UGREEN ClipBuds Pro2は、耳をふさがない快適さとAI機能を両立した“使う時間が長い人”向けの一台
オープンイヤー型ワイヤレスイヤホンの選択肢が広がるなかで、音質だけでも、装着感だけでもなく、通話・仕事・移動まで一台でこなしたいというニーズは着実に高まっています。UGREEN ClipBuds Pro2は、そんな今の使い方にしっかり寄り添うモデルです。耳穴をふさがない開放感のある装着スタイルに、LDAC対応の高音質、片耳約6gの軽量設計、4マイク+2VPUによる通話性能、さらに文字起こしや翻訳、会議要約までこなすAI機能を組み合わせ、日常のリスニング機器という枠を少し超えた存在に仕上がっています。この記事では、UGREEN ClipBuds Pro2の特徴やスペック、向いている使い方をステップごとに整理しながら、購入前に押さえたいポイントまで丁寧にまとめます。
結論
UGREEN ClipBuds Pro2は、音楽鑑賞専用の没入型イヤホンというより、周囲の音を把握しながら長時間使いたい人、通話品質を重視したい人、そして会議や移動の多い毎日にAI機能を取り入れたい人に強く刺さるオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンです。LDAC対応やHi-Res Audio認証、11mmデュアルマグネット・チタン複合ドライバーによって、オープンイヤー型としては音質へのこだわりも十分。一方で、構造上の遮音性はなく、低音の密度や没入感ではカナル型に譲るため、どんな人にも万能というタイプではありません。とはいえ、快適さ・通話・仕事効率・バッテリー持ちまで含めた総合力で見ると、ClipBuds Pro2は“ながら使い”時代のワイヤレスイヤホンとして完成度の高い一台です。
UGREEN ClipBuds Pro 2のメリットとデメリット
メリット
- 耳をふさがないオープンイヤー型で、通勤やオフィスでも周囲の音を確認しやすい
- 片耳約6gの軽量設計で、長時間装着でも圧迫感が出にくい
- 11mmデュアルマグネット・チタン複合ドライバーとLDAC対応で、オープンイヤー型としては音質志向が強い
- Hi-Res Audio認証に対応し、音の情報量や広がり感を楽しみやすい
- 4マイク+2VPUとAIノイズ低減により、通話用途に強い
- 最大約46時間のロングバッテリーで、出張や長時間利用にも向く
- 10分充電で約3時間再生できる急速充電が便利
- 左右自動認識に対応し、左右を気にせず装着できる
- マルチポイント対応で、スマートフォンとPCの併用がしやすい
- 録音、文字起こし、翻訳、会議要約などAI機能が充実している
- Wide-Area Tap Controlで、タップ操作がしやすい
- IP56対応で、汗や小雨が気になるシーンでも使いやすい
デメリット
- オープンイヤー型のため、遮音性はほぼ期待できない
- 騒がしい場所では外音の影響を受けやすく、音楽への没入感は下がりやすい
- 構造上、低音の圧や密閉感はカナル型に及びにくい
- 静かな場所で音量を上げると音漏れに注意が必要
- iPhoneではLDACが使えず、AAC接続になる
- AI機能の活用にはアプリ連携やネット接続が前提になる機能がある
- LDAC利用時はバッテリー消費や接続安定性に影響が出る可能性がある
- LDAC有効時はデュアルデバイス接続を同時に使えない
- 充電ケースはIP56対象外で、防水仕様ではない
- 静かな室内で音質だけを最優先する人には、価格に対して方向性が異なる可能性がある
UGREEN ClipBuds Pro2の概要
UGREEN ClipBuds Pro2は、耳穴に挿入しないイヤーカフ型のオープンイヤー設計を採用した完全ワイヤレスイヤホンです。片耳約6gの軽量ボディと0.5mmメモリーチタンCブリッジにより、長時間でも使いやすい快適性を追求しながら、11mmデュアルマグネット・チタン複合ドライバー、LDAC、Hi-Res Audio、空間オーディオ、Dynamic Bassといった音質面の強化も図られています。さらに4マイク+2VPUとAIノイズ低減による通話性能、録音・文字起こし・翻訳・会議要約を支えるAI機能、最大約46時間再生、Bluetooth 6.1、マルチポイント、左右自動認識など、仕事から日常まで幅広くカバーする多機能モデルです。
UGREEN ClipBuds Pro2の特徴
音質
- 11mmデュアルマグネット・チタン複合ドライバー:オープンイヤー型ながら、低域の厚みと中高域の見通しを両立しやすい構成です。音の輪郭を曖昧にしにくく、ボーカルや会話音声も把握しやすい方向のチューニングが期待できます。
- LDAC対応:高ビットレート伝送に対応し、対応するAndroid端末などと組み合わせることで、より情報量の多いワイヤレス再生を狙えます。オープンイヤー型でも音質への妥協を抑えたい人には大きな魅力です。
- Hi-Res Audio対応:高音質訴求を支える認証要素として、ワイヤレスでも細かなニュアンスまで表現しやすい設計です。カジュアル寄りのオープンイヤー型に対して、一段上の音づくりを目指した姿勢が見えます。
- 空間オーディオ対応:音の広がりや立体感を楽しめる機能で、動画視聴やライブ音源、映画などで包み込まれるような感覚を得やすくなります。
- Dynamic Bass対応:オープンイヤー型で弱点になりやすい低音感を補いやすい機能です。密閉型のような重低音とは別物ですが、軽やかすぎる印象を避けたい人には相性がよいポイントです。
- グラミー受賞者との共同チューニング:自然なバランス、表情のあるリズム、細部の再現性を重視した音づくりが特徴です。派手さ一辺倒ではなく、長く聴いて疲れにくい方向の仕上がりが期待できます。
- 音漏れを抑えやすい指向性オーディオ設計:音を耳方向へ届けやすくすることで、開放型でありながら無駄な音漏れを抑える工夫が施されています。共有空間で使いやすさを底上げする要素です。
通話性能
- 4マイク+2VPU構成:左右合計で4基の音響マイクと2基のVPUを搭載し、声と周囲のノイズをより分離しやすい仕組みです。単なるマイク数の多さではなく、話者の声を拾う精度に重点が置かれています。
- AIノイズ低減:オフィスの雑音や交通音、街中のざわつきなどがある環境でも、自分の声を相手に伝えやすくする設計です。会議や通話の実用性に直結する強みと言えます。
- 骨伝導ベースの声検出:VPUが話者の振動を捉え、空気中の音だけでは拾いにくい声成分を補助します。風や周囲の騒音に埋もれにくい通話品質を目指した仕様です。
- 風切り音対策:時速25km相当の風環境への配慮がうたわれており、屋外移動中の通話にも向いています。外での使用が多い人ほど恩恵を感じやすい部分です。
- 周囲の音を聞きながら通話しやすい設計:耳をふさがないため、自分の声量や周囲の状況を把握しながら会話しやすいのもオープンイヤー型ならではの魅力です。
装着感とデザイン
- オープンイヤーのイヤーカフ型:耳の穴を密閉しないため、閉塞感が少なく、装着したまま周囲の状況を把握しやすい構造です。長時間利用との相性がとても良いタイプです。
- 片耳約6gの軽量設計:耳への負担を抑えやすく、装着していることを忘れやすい軽さが魅力です。通勤、テレワーク、散歩など幅広いシーンで使いやすさにつながります。
- 0.5mmメモリーチタンCブリッジ:しなやかに耳の形へ沿いつつ、圧力を分散して安定感を高める構造です。軽快さとホールド感の両立に寄与しています。
- 10,000回以上の屈曲試験:繰り返しの装着や取り外しを想定した耐久面への配慮が見られます。毎日ラフに使いたい人にとって安心材料になります。
- ソフトタッチ仕上げ:肌当たりや質感にも配慮された外装で、長時間触れる製品としての快適性を高めています。
- 左右自動認識:ジャイロセンサーで左右を自動判別するため、装着時にL/Rを気にする必要がありません。慌ただしい朝や移動中でも扱いやすい機能です。
AI機能
- 録音機能:会話や会議の内容を記録しやすく、後から内容を振り返りたい場面で役立ちます。イヤホンが単なる再生機器にとどまらない理由のひとつです。
- 文字起こし対応:音声をテキスト化できるため、メモを取りきれない場面や議事録のたたき台作成に向いています。
- 対話翻訳:2言語間の会話をその場で補助でき、出張や旅行、海外とのやり取りで活躍しやすい機能です。
- 同時通訳:翻訳内容をイヤホンから聞けるため、会話を妨げにくく、相手との自然なコミュニケーションを助けます。
- AI会議要約:会議の要点やアクション項目の整理を効率化しやすく、ビジネス用途との相性が高いです。
- オンライン最大131言語対応:多言語環境での汎用性が高く、幅広い言語ニーズに対応しやすい設計です。
- オフライン11言語対応:あらかじめ言語パックを用意しておくことで、ネット環境に頼れない場面でも一定の翻訳補助を受けられます。
バッテリーと接続性
- 最大約10時間の単体再生:イヤホン単体でも十分長く使えるため、日中の利用ならケースを開かずに済む場面も多くなります。
- ケース込み最大約46時間再生:通勤通学はもちろん、出張や旅行でも充電頻度を下げやすいのが大きな魅力です。
- 10分充電で約3時間再生:出発前の短時間充電でも実用に乗りやすく、うっかり充電し忘れた日の救済力が高いです。
- Bluetooth 6.1対応:新しい世代の無線接続に対応し、安定性や省電力性への期待が持てます。
- マルチポイント対応:スマートフォンとPCを同時接続しやすく、Web会議から着信応答まで流れを止めにくい設計です。
- LDACとマルチポイントの排他仕様:高音質重視のLDAC利用時は、デュアルデバイス接続を同時に使えません。音質優先か利便性優先かで使い分ける前提になります。
- 有効通信距離約10m:一般的なBluetoothイヤホンとして標準的なレンジで、室内利用では十分な範囲です。
操作性とアプリ機能
- Wide-Area Tap Control:広いタッチ領域を使えるため、狙いを外しにくく、移動中でも操作しやすい仕様です。
- タップ感度調整:誤操作が気になる人も、自分の使い方に合わせて感度を調整しやすくなっています。
- EQカスタマイズ:8種のプリセットEQと3つのカスタムEQを用意し、音の好みに合わせて追い込みやすいのが強みです。
- カスタムEQの調整幅:62Hz〜16kHz、-6〜+6dBの範囲で設定でき、オープンイヤー型ながら音作りの自由度は高めです。
- Bass Mode・Spatial Audio・Game Mode対応:音楽、動画、ゲームなど用途に応じてキャラクターを切り替えやすく、単調な使い味になりにくい仕様です。
- Find My Earbuds:アプリ接続中かつケース外であれば、イヤホンを探しやすい機能が用意されています。
- 装着検知対応:装着状態を検知できるため、実用面の気配りも感じられます。
- 聴覚保護通知:長時間利用や音量管理への配慮があり、日常的に使う人ほどありがたい機能です。
耐久性と使い勝手
- IP56防塵防水:汗や雨、粉じんのある環境に配慮された仕様で、通勤や軽い運動、外出時にも使いやすいです。
- ケースは防水対象外:イヤホン本体はタフでも、ケースの扱いには注意が必要です。バッグ内での水濡れ対策はしておきたいところです。
- 使用温度0℃〜45℃:一般的な日常利用には十分ですが、真夏の車内放置や極端な寒暖差には注意したい設計です。
- 5V/1A充電対応:標準的なUSB充電環境で扱いやすく、普段使いしやすい仕様です。
UGREEN ClipBuds Pro2のスペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | UGREEN ClipBuds Pro2 |
| 型番 | WS223 |
| タイプ | 完全ワイヤレスイヤホン |
| 装着方式 | オープンイヤー型/イヤーカフ型/クリップオン型 |
| デザイン | Open-Ear Clip-On |
| ドライバー | 11mmデュアルマグネット・チタン複合ドライバー |
| 振動板 | チタン複合振動板 |
| 再生帯域表現 | 40kHzを超える広帯域再生対応 |
| 音質認証 | Hi-Res Audio Wireless対応 |
| 対応コーデック | LDAC、AAC |
| 音響機能 | Spatial Audio、Dynamic Bass、Bass Mode、EQ調整 |
| ノイズコントロール | なし |
| 通話用マイク構成 | 4マイク+2VPU |
| 通話技術 | AIノイズ低減、骨伝導ベース音声検出 |
| 風切り音対策 | 時速25km相当の風環境に配慮 |
| 騒音環境対応目安 | 最大約75dBAの周囲騒音環境に配慮 |
| 重量 | 片耳約6g |
| 本体質量 | 約216g |
| ブリッジ構造 | 0.5mmメモリーチタンCブリッジ |
| 耐久試験 | 10,000回以上の屈曲試験 |
| Bluetoothバージョン | Bluetooth 6.1 |
| 通信距離 | 約10m |
| マルチポイント | 対応 |
| LDACとマルチポイントの併用 | 不可 |
| 左右自動認識 | 対応 |
| 片耳使用 | 対応 |
| 操作方式 | Wide-Area Tap Control |
| タップ感度調整 | 対応 |
| 装着検知 | 対応 |
| EQプリセット | 8種 |
| EQプリセット内容 | Classic、Jazz、Pop、Electronic、Classical、Rock、Bass Boost、Treble Boost |
| カスタムEQ | 3プロファイル |
| カスタムEQ調整範囲 | 62Hz〜16kHz、-6〜+6dB |
| ゲームモード | 対応 |
| イヤホン単体再生時間 | 最大約10時間 |
| ケース込み再生時間 | 最大約46時間 |
| 急速充電 | 10分充電で約3時間再生 |
| 充電端子 | USB Type-C |
| ケース充電条件 | 標準5V/1A充電、5V〜20V・1A以上の充電器に対応 |
| 防塵防水性能 | IP56 |
| 防塵防水対象 | イヤホン本体のみ |
| AI機能 | 録音、文字起こし、翻訳、対話翻訳、同時通訳、AI会議要約 |
| オンライン翻訳言語数 | 最大131言語 |
| オフライン翻訳言語数 | 11言語 |
| AI機能対応OS | Android 9.0以降、iOS 15.1以降 |
| アプリ対応OS | Android 8.0以降、iOS 15.1以降 |
| 対応アプリ | UGREEN Audio / UgreenAudio App |
| カラー | ブラック系 |
| 参考価格 | 15,980円(税込) |
| 販売先 | Amazon公式ストア、楽天公式ショップ |
| 付属品 | USB-Cケーブル、イヤホン本体、取扱説明書 |
| 使用温度 | 0℃〜45℃ |
| インピーダンス | 16Ω |
UGREEN ClipBuds Pro2の総合評価とレビュー
UGREEN ClipBuds Pro2の魅力は、単純に「耳をふさがないワイヤレスイヤホン」という一言では片づけられません。実際には、オープンイヤー型の快適さを軸にしながら、音質、通話、AI機能、バッテリー、装着性、日常の扱いやすさまでをひとつに束ねた、かなり現代的な設計思想の製品です。特に印象的なのは、このモデルが“音楽を聴く道具”でありながら、“一日を通してつけ続けるための道具”として作られていることです。
まず装着スタイルについてですが、ClipBuds Pro2はイヤーカフ型のオープンイヤー設計を採用しています。カナル型のように耳穴を密閉しないため、圧迫感や蒸れ、長時間装着時の疲れを抑えやすいのが大きな強みです。片耳約6gという軽さも効いていて、通勤時に少し使うだけでなく、在宅ワーク中、オフィスでの業務中、散歩や軽い外出中まで、日常のかなり長い時間をカバーしやすい印象があります。耳に何かを“押し込む”感覚が苦手な人には、この時点でもう相当大きな魅力があります。0.5mmのメモリーチタンCブリッジで圧力を分散する設計も理にかなっていて、見た目の軽やかさだけでなく、長くつけ続けることを前提にきちんと組まれていることがわかります。
一方で、オープンイヤー型である以上、遮音性の低さは避けられません。ここは長所と短所がはっきり表裏一体です。通勤中にアナウンスが聞こえる、オフィスで声をかけられても気づきやすい、屋外でも周囲の状況がつかみやすいという安心感は確かにあります。ただそのぶん、騒がしい電車内や車通りの多い屋外では、どうしても再生音が外音に負けやすくなります。静かな場所ではとても快適ですが、音楽に深く没入したい人や、雑音を遮断して集中したい人にとっては、そもそもの方向性が少し違います。ここを理解せずに選ぶと期待とズレが出やすいので、ClipBuds Pro2は“没入型イヤホンの代替”ではなく、“周囲とつながったまま使う高機能イヤホン”として見たほうが満足しやすいです。
音質面は、オープンイヤー型としてかなり頑張っている部類です。11mmデュアルマグネット・チタン複合ドライバー、LDAC対応、Hi-Res Audio、Spatial Audio、Dynamic Bassと、スペック上の訴求はしっかりしています。オープンイヤー型は構造上どうしても低音の量感や密度が弱くなりがちですが、本機はそこを理解したうえで、低音を補う設計や音の広がりを活かす方向へ舵を切っているのが見えてきます。特に、長時間聴いても疲れにくい自然な鳴り方と、ボーカルや会話の聞き取りやすさを両立しようとしている印象が強く、派手な誇張よりも実用の良さが前に出ています。高音質なワイヤレス再生を楽しみたい人にとって、LDAC対応はやはり大きなポイントで、オープンイヤー型でも音質に妥協したくない人には十分魅力的です。
ただし、ここでも前提条件があります。iPhoneではLDACが使えずAAC接続になるため、この製品の高音質面を最大限に引き出しやすいのは、LDAC対応のAndroid端末や対応プレーヤーを使う人です。iPhoneユーザーでも普通に使えますし、音が悪いという話ではまったくありませんが、「LDAC対応だから買う」という場合は、自分の再生環境との相性を必ず確認したいところです。さらに、LDAC有効時はデュアルデバイス接続が使えない仕様なので、音質優先と利便性優先のどちらを重く見るかで運用も変わってきます。このあたりは上級者には納得しやすい仕様ですが、購入前に把握しておくほど満足度は上がります。
通話性能については、本機の大きな強みのひとつです。4マイク+2VPUの構成は、最近の通話強化型イヤホンらしい方向性ですが、ClipBuds Pro2はここにオープンイヤー型らしい使いやすさも加わります。自分の声量を自然に把握しやすく、周囲の様子も聞きながら通話できるため、テレワーク、移動中の通話、外出先のちょっとしたオンライン会議などと相性がいいです。骨伝導ベースのVPUで話者の声を検出し、AIノイズ低減で周囲の雑音を抑えるアプローチは理にかなっていて、単に“マイクが多い”よりもずっと実用寄りです。音楽鑑賞メインの人にとっては目立ちにくいポイントですが、毎日の使い勝手という意味では、むしろ音質以上に満足度を左右する部分かもしれません。
そして、ClipBuds Pro2を他のオープンイヤー型と少し違う存在にしているのがAI機能です。録音、文字起こし、翻訳、同時通訳、会議要約まで対応する構成は、いまのイヤホン市場でもかなり個性があります。もちろん、AI機能は実際の精度やアプリの完成度、ネット環境、言語の組み合わせによって印象が変わりやすく、現時点では万能と断言しにくい領域でもあります。ただ、それでも「仕事道具としてのイヤホン」という位置づけをはっきり示しているのは面白く、音楽を聴くだけでなく、会話を残す、要点を整理する、外国語コミュニケーションを補助する、といった役割まで担わせたい人には刺さるはずです。とくに出張の多い人、国際会議やオンラインミーティングが多い人、議事録づくりに時間を取られがちな人にとっては、単なるおまけ機能では終わらない可能性があります。
バッテリーまわりも優秀です。イヤホン単体で最大約10時間、ケース込みで最大約46時間というのは、オープンイヤー型として見ても安心感のある数字です。毎日の通勤通学程度なら数日単位で気持ちよく使えますし、出張でも充電回数を抑えやすいのはかなり助かります。10分充電で約3時間使える急速充電も、日々のうっかりに強い仕様です。この手の製品は、結局のところ“使いたいときに残量があるか”が満足度を左右するので、ここがしっかりしているのは素直に評価できます。
価格については、1万円台半ばの設定をどう見るかがポイントになります。単純に“耳をふさがないイヤホン”だけを求めるなら、もっと安い選択肢は確かにあります。ただ、ClipBuds Pro2は、装着性、音質、通話、AI機能、長時間バッテリー、マルチポイント、左右自動認識、アプリ機能までをまとめて考えると、単なる廉価オープンイヤー機とは明確に立ち位置が違います。特に、通話や仕事効率まで重視する人には、価格以上の価値を感じやすいはずです。逆に、通話もAIもあまり使わず、純粋に音楽だけを最優先する人なら、カナル型や別方向の高音質機に予算を振ったほうが幸せになれる可能性はあります。
総合的に見ると、UGREEN ClipBuds Pro2は、“音を閉じこめるイヤホン”ではなく、“生活と仕事の流れを止めないイヤホン”として非常に完成度が高い一台です。耳をふさがない快適さをベースにしながら、音質も妥協しすぎず、通話性能は実用的で、AIまで備える。この多面性がいちばんの強みです。逆に言えば、静かな部屋で音楽に没頭するための最適解ではありません。しかし、通勤、業務、移動、会話、会議、作業BGMと、ひとつのイヤホンを長く使い続けたい人にとっては、かなり魅力的な選択肢です。ながら聴きの快適さに、仕事道具としての価値を加えたモデルとして、ClipBuds Pro2は今の時代にとても合った製品だと感じます。
おすすめな人
- 耳をふさがない快適なワイヤレスイヤホンを探している人
- 通勤やオフィスで周囲の音を聞きながら使いたい人
- 長時間装着しても疲れにくいモデルを重視する人
- Web会議や通話の頻度が高い人
- 録音、文字起こし、翻訳、会議要約などAI機能を活用したい人
- スマートフォンとPCの2台使いをしたい人
- オープンイヤー型でも音質にしっかりこだわりたい人
- 出張や外出が多く、バッテリー持ちを重視する人
- 左右を気にせずサッと装着したい人
おすすめしにくい人
- 電車内や雑踏で周囲の音をしっかり遮断したい人
- 重低音の圧や密閉感を最優先する人
- 静かな環境で音楽への没入感だけを強く求める人
- AI機能や通話性能より、純粋なリスニング特化を求める人
- iPhoneでLDACを前提に考えている人
- できるだけ安価なオープンイヤー型を探している人
よくある質問
- QUGREEN ClipBuds Pro2はどんなイヤホンですか
- A
耳穴に挿入しないオープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンです。軽量なイヤーカフ型デザインに、高音質再生、通話強化、AI翻訳や文字起こしなどの機能を組み合わせた多機能モデルです。
- QUGREEN ClipBuds Pro2はLDACに対応していますか
- A
対応しています。対応端末と組み合わせることで、高音質なワイヤレス再生を狙えます。ただしiPhoneはLDAC非対応のためAAC接続になります。
- QUGREEN ClipBuds Pro2はiPhoneでも使えますか
- A
使えます。音楽再生や通話、アプリ連携にも対応しますが、LDACは利用できません。AI機能を使う場合はiOS 15.1以降が必要です。
- QUGREEN ClipBuds Pro2の防水性能はどのくらいですか
- A
イヤホン本体はIP56対応です。汗や雨への配慮があるため、日常使いや軽い運動には向きます。ただし充電ケースは防水対象外です。
- QUGREEN ClipBuds Pro2は通話に強いですか
- A
強いです。4マイク+2VPUとAIノイズ低減により、周囲が騒がしい場所や風のある環境でも、声を届けやすい仕様です。
- QUGREEN ClipBuds Pro2の再生時間はどれくらいですか
- A
イヤホン単体で最大約10時間、充電ケース併用で最大約46時間です。さらに10分充電で約3時間使える急速充電にも対応しています。
- QUGREEN ClipBuds Pro2は左右を区別して装着する必要がありますか
- A
必要ありません。ジャイロセンサーによる左右自動認識に対応しているため、どちらの耳に装着しても自動で判別されます。
- QUGREEN ClipBuds Pro2はマルチポイントに対応していますか
- A
対応しています。スマートフォンとPCなど2台の機器を同時接続できます。ただしLDAC有効時はデュアルデバイス接続を併用できません。
- QUGREEN ClipBuds Pro2のAI機能には何がありますか
- A
録音、文字起こし、翻訳、対話翻訳、同時通訳、AI会議要約などに対応しています。オンラインでは最大131言語、オフラインでは11言語に対応します。
- QUGREEN ClipBuds Pro2はどんな使い方に向いていますか
- A
通勤、テレワーク、オンライン会議、散歩、軽い運動、出張、海外とのコミュニケーション補助など、周囲の音を把握しながら長時間使いたいシーンに向いています。
まとめ
UGREEN ClipBuds Pro2は、耳をふさがない快適さをベースに、LDAC対応の音質、4マイク+2VPUによる通話性能、AI翻訳や文字起こし、最大約46時間の長時間バッテリーまで盛り込んだ、かなり欲張りなオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンです。遮音性や没入感ではカナル型に及ばないものの、その代わりに得られる開放感、日常との両立しやすさ、仕事道具としての便利さは非常に大きな魅力です。音楽だけでなく、通話や会議、移動まで一台でカバーしたい人にとって、UGREEN ClipBuds Pro2はかなり有力な候補になるでしょう。オープンイヤー型の次の一台を探しているなら、しっかりチェックしておきたいモデルです。
※セール開催・内容・価格等は、予告なく変更となる場合がございます。正確な情報は、販売ページ上でご確認ください。

