EDIFIER M90
EDIFIER M90 は、デスクトップやテレビまわりの環境で「間違いない音」を目指して設計されたコンパクトなアクティブスピーカーです。4インチミッドバスと1インチシルクドームツイーターによる2ウェイ構成、合計100W RMS の余裕ある出力、Hi-Res Audio/Hi-Res Audio Wireless 認証、HDMI eARC を含む多彩な入力系統、LDAC 対応 Bluetooth などを備え、PC用スピーカーとしてはもちろん、テレビ用サウンドシステムとしても活躍できる“汎用スピーカー”として仕上げられています。
特徴
音質・ドライバー構成
- 2ウェイ構成の本格設計: 4インチロングストローク・アルミニウム振動板ミッドバスドライバー×2、1インチシルクドームツイーター×2の2ウェイ構成で、量感ある低音と滑らかな高域を両立。
- 合計100W RMS 出力: 高効率なデュアル Class-D アンプにより、ミッドバス35W×2、ツイーター15W×2の合計100W RMS を実現。コンパクトながら余裕のある音量とダイナミックな再生が可能です。
- 広帯域な再生能力: 周波数特性は 50Hz〜40kHz と広く、ハイレゾ音源の情報量をしっかりと引き出す設計。低域は量感重視ながら、過度な重低音ではなくバランス志向のチューニングです。
- ハイレゾ対応・LDAC 対応: 有線接続では 24bit/96kHz のデジタル信号処理に対応し、Bluetooth 接続では最大 990kbps の LDAC コーデックに対応。ハイレゾ音源をワイヤレスでも楽しめます。
接続性・インターフェース
- 多彩な入力端子: HDMI eARC、光デジタル(Optical)、USB-C、アナログ AUX、Bluetooth の5系統入力を搭載。PC、テレビ、ゲーム機、スマートフォンなど、複数機器を同時に接続して切り替えながら使えます。
- HDMI eARC 対応: テレビと HDMI eARC で接続することで、テレビ側のリモコンから電源・ミュート・音量調整が可能。リビングのテレビ用サウンドシステムとしても扱いやすい仕様です。
- SUB OUT 端子搭載: 背面にサブウーファー出力(SUB OUT)を備え、外部サブウーファーを追加することで、より深みのある低音再生へ拡張可能。
- Bluetooth 6.0・マルチポイント対応: Bluetooth バージョン6.0を採用し、LDAC/SBC コーデックに対応。EDIFIER ConneX アプリからマルチポイント接続も有効化でき、複数デバイスとの切り替えがスムーズです。
デザイン・設置性
- コンパクトな筐体サイズ: アクティブ側は幅133mm×高さ212mm×奥行225mm、パッシブ側は幅133mm×高さ212mm×奥行210mmと、デスクトップスピーカーとして標準的なサイズ感。PCデスクやテレビボードにも自然に収まります。
- シンプルで落ち着いた外観: 前面はシンプルなデザインで、ブラック/ホワイトのカラーバリエーションを展開。インテリアに馴染みやすく、画面への集中を妨げないルックスです。
- 長尺スピーカーケーブル: 左右スピーカーの接続には独自の4ピンケーブルを使用し、長さ約5mと余裕のある設計。左右を広く離して設置することで、ステレオ感や音場の広がりを活かせます。
操作性・アプリ連携
- 2.4GHz ワイヤレスリモコン付属: 全指向性の2.4GHzリモコンが付属し、ボリューム調整、入力切替、EQ切替などを手元で操作可能。USB-C接続時には再生/停止やスキップ操作にも対応します。
- 本体ノブによる直感操作: 本体背面のノブでボリュームと入力切替を兼用。デスク上に置いた際も、手を伸ばしてすぐに操作できるシンプルなインターフェースです。
- EDIFIER ConneX アプリ対応: スマートフォン向け「EDIFIER ConneX」アプリに対応し、入力切替、再生コントロール、EQプリセット切替、9バンドグラフィックEQによるカスタマイズなどが可能。EQ設定をQRコードで共有する機能も備えています。
- EQプリセットとカスタマイズ: 標準/モニター/ダイナミック/カスタマイズの4モードを用意。カスタマイズモードでは±3dBの範囲で細かな音質調整ができ、好みに合わせたサウンド作りが楽しめます。
拡張性・用途の広さ
- PCスピーカーからテレビ用サウンドまで: USB-C接続でPC用ハイレゾスピーカーとして、HDMI eARC接続でテレビ用サウンドバー的な使い方も可能。光デジタル入力でテレビと、USB-CでPCと同時接続するなど、複数用途を1セットでこなせます。
- ゲーム・動画視聴にも適したチューニング: 立体感のある音場と、刺さりにくい高域、程よく厚みのある低域バランスにより、長時間の音楽再生や動画視聴でも疲れにくいサウンド。ゲームや映画視聴にも向いた“楽しく聴かせる”方向性です。
スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | EDIFIER M90 |
| 形式 | アクティブスピーカー(2ウェイ/ステレオ) |
| ドライバー構成 | 4インチロングストローク・アルミニウム振動板ミッドバス×2、1インチシルクドームツイーター×2 |
| 総合出力(RMS) | ミッドバス 35W×2、ツイーター 15W×2(合計100W) |
| 周波数特性 | 50Hz〜40kHz |
| 信号対雑音比 | 85dB以上(A-weighted) |
| 対応オーディオ | Hi-Res Audio、Hi-Res Audio Wireless |
| 内部処理 | 24bit/96kHz デジタル信号処理(DSP) |
| オーディオ入力端子 | HDMI eARC、光デジタル(Optical)、USB-C、AUX(アナログ)、Bluetooth |
| 入力感度(HDMI eARC) | 500 ± 50mFS(PCMステレオ) |
| 入力感度(Optical) | 500 ± 50mFS |
| 入力感度(USB-C) | 500 ± 50mFS |
| 入力感度(AUX) | 450 ± 50mV |
| 入力感度(Bluetooth) | 500 ± 50mFS |
| Bluetooth バージョン | 6.0 |
| 対応コーデック | LDAC、SBC |
| LDAC 最大伝送速度 | 最大約990kbps |
| サブウーファー出力 | SUB OUT 端子搭載 |
| リモコン | 2.4GHz 全指向性ワイヤレスリモコン付属 |
| アプリ対応 | EDIFIER ConneX アプリ(入力切替、EQ設定、再生コントロールなど) |
| EQモード | 標準/モニター/ダイナミック/カスタマイズ(9バンドEQ、±3dB) |
| 外形寸法(アクティブ) | 幅133mm×高さ212mm×奥行225mm |
| 外形寸法(パッシブ) | 幅133mm×高さ212mm×奥行210mm |
| 質量 | 約6.05kg(セット) |
| カラー | ブラック、ホワイト |
| 主な用途 | PC用デスクトップスピーカー、テレビ用サウンドシステム、ゲーム・動画視聴 |
総合評価とレビュー(強み・弱み・おすすめユーザー・総評)
EDIFIER M90 のいちばんの強みは、「コンパクトなデスクトップスピーカーでありながら、テレビ用サウンドシステムとしてもきちんと使える汎用性」にあります。4インチミッドバス×2と1インチツイーター×2、合計100W RMS という構成は、PC用スピーカーとしてはかなり余裕のあるスペックで、音楽をしっかり聴きたいユーザーにとって頼もしい存在です。低域は小型スピーカーとしては十分な量感があり、EQをいじらなくてもバランスよく鳴るチューニングで、長時間聴いていても耳が疲れにくいのが印象的です。高域はシルクドームらしい滑らかさがあり、刺さる感じが少なく、ボーカルやシンセのきらびやかさを程よく表現してくれます。
接続性の面では、HDMI eARC・光デジタル・USB-C・AUX・Bluetooth と、現代のリビング/デスク環境で欲しい端子がほぼ揃っているのが大きな魅力です。PCはUSB-C、テレビはHDMI eARC、ゲーム機やストリーミングデバイスは光デジタル、スマホはBluetoothといった具合に、複数機器を同時に接続しておいて、リモコンやアプリから切り替えながら使えるのは、日常的な使い勝手を大きく底上げしてくれます。さらに SUB OUT 端子を備えているため、「もう少し低音を増やしたい」と感じたときにはサブウーファーを追加してシステムを拡張できる余地もあります。
一方で弱みとして挙げられるのは、まず価格帯です。同社の M60 などと比べると、M90 は明らかに上位モデルであり、デスクトップスピーカーとしてはやや高価な部類に入ります。音質・機能・拡張性を考えれば納得できる価格ではあるものの、「とりあえずPCに音を出したい」というライトユーザーにはオーバースペックに感じられるかもしれません。また、Bluetooth コーデックが LDAC と SBC に限られているため、LDAC 非対応のスマートフォンユーザーにとっては「SBCのみ」という点が少し物足りなく感じられる可能性があります。aptX 系コーデックに対応していない点は、ワイヤレス重視のユーザーにはチェックポイントになるでしょう。
物理的な面では、左右が別筐体のステレオスピーカーであることから、設置の自由度は高いものの、サウンドバーのように一本で済む製品と比べると「置き場所を考える手間」は増えます。とはいえ、5mの長尺ケーブルが付属しているおかげで、左右を広く離して設置したり、プロジェクター視聴時に頭の後ろ側から鳴らすような変則的なレイアウトも可能で、工夫次第で音場の広がりを楽しめる点はむしろメリットとも言えます。
おすすめできるユーザー像としては、まず「PCでもテレビでも、1セットでしっかりした音を楽しみたい人」が挙げられます。仕事用のデスクで音楽を聴きつつ、夜はそのままテレビや動画配信サービスの音をM90で鳴らす、といった使い方をしたい人には非常に相性の良い製品です。また、ゲームや映画をよく観るユーザーにも向いています。立体感のある音場と、過度にドンシャリではないバランス志向のチューニングは、効果音やセリフを聴き取りやすくしつつ、BGMの厚みもきちんと感じさせてくれるため、「コンテンツに没入したいけれど、耳が疲れるのは嫌だ」というニーズに応えてくれます。
逆に、「モニタースピーカー的なフラットでシビアな音を求める人」や、「超低域までガッツリ鳴る重低音志向のホームシアター」を目指している人には、M90単体では少し物足りないかもしれません。EQのカスタマイズ幅が±3dBと控えめであることもあり、音のキャラクターを大きく変えることはできないため、基本的には“楽しく聴かせるバランス型”の方向性を受け入れられるかどうかがポイントになります。
総評として、EDIFIER M90 は「デスクトップスピーカーとテレビ用サウンドシステムのちょうど中間」を狙った、非常に汎用性の高い一台です。ハイレゾ対応のPCスピーカーとしても、HDMI eARC対応のテレビ用スピーカーとしても、どちらにも過不足なく使える設計で、複数の用途を一つのスピーカーセットでまとめたいユーザーには心強い選択肢になります。価格はやや高めですが、音質・機能・拡張性・デザインのバランスを考えると、長く使える“メインスピーカー”として選ぶ価値のあるモデルと言えるでしょう。音楽も映画もゲームも、日常のあらゆる音を少しだけ豊かにしてくれる、そんな立ち位置のスピーカーです。
※セール開催・内容・価格等は、予告なく変更となる場合がございます。正確な情報は、販売ページ上でご確認ください。




