プリンストン ULTRA PLUS UP-P25W400
ULTRA PLUS UP-P25W400は、プリンストンのゲーミングブランド「ULTRA PLUS」から登場した24.5型フルHDゲーミングモニターです。Fast IPS方式パネルと最大400Hzの高リフレッシュレートを組み合わせることで、高速な動きと自然な色再現を両立し、一瞬の判断が求められるFPSや対戦ゲームに向けた設計が特徴です。Adaptive-SyncやHDR10、内蔵スピーカー、RGB LEDバーなど、ゲーム体験を盛り上げるための機能がバランスよく搭載されています。
特徴
ディスプレイ性能・画質
- Fast IPS方式パネル採用: 視野角と色再現性に優れたFast IPS方式パネルを採用し、水平・垂直178°の広視野角を確保。見る位置による色味やコントラストの変化を抑え、ゲームだけでなく映像視聴や一般用途でも自然で美しい表示が可能です。
- フルHD解像度とsRGB 99%の色域: 解像度はフルHD(1920×1080)で、表示領域は543.168×302.616mm。色域はsRGB 99%に対応しており、ゲームだけでなく写真や動画編集など、色の正確さが求められる用途にも対応しやすいスペックです。
- HDR10対応: HDR10に対応し、黒つぶれや白飛びを抑えた高コントラストな映像表現が可能です。対応コンテンツやゲームと組み合わせることで、暗部と明部の情報量が増え、より立体感のある映像を楽しめます。
リフレッシュレート・応答速度・ゲーム向け機能
- 最大400Hzリフレッシュレート(DisplayPort接続時): DisplayPort接続時に最大400Hz、HDMI接続時には最大240Hzのリフレッシュレートに対応。一般的な60Hzディスプレイでは描画しきれないフレームも表示できるため、画面の動きが非常に滑らかになり、特に高速なFPSやバトルロイヤル系タイトルで優位性を発揮します。
- Adaptive-Sync / FreeSync対応: Adaptive-SyncおよびRadeon FreeSyncに対応し、53〜400Hzの範囲で可変リフレッシュレートを実現。ティアリング(画面のズレ)やスタッタリング(カクつき)を低減し、フレームレートが不安定な場面でも滑らかな表示を維持します。
- 応答速度とオーバードライブ/MPRT: 応答速度はGtG 5ms、オーバードライブ時1ms(GtG)、MPRT 1msに対応。残像感を抑えつつ、高リフレッシュレートと組み合わせることで、素早いカメラ操作や敵の動きの追従がしやすい表示を目指した仕様です。
- ゲーミング機能(クロスヘアなど): ゲーミング機能としてクロスヘア表示やプリセットモード、ブルーライト軽減、フリッカー軽減などを搭載。ゲームジャンルやプレイスタイルに合わせて画質や表示を調整しやすくなっています。
デザイン・筐体・イルミネーション
- RGB LEDバー搭載: 背面上部にRGB LEDバーとライトを搭載し、複数のライトエフェクトでゲーム環境の雰囲気を演出。オン/オフ切り替えも可能で、好みに合わせたライティングが楽しめます。
- シンプルなスタンドとVESAマウント対応: スタンドはチルト角度-10〜20°に対応したシンプルな構造で、高さ調整やピボットには非対応。一方で100×100mmのVESAマウントに対応しているため、モニターアームや別売スタンドと組み合わせることで柔軟な設置が可能です。
- 盗難防止ロックスロット: 本体背面にセキュリティロックスロットを備え、店舗や共有スペースなどでの盗難防止対策にも配慮されています。
入出力端子・音響
- 豊富な映像入力端子: 映像入力はHDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×2の計4端子を搭載。複数のPCやゲーム機を同時接続し、入力切り替えで使い分けるといった運用がしやすい構成です。
- オーディオ出力端子と内蔵スピーカー: 3.5mmステレオミニのオーディオ出力端子を備え、外部スピーカーやヘッドホンの接続が可能。さらに最大出力3W+3Wのステレオスピーカーを内蔵しており、DisplayPortまたはHDMIケーブルだけで映像と音声をまとめて出力できます。
消費電力・サイズ・その他
- サイズと重量: 本体サイズは約557×184×433mm(幅×奥行×高さ、スタンド含む)、重量は約4.1kg(スタンド含む)。24.5型として標準的なサイズ感で、一般的なPCデスクにも収まりやすい設計です。
- 消費電力と電源: 最大消費電力は41Wで、本体内蔵AC100V 50/60Hz 2Aの電源を採用。日常的な使用においても扱いやすい消費電力に抑えられています。
スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | ULTRA PLUS UP-P25W400 |
| ブランド | ULTRA PLUS(プリンストン) |
| パネルサイズ | 24.5型ワイド |
| パネル種類 | Fast IPS方式 |
| バックライト | 白色LEDバックライト |
| 表面処理 | ノングレア(非光沢) |
| アスペクト比 | 16:9 |
| 解像度 | 1920×1080(フルHD) |
| 表示領域 | 543.168×302.616mm |
| 視野角 | 水平178°/垂直178° |
| 色域 | sRGB 99% |
| 表示色 | 約1677万色 |
| 輝度 | 350cd/m² |
| コントラスト比 | 1000:1 |
| 拡張コントラスト比 | 10000:1(DCR) |
| 応答速度 | 5ms(GtG)/オーバードライブ1ms(GtG)/MPRT 1ms |
| リフレッシュレート(HDMI) | 53〜240Hz |
| リフレッシュレート(DisplayPort) | 53〜400Hz |
| HDR対応 | HDR10 |
| 同期技術 | Adaptive-Sync/FreeSync対応 |
| 入力端子 | HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×2 |
| 音声端子 | 3.5mmステレオミニ×1(オーディオ出力) |
| スピーカー | 3W+3Wステレオ内蔵 |
| ゲーミング機能 | クロスヘア、プリセットモード、ブルーライト軽減、フリッカー軽減、可変リフレッシュレート、HDR10対応 |
| その他機能 | カラー調節、ゲーミング機能各種 |
| VESAマウント | 100×100mm対応 |
| スタンド機能 | チルト角度:-10〜20°(高さ調整・ピボット・スイーベルなし) |
| セキュリティ | セキュリティロックスロット対応 |
| 電源 | 本体内蔵AC100V 50/60Hz 2A |
| 最大消費電力 | 41W |
| 本体サイズ(スタンド含む) | 約557×184×433mm(幅×奥行×高さ) |
| 本体サイズ(パネルのみ) | 約557×49×326mm |
| 重量 | 約4.1kg±0.3kg(スタンド含む)、約3.5kg±0.3kg(パネルのみ) |
| 付属品 | ユーザーズガイド(保証書含む)、HDMIケーブル(1.5m)、DisplayPortケーブル(1.5m)、電源ケーブル(1.8m)、スタンド支柱、スタンド台座 |
| 発売日 | 2025年11月21日 |
強み・弱み・おすすめユーザー・総評(簡易レビュー)
ULTRA PLUS UP-P25W400の最大の強みは、24.5型フルHDという扱いやすいサイズに、最大400Hzという非常に高いリフレッシュレートを詰め込んでいる点です。Fast IPS方式パネルにより、TNパネルのような高速応答とIPSらしい色再現性・視野角の広さを両立しているため、「速さ」と「見やすさ」を同時に求めるユーザーにとって魅力的な選択肢になります。Adaptive-Sync/FreeSync対応やHDR10対応、sRGB 99%の色域など、スペック面はゲーミング用途だけでなく、映像視聴やクリエイティブ寄りの用途にもある程度対応できるバランスの良さが感じられます。さらに、HDMI×2・DisplayPort×2の4系統入力と内蔵スピーカー、オーディオ出力端子を備えているため、複数のPCやゲーム機を接続して切り替えながら使うような環境にも向いています。背面のRGB LEDバーによるライティングも、ゲーム空間を演出したいユーザーにはうれしいポイントでしょう。
一方で、弱みとして挙げられるのは、スタンド機能がチルトのみで、高さ調整やピボット、スイーベルに対応していない点です。長時間のゲームプレイや作業で姿勢を細かく調整したいユーザーにとっては、モニターアームや別売スタンドの導入がほぼ前提になる可能性があります。また、解像度はフルHDにとどまっているため、近年増えているWQHDや4K解像度のタイトルや作業用途に比べると、表示情報量の面では物足りなさを感じる場面もあるでしょう。とはいえ、400Hzという超高リフレッシュレートを安定して活かすには、GPU負荷を抑えやすいフルHD解像度との組み合わせが現実的であり、競技志向のプレイヤーにとってはむしろ合理的な選択とも言えます。
おすすめできるユーザー像としては、まずFPSやバトルロイヤル、格闘ゲームなど、フレームレートの高さが勝敗に直結するタイトルを日常的にプレイしているゲーマーが挙げられます。高リフレッシュレート環境に対応できるPCやゲーム機を用意し、入力遅延や残像をできるだけ減らしたいと考えるユーザーにとって、UP-P25W400は「速さ」を前面に押し出した選択肢になります。また、IPS系パネルの色再現性やHDR10対応を活かして、ゲームと動画視聴を両立したいライトユーザーにも扱いやすいモデルです。複数の機器を接続して切り替えながら使う人、デスク上のスペースを取りすぎないサイズ感を重視する人にもフィットしやすいでしょう。逆に、写真・映像制作などプロレベルの色管理や、4K解像度での細かな作業を重視するユーザーには、より高解像度・広色域のクリエイティブ向けモニターの方が適しています。 引用元 プリンストンニュースリリース、価格.com製品ページ
総評として、ULTRA PLUS UP-P25W400は「ゲームを楽しむ」ことをコンセプトにしたULTRA PLUSブランドらしく、競技性とエンターテインメント性のバランスを意識したゲーミングモニターと言えます。400Hzというスペックは、現状フルに活かせる環境が限られるものの、将来的なタイトルやハイエンドPC環境を見据えた「余裕のある選択」としても捉えられます。フルHD・24.5型という王道のゲーミングサイズに、Fast IPS・Adaptive-Sync・HDR10・RGBライティング・内蔵スピーカーといった要素を詰め込みつつ、価格帯を3万円台に抑えている点は、コストパフォーマンスの面でも魅力的です。スタンド機能のシンプルさや解像度の割り切りなど、いくつかの妥協点はあるものの、「速さ」と「見やすさ」を重視したゲーミング環境を構築したいユーザーにとって、非常に分かりやすいコンセプトの一台に仕上がっています。
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