オーディオテクニカ【ATH-AWKG】希少木材「黒柿」を使用したヘッドホン

オーディオテクニカは、希少木材「黒柿」を使用したヘッドホン【ATH-AWKG】を、12月8日より先行販売する。

ハウジングに希少木材「黒柿」を使用したヘッドホン。「黒柿」は、樹種ではなく、柿の木の中で内部に黒い紋様が現れたものを「黒柿」と呼称している。100年以上経った古木でしか見つかっておらず、また、乾燥作業はとても難しく、専門知識とともに長年培ってきた高い技術が必要とする。そのため、生産量が極めて少ない。

また、「黒柿」から作られたハウジングは、天然でほかにない墨絵のような模様を持つだけでなく、すぐれた音響特性を備えており、きわめてクリアな音色を実現。専門の職人による手作業の漆仕上げは、木材の美しさをさらに引き立て、時間とともにさらに深まるという。

53mm径ドライバーを備え、高磁束密度のドイツ製パーメンジュール磁気回路を採用し、広い音場で精密な音を奏でるという。各ユニット内の、軽量ながら耐久性のあるチタニウムフランジと6N-OFC(高純度無酸素銅)ボイスコイルにより、確かな振動板の動きを引き出し、入力されたオーディオ信号に対し正確なレスポンスを実現。

また、オーディオテクニカ独自のD.A.D.S.(ダブルエアーダンピングシステム)構造により、音響室内に大きさの異なる2つの空間を設け、空気のバネを有効活用し、伸びやかな低音を再現することができる。

さらに、アームには軽量かつ剛性の高いマグネシウム合金を採用。最適なアームの取り付け角度で設計したハウジングとイヤパッドにより、装着感を向上させている。音漏れも軽減し、密閉性を高まることで、あらゆる音を聴くことができます。加えて、装着時の快適さを向上させるため、しなやかな肌触りで耐久性のあるシープスキン(羊革)イヤパッドとヘッドバンドを採用。

ヘッドホンにはA2DCコネクターを採用。2本付属した3.0m着脱式の布製ケーブルと確実に接続できます。6.3mm径金メッキステレオ標準プラグが付いたケーブルは、一般的なオーディオ機器用に。XLR-Mコネクター(4ピン)が付いたケーブルは、新世代のHiFi機器などに。XLR-Mコネクター接続では、高いチャンネル分解能により、リスニング体験をさらに向上させるとする。

ケーブル以外にも、黒柿木で精巧にデザインされた木製収納ケースが付属される。

型式が密閉ダイナミック型、ドライバーが53mm径、出力音圧レベルが102dB/mW、再生周波数帯域が5～45000Hz、最大入力が2000mW、インピーダンスが48Ω。

重量は約380g(ケーブル除く)。6.3mm径の金メッキステレオ標準プラグのケーブル(3m)と、XLR-Mコネクター4ピンのバランスケーブル(3m)の2種類が付属する。

直販価格は605,000円。