LG UltraGear 27G850A-B
LG UltraGear 27G850A-Bは、27型・4K解像度・Nano IPS Blackパネルを採用し、4K@240HzとフルHD@480Hzを切り替えられるVESA Dual Modeに対応したハイエンドゲーミングモニターです。1ms(GTG)の高速応答、DisplayHDR 600とDCI-P3 99%の広色域、DisplayPort 2.1やHDMI 2.1×2といった最新インターフェースを備え、競技志向のゲーマーから映像制作まで幅広い用途を想定したプレミアムモデルに位置づけられます。
特徴
画質・表示性能
- 27型4K Nano IPS Blackディスプレイ:
3840×2160の4K解像度と27型というサイズの組み合わせで、高精細かつ作業性の高い表示領域を確保しつつ、Nano IPS Blackパネルによりコントラスト比2000:1の深い黒表現と鮮やかな発色を両立しています。 - 広色域・高ダイナミックレンジ:
映画・映像制作の基準でもあるDCI-P3 99%(標準値)の広色域に対応し、VESA DisplayHDR 600認証を取得することで、HDRコンテンツにおいて明暗のメリハリと豊かな色再現を実現します。 - 標準輝度450cd/m²:
標準輝度は450cd/m²とされており、明るい室内環境でも視認性を確保しやすい明るさを備えています。 - アンチグレア処理:
表面処理はノングレア(非光沢)で、映り込みを抑えつつ長時間のゲームプレイや作業でも目の負担を軽減しやすい仕様です。
ゲーミング性能
- VESA Dual Mode(4K@240Hz/フルHD@480Hz):
4K(3840×2160)@240HzとフルHD(1920×1080)@480Hzを切り替えられるVESA Dual Modeに対応し、画質重視のタイトルでは4K、速度重視のFPSなどではフルHD@480Hzと、ゲームジャンルやプレイスタイルに応じた柔軟な使い分けが可能です。 - 1ms(GTG)応答速度:
応答速度はFaster設定時で1ms(GTG)とされており、残像やモーションブラーを抑えたクリアな映像で高速なゲームプレイを支えます。 - 可変リフレッシュレートと同期技術:
VESA certified AdaptiveSyncに加え、NVIDIA G-SYNC CompatibleおよびAMD FreeSync Premium Proに対応し、対応GPUとの組み合わせでティアリングやスタッタリングを抑えた滑らかな映像表示を実現します。
接続性・インターフェース
- DisplayPort 2.1とHDMI 2.1×2:
最新規格のDisplayPort 2.1を1ポート、HDMI 2.1を2ポート備え、4K@240Hz出力や最新ゲーム機との接続など、次世代の高帯域映像信号に対応します。 - USBハブ機能:
USBアップストリーム×1、USBダウンストリーム×2のUSBハブ機能を搭載し、マウスやキーボードなどの周辺機器をモニター側に集約して配線を整理しやすくなっています。 - 4極ヘッドホン出力/マイク入力:
4極ミニジャックのヘッドホン出力を備え、マイク入力にも対応することで、ヘッドセット1本で音声出力とボイスチャットをまとめて利用できます。DTS Headphone:Xにも対応し、ヘッドホンやイヤホンで立体的なサウンドを楽しめます。
エルゴノミクス・デザイン
- 多彩なスタンド調整:
高さ調整(110mm)、チルト(下向き-8°/上向き15°)、スイーベル(左右30°)、ピボット(縦回転)に対応し、用途や姿勢に合わせて柔軟に画面位置を調整できます。 - VESAマウント対応:
VESAマウントに対応しており、モニターアームや壁掛け金具と組み合わせた設置も可能です。 - ゲーミングデザイン:
UltraGearシリーズらしいゲーミング志向のデザインを採用しつつ、27型としては標準的なフットプリントに収められており、PCデスクにも設置しやすいサイズ感です。
目の負担軽減・ユーティリティ
- ブルーライト軽減・フリッカーフリー:
ブルーライト軽減機能とフリッカーフリー設計により、長時間のゲームプレイや作業でも目の疲れを抑えやすい仕様となっています。 - ゲーム向け機能群:
ブラックスタビライザーや各種ゲームモードなど、暗部の視認性向上やジャンル別の画質プリセットを備え、ゲームプレイをサポートします。
スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | LG UltraGear 27G850A-B |
| カテゴリー | ゲーミングモニター |
| 画面サイズ | 27型 |
| 画面形状 | 平面型 |
| パネル種類 | Nano IPS Black(IPS液晶) |
| 表面処理 | ノングレア(非光沢) |
| アスペクト比 | 16:9 |
| 解像度 | 3840×2160(4K UHD) |
| 表示領域 | 約597×336mm |
| 画素ピッチ | 0.155mm |
| 視野角(上下/左右) | 178°/178° |
| 表示色 | 約10.7億色 |
| 色域 | DCI-P3 99%(標準値) |
| 輝度(標準) | 450cd/m² |
| コントラスト比 | 2000:1 |
| HDR対応 | HDR10、VESA DisplayHDR 600 |
| リフレッシュレート | 48~240Hz(4K時)/フルHD@480Hz対応(VESA Dual Mode) |
| 応答速度 | 1ms(GTG、Faster設定時) |
| 可変リフレッシュレート | VESA certified AdaptiveSync |
| 同期技術 | NVIDIA G-SYNC Compatible、AMD FreeSync Premium Pro |
| 入力端子 | HDMI 2.1×2、DisplayPort 2.1×1 |
| USBハブ | USBアップストリーム×1、USBダウンストリーム×2(USB 3.2 Gen1相当) |
| 音声出力 | 4極ヘッドホン出力(マイク入力対応) |
| スピーカー | 非搭載 |
| HDCP | HDCP 2.3 |
| ブルーライト軽減 | 対応 |
| フリッカーフリー | 対応 |
| ゲーミング機能 | ブラックスタビライザー、各種ゲームモード、DASモード ほか |
| スタンド調整 | 高さ調整(110mm)、チルト(-8°~15°)、スイーベル(左右30°)、ピボット対応 |
| VESAマウント | 対応 |
| リモコン | なし |
| 外形寸法(幅×高さ×奥行き) | 約615×582×249mm(スタンド含む) |
| 重量 | 約9.4kg |
| 最大消費電力 | 40.69W |
| 発売時期 | 2025年2月下旬 |
強み・弱み・おすすめユーザー
LG UltraGear 27G850A-Bの最大の強みは、4K@240HzとフルHD@480Hzという、現時点でもトップクラスのスペックを1台で両立している点にあります。4K解像度とNano IPS Blackによる高コントラスト・広色域表示は、オープンワールド系やRPG、映像作品の視聴、写真・動画編集など、画質を重視するシーンで非常に説得力のあるクオリティを発揮します。一方で、フルHD@480Hzという極めて高いリフレッシュレートは、FPSやバトロワ、格闘ゲームなど、フレームレートと応答性が勝敗に直結するジャンルにおいて、視認性と追従性の面で大きなアドバンテージとなり得ます。さらに、NVIDIA G-SYNC CompatibleとAMD FreeSync Premium Proの両対応、VESA certified AdaptiveSync認証により、GPU環境を問わず滑らかな映像を得やすい点も、マルチプラットフォームで遊ぶゲーマーにとっては安心材料と言えるでしょう。
また、エルゴノミクス面では高さ・チルト・スイーベル・ピボットに対応したスタンドを備え、VESAマウントにも対応しているため、長時間プレイを前提としたゲーミング環境や、縦画面を活かした配信・SNS閲覧など、多様なレイアウトに柔軟に対応できます。USBハブ機能や4極ヘッドホン端子、DTS Headphone:X対応など、周辺機器や音響面の配慮も行き届いており、PCデスク周りをすっきりまとめたいユーザーにとっても扱いやすい構成です。4K HDRコンテンツを楽しみつつ、同じモニターで本気の対戦ゲームにも挑みたいという「欲張りな」ニーズに、かなりストレートに応えてくるモデルだと評価できます。
一方で、弱みとしてまず挙げられるのは、スピーカー非搭載である点です。ゲーミングモニターとしては珍しくない仕様ではあるものの、外部スピーカーやヘッドホン環境を別途用意する前提になるため、「とりあえずこれ1台で音も出したい」というライトユーザーにはややハードルが高く感じられるかもしれません。また、USB-C(映像入力・給電)には対応していないため、ノートPCやタブレットをUSB-C一本で接続して使いたいユーザーにとっては、汎用性の面で物足りなさが残ります。さらに、4K@240HzやフルHD@480Hzといったスペックをフルに活かすには、相応に高性能なGPUや最新世代のゲーム機が必要であり、モニター単体だけでなくシステム全体の投資額が大きくなりやすい点も、導入時に意識しておきたいポイントです。
総合的に見ると、27G850A-Bは「高画質な4K環境」と「超高リフレッシュレート環境」を1台で両立したいユーザーに強くおすすめできるモニターです。具体的には、競技志向のFPSプレイヤーでありながら、シングルプレイの大作タイトルも最高画質で楽しみたいゲーマー、ゲーム配信や動画編集などクリエイティブな用途もこなしたいストリーマー、DCI-P3 99%とDisplayHDR 600を活かして映像制作やカラーグレーディングも視野に入れているクリエイター層が主なターゲットになるでしょう。逆に、カジュアルなコンソールゲーム中心で、4K/120Hz程度で十分というユーザーや、USB-C一本でノートPCとつなぐシンプルなワークスタイルを重視するユーザーには、オーバースペックかつ機能の方向性がやや噛み合わない可能性があります。価格帯も含めて「本気でゲームと映像体験にこだわりたい人向け」の一本であり、そのこだわりに応えるだけのポテンシャルをしっかり備えた、尖りつつも汎用性の高いハイエンドゲーミングモニターと言えるでしょう。
LG UltraGear 27G850A-B / 27GX704A-B / 27GX700A-B の比較表
| 項目 | 27G850A-B | 27GX704A-B | 27GX700A-B |
|---|---|---|---|
| 発売年 | 2025年2月 | 2025年9月 | 2025年9月 |
| パネルサイズ | 27型 | 26.5型 | 26.5型 |
| 解像度 | 3840×2160(4K) | 2560×1440(WQHD) | 2560×1440(WQHD) |
| パネル方式 | Nano IPS Black | OLED(MLA・グレア) | OLED(タンデム構造) |
| 表面処理 | ノングレア | グレア | ノングレア |
| リフレッシュレート | 4K@240Hz / FHD@480Hz | 240Hz | 280Hz |
| 応答速度 | 1ms(GTG) | 0.03ms(GTG) | 0.03ms(GTG) |
| 色域 | DCI‑P3 99% | DCI‑P3 98.5% | DCI‑P3 99.5% |
| HDR | DisplayHDR 600 | True Black 400 | True Black 500 |
| 輝度 | HDR最大600cd/m² | 275cd/m²(標準) 1300cd/m²(ピーク) | 335cd/m(標準) 1500cd/m²(ピーク) |
| コントラスト比 | 2000:1 | 1,500,000:1 | 1,500,000:1 |
| AdaptiveSync | G‑SYNC Compatible / FreeSync Premium Pro | G‑SYNC Compatible / FreeSync Premium Pro | G‑SYNC Compatible / FreeSync Premium Pro |
| 入力端子 | HDMI 2.1×2、DP2.1×1 | HDMI 2.1×2、DP1.4×1、USBハブ | HDMI 2.1×2、DP1.4×1 |
| スピーカー | なし | なし | なし |
| スタンド | 高さ・チルト・スイベル・ピボット | 高さ・チルト・スイベル・ピボット | 高さ・チルト・スイベル・ピボット |
| 特徴 | Dual Mode(4K240/480Hz) | MLA採用・グレア・高発色 | 第4世代OLED(タンデム)・高耐久 |
まとめ
3モデルはすべてハイエンドゲーミング向けですが、用途と重視ポイントが明確に異なるため、選ぶべきユーザー像がはっきり分かれます。
27G850A‑B(4K240Hz × IPS Black × DP2.1)
4K高精細 × 240Hz × IPS Black を備えた万能型。
FPSとRPGの両方を高画質で楽しみたいユーザーに最適で、DP2.1対応により4K240Hzを安定出力できます。
HDR600で映像作品にも強く、ゲームとクリエイティブの両立が可能。
おすすめユーザー
- 4Kでゲームも作業もしたい
- OLEDの焼き付きが気になる
- DP2.1対応の最新環境を構築したい
27GX704A‑B(WQHD240Hz × OLED MLA × グレア)
MLA OLED × グレアパネル により、3モデル中もっとも“鮮烈な映像美”を持つモデル。
黒の沈み込みと色の鮮やかさは圧倒的で、RPG・映画視聴に最適。
240HzでFPSも十分こなせるが、反射が気になる環境では注意が必要。
おすすめユーザー
- 映像美を最優先したい
- グレアの鮮やかさが好き
- WQHD×240Hzで十分
27GX700A‑B(WQHD280Hz × 第4世代OLED × 高耐久)
第4世代タンデムOLED により、OLEDの弱点である耐久性を改善したモデル。
280Hzの高速性能はFPS向けで、WQHDのバランスも良い。
HDR True Black 500でHDR表現も強く、ゲーム特化型として完成度が高い。
おすすめユーザー
- FPSを本気でプレイしたい
- OLEDの焼き付きが気になるがOLEDを使いたい
- WQHD×280Hzの競技性能を求める
用途別おすすめモデル
| 用途 | 最適モデル |
|---|---|
| 4K高精細 × 高速 × 作業もゲームも | 27G850A‑B |
| 映像美 × OLED × グレアの鮮烈さ | 27GX704A‑B |
| FPS特化 × 高耐久OLED × 280Hz | 27GX700A‑B |
※セール開催・内容・価格等は、予告なく変更となる場合がございます。正確な情報は、販売ページ上でご確認ください。
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