レビュー【NewBridge OBN-40TWD1】GoogleTV搭載でNetflixやYouTubeなどの動画配信サービスを気軽に楽しめる40型フルHDスマートテレビ

慶洋エンジニアリングが展開する「NewBridge」ブランドより販売した、ダブルチューナー内蔵GoogleTV搭載の40型フルHDスマートテレビ【OBN-40TWD1】を試用する機会を頂いた。

「AndroidTV」を更に使いやすくカスタマイズされた「GoogleTV」を採用し、ヨーロッパ中心に展開するブランド「oboni」と共同開発したスマートテレビ。

リモコンに音声認識できる「Googleアシスタント」ボタンを搭載し、電源のオンオフから好きなTV番組やインターネット動画を声だけで様々な操作ができる。

高コントラストな直下型VA液晶パネルを採用。HDR10にも対応。

駆動方式		直下型VA／DLED
画面サイズ		40インチ／フルハイビジョン
画素数		1920(H) x 1080(V)
コントラスト比		5000:1
輝度		220cd/㎡
応答速度		9.5ms
視野角		上下178°/左右178°
HDR対応		HDR10
OS		Google TV
DDR		1.5GB
Flash		16GB
Bluetooth		BT5.0
Wifi		2.4GHz/5GHz
Dolby		Dolby Digital Plus
スピーカー		8W+8W
消費電力		80W
年間消費電力量		123KWh/年
待機電力		0.5w以下
受信チャネル	地上デジタル	VHF（1～12）、UHF（13～62）、CATV（C13～C63）
	BSデジタル	BS000～999
	110度CSデジタル	CS000～999
チューナー		地上デジタル×2／BS・110度 CSデジタル×2(ダブルチューナー)
入出力端子	HDMI	HDMI1：ARC対応、CEC対応HDCP対応 HDMI2：CEC対応、HDCP対応 HDMI3：CEC対応、HDCP対応
	ビデオ入力	映像（ピンジャック）：1V（p-p）、75Ω、負同期 音声（ピンジャック）：200mV（rms）、22kΩ以上
	USB端子	USB×2（①OTA専用、②外付HDD録画専用）
	光デジタル音声出力	角型光デジタル端子
	ヘッドホン ／音声出力端子	3.5mmステレオミニジャック、 音声出力最大2V(rms)、10kΩ以上
	LAN端子	RJ-45
使用環境		温度：0℃～35℃、相対湿度：20％～80％（結露のないこと）
本体寸法（約）スタンド有		898x561x181mm（スタンド無：898x515x86mm）
本体質量（約）スタンド有		5.8kg（スタンド無：5.7Kg）
壁掛けサイズ（約） ＊VESA規格準拠		200×200mm 上部：M6ネジ×16mm／下部：M6ネジ×10mm
付属品		リモコン、単4形乾電池（動作確認用）×2、miniB-CASカード、スタンド一式、スタンド取付ネジ×4、保証書付き取扱説明書、スタートガイド

外観が印刷されたシンプルな化粧箱。化粧箱はシンプルだが、クッション材にしっかり入っている。

同梱物は、【OBN-40TWD1】本体、リモコン、単4形乾電池(動作確認用)×2、miniB-CASカード、スタンド一式、スタンド取付ネジ×4、ビデオ入力変換コード、保証書付き取扱説明書、スタートガイドとなっている。

テレビスタンドはV字型で、滑り止め用のゴムが貼られている。テレビスタンドをテレビ本体に固定するためのビスが4本付属する。なお、プラスドライバーは付属しないので各自で用意する必要がある。

外観は黒を基調としたカラーリングで、クセがなくインテリアにあわせやすいデザイン。

スタンドを含むサイズは約898×181×561mm(幅×奥行き×高さ)、重量が約5.8kg。ディスプレイのみのサイズは898×86×515mm(幅×奥行き×高さ)。

重量はそれほど重くないので1人で設置もできるだろう。なお、取り出しや移動・設置作業などは必ず2人以上で行うことと記載されている。

スリムなベゼルで左右が約11mm、上部が約11mm、下部が約19mm。スリムベゼルを採用しているが厚みを持たせることで強度を持たせている。

テレビスタンドは両端にあるので大画面だが安定感が高い。しかし、安定感が高いがテレビ台はテレビと同じ幅程のモノが必要となる。

モニターの中央下部には「New Bridge」のロゴが施してあり、リモコン受光部を備える。稼働時に緑色に点灯し、待機時は赤く点灯する。

受光部の下側面には電源、選択、音量の操作ボタンが配置されている。

背面には200×200mmのVESAマウントを備える。

背面中央の各入出力ポートが配置されている。下側にはLAN端子 RJ45、HDMI3、HDMI2、USB端子(録画用)。

右側には、HDMI1(ARC対応)、BS/110度CSデジタルアンテナ端子、地上デジタルアンテナ端子、AV入力端子、ヘッドホン端子(3.5 mmステレオミニジャック)、miniB-CASカードスロット、USB端子(サービスメディア用)、光デジタル音声出力。

HDMI1はARC対応なので、ARC対応のAVアンプやサウンドバーなどであればHDMIケーブルを1本つなぐだけで音声信号を双方向に送れる。

HDMIは3系統あるのでサウンドバーやゲーム機、BDレコーダーなど接続できる。

ダブルチューナー内蔵なので、外付ハードディスクを接続すれば裏番組録画もできる。

左側には電源コード、上側には廃熱用のスリットを備える。なお、電源コードは直付け。ケーブル長は約180cm。

また、ラベルには製品の仕様が記載されている。

リモコンの上には、NetflixやYouTube、U-NEXTなど5つの動画配信サービスに対応の専用ボタンが配置。

中央には音声認識できる「Googleアシスタント」ボタンを搭載。

設定画面では画面や音声、ネットワークなど様々な各種設定が行なえる。ただし、専用設計のOSに比べてGoogleTVの設定は階層が深く、設定したい項目を見つけにくいところがある。

クワッドコア(4コア)高性能CPUを搭載しているので、ネット検索や動画配信アプリの起動も十分早い。ただし、「Fire TV Stick 4K Max」などのストリーミングメディアプレーヤーの様なレスポンスはない。

液晶パネルはグレア(光沢)VAパネルなので、少し映り込みがある。設置場所には少し気を付けたいところだ。

光沢のあるグレアパネルは、画面表面がツヤツヤしていて光が反射。 鮮やかな色やコントラストの表現が抜群で、動画視聴時は際立って美しく見ることができる。 特に黒色の表現に深みがあるのも特徴。

直下型バックライトを採用しているが、暗い環境では光もれによる部分的なムラが分かる。しかし、多くの液晶テレビでも見られる現象なので気にする必要はないだろう。

VA方式の液晶パネルだが、視野角は十分広い。多少の角度を付けて画面を見ても輝度と色度の均一性が高く、色変化が少ない。画面が少し白っぽくなり、色度がずれるが、実際の利用シーンでは満足できる視野角を備えている。

店頭予想価格は36,999円と、40型スマートテレビとしてはとてもリーズナブル。40型なら寝室などの設置にちょうどいいサイズだろう。

地上波やNetflixやYouTubeなどの動画配信サービスを楽しめるスマートテレビをお探しの方はぜひをチェックしてみてはいかがでしょうか。

(協力：慶洋エンジニアリング)

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