エミライは、FIIO Electronicsより、イントラコンカ型イヤホン「FF1」のカラーバリエーションモデル【FF1 Silver】を、11月10日に発売する。
カナル型が主流となった今日において、イントラコンカ型イヤホンの新たな可能性を問うべくFIIOのイヤホン開発のノウハウを注ぎ込んだFFシリーズのエントリーモデル。大口径14.2mmベリリウムコーディングダイナミックドライバーや、低域増強のための音響抵抗管の採用など、上位モデル「FF5」、「FF3」で採用されたテクノロジーを踏襲し、重厚な低音と開放感溢れる中高域を表現した。16.2mmに小型化したシェル直径と、片側3.2gの軽量さにより長時間使用でも快適に使用可能で、音楽鑑賞、映像視聴、ゲーム、ワークアウト用途など、様々な使用シーンに使用できる。
大口径14.2mmダイナミックドライバーを搭載。上位モデルに使用されている素材を使用しながら、新たな音響設計と組み合わせ、FFシリーズの第2世代ダイナミックドライバーとして生み出された。低域の再生限界は更に伸び、強靭な低音と開放感溢れる中高域を表現したとのこと。
クラスを超えた高音質を提供するために、高剛性・軽量・高ダンピング性能を持たせたベリリウムコーティングを採用し、ダイヤフラムの動きをよりスムーズにするためにFF1専用設計の特殊なポリウレタン製ガスケットを採用した。重厚な低域再生、甘美な中域とボーカル再現を実現し、臨場感あふれる音楽再生を可能にしたとする。
イヤーステム上部から後方に向かって細長い音響抵抗管を設置。筐体デザインに溶け込むように格納された音響抵抗管は、外観デザインだけでなく、イヤホン内部の空気の流れをスムーズに流れるようにした。これにより、イヤホン本体の共振を抑制し低音の損失を抑えることで、より深く、より純度の高い上質な低域再生を実現したとのこと。
また、オープン装着した実使用時の再生能力を表す有効周波数帯域の下限が38Hzとなっており、音楽に包み込まれるような感覚を得ることができるとする。
独自形状の0.78mm 2ピンコネクター着脱式ケーブル(約120cm)を採用。左コネクターには、左右チャンネルを区別できる触覚インジケーター付き。ケーブルにはインライン・コントロール付きマイクが備わっているため、通話やオンライン会議、ゲーミングなどでも利用できる。なお、コネクターが独自形状となっているため、市販の0.78mm 2ピンコネクターと互換性はない。
より快適な装着感を実現するため、耳と接触するイヤホン・シェルの直径を16.5mmから16.2mmに小径化した。さらに、重量はイヤホン単体わずか3.2g(片側)で耳への負担が小さく、長時間装着しても快適とする。
価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5,390円前後。
形式 | イントラコンカ型イヤホン |
ドライバー | 14.2mmダイナミックドライバー×1基 |
周波数特性 | 20Hz~20kHz |
インピーダンス | 45Ω@1kHz |
感度 | 106dB/mW(@1kHz) |
ケーブル素材 | 無酸素銅 |
ケーブル長 | 約120cm |
重量(片側) | 約3.2g(ケーブルを除く) |
プラグ | 独自形状0.78mm 2ピン / 3.5mmシングルエンド |
付属品 | 着脱式ケーブル x1 スポンジカバー:ボーカル重視(穴無し)/ 高域重視(穴空き) 各3ペア シリコンリング:Mサイズ / Lサイズ 各1ペア シリコンウイングフック(ブラック) x1ペア USB Type-C→3.5mmメス変換アダプター x1 クイックスタートガイド x1 |
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