XREALは、フラッグシップARグラス「XREAL 1 Pro+」を11月10日に発売する。価格は84,980円。
なお、先行予約期間中には、別売りの「XREAL Eye」がセットになった「XREAL 1 Pro+ & XREAL Eye バンドルセット」を先行予約期間中限定特別価格の91,960円で提供する。
XREAL 1 Pro+発売。最大1,200nitsと60fpsの3D変換に対応した最新ARグラス
XREALの最新フラッグシップARグラス「XREAL 1 Pro+」は、最大1,200nitsの高輝度ディスプレイとAI HDR、60fps対応のリアルタイム2D→3D変換を搭載したモデルだ。前モデル「XREAL One Pro」の基本設計を受け継ぎながら、明るい場所での見やすさ、映像の立体感、装着時の安定性を高めている。日本では2026年11月10日に発売予定で、単体価格は84,980円(税込)である。
製品概要
「XREAL 1 Pro+」は、スマートフォンやパソコン、ゲーム機などとUSB-Cで接続して映像を楽しむメガネ型のARグラスだ。独自の空間コンピューティングチップ「X1」を搭載し、グラス単体でネイティブ3DoF空間トラッキングを行える。画面の位置を視界内に保ったり、空間に固定したりしながら、映画鑑賞やゲーム、PC作業に活用できる。
本機の特徴は、単純な大画面表示にとどまらない点にある。高輝度化とAI HDRで映像の見やすさを高め、2D映像をリアルタイムで3Dに変換し、3段階の電気調光レンズで周囲の明るさにも対応する。装着検知による自動画面オフや、フィット感を見直したノーズパッドも備え、移動中や長時間の利用を意識した設計となっている。
XREAL 1 Pro+の主な特徴
最大1,200nitsの高輝度とAI HDR
ディスプレイのピーク輝度は最大1,200nits。前モデルから輝度を高め、明るい室内や移動中でも映像を見やすくすることを狙っている。さらに、8-bitトーンマッピングを用いるAI HDRを搭載し、明るい部分の白飛びや暗部の黒つぶれを抑えながら、映像の明暗を表現する。
表示モードは「標準」「映画」「読書」の3種類。映像鑑賞やテキスト閲覧など、用途に合わせて色温度、ガンマ、輝度のバランスを切り替えられる。表示するコンテンツに応じた見え方を選びやすいのもポイントだ。
2D映像を60fpsでリアルタイム3D変換
通常の2D動画やゲーム映像を立体的な3D空間映像へ変換する機能を搭載する。XREALの発表では、前モデルの30fpsから60fpsに対応フレームレートが引き上げられた。映像に合わせて立体感を楽しめるうえ、変換処理はグラス側で行い、追加ソフトウェアやアクセサリーを必要としない。
なお、3D変換時のフレームレートと、ディスプレイ自体のリフレッシュレートは別の仕様だ。ディスプレイは最大120Hzに対応し、2D→3D変換機能は60fps対応となる。
X1チップによる空間画面表示とXREAL Eye対応
独自開発の「X1」チップを搭載し、グラス単体でネイティブ3DoF空間トラッキングに対応する。頭の向きに合わせて画面を追従させたり、視線の先に画面を固定したりできる。公式製品ページでは、X1による映像処理の遅延を3msと案内している。
別売りの「XREAL Eye」を接続すると、6DoF空間トラッキングに拡張できる。先行予約期間中はEyeとのセットも用意されており、単体での利用より空間内での位置・動きを活用した使い方を求める人に向く。
3段階の電気調光レンズ
レンズにはエレクトロクロミック方式の電気調光機能を搭載。透過率を3段階で切り替えられるため、周囲の明るさや映像への没入感に合わせて視界を調整できる。着脱式のシェードを使わずに調光できる仕様だ。
新設計ノーズパッドで装着時の安定性を向上
新設計のエルゴノミックノーズパッドは、鼻梁にかかる圧力を分散し、ホールド感を高めることを目指したもの。長時間の装着でもグラスの位置がずれにくく、映像を見るためのアイボックスを保ちやすい設計とされている。テンプルの角度も調整でき、顔や頭の形に合わせてフィット感を整えられる。
Micro-OLEDと57度の視野角
ディスプレイには、ソニー製0.55インチMicro-OLED「ECX348」を採用。片眼あたり1,920×1,080ピクセルの解像度で、両眼の3D表示では3,840×1,080ピクセルとなる。視野角は57度、画素密度は39PPD。工場出荷時に個別キャリブレーションを行い、色精度はΔE<3としている。
オープンイヤー型スピーカーと装着検知
音響面ではオープンイヤー型のデュアルスピーカーを内蔵し、耳をふさがずに音を聞ける。マイクは指向性の4基アレイで、通話などでの音声入力に対応する。また、静電容量方式の装着検知センサーにより、グラスを外すと画面を自動でオフにし、装着すると復帰する。省電力とディスプレイの焼き付き防止を意識した機能だ。
スペック一覧
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 製品名 | XREAL 1 Pro+(エックスリアル ワン プロ プラス) |
| 製品カテゴリー | ARグラス/メガネ型ディスプレイ |
| ディスプレイ | Sony 0.55インチ Micro-OLED(ECX348) |
| 解像度 | 片眼:1,920×1,080ピクセル/デュアル3D:3,840×1,080ピクセル |
| 最大輝度 | 最大1,200nits(ピーク時)/3DoF空間固定時375nits |
| リフレッシュレート | 最大120Hz |
| 視野角(FOV) | 57度 |
| 画素密度 | 39PPD |
| 色精度 | 工場出荷時個別キャリブレーション、ΔE<3 |
| HDR・画質補正 | AI HDR、8-bitトーンマッピング |
| 表示モード | 標準、映画、読書 |
| 空間コンピューティングチップ | XREAL独自開発「X1」 |
| 空間トラッキング | グラス単体でネイティブ3DoF対応 |
| 6DoF対応 | 別売りのXREAL Eye接続時に対応 |
| 2D→3D変換 | リアルタイム変換、最大60fps |
| レンズ調光 | 3段階グローバル・エレクトロクロミック(電気調光) |
| オーディオ | オープンイヤー型デュアルスピーカー |
| マイク | 指向性4-Micアレイ |
| 装着検知 | 静電容量方式。オートスリープ/装着時復帰に対応 |
| ノーズパッド | 新設計エルゴノミックノーズパッド |
| 瞳孔間距離(IPD) | M・Lの2サイズ展開。公式発表では63mm/69mmのデュアルIPD設計(±6mm適応)。AV Watch・価格.comのサイズ表記はM:57~66mm、L:66~75mm |
| 接続方式 | USB Type-C(DisplayPort Alt Mode映像入力) |
| 対応機器 | USB-C DP映像出力対応スマートフォン、iPad、Mac、Windows PC、携帯型ゲーム機など。対応状況は機器によって異なる |
| 本体重量 | 約82~84g |
| XREAL Eyeセット価格 | 91,960円(税込、先行予約期間限定) |
| 販売日 | 2026年11月10日より順次発売・出荷 |
| 価格 | 84,980円(税込) |


