DisplayPort 2.1搭載:高解像度・高リフレッシュレート環境に対応しやすい映像入力端子を備え、ハイエンドGPUとの組み合わせを意識した構成です。
- USB Type-C対応:映像入力、データ転送、最大90Wの給電を1本でまかなえるため、ノートPCとの接続をすっきりまとめやすいのが魅力です。
- USBハブ機能:USBダウンストリーム端子を2基備え、周辺機器の接続性を高めています。デスク周りの配線整理にも役立ちます。
- 4極ヘッドホン端子:ヘッドホン出力に加えてマイク入力にも対応し、ヘッドセットを使ったボイスチャット環境を組みやすい仕様です。
- 7W+7W内蔵スピーカー:モニター単体でも一定の迫力あるサウンドを確保しやすく、外部スピーカーなしでも使い始めやすい構成です。
長時間使用を意識した設計
- Live Color Low Blue Light:色味を大きく崩さずにブルーライトを抑える設計で、映像の雰囲気を保ちながら目への負担に配慮しやすい点が特徴です。
- OLED Care:焼き付き対策を含む保護機能を備え、有機ELを長く使ううえで気になるポイントに配慮しています。
- エルゴノミックスタンド:高さ調整、チルト、スイベルに対応し、大型モニターでも姿勢や設置環境に合わせて位置を追い込みやすい仕様です。
- 100×100mm VESAマウント対応:モニターアームや壁面設置など、設置の自由度を高められます。
- 4辺フレームレスデザイン:大型画面の圧迫感を抑えつつ、映像への集中を高めやすい外観に仕上げられています。
スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | LG UltraGear evo AI 45GX950B-B |
| 型番 | 45GX950B-B |
| JANコード | 49-89027-033849 |
| 発売年 | 2026年 |
| 発売日 | 2026年6月11日 |
| 画面サイズ | 44.5型 |
| モニタータイプ | ウルトラワイド |
| モニター形状 | 曲面型 |
| パネルタイプ | 有機EL |
| パネル技術 | マイクロレンズアレイ(MLA) |
| 表面処理 | アンチグレア / ノングレア |
| アスペクト比 | 21:9 |
| 解像度 | 5120×2160 |
| 解像度表記 | WUHD / 5K2K |
| 画素ピッチ | 0.2035×0.2035mm |
| 画素密度 | 125PPI |
| 有効表示領域 | 1042×440mm |
| 表示色 | 約10.7億色 |
| 色域 | DCI-P3 98.5% |
| 輝度(標準値) | 275cd/㎡ |
| ピーク輝度(標準値) | 1300cd/㎡(APL 1.5%) |
| コントラスト比 | 1,500,000:1 |
| 視野角 | 水平178° / 垂直178°(CR≧10) |
| 曲率 | 800R |
| HDR | HDR10 |
| VESA DisplayHDR | VESA DisplayHDR True Black 400 |
| 最大リフレッシュレート | 165Hz |
| Dual Mode | 5120×2160@165Hz / 2560×1080@330Hz |
| 垂直走査周波数(HDMI) | 48-165Hz |
| 垂直走査周波数(DisplayPort) | 48-165Hz(Dual Mode:48-330Hz) |
| 垂直走査周波数(USB Type-C) | 48-165Hz |
| 応答速度 | 0.03ms(GTG) |
| DisplayPort入力 | 1 |
| DisplayPortバージョン | 2.1 |
| VESA DisplayPort UHBR | UHBR13.5 |
| HDMI入力 | 2 |
| USB Type-C | 1 |
| USB Type-Cデータ転送 | 対応 |
| USB Type-C給電 | USB Power Delivery 90W |
| USBダウンストリーム | 2(USB 3.0) |
| ヘッドホン端子 | 1(4極:ヘッドホン出力+マイク入力) |
| USBハブ | 対応 |
| 内蔵スピーカー | 7W+7W |
| AMD FreeSync | AMD FreeSync Premium Pro テクノロジー対応 |
| NVIDIA G-SYNC | G-SYNC Compatible対応 |
| VESA Adaptive-Sync | 対応 |
| VRR | 対応 |
| VESA Dual-Mode | 対応 |
| VESA DSC | 対応 |
| ブラックスタビライザー | 対応 |
| クロスヘア | 対応 |
| DAS Mode | 対応 |
| FPSカウンター | 対応 |
| PIP | 対応 |
| PBP | 対応(2PBP) |
| 工場出荷時キャリブレーション | 対応 |
| ハードウェアキャリブレーション | 対応 |
| 色覚調整 | 対応 |
| HDCP | HDCP 2.3 |
| Live Color Low Blue Light | 対応 |
| ブルーライト低減モード | 対応 |
| OLED Care | 対応 |
| Smart Energy Saving | 対応 |
| アンビエントライト | Unity Hexagon Lighting |
| AI機能 | AI Upscaling / AI Sound / AI Scene Optimization |
| OSD操作 | OSDジョイスティック |
| 高さ調整 | 120mm |
| チルト角度 | 前:-10°~後:15° |
| スイベル角度 | 左10° / 右10° |
| VESAマウント | 100×100mm |
| スタンド装着時外形寸法 | 992×546~666×342mm |
| スタンド非装着時外形寸法 | 992×461×226mm |
| パッケージ外形寸法 | 1142×301×564mm |
| スタンド装着時重量 | 14kg |
| スタンド非装着時重量 | 9.4kg |
| パッケージ重量 | 20.5kg |
| 電源入力 | 100-240V, 50/60Hz |
| DC出力 | 20V / 18A |
| 消費電力(オンモード) | 68.33W |
| 待機時消費電力 | 0.5W |
| オフ時消費電力 | 0.3W |
| 付属品 | HDMIケーブル(1.8m)、DisplayPortケーブル(1.8m)、USB Type-Cケーブル(1.8m)、AC-DCアダプター、電源コード(1.5m)、キャリブレーションレポート、マウスホルダー、クイックセットアップガイド、保証書 |
| 安全規格 | ROHS、CE、FCC-B、J-Moss、PSE、TUV-TYPE、UL(cUL)、VCCIクラスB |
| 保証期間 | 購入日から2年間(有機ELパネル、バックライトを含む) |
| 無輝点保証 | 購入日から2年間、輝点1個でも無償修理対象 |
総合レビュー(強み・弱み・おすすめユーザー・総評)
LG UltraGear evo AI 45GX950B-Bは、いわゆる高級ゲーミングモニターの中でも、単にスペックを積み上げただけではない、使い方そのものを広げる力を持ったモデルです。まず印象的なのは、44.5型・5K2K・21:9・800R曲面という組み合わせが生み出す独特の世界観です。一般的な4Kモニターの延長線上で考えると、この製品の魅力は少し伝わりにくいのですが、実際には「高精細な大画面」と「横方向の広い視界」と「包み込むような曲面」が一体化していることに価値があります。視界の中に自然に画面が入り込みやすく、レースゲーム、フライト系、RPG、オープンワールド、シネマティックなアクションゲームでは、映像体験そのものの密度が一段上がるタイプの製品です。
画質面の強みも非常に明快です。有機ELらしい深い黒と高コントラストはもちろん、このモデルではMLAによる高輝度化が効いており、暗いシーンの締まりだけでなく、光の反射や爆発、ネオン、HDR映像のハイライトまでしっかり見せられるのが大きいところです。DisplayHDR True Black 400という認証だけを見ると数値上は控えめに感じる人もいるかもしれませんが、この製品の魅力は単純なピーク輝度競争ではなく、黒の沈み込みと明部の伸びが同居する有機ELらしい立体感にあります。DCI-P3 98.5%の広色域も相まって、ゲームだけでなく映画やライブ映像、写真・動画編集でも満足度の高い表示が期待できます。特に、暗部階調の豊かさと色の厚みを重視する人にはかなり刺さるはずです。
さらに、この製品を単なる“高画質な大画面モニター”で終わらせていないのがDual Modeの存在です。5K2K/165Hzで映像美と情報量を優先しつつ、必要に応じて2560×1080/330Hzへ切り替えられるため、1台で没入型タイトルと競技性の高いタイトルを両立しやすくなっています。ここが45GX950B-Bの実用面での大きな強みです。高解像度ウルトラワイドは美しいけれど、対戦FPSでは重い、あるいは視線移動が大きいと感じる人もいます。その点、このモデルは高速表示モードを用意し、さらに画面サイズやアスペクト比の切り替えにも対応しているため、ジャンルごとに最適化しやすい。ハイエンドGPUを使ってじっくり世界観に浸る遊び方と、反応速度を重視する遊び方を、同じモニターで切り替えられるのは大きな魅力です。
AI機能も、このモデルでは単なる流行語で終わっていません。AI Upscalingは、すべてのコンテンツがネイティブ5K2Kでなくても見栄えを底上げしやすく、AI Soundは足音やセリフの聞き取りやすさに寄与しやすい設計です。AI Scene Optimizationも含め、細かな設定を毎回詰めるのが面倒な人にとっては、体験の入口を整えてくれる機能として意味があります。もちろん、画質や音質を徹底的に自分で追い込みたい上級者にとっては補助的な存在ですが、ハイエンド機でありながら扱いにくさを減らしている点は評価できます。
一方で、弱みもはっきりしています。まず、44.5型の800R曲面は、合う人には非常に魅力的ですが、万人向けではありません。設置スペースはしっかり必要ですし、デスクの奥行きが足りない環境では近すぎて圧迫感が出やすくなります。平面モニターに慣れている人や、表計算・DTP・厳密なレイアウト確認を最優先する人の中には、曲面特有の見え方を好まない人もいるでしょう。また、21:9という比率は対応の進んだPCゲームでは強力ですが、すべてのゲームや動画コンテンツで常に理想的とは限りません。タイトルによっては黒帯や表示制限が発生する可能性もあり、導入前に自分の用途との相性を考えておきたいところです。
もうひとつの注意点は、有機ELならではの運用意識が必要なことです。OLED Careや各種保護機能は備わっているものの、長時間同じUIを表示し続ける使い方が多い人は、液晶モニター以上に使い方へ気を配る必要があります。特に、固定表示の多い業務用途や、毎日長時間同じアプリを開きっぱなしにする使い方では、利便性とリスクのバランスを考えたいところです。さらに価格帯も高く、気軽に手を出せる製品ではありません。性能に対して納得感はありますが、誰にでも勧めやすい万能機というより、明確な目的を持つ人にこそ価値が大きいモデルです。
おすすめしたいのは、まずPCゲームで映像美と没入感を重視するハイエンド志向のユーザーです。特に、RPG、シミュレーション、レース、アドベンチャー、オープンワールドなどを大画面で深く楽しみたい人には非常に相性がいいでしょう。次に、1台でゲームとクリエイティブ作業を両立したい人にも向いています。横長の作業領域、高精細表示、広色域、有機ELのコントラストは、映像編集や画像編集、マルチウィンドウ作業でも大きな武器になります。さらに、対戦ゲームも遊ぶが、競技専用の小型高速モニターだけでは物足りないという人にも面白い選択肢です。Dual Modeによって、用途ごとの切り替えがしやすいからです。
総評として、45GX950B-Bは「大画面ウルトラワイド有機ELの魅力」を、2026年時点の実用性に寄せて磨き上げた完成度の高いモデルです。高精細・高画質・高速応答・高リフレッシュレート・AI補助・USB Type-C給電までを1台にまとめ、しかもゲームだけでなく日常作業やクリエイティブ用途まで視野に入れている点が秀逸です。設置性や価格、有機EL運用の注意点といったハードルはありますが、それを受け入れられるユーザーにとっては、単なる表示装置ではなく、体験そのものを引き上げる主役級のモニターになり得ます。映像の迫力、作業領域の広さ、ゲームジャンルごとの柔軟な切り替えを一台で求めるなら、非常に魅力の強い選択肢です。
※セール開催・内容・価格等は、予告なく変更となる場合がございます。正確な情報は、販売ページ上でご確認ください。

