富士フイルムは、手のひらサイズのデジタルカメラ「instax Pal 2」を10月9日に発売する。カラーはブラックとホワイトを2色展開。価格はオープンプライスで、店頭想定価格は25,300円。
「“チェキ” instax Pal 2」は、手のひらにすっぽり収まるコンパクトなボディに、1/3.06型・1,000万画素CMOSセンサーを搭載したデジタルカメラだ。プリント機能を本体から切り離し、撮影と表現に特化した設計とすることで、いつでもどこでも気軽にシャッターを切れる「撮る専用チェキ」として進化している。撮影した画像は内蔵メモリーやmicroSDカードに保存され、USB Type-CまたはBluetooth経由でスマホアプリへ転送し、instaxプリンターやハイブリッドカメラからプリントできる。豊富なエフェクトと撮影フォーマット、そして連写からアニメーションを作る「instax Animation」によって、日常のワンシーンを自分らしい世界観で切り取れる一台だ。
製品概要
instax Pal 2 は、チェキシリーズの世界観を受け継ぎながら、撮影に特化した手のひらサイズのデジタルカメラだ。プリント機能を本体から切り離し、撮ることそのものを思い切り楽しめるように設計されたコンパクトモデルで、アナログライクな操作感とデジタルならではの自由度を両立している。約1,000万画素の撮像素子と、広角28mm相当・F2.2のレンズを備え、日常の何気ない瞬間からクリエイティブな表現まで、軽快に切り取ることができる。撮影した画像はスマホアプリと連携し、instaxシリーズのプリンターやハイブリッドインスタントカメラからチェキプリントとして出力できるため、「撮る」「残す」「シェアする」を自分らしいスタイルで楽しめる一台に仕上がっている。
主な特徴
アナログライクな操作感とコンパクトなデザイン
instax Pal 2 は、手のひらにすっぽり収まるコンパクトなボディに、アナログカメラを思わせる操作感を詰め込んでいる。ファインダーを覗いて構図を決め、ダイヤルを回して撮影フォーマットやエフェクトを選ぶという一連の動作が、撮る行為そのものを心地よい体験に変えてくれる。外装はセミマットな質感でまとめられ、ボディにはグリップ性を高めるローレット加工が施されているため、見た目の上質さと持ちやすさの両方を感じられるデザインだ。ブラックとホワイトの2色展開で、シンプルながらも日常に溶け込む佇まいが印象的である。
1/3.06型センサーと約1,000万画素の高画質撮影
撮像素子には1/3.06型センサーを採用し、記録画素数は前モデルの約500万画素から約1,000万画素へと向上している。これにより、チェキプリントとして出力した際にも、ディテールの描写力が一段と高まり、被写体の質感や空気感をより豊かに表現できるようになった。記録画素数は約1,000万画素と約100万画素から選択可能で、その日の気分や用途に合わせて画質とファイルサイズのバランスを調整できるのも嬉しいポイントだ。高画素モードでしっかり残すもよし、低画素モードで気軽に量を撮るもよしと、撮影スタイルに柔軟に寄り添ってくれる。
広角28mm相当・F2.2レンズで日常を軽快に切り取る
レンズは焦点距離28mm相当、開放F値2.2の明るい広角レンズを搭載している。広角ならではの抜け感のある画角で、風景やスナップ、仲間との集合写真など、シーンを選ばずに活躍する一本だ。F2.2という明るさのおかげで、室内や夕方など光量が少ない場面でも、雰囲気を損なわずに撮影しやすい。ファインダーを覗きながら、被写体との距離感や背景の抜け方を意識して撮ると、コンパクトなボディからは想像以上にドラマチックな一枚が生まれる。
豊富な30種類のエフェクトとフォーマット選択
instax Pal 2 の大きな魅力が、全30種類のエフェクトを備えている点だ。現代的な透明感と柔らかさを持つ「Pure Soft Flare Mono」系、デジタルとアナログのノスタルジーが交差する「Digicam Lo-Fi Pixel Dusty Screen」系、重厚で色あせた質感が特徴の「Faded Blueprint Halftone Sepia Antique Midnight」系、都会的な空気感と光のニュアンスを表現する「Summer Light leak Twilight Frost Monocolor」系、幻想的で刺激的な色彩が混ざり合う「Candy Aura Mystic」系など、世界観の異なるエフェクトがカテゴリごとに用意されている。好みのエフェクトを最大6つまで選んで組み合わせることができ、ダイヤル操作で直感的に切り替えながら撮影できるため、自分だけの「定番ルック」を作り込む楽しさがある。撮影フォーマットは、チェキプリントの「mini」「SQUARE」「WIDE」に対応したフォーマットと、フレームなしの撮影を選べるようになっており、後からどのプリントサイズで出力するかをイメージしながら撮ることもできる。
最大10枚の連写からアニメーションを作る「instax Animation」
シャッターボタンを長押しすると、最大10枚までの連写撮影が可能で、その連写画像をつなぎ合わせて「instax Animation」として保存できる。パラパラ漫画のように、被写体が動いていく様子や、表情が変化していく瞬間を一つのアニメーションとして楽しめるのがこの機能の面白さだ。専用アプリ上でアニメーションを確認できるので、撮った後に「どんな動きになっているかな」とワクワクしながら再生する時間も含めて、撮影体験が一つの遊びになる。静止画だけでなく、動きのニュアンスまで残せることで、日常のシーンが少し特別な記録に変わっていく。
内蔵メモリーとmicroSD対応でたっぷり撮れる
本体内蔵メモリーの保存可能枚数は、前モデルの約50枚から約100枚へと倍増している。思い立ったときにどんどん撮っても、すぐに容量を気にする必要がないのは、スナップ派には心強い仕様だ。さらに、別売のmicroSDカードを使用すれば、カードの容量上限まで記録できるため、旅行やイベントなど撮影枚数が増えがちなシーンでも安心して持ち出せる。撮った写真をその場でプリントするのではなく、後からじっくり選んでプリントするスタイルとも相性が良く、「とりあえず撮っておいて、後でお気に入りをチェキにする」という自由なワークフローを支えてくれる。
USB Type-CとBluetoothによるスマホ連携
instax Pal 2 は、スマホとの連携機能も抜かりなく整えられている。専用アプリとBluetoothで接続すれば、ワイヤレスで画像転送が可能で、撮った写真をスマホ上で確認・整理できる。さらに、本体のUSB Type-C端子をスマホに直接接続することで、専用アプリへの画像転送を高速に行うことができ、1枚あたり約0.7秒というスピードでデータを移せる仕様になっている。撮影後すぐにスマホで仕上がりをチェックし、instaxシリーズのスマホプリンターやハイブリッドインスタントカメラからチェキプリントを出力する流れがスムーズに組めるため、「撮る」「選ぶ」「プリントする」のテンポが心地よくつながっていく。
instaxシリーズとの連携で広がるプリント体験
instax Pal 2 で撮影した画像は、instax mini / SQUARE / WIDE のすべてのフィルムフォーマットに対応している。スマホプリンターの instax mini Link シリーズや instax SQUARE Link、instax Link WIDE、さらにハイブリッドインスタントカメラの instax mini Evo や instax WIDE Evo などと組み合わせることで、好みのサイズ・質感のチェキプリントとして出力できる。デジタル画像としてSNSにシェアするだけでなく、物理的なプリントとして手元に残したり、誰かに渡したりできるのがinstaxシリーズならではの楽しさだ。お気に入りの一枚は「チェキプリント」としても残せるという安心感が、撮影のモチベーションをそっと後押ししてくれる。
スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | “チェキ” instax Pal 2 |
| 撮像素子 | 1/3.06型 CMOS 原色フィルター |
| 記録画素数 | 10MPモード:3,776 × 2,832ピクセル/1MPモード:1,280 × 960ピクセル |
| 記録方式 | JPEG(DCF準拠 Exif Ver.2.3) |
| レンズ焦点距離 | f=28mm(35mmフィルム換算) |
| レンズ明るさ | F2.2 |
| フォーカス方式 | シングルAF、顔認識AF |
| 撮影可能距離 | 約8cm〜∞ |
| シャッタースピード | 1/4秒〜1/8,000秒(自動切替) |
| 撮影感度 | ISO100〜1600(自動切替) |
| 露出制御 | プログラムAE |
| 露出補正 | −2.0EV〜+2.0EV(1/3EVステップ) |
| 測光方式 | TTL256分割測光、マルチ測光 |
| ホワイトバランス | 自動 |
| フラッシュ | オート/強制発光/発光禁止 |
| フラッシュ撮影可能範囲 | 約60cm〜1.5m |
| セルフタイマー | 約10秒/約2秒 |
| ズーム | なし |
| 撮影フォーマット | instax mini/instax SQUARE/instax WIDE/フレームなし(4:3) |
| エフェクト | 最大30種類(カメラ搭載数はアプリ連携で設定) |
| 連写機能 | 最大10枚(instax Animationとして保存) |
| メモリー | 内蔵メモリー、microSD/microSDHC/microSDXC(〜2TB) |
| 内蔵メモリー保存枚数 | 約100枚(10MP/1MP共通) |
| microSD保存枚数 | 10MPモード:1GBあたり約400枚/1MPモード:1GBあたり約3,400枚 |
| アプリ未接続時撮影上限 | 100枚 |
| 液晶モニター | 1.30型 TFTカラー液晶モニター(約170万ドット) |
| 外部インターフェース | USB Type-C |
| 無線通信 | Bluetooth Ver.5.3(Bluetooth Low Energy) |
| スマホ連携機能 | エフェクト切替、リモート撮影、静止画/instax Animation転送、バージョンアップなど |
| 対応プリンター/カメラ | instax mini Linkシリーズ/instax SQUARE Link/instax Link WIDEシリーズ/instax mini Evoシリーズ/instax mini LiPlayシリーズ/instax WIDE Evo |
| 対応フィルムフォーマット | instax mini/instax SQUARE/instax WIDE(プリントは別売プリンター/ハイブリッドカメラ経由) |
| 画像転送画素数(USB) | 3,776 × 2,832ピクセル |
| 画像転送画素数(Bluetooth) | 1,280 × 960ピクセル |
| 画像転送時間(USB) | 約0.75秒/枚 |
| 画像転送時間(Bluetooth) | 約15秒/枚 |
| 電源 | リチウムイオン電池(内蔵型) |
| 消費電力 | 電源オフ時:約0.1W |
| 自動電源オフ機能 | 5分/2分/オフ |
| 充電時間 | 約2〜3時間(気温により変動) |
| 動作環境温度 | 5℃〜35℃ |
| 動作環境湿度 | 20%〜80%(結露しないこと) |
| 本体外形寸法 | 37.0mm × 42.0mm × 92.3mm(突起部除く) |
| 本体質量 | 約87g |
| 付属品 | ストラップ、角度調整アクセサリー ほか |
| カラーバリエーション | ブラック/ホワイト |
| 発売日 | 2026年10月9日 |
| 価格 | オープン価格 |


