REGZA RM-G245N
REGZA RM-G245Nは、TVS REGZA初のゲーミングモニターシリーズのうち、23.8型フルHD解像度と最大180Hzの高リフレッシュレートを備えたモデルである。広視野角のFast IPSパネルと応答速度1ms(GTG)、HDR10対応、Adaptive-Sync対応により、滑らかな映像と安定した描画を両立しつつ、テレビ開発で培われた映像モードを搭載することで、ゲームだけでなく映画やスポーツ視聴にも適した万能型のゲーミングモニターとして位置付けられている。
特徴
ゲーミング性能
- Fast IPSパネル採用:
広視野角のFast IPS(In Plane Switching)パネルを採用し、上下左右178度の視野角により、視聴位置による色やコントラストの変化を抑えた安定した表示を実現している。 - 高リフレッシュレート180Hz:
最大180Hzのリフレッシュレートに対応し、一般的な60Hzモニターと比べて動きの速いゲームでも残像感を抑えた滑らかな描画が可能。FPSやアクションゲームなどで視認性と操作感の向上が期待できる。 - 応答速度1ms(GTG):
応答速度1ms(GTG)により、画面の切り替えが高速で、動きの激しいシーンでもブレやにじみを抑えた表示が可能。競技性の高いタイトルでも快適なプレイ環境を提供する。 - Adaptive-Sync対応:
Adaptive-Syncに対応し、対応GPUとの組み合わせでティアリングやスタッタリングを軽減し、フレームレートの変動が大きい場面でも滑らかな映像を維持しやすい。
映像品質・色再現
- フルHD解像度(1920×1080):
23.8型フルHD(1920×1080)の解像度を採用し、ゲームや動画視聴、一般的なPC作業に十分な表示領域と解像感を提供する。 - 広色域対応(sRGB 99% / DCI-P3 90%):
sRGBカバー率99%、DCI-P3カバー率90%の色域に対応し、鮮やかで自然な色再現が可能。ゲーム内の世界観や映像コンテンツを色鮮やかに表示できるため、写真閲覧や動画視聴にも向いている。 - HDR10対応:
HDR10に対応し、対応コンテンツでは明暗差の表現力が向上し、ハイライトとシャドウの階調をより豊かに描写できる。ゲーミングモニターとしてのHDR対応により、最新タイトルの映像表現をよりリッチに楽しめる。
映像モード・レグザ独自機能
- ゲーム用4モード: FPSモード:
暗いシーンで隠れた敵を見やすくし、動きの速いシーンでの残像感を低減する。 RTS/RPGモード: オープンワールドやカットシーンを自然なコントラストで高画質に表示する。 MOBAモード: キャラクターやエフェクト、各種パラメーターを見やすくするために鮮鋭感を高めた設定。 レーシングモード: 路面状況を安定して確認できるようにし、車体の残像感も低減する。 - 一般コンテンツ用3モード: 標準モード:
明るい部屋でもメリハリのある映像を楽しめる、ゲームとテレビ番組視聴の両方に対応したバランス型。 映画モード: 暗い環境で映画を楽しむ際に適したトーンとコントラストに調整。 スポーツモード: 芝の緑を美しく再現し、ボールなどの素早い動きを忠実に描写する設定。
接続性・インターフェース
- 映像入力端子:
HDMI×2 / DisplayPort×1を搭載し、PCだけでなくゲーム機やメディアストリーミングデバイスなど複数機器を同時接続しやすい構成となっている。 - 音声出力端子:
ステレオミニジャックによる音声出力端子を備え、外部スピーカーやヘッドホンを接続して音声を出力できる。
デザイン・設置性
- チルト機能付きスタンド:
チルト角度は-5度〜+15度に対応し、画面の角度を見やすい位置に調整できる。高さ調整やピボットには対応しないが、基本的な角度調整は可能。 - VESAマウント対応:
VESA 75×75に対応しており、モニターアームや壁掛け金具を利用した設置が可能。デスク環境に合わせた柔軟なレイアウトがしやすい。
省電力・その他機能
- 最大消費電力33W:
最大消費電力は33Wで、ゲーミングモニターとしては比較的コンパクトな消費電力に抑えられている。 - ブルーライト軽減・フリッカーフリー:
ブルーライト軽減機能とフリッカーフリー設計により、長時間のゲームプレイや作業でも目の負担を軽減しやすい。 - ゲーミングモニターとしての位置付け:
REGZAブランドのテレビ開発で培われた高画質技術を取り入れた、初のゲーミングモニターシリーズの一員として、ゲームと映像視聴の両方を高画質で楽しめることをコンセプトにしている。
スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | REGZA ゲーミングモニター RM-G245N |
| 画面サイズ | 23.8型 |
| 画面種類 | 液晶 |
| パネル種類 | Fast IPS |
| アスペクト比 | 16:9 |
| 解像度 | 1920×1080(フルHD) |
| 視野角(上下/左右) | 178° / 178° |
| 表面処理 | ノングレア(非光沢) |
| HDR方式 | HDR10 |
| 表示色 | 約1677万色 |
| 色域 | sRGBカバー率:99%、DCI-P3カバー率:90% |
| 輝度 | 280 cd/m² |
| コントラスト比 | 1000:1 |
| 応答速度 | 1ms(GTG) |
| リフレッシュレート | 最大180Hz |
| 映像入力端子 | HDMI×2、DisplayPort×1 |
| 音声出力端子 | ステレオミニジャック |
| スピーカー | 非搭載 |
| HDR対応 | HDR10対応 |
| 同期技術 | Adaptive-Sync対応 |
| ブルーライト軽減 | 対応 |
| フリッカーフリー | 対応 |
| ゲーミングモニター | 対応 |
| 映像モード | ゲーム用4モード(FPS / RTS-RPG / MOBA / レーシング)、一般コンテンツ用3モード(標準 / 映画 / スポーツ) |
| チルト角度 | 下-5° / 上+15° |
| 高さ調整 | 非対応 |
| ピボット機能 | 非対応 |
| スイーベル | 非対応 |
| VESAマウント | 75×75 mm |
| 最大消費電力 | 33W |
| 本体サイズ(幅×高さ×奥行き) | 542×441×215 mm |
| 本体重量 | 約3.5 kg |
| 発売日 | 2024年11月22日 |
強み・弱み・おすすめユーザー・総評(簡易レビュー)
REGZA RM-G245Nは、23.8型フルHDという扱いやすいサイズ感に、Fast IPSパネルと最大180Hzリフレッシュレート、応答速度1ms(GTG)、HDR10対応、Adaptive-Sync対応といったゲーミング向けの要素をバランスよく詰め込んだモデルである。REGZAブランドがテレビで培ってきた映像モードをそのままゲーミングモニターに持ち込んだことで、「ゲーム専用機」ではなく「ゲームも映像も楽しめるモニター」としての性格が強く、日常的にPCやゲーム機を使うユーザーにとって、リビングテレビの延長線上にあるような安心感のある画作りが魅力だ。
強みとしてまず挙げたいのは、Fast IPSパネルと広色域の組み合わせだ。sRGB 99%、DCI-P3 90%という色域は、この価格帯のフルHDゲーミングモニターとしてはかなり優秀で、ゲーム内の世界観を鮮やかに描き出すだけでなく、動画配信サービスの映画やドラマ、スポーツ中継なども自然な色合いで楽しめる。IPSらしい広視野角により、視聴位置を多少変えても色やコントラストの変化が少ないため、複数人で画面を囲んでプレイするようなシーンでも見え方の差が出にくい。そこに最大180Hzのリフレッシュレートと1ms(GTG)の応答速度が加わることで、動きの速いFPSやアクションゲームでも残像感を抑えた滑らかな描画が得られ、競技性の高いタイトルに挑戦したいユーザーにも十分応えられるスペックになっている。
さらに、REGZAならではの映像モードの存在も大きな特徴だ。FPS、RTS/RPG、MOBA、レーシングという4つのゲーム用モードは、それぞれのジャンルで求められる視認性やコントラストを意識したチューニングが施されており、ユーザーが細かな設定を追い込まなくても、モードを切り替えるだけで「それらしい」画作りが得られるのは、テレビ開発で培われたノウハウの賜物と言える。加えて、標準・映画・スポーツという一般コンテンツ向けモードも用意されているため、ゲームをしない時間は動画視聴用モニターとして活用しやすく、「一台で何役もこなす」万能さが光る。
一方で、弱みとして意識しておきたいポイントもある。まず、スタンドはチルト機能のみで高さ調整やピボット、スイーベルには対応していないため、デスク環境によっては視線の高さが合わず、モニターアームや高さ調整台の導入を検討したくなるケースがあるだろう。VESA 75×75に対応しているので拡張性は確保されているものの、「標準スタンドだけで完結させたい」ユーザーにはやや物足りない構成だ。また、スピーカーは非搭載で、音声はステレオミニジャックから外部スピーカーやヘッドホンに出力する前提となるため、音まで含めてオールインワンで完結するテレビ的な使い方をイメージしていると、別途オーディオ機器の用意が必要になる。HDR10対応も、あくまでPC用ゲーミングモニターとしての「HDR対応」であり、テレビの高輝度モデルのような劇的なダイナミックレンジを期待すると、やや肩透かしに感じる場面もあるかもしれない。
おすすめできるユーザー像としては、まず「初めてゲーミングモニターを導入したいライト〜ミドルゲーマー」が挙げられる。フルHD解像度と23.8型という組み合わせは、PCゲームはもちろん、PS5などの家庭用ゲーム機でも扱いやすく、120Hz出力対応タイトルをしっかり活かせるスペックを備えている。価格帯も2万円前後と比較的手頃で、いわゆるエントリー〜中級クラスのゲーミングモニターとして、性能と価格のバランスが良い。また、ゲームだけでなく動画配信サービスで映画やスポーツを楽しむ時間が長いユーザーにも向いており、REGZAの映像モードを活かして「ゲームも映像もそこそここだわりたい」というニーズに応えてくれる。
一方で、WQHDや4K解像度での作業領域や高精細表示を求めるユーザー、あるいは240Hz以上の超高リフレッシュレートを前提とした競技志向のゲーマーにとっては、RM-G245Nはやや物足りない選択肢となる可能性がある。その場合は、同シリーズの上位モデルであるRM-G276N(27型WQHD・240Hz)など、より高解像度・高リフレッシュレートのモデルを検討した方が、ニーズに合致しやすいだろう。
総評として、REGZA RM-G245Nは「フルHDで十分、でも映像の質にはこだわりたい」というユーザーにとって非常に魅力的な選択肢だ。Fast IPSパネルと広色域、180Hz・1ms(GTG)、Adaptive-Sync、HDR10対応というゲーミング要素に加え、テレビ由来の映像モードを備えることで、ゲームと映像視聴の両方を高いレベルで楽しめる万能型モニターに仕上がっている。スタンドの調整機能やスピーカー非搭載といった割り切りはあるものの、その分、画質とゲーミング性能にコストを集中させた印象で、価格帯を考えれば「画質重視のエントリー〜中級ゲーミングモニター」としての完成度は高い。初めてのゲーミングモニター選びで迷っているユーザーにとって、REGZAブランドの安心感と、ゲーム・映像の両方に強いバランスの良さを備えた一台として、候補に入れておきたいモデルと言えるだろう。
REGZA RM-G245N / RM-G245R 比較表
| 項目 | REGZA RM-G245N | REGZA RM-G245R |
|---|---|---|
| 画面サイズ | 23.8型 | 23.8型 |
| パネル | Fast IPS(ノングレア) | Fast IPS(ノングレア) |
| 解像度 | 1920×1080(フルHD) | 1920×1080(フルHD) |
| リフレッシュレート | 最大180Hz | 最大240Hz |
| 応答速度 | 1ms(GTG) | 1ms(GTG) |
| HDR | HDR10対応 | HDR10対応 |
| 色域 | sRGB 99% / DCI‑P3 90% | sRGB 99% / DCI‑P3 90% |
| 輝度 | 280 cd/m² | 300 cd/m² |
| コントラスト比 | 1000:1 | 1000:1 |
| 視野角 | 178° / 178° | 178° / 178° |
| AdaptiveSync | 対応 | 対応 |
| ゲームモード | FPS / RTS-RPG / MOBA / レーシング | FPS / RTS-RPG / MOBA / レーシング |
| 映像モード | 映画 / スポーツ / 標準 | 映画 / スポーツ / 標準 |
| 暗部強調 | ブラックゲイン | ブラックゲイン |
| 照準機能 | あり | あり |
| スピーカー | なし | 2W+2W 内蔵 |
| 入力端子 | HDMI×2、DisplayPort×1 | HDMI×2、DisplayPort×1 |
| 音声出力 | ヘッドホン端子 | ヘッドホン端子 |
| VESA | 75×75mm | 75×75mm |
| チルト | -5°〜+15° | -5°〜+15° |
| 高さ調整 | 非対応 | 非対応 |
| スイーベル | 非対応 | 非対応 |
| ピボット | 非対応 | 非対応 |
| 消費電力 | 33W | 40W |
| 外形寸法 | 542×441×215mm | 542×441×215mm |
| 重量 | 約3.5kg | 約3.5kg |
| 付属品 | スタンド、HDMIケーブル、ACアダプター等 | スタンド、HDMIケーブル、ACアダプター等 |
2モデルの違い
RM‑G245N(180Hzモデル)
- 最大180Hzのゲーミング向けスタンダードモデル
- スピーカー非搭載
- 輝度は280cd/m²
- 消費電力が低く、省電力寄り
- 価格が比較的安い傾向
RM‑G245R(240Hzモデル)
- 最大240Hzの上位ゲーミングモデル
- スピーカー(2W+2W)内蔵
- 輝度300cd/m²でNより明るい
- 消費電力はやや高め
- 競技性の高いゲーム向け
強み・弱み・おすすめユーザー
REGZA RM‑G245N と RM‑G245R はどちらもFast IPSパネルと広色域、HDR10、1ms応答、AdaptiveSyncなど、ゲーミングモニターとして必要な要素をしっかり押さえた構成になっています。両者の決定的な違いはリフレッシュレートとスピーカーの有無で、RM‑G245Nは180Hzでスピーカー非搭載、RM‑G245Rは240Hzでスピーカー内蔵という明確な住み分けがされています。180HzのRM‑G245Nは、一般的なゲーミング用途には十分な滑らかさを持ちつつ、価格と消費電力を抑えたバランス型のモデルで、FPSやアクションゲームを快適に遊びたいライト〜ミドルゲーマーに向いています。一方、RM‑G245Rは240Hzの高リフレッシュレートにより、敵の動きやカメラワークの滑らかさがさらに向上し、競技性の高いFPSやバトロワタイトルでより有利な視認性を得られるため、反応速度や視認性を重視するプレイヤーに適しています。また、スピーカー内蔵のため、外部スピーカーを用意せずにゲームや動画を楽しめる点も利便性の高さにつながっています。
弱みとしては、両モデルともスタンドの調整機能がチルトのみで、高さ調整・スイーベル・ピボットに対応していないため、長時間のプレイや作業で姿勢を最適化したいユーザーにはモニターアームの併用がほぼ必須となる点が挙げられます。また、HDR10対応とはいえ輝度は300cd/m²前後で、本格的なHDR体験を求めるユーザーには物足りない可能性があります。さらに、解像度はフルHDにとどまるため、4KやWQHDの高精細表示を求めるユーザーには向きませんが、その分PC側の要求スペックが低く、ミドルクラスのGPUでも240Hz/180Hzを活かしやすいという利点があります。
総合すると、RM‑G245Nは「コスパ良くゲーミング環境を整えたい」「FPSも遊ぶが240Hzまでは不要」というユーザーに最適で、RM‑G245Rは「FPS・バトロワで少しでも有利になりたい」「240Hzの滑らかさを体感したい」「スピーカーも内蔵していてほしい」というユーザーに向いています。どちらもREGZAブランドらしい映像チューニングが施されており、ゲームだけでなく動画視聴や普段使いにも適した万能型モニターと言えるでしょう。
※セール開催・内容・価格等は、予告なく変更となる場合がございます。正確な情報は、販売ページ上でご確認ください。
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