Levoit Classic 42インチ スマートタワーファン

レビュー【Levoit Classic 42インチ スマートタワーファン】温度センサーにより風量が自動調整できる機能を搭載、スマートフォンにより遠隔操作も可能なリビング向けタワーファン

VeSyncの「Levoit(レボイト)」ブランドより販売された、温度センサーにより風量が自動調整できる機能が搭載、スマートフォンにより遠隔操作も可能なDCモーター搭載タワーファン【Levoit Classic 42インチ スマートタワーファン】を試用する機会を頂いた。

内部に搭載された独特なシロッコファンは、一般的な扇風機の羽根より細かい気流を作ることができ、そよ風が吹き込むように優しい体験を生み出す。風速は約7.9m/s。首振りは左右90°まで、上下60°まで調整できる。

搭載されているアドバンスドスリープモードは、温度と風量を最適化されたスリープモードで、就寝前、睡眠中、起床時の段階を考慮し、快適な風量と室温をセンサーが記憶。タワーファン内部に温度センサーが搭載されており、室温の変化に関わらず自動的に快適な風量に調整される。

スマートフォンで遠隔操作することができる。外出中でも、スマートフォンで電源のオン/オフや風量、首振りの設定ができ、タイマーやスケジュールの設定もアプリから行える。

25dBの静音運転ができ、快眠をサポート。1〜12時間のタイマーを設定することができる。快適な睡眠環境を確保するために、ディスプレイや音量をオン/オフすることもできる。

扇風機のような羽根がないため、指で触れてけがする心配がない。また、タワーファンの底盤が安定している設計を施し、体や腕でぶつけてしまっても倒れにくい。

フィルターは掃除機でほこりを吸い取るだけで手入れができる。さらに、フィルターの取り外しが可能で、フィルターとファンが丸洗い可能。

スタイリッシュな外観デザインで、羽根付きの扇風機よりもスリムな本体でスペースを節約できる。リビングルーム、オフィス、寝室、キッチン、更衣室、廊下、トイレなどの狭い場所にも設置することができる。持ち手付きで持ち運び簡単、部屋の移動も簡単。

【Levoit Classic 42インチ スマートタワーファン】の主な仕様は、最大風速7.9m/秒、12段階の風量調整、運転音は25dB~48d、消費電力は4~28W。首振り角度は、左右90度、上下60度まで調整できる。

サイズは16×17.1×107.6cm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.2kg。付属のリモコンで操作できるほか、スマートフォンでの遠隔操作にも対応。

価格は16,880円。

また、価格がリーズナブルなコンパクトタイプ【Levoit Classic 36インチ タワーファン】もラインアップ。

主な仕様は、最大風速7.5m/秒、5段階の風量調整、運転音は28dB~48dB、消費電力は22/23/25/31/40W。首振り角度は、左右90度まで調整できる。

サイズは16.5×16.5×92cm(幅×奥行き×高さ)、重量は4kg。また、付属のリモコンで、風量、タイマー、首振りなどの機能を操作することが可能。リモコンは本体の裏側に収納できる。

価格は12,880円。

 サイズ16cm x 17.1cm x 107.6cm
本体重量4.2kg
電源コード1.8 m
風の到達距離7 m
風速7.9m/秒(ファン速度「12」運転時)
⾵量モード1~12
運転⾳25dB〜48dB
定格電源入力: AC100-240V、50-60Hz;出力:24V
消費電力5.2~30W
 使⽤条件: 温度 -10°C~40°C、湿度: 相対湿度85%未満

製品画像を掲載したシンプルな化粧箱。クッション材もしっかり入っていて安心。

PSEマークや仕様が記載されている

同梱物は、【Levoit Classic 42インチ スマートタワーファン】本体、台座、リモコン、電源アダプタ、クイックスタートガイド、取扱説明書となっている。

電源アダプタのコード長は180cmと長いので、延長コードなどを使わずとも好みの場所に設置できるだろう。リモコンが本体に収納できるので、電源アダプタも収納ができたらよかった。

組立は簡単で、台座を組み上げたら、本体下部の灰色のナットを台座を挟んで締めるだけ。

実測で高さは約108cm、天板の幅は約16cm、天板の奥行きは約17cm
電源のポートは本体底部にある

42インチ(=106.68cm)と謳うだけあり、本体はかなり大型。リビングに設置してもかなり存在感のあるサイズである。

しかし、白と黒をシックなデザインで他の家電や家具と並べても違和感のないデザインとなっている。

台座の実測サイズは直径335mmで、大きめのリビング扇風機としては小さめ。設置スペースを取らないので、様々なところに置くことができる。

また、台座が小さいとぶつかったり、地震で揺れた時に倒れやすいのではないかと思うが、台座と本体の結合部でうまく揺れを吸収していてかなり安定している。

操作系はすべて天板に配置してあり、立ったまま操作できる。また、高い位置配置しているので子供やペットなどが誤って操作することもない。タッチセンサー式ボタンを採用している。

操作は、本体上部のほかリモコンやスマートフォンから操作できる。リモコンは本体背面に収納でき、スライドさせることで取り出せる。

スマホアプリ「VeSyncアプリ」に対応しており、外出先から、スマートフォンで電源のオン/オフや風量、首振りの設定ができ、タイマーやスケジュールの設定もアプリから行える。エアコンもスマートリモコンなどに対応させておくことで、【Levoit Classic 42インチ スマートタワーファン】とエアコンを外出先から起動させておくことで、快適な部屋に帰ることができる。

風量はもちろん、室温なども表示

操作系の下側には、風量などを表示するディスプレイを備える。

首振りは左右は90°までで、自動で左右に首振りする。上部のボタンやリモコンで調整できる。上下の首振りは60°までで、こちらは手動で本体前面にあるつまみで調整できる。

フィンの間は約7.5mmと狭く、中のシロッコファンに指で触れてけがする心配が少ない。

最大風量時の消費電力は20W
最小風量時の消費電力は2W

ワットチェッカーで測定した消費電力は最大風量で20W、最小風量では2W。なお、メーカー記載の消費電力はそれぞれ28W、4Wとなっている。さすが、DCモーターを採用しているのでかなり低い消費電力。

風量は1~12と細かく設定できる。独特なシロッコファン搭載のおかげで、風量は強く、「ターボーモード」を使わなくても涼むことができた。室温に応じて風量を自動調節できる「自動モード」も搭載している。

また、風質も羽根の枚数が多かったり羽根の構造に工夫が施されたりしているモデル並みに、そよ風のようなやわらかな肌当たりの心地よい風を届ける。

さらに、静音性も高くテレワーク中や就寝中でも問題ない。

温度と風量を最適化されたスリープモード「アドバンスドスリープモード」は、就寝前、睡眠中、起床時の段階を考慮し、快適な風量と室温をセンサーが記憶。タワーファン内部に温度センサーで、室温の変化に関わらず自動的に快適な風量に調整される。「アドバンスドスリープモード」を使えば、寝冷えを防ぐことができるだろう。

本体背面のネジを外すことでファンを外して丸洗いできる。使っていると割と埃が付くので簡単に取り外せるのは嬉しい。欲を言えば、工具を使わず外せるツールレス構造にしてほしかった。

タワーファンは、風が弱くて涼しくないと思っていたが、今回の試用で認識が変わった。DCモーターと独特のシロッコファンを採用し、省電力ながら普通の扇風機並みの風量を実現している。最大風量にしても、実測の消費電力が約20Wと低く、昨今の光熱費高騰には嬉しい。エアコンと併用することで、夏場冬場ともに少ない電力で快適な環境をつくることができるだろう。

また、スリムな形状により省スペースで設置できるため、置き場を選ばない。ただし、高さがかなりあるので狭い部屋に置くと圧迫感がある。

なお、筐体の幅がリビング扇風機に比べて狭いため、風を送り出せる範囲も狭くなってしまう点は留意しておこう。

お洒落なデザインで、省電力な扇風機を探している方や、静音性も高いので、寝室や勉強部屋、仕事部屋など落ち着いた場所で扇風機を使いたい方におススメである。気になった方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

(協力:VeSync)

Follow me!