JBL TOUR PRO 2

JBL【JBL TOUR PRO 2】ショートスティック型を採用したフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホン

ハーマンインターナショナルは、「JBL」ブランドより、完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル【JBL TOUR PRO 2】を、3月10日より発売する。

2020年に発売したJBL完全ワイヤレスイヤホン初めてのフラッグシップモデルであった「JBL CLUB PRO+ TWS」以来、実に3年ぶりとなるフルモデルチェンジ。

「DLC(Diamond-Like Carbon)」コーティング振動板採用の10mm径ダイナミックドライバーを搭載。音質の核となるダイナミックドライバーのユニットには、剛性の高いPEN(ポリエチレンナフタレート)に、伝搬速度も速く非晶質構造により適度な内部損失を持つことで素材固有の音も極めて少ないカーボン素材「DLC(Diamond-Like Carbon)」をコーティングした、10mm径の振動板を採用。JBLが長年培ったサウンドテクノロジーと融合することで最上位の音響性能を実現。JBLらしい深くキレのある低音と、クリアで抜けの良い中高音域、そして微細なディティールまでも鮮やかに再現する、高い解像度によるサウンドクオリティを提供するという。

ハイブリッド式ノイズキャンセリング機能に加え、リアルタイムで周囲のノイズ成分を監視し、ノイズキャンセリングをかける周波数帯とその度合いを調整する「リアルタイム補正」機能を搭載。いつでもどこでも最上位クラスの静寂の中、音楽や動画に浸ることが可能とする。リアルタイム補正機能オフの際は周囲の状況やお好みなどに応じて、「JBL Headphones」アプリ上から7段階でノイズキャンセリング効果を調整することができる。

●個人の聴覚特性に最適化する「Personi-Fi 2.0」搭載
●外音取込時のゲイン増幅と左右差を微調整可能にする
 パーソナルサウンドアンプリフィケーション
●音量を85dB以下に抑えるボリュームリミッターで聴力を保護

あらゆるコンテンツにHRTF(頭部伝達関数)などのアルゴリズムを掛け合わせ、頭外に音響空間を作り出す独自開発の「空間サウンド」技術を初めて搭載。アプリからムービー、ミュージック、ゲームの各コンテンツに合わせた設定が可能。それぞれの使用シーンやお好みに合わせて高い没入感と臨場感を持ったサウンドイメージを楽しむことができる。

あらゆる環境でクリアな通話を提供するように設計された片側3つずつ合計6つのマイクを搭載。また、外音取り込み機能の「アンビエントアウェア」、「トークスルー」機能を装備。外の音を自由に取り込めるため、イヤホンを装着したままでも会話ができ、周囲の状況を簡単に把握できる。そして、「ボイスアウェア」機能を使用すると、イヤホンに戻されるマイク入力の音を制御して、自分の声と周囲の音の量を選択できるようになる。

さらに、新たにウィンドノイズ(風切り音)の対策も施され、風の強い環境においてもより高い通話性能と安定したノイズキャンセリング性能を発揮できるようになった。また、「デュアルコネクト」機能により、イヤホン片側だけの使用も可能なため、自由な使い方ができる。

耳のコンチャとトラガスの構造を活かし、ソフトかつ確実にイヤホンを保持するJBL独自の「ショートスティック型」デザインは、これまでの完全ワイヤレスイヤホンの課題であった長時間装着時の違和感や痛みの問題を劇的に改善した。【JBL TOUR PRO 2】はその「ショートスティック型」をJBLのフラッグシップモデルとして初採用することで快適な装着感を妥協することなく音質の追求した。そのために、複雑な三次元形状から成る、耳を密閉するための形状と融合したような「ハイブリッドデザイン」へと進化させ、外から覆うような自然な密閉感で理想的な装着環境を実現することができたとする。

「LIVE FREE 2」でも採用されたサウンドチューブ(音筒)とイヤホン本体に楕円型の様相を施した「デュアル・オーバルシェイプデザイン」を採用。イヤホン本体は前モデル「JBL TOUR PRO+」から30%小型化し、個人で異なるさまざま形状の耳にもしっかりとフィットすることで忠実な音楽再生とノイズキャンセリング効果を発揮。これまで以上の高い遮音性と装着感を長時間にわたって快適に実現したという。

このほか、充電ケースには、1.45型のスマートタッチディスプレイを搭載。「JBL Headphones」アプリ上の機能をこのケースから操作することが可能。

連続再生時間は、ANCオフ時が約10時間(イヤホン単体)/約30時間(充電ケース併用)、ANCオン時が約8時間(イヤホン単体)/24時間(充電ケース併用)。急速充電に対応し、15分の充電で約4時間の再生が可能。

Bluetooth 5.3に準拠で、対応プロファイルがA2DP、AVRCP、HFP、対応コーデックがSBC、AACをサポート。なお、次世代Buetoothオーディオ規格の「Bluetooth LE Audio」、および「LC3」コーデックに対応予定とのこと。イヤホン本体のみ、IPX5相当の防水性能を装備する。

重量は、イヤホン本体が左右各約6.1g 、充電ケースが約73g。カラーはブラック、シャンパンゴールド。

価格は33,000円。

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