セイコーウオッチは、「セイコー プロスペックス」から、薄型の新ムーブメントと最新の技術をもとに、1965年に発売した国産初のダイバーズウオッチのデザインを復刻した数量限定モデル【SBEN003】を、8月11日より数量限定で発売する。世界限定1,965本(うち日本国内は500本)。
1965年、セイコーは国産初のダイバーズウオッチを発売した。このモデルは防水時計が一般的ではなかった時代に150m防水を実現したエポックメーキングな商品だった。この初代モデルは1966年から4回にわたって南極地域観測隊の装備品として寄贈されている。以降、このモデルを起源として開発された数々のダイバーズウオッチは、多くの冒険家、探検家によって、北極、南極、エベレストなど地球上のあらゆる過酷な環境下で使用されたことで、その信頼性を不動のものとした。さらに、80年代から現在に至るまで、1,000mを超える深海での実証実験を複数回行い、プロフェッショナルダイバーズウオッチとしての高い信頼性を証明してきた。
【SBEN003】は、現在のダイバーズウオッチの品質基準に準拠しながらオリジナルモデルのデザインを徹底的に検証し、サイズも含めて再現した。搭載するムーブメントは、ダイバーズウオッチ用に新開発した耐衝撃性の高いキャリバー「6L37」。セイコーの現行のダイバーズウオッチ専用メカニカルキャリバーの中で最薄かつ径が小さいため、小ぶりなオリジナルモデルの外径38.0mmを再現している。また、最大に巻き上げた状態から約45時間駆動で、平均日差+15秒~-10秒の高精度を備えている。
さらに、当時は150mの防水仕様を200mの空気潜水用防水へスペックアップ。ガラス素材も、アクリルガラスからボックス型のサファイアガラスへと変更することで、現代の高級機にふさわしい美観と耐久性を与えている。ストラップは、オリジナルモデルの発売当時に装着されていたファブリック調のラバーストラップを強化シリコン素材で実現。
スクリューバックの裏ぶたには、防水時計の証として1965年のモデルにも採用されたイルカのマーキングが施されている。
ケース素材は独自の表面硬化技術「ダイヤシールド」を加工したステンレススチール。
ケースサイズは外径38.0×厚さ12.5mm。
価格は462,000円。
ケース | ステンレススチール(ダイヤシールド) |
ストラップ | 強化シリコン |
ガラス | ボックス型サファイアガラス(内面無反射コーティング) |
防水性能 | 200m空気潜水用防水 |
ケースサイズ | [外径] 38.0㎜(りゅうず含まず) [厚さ] 12.5㎜ |
限定数量 | 世界限定:1,965本 (うち国内:500本) |
メカニカルムーブメント キャリバー6L37 巻上方式 自動巻(手巻つき) 時間精度 日差+15秒~−10秒 (気温5℃~35℃において腕に着けた場合) パワーリザーブ 約45時間 石数 26石 振動数 28,800振動/時(8振動/秒) |
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