製品概要
EarFun Air Pro 4は、1万円前後という手の届きやすい価格帯にありながら、aptX LosslessやLDAC、Snapdragon Soundといった音質面の要素、最大50dB低減のアダプティブ式ハイブリッドANC、Bluetooth 5.4、LE Audio、Auracast、マルチポイント、ワイヤレス充電、装着検出、低遅延ゲームモードまで幅広く備えた完全ワイヤレスイヤホンです。日常使いしやすい軽量設計と長時間バッテリーを土台に、音楽鑑賞、動画視聴、通話、移動中の利用までを一台でこなせる、機能バランスの非常に優れたモデルに仕上がっています。
特徴
音質と対応コーデック
- Snapdragon Sound対応: QualcommのQCC3091を採用し、ワイヤレス再生でも高い伝送品質と安定性を狙った構成です。価格帯を考えると、音の土台づくりにかなり力が入っています。
- aptX Lossless対応: 対応機器との組み合わせで、CD品質の音声を無劣化伝送できるのが大きな魅力です。情報量の多い音源でも、輪郭を崩しにくい再生が期待できます。
- LDAC対応: 最大96kHz/24bitのハイレゾワイヤレス再生に対応しており、圧縮音源中心の完全ワイヤレスより一段上の高品位なリスニング環境を整えやすくなっています。
- aptX Adaptive対応: 音質と遅延のバランスを状況に応じて最適化しやすく、音楽だけでなく動画視聴やゲーム用途にも扱いやすい仕様です。
- 10mmダイナミックドライバー搭載: ダイナミック型らしい厚みのある低域をベースにしながら、中高域の見通しも意識した設計です。小さな筐体でも、しっかりとスケール感を出しやすい構成といえます。
- 再生周波数帯域20Hz〜40kHz: 可聴帯域をしっかりカバーしつつ、ハイレゾ対応モデルらしい余裕を持たせたスペックです。細かな響きや空気感の表現力にも配慮された内容です。
ノイズキャンセリングと外音機能
- 最大50dB低減のハイブリッドANC: 交通機関や街中、空調音のある室内など、日常の騒音を幅広く抑えやすい仕様です。価格帯を超えて“静けさ”を求める人にも訴求力があります。
- QuietSmart 3.0採用: 従来世代から進化した独自ANC技術により、静粛性だけでなく自然な使い心地にも配慮されています。単純に遮音するだけでなく、実用性を高めた点が特徴です。
- アダプティブANC対応: 装着状態や周囲の騒音環境に応じてノイズ低減を最適化する仕組みを備えています。耳への圧迫感や効きすぎ感を抑えながら、必要な場面でしっかり効かせやすい構成です。
- 外音取り込み対応: イヤホンを外さずに周囲の音を確認しやすく、レジでの会話やアナウンス確認にも便利です。日常利用での取り回しを高める重要な機能です。
- 風切り音への配慮: 屋外利用時に気になりやすい風ノイズにも配慮されており、ANC利用時の不快感を抑えやすくなっています。
通話性能
- 左右計6マイク構成: 片側3基ずつ、合計6基のマイクを搭載し、通話時の集音精度を高めています。オンライン会議や通話の頻度が高い人にも相性のよい仕様です。
- cVc 8.0対応: 周囲の雑音を抑えながら声を届けやすくする通話向け技術を採用しています。騒がしい場所でも、相手に声が埋もれにくいのが利点です。
- AIアルゴリズムによる音声処理: 話者の声と環境ノイズを判別しやすくする仕組みを取り入れ、通話の明瞭さを底上げしています。単なるマイク数の多さではなく、実用性を意識した通話設計です。
接続性とワイヤレス機能
- Bluetooth 5.4対応: 新しい世代のBluetooth規格に対応し、接続の安定性や省電力性の面でも期待しやすい内容です。
- マルチポイント対応: スマートフォンとPC、スマートフォンとタブレットのように2台同時接続でき、仕事と私用をまたぐ使い方にも向いています。
- LE Audio対応: 次世代Bluetoothオーディオ規格に対応し、今後の対応機器や新機能との親和性を備えています。
- LC3コーデック対応: LE Audioで重要になるコーデックに対応し、省電力と音質の両立を視野に入れた仕様です。
- Auracast対応: 対応環境では音声のブロードキャスト受信や共有再生を行える先進機能です。新しさをしっかり取り込んだモデルだといえます。
- Google Fast Pair対応: Android端末との初回接続をより手軽に行いやすく、日常でのペアリングのわずらわしさを減らせます。
- 通信距離最大15m: 障害物の少ない環境では余裕のある接続距離を確保しており、屋内移動程度なら扱いやすい仕様です。
バッテリーと充電
- 最大52時間再生: ANCオフ時はイヤホン単体で最大11時間、ケース込みで最大52時間の長時間再生に対応します。数日単位で充電を気にせず使いやすいのが魅力です。
- ANCオン時も実用的な持続時間: ANCオン時でもイヤホン単体最大7.5時間、ケース込み最大35時間と十分なスタミナを確保しています。移動や通勤通学中心なら余裕を持って使えます。
- 急速充電対応: 10分の充電で約2時間使えるため、出かける前に充電を忘れても立て直しやすい仕様です。
- USB Type-C充電対応: 現在のモバイル機器と相性のよい定番端子を採用し、ケーブル運用をシンプルにできます。
- ワイヤレス充電対応: 置くだけで充電でき、デスクやベッドサイドでも扱いやすい構成です。価格帯を考えると満足感の高いポイントです。
使い勝手とアプリ機能
- 装着検出対応: 耳から外すと一時停止、再装着で再生再開できるため、短い会話や移動の多い日常で便利です。
- 低遅延ゲームモード: 遅延を最大50msまで抑えられ、動画視聴やゲーム時の映像と音のズレを気にしにくくなります。
- タッチ操作対応: 本体に触れるだけで再生や曲送りなどを行えるため、スマートフォンを取り出す頻度を減らせます。
- 専用アプリ対応: EarFun Audioアプリから音質調整、ゲームモード切替、タッチ操作設定、マルチポイント設定などを行えます。購入後に“自分向け”へ仕上げやすいのが魅力です。
- イコライザーとプリセット搭載: 複数のプリセットを使い分けられるため、低音重視やボーカル重視など、ジャンルや好みに応じて音の印象を変えやすくなっています。
- 日本語音声ガイダンス対応: 日常操作時のわかりやすさに直結する部分で、海外ブランド機ながら親しみやすさがあります。
- AIアシスタント呼び出し機能: イヤホン側から音声アシスタントを呼び出せるため、手元を見ずに操作したい場面でも使いやすくなっています。
携帯性と耐久性
- 片側約5.2gの軽量設計: 長時間装着でも負担を抑えやすく、通勤通学や作業用としても扱いやすい重さです。
- コンパクトな充電ケース: ケース寸法は62.4×46.6×29.2mmで、バッグやポケットに収めやすいサイズ感です。持ち歩き前提の完全ワイヤレスとしてバランスが良好です。
- IPX5防水対応: 汗や軽い雨程度なら気にせず使いやすく、屋外利用やワークアウト用途にもなじみます。
- イヤーピース5サイズ付属: SS、S、M、L、XLが用意されており、フィット感と遮音性を詰めやすい構成です。音質やANC性能を引き出すうえでも重要なポイントです。
スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | EarFun Air Pro 4 |
| タイプ | カナル型 |
| 接続タイプ | 完全ワイヤレス(左右分離型) |
| 装着方式 | インイヤー |
| 駆動方式 | ダイナミック型 |
| ドライバー | 10mmダイナミックドライバー |
| 振動板 | チタンコート振動板 |
| 再生周波数帯域 | 20Hz〜40kHz |
| ノイズキャンセリング | ハイブリッドANC、QuietSmart 3.0、アダプティブANC |
| ノイズ低減性能 | 最大50dB |
| 外音取り込み | 対応 |
| ハイレゾ | 対応 |
| ハイレゾワイヤレス | 対応(最大96kHz/24bit) |
| Bluetoothバージョン | Ver.5.4 |
| Bluetooth周波数帯 | 2.402GHz〜2.480GHz |
| 対応コーデック | SBC、AAC、aptX Adaptive、aptX Lossless、LDAC、LC3 |
| 対応オーディオソリューション | Snapdragon Sound |
| 対応プロファイル | A2DP、AVRCP、HFP、HSP |
| Bluetoothチップ | Qualcomm QCC3091 |
| LE Audio | 対応 |
| Auracast | 対応 |
| マルチポイント | 対応 |
| Google Fast Pair | 対応 |
| マイク | 6基(左右各3基) |
| 通話ノイズ低減 | Qualcomm cVc 8.0、AIアルゴリズム |
| 低遅延モード | 対応(最大50ms) |
| 装着検出 | 対応 |
| 本体操作 | タッチセンサー |
| 音質調整 | 対応 |
| 専用アプリ | EarFun Audio |
| AIアシスタント呼び出し | 対応 |
| 連続再生時間(ANCオフ) | イヤホン単体最大11時間 |
| 連続再生時間(ANCオン) | イヤホン単体最大7.5時間 |
| 総再生時間(ANCオフ) | 充電ケース込み最大52時間 |
| 総再生時間(ANCオン) | 充電ケース込み最大35時間 |
| 急速充電 | 10分充電で約2時間再生 |
| イヤホン充電時間 | 約1時間 |
| 充電ケース充電時間(USB Type-C) | 約2時間 |
| 充電ケース充電時間(ワイヤレス) | 約3.5時間 |
| 充電端子 | 充電ケース:USB Type-C |
| ワイヤレス充電 | 対応 |
| バッテリー容量(イヤホン) | 54mAh×2 |
| バッテリー容量(充電ケース) | 600mAh |
| 通信距離 | 最大15m(障害物なし) |
| 防水性能 | IPX5 |
| イヤホン重量 | 片側5.2g |
| ケース込み重量 | 56g |
| 充電ケース寸法 | 62.4×46.6×29.2mm |
| カラー | Black、White、Glossy White、Blue、Violet |
| 付属品 | 充電ケース、イヤーピース(SS/S/M/L/XL)、USB-C充電ケーブル、取扱説明書 |
| 保証期間 | 18か月 |
総合評価とレビュー
EarFun Air Pro 4のいちばんの魅力は、価格を見たときの期待値を、機能と中身の両方でしっかり上回ってくることです。完全ワイヤレスイヤホンの世界では、音質に強いモデル、ノイズキャンセリングに強いモデル、通話に強いモデル、あるいは電池持ちに優れたモデルというように、それぞれ得意分野が分かれがちですが、本機はそれらをかなり高い水準で一つにまとめています。しかも、単に“機能数が多い”だけではなく、実際の使い勝手に直結する部分がよく整えられているのが印象的です。毎日持ち歩くイヤホンとして見たとき、音楽、動画、通話、移動、作業、軽い運動までをそつなくカバーできる完成度があります。
音質面では、この価格帯でaptX Lossless、LDAC、Snapdragon Soundまで揃えていること自体がかなり魅力的です。対応スマートフォンや再生環境を持っている人ほど恩恵を受けやすく、ワイヤレスでもできるだけ情報量の多い音を楽しみたいというニーズに、正面から応えてくれる構成になっています。10mmドライバーのチューニングは、日常的なリスニングで満足しやすい厚みを出しつつ、ただ低音を強調して派手に聴かせるだけで終わらないバランス感が大切にされている印象です。ポップス、ロック、アニソン、動画配信、ゲーム音声といった幅広いコンテンツと相性がよく、わかりやすい力強さと聴きやすさの両立を狙った仕上がりだと考えられます。さらにアプリで音質調整ができるので、購入後に自分の好みへ寄せやすいのも強みです。高級機のような圧倒的な解像感や、帯域ごとの緻密な描き分けを期待すると限界はありますが、この価格で「不満なく楽しめる」どころか、十分に満足できる音を目指している点は高く評価できます。
ノイズキャンセリングも、本機を語るうえで外せないポイントです。最大50dBという数値のインパクトだけでなく、アダプティブ式を採用していることに意味があります。単純に効きが強いだけのANCは、場面によっては圧迫感や不自然さを伴うことがありますが、本機は装着状態や周囲の環境に合わせて働きを調整しやすい設計になっており、日常使用における快適さへきちんと配慮されています。通勤電車やバス、カフェ、オフィス、空調音のある室内など、現代の生活環境で気になりやすいノイズをしっかり抑えつつ、外音取り込みも備えることで、オンとオフの切り替えがしやすい構成になっています。特に、静かな環境で音楽に集中したい人や、移動中に音量を必要以上に上げたくない人には、価格以上の満足感をもたらしやすいはずです。
通話性能も、いまの完全ワイヤレスイヤホン選びでは見逃せません。その点でEarFun Air Pro 4は、左右合計6マイクに加え、cVc 8.0とAI処理を組み合わせることで、会話のしやすさを意識した作りになっています。音楽再生が中心のイヤホンであっても、実際にはオンライン会議、通話アプリ、音声メッセージなどに使う機会はかなり多く、ここが弱いと日常の満足度は思った以上に下がります。本機はその弱点を作りにくいのが長所です。屋外や生活音のある場所での通話でも、声の明瞭感をしっかり確保しようとしている点は、実用品として非常に好印象です。
バッテリー面の安心感も大きな魅力です。ANCオフで単体最大11時間、ケース込み最大52時間という数字は、毎日使う人にとってかなり心強い内容です。ハイエンド機でも意外と短いことがある完全ワイヤレスの連続再生時間において、ここまで余裕があると、数日単位で充電を気にせず使いやすくなります。ANCオンでも単体最大7.5時間、ケース込み35時間あるため、現実的な使い方で困る場面はかなり少ないでしょう。ワイヤレス充電対応や急速充電対応まで備えているので、スペック表の数字だけでなく、実生活の利便性まできちんと考えられています。こうした“地味だけれど毎日効く快適さ”が積み重なっているのが、本機の完成度の高さです。
一方で、弱みがまったくないわけではありません。まず、音質面では多機能さとコストパフォーマンスの高さが魅力である反面、より上位の有線イヤホンや高価格帯の完全ワイヤレスにあるような、音場の奥行き、楽器の分離、余韻の美しさまでを求めると、さすがに差は出てきます。aptX LosslessやLDACに対応しているからといって、あらゆる再生環境で常に最高の音になるわけではなく、スマートフォン側の対応や接続条件も影響します。また、多機能なぶん、ベストな状態で使いこなすにはアプリ設定やコーデックの理解がある程度あると理想的です。買ってすぐ何も考えずに最高性能を引き出せるタイプというより、少し調整して自分向けに仕上げることで真価を発揮するモデルといえます。
また、装着感は軽量で扱いやすい一方、カナル型特有の相性はやはりあります。ANC性能や低音の出方はイヤーピースの選び方に左右されやすく、人によっては最初に少しフィッティングを詰めたほうが満足度は上がるでしょう。逆にいえば、SSからXLまでイヤーピースが用意されているため、そこを丁寧に合わせればかなり印象が変わる可能性があります。この点は弱みというより、完全ワイヤレスをしっかり活用するうえでの前提条件に近い部分です。
では、どんなユーザーに向いているのか。まずおすすめしやすいのは、「1万円前後でできるだけ失敗しにくい完全ワイヤレスイヤホンがほしい」という人です。音質、ANC、通話、バッテリー、接続性、アプリ機能のすべてを平均以上でまとめているので、何か一つの用途だけに偏らず、毎日幅広く使いたい人に非常に向いています。次に、「Androidスマートフォンで高音質コーデックを活かしたい人」にも好相性です。LDACやaptX系コーデックの恩恵を受けやすく、価格以上の“使いこなしがい”があります。さらに、「通勤通学やテレワークで、静かさと通話品質を両立したい人」にも薦めやすい一台です。逆に、絶対的な音質最優先で上位機へ踏み込む人、あるいは開放感のある装着感を最優先する人は、別の方向性の製品も比較してみる価値があります。
総評として、EarFun Air Pro 4は“安いのに多機能”という段階を一歩超えて、“価格を忘れるほど実用性が高い”ところまで届いている製品です。先進的なコーデック対応、強力なANC、長い電池持ち、十分に実用的な通話性能、便利なアプリ機能を一台にきれいにまとめており、いま完全ワイヤレスイヤホンに求められる要素をとても上手に押さえています。突出した一点豪華主義ではなく、日々の満足度を押し上げる総合力で勝負するタイプなので、初めての本格派モデルとしても、買い替え先としても選びやすい存在です。コストパフォーマンスを重視しつつ、音にも機能にも妥協したくない人にとって、かなり有力な候補になるでしょう。
※セール開催・内容・価格等は、予告なく変更となる場合がございます。正確な情報は、販売ページ上でご確認ください。


