IC-CONNECTは、Astrotecから、上位モデルの技術を惜しみなく投入したエントリーモデル【GX70PLUS】を、2月22日より発売する。
「GX70」の後継機。GXシリーズの特徴であるハウジングにクリスタルカットは、そのままに航空グレードのアルミを採用し、5軸CNC加工で、削り出した。妥協しないエントリーモデルを目標に、新しいダイナミックドライバーの開発、筐体内部の音の調整、ドライバーにマッチするケーブルの研究、テストを繰り返してきた。特に、ミドルクラスの「AM850Mk2」のドライバーで得た技術を採用し、コストパフォーマンスの高い最新のドライバーや、筐体内部の作り込みをしている。また、筐体の形状も「GX70」からの情報の蓄積を元に、問題点を改善しサウンドの向上と、装着感を大きく向上させてブラッシュアップした。
10mmの新開発のダイナミックドライバーには、反応の良いCCAWをコイルに採用、薄く柔らかく張りのあるLCP(液晶ポリマー)を採用。また、ドライバーの駆動力となるマグネットには、希土類永久磁石ネオジム鉄ボロン(NdFeB)というレアアースを原料とした、高磁力のマグネットを採用し、レスポンスの良いパワフルな駆動力を実現した。深く量感のある心地よい低域と、滑らかでクリアな高域、前に出すぎることの無い程よい距離感のボーカルが中域を支配しており、男性、女性ボーカルのそれぞれの良さを引き出しており、クリーンでタイトな、うねりのある中にナチュラルなサウンドを感じることができるとする。
筐体内側(肌に触れる面)とフェイスプレートのつなぎ部分を見直し、装着性を改善。また、内部構造はミドルクラス・ハイクラスのイヤホンから技術流用し、空気の流れや音の反響を調整しており、共鳴効果を制御。
リケーブル対応で、付属のケーブルは、入門用として販売されている「AT-C01」をベースとした、3.5mmシングルエンド高純度OFC銀メッキケーブルを採用。取り扱い安さを向上させるために、柔らかく耐久度の高いTPE素材を被膜に採用しており、MMCX端子カバーのパーツ部分は、コンパクトに作成し、耳掛け時のケーブルの取り回を改善し快適性を向上しているとのこと。
感度は104dBで、インピーダンスは32Ω。再生周波数帯域は5-40,000Hz。USB-C TOステレオ3.5mm変換ケーブル、ポーチ、4種類のイヤーピースが付属する。
価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6,000円前後。
ドライバー | 10㎜CCAW+LPCダイヤフラム+NdFeBマグネット ドライバー |
感度 | 104dB/mW |
インピーダンス | 32Ω |
再生周波数帯域 | 5 - 40,000Hz |
定格入力 | 3mW |
最大入力 | 5mW |
ケーブル | 1.2m MMCX着脱式 3.5mmシングルエンド 高純度OFC銀メッキケーブル採用 |
おすすめ記事
-
Corsair【VIRTUOSO MAX WIRELESS】Dolby Atmos空間オーディオに対応、カスタム50mmグラフェンドライバーを搭載したワイヤレスゲーミングヘッドセット
-
Creative【MUVO Flex】約198gと軽量で手のひらサイズのコンパクトなボディに、45mm径のフルレンジドライバーとパッシブラジエーターを搭載した防水ポータブルBluetoothスピーカー
-
FIIO【BTR11】3,520円前後、最大45mWの高出力、エントリーモデルながらLDAC対応のポータブルBluetoothヘッドホンアンプ
-
FIIO【BT11】7,700円前後、スマートフォンやゲーム機にも対応し高音質なワイヤレス再生を実現した、LDAC対応の超小型Bluetoothトランスミッター
-
モトローラ【motorola razr 50 ultra】背面にヴィーガンレザーを採用し、リフレッシュレート165Hzの4.0型サブディスプレイを搭載した折りたたみスマートフォン