製品概要
Stealth 700 Gen 3は、PlayStation、PC、Bluetooth対応モバイル機器で使えるマルチプラットフォーム対応のワイヤレスゲーミングヘッドセットです。第3世代では、2基のUSBワイヤレストランスミッターを使い分けるCrossPlayマルチプラットフォームワイヤレスオーディオシステムを採用し、接続先をボタンひとつで切り替えられる使い勝手のよさが大きな魅力になっています。音響面では、60mm Eclipseデュアルドライバーによって低域と高域を分離した再生を実現し、ゲーム内の効果音やボイスチャット、音楽再生まで幅広く高品位に楽しめる構成です。さらに、A.I.ノイズリダクション対応の単一指向性フリップミュート式マイク、最大約80時間のロングバッテリー、急速充電、メモリーフォームクッション、アプリによる細かなカスタマイズ機能まで備え、日常使いから長時間のゲームプレイまでをしっかり支える上位クラスのモデルに仕上がっています。
特徴
接続性と使い勝手
- CrossPlayデュアルトランスミッター:2基のUSBワイヤレストランスミッターを使い、PlayStationとPCなど2つの機器をあらかじめ接続しておける構成です。ヘッドセット側のCrossPlayボタンを押すだけで送信先を切り替えられるため、トランスミッターの差し替えや再ペアリングの手間を減らせます。
- 2.4GHzワイヤレスとBluetooth 5.2の同時接続:低遅延な2.4GHzワイヤレス接続でゲーム音を聞きながら、Bluetoothでスマートフォンやタブレットを同時接続できます。ゲームをしながら通話やボイスチャット、音楽再生を並行しやすい構成です。
- 独立した音量コントロール:ゲーム音側とBluetooth音源側のレベルを個別に調整できるため、ボイスチャットや通話、BGMとのバランスを取りやすいのが利点です。
- 通話対応のBluetoothマルチファンクションボタン:Bluetooth接続時は、ペアリングだけでなく、着信応答や通話終了、メディア再生操作にも対応します。ゲーム用ヘッドセットでありながら、日常のワイヤレスヘッドホンに近い使い方もできます。
サウンド性能
- 60mm Eclipseデュアルドライバー:大型60mmドライバーを採用し、さらにウーファーとツイーターを分離した構造によって、低域の厚みと高域の見通しのよさを両立しています。爆発音や環境音の迫力だけでなく、足音や細かな効果音の聞き分けにも配慮された設計です。
- 20Hz~20kHzの再生周波数帯域:ゲーム用途として十分に広い帯域をカバーしており、低音の量感から高音の抜けまでバランスよく再生しやすい仕様です。
- Superhuman Hearing:足音やリロード音など、対戦ゲームで聞き逃したくない音を強調する独自機能です。第3世代ではアプリ側で3段階のプリセット切り替えや強度調整が可能になっており、タイトルごとに追い込みやすくなっています。
- 4種類のオーディオプリセット:Bass Boost、Signature Sound、Treble Boost、Vocal Boostをボタン操作で切り替えられます。ゲームジャンルや視聴コンテンツに応じて音の傾向を変えやすいのが魅力です。
- 10バンドEQと最大5つのカスタムプリセット:Swarm IIアプリを使うことで、より細かな音作りが可能です。既製の味付けだけでなく、自分の好みに合わせて低音や中高域の出方を調整できます。
マイク性能
- A.I.ノイズリダクション対応マイク:単一指向性フリップミュート式マイクにA.I.ベースのノイズ低減機能を組み合わせ、周囲の雑音を抑えながら声を届けやすくしています。生活音が入りやすい環境でも、ボイスチャットの明瞭さを確保しやすい構成です。
- フリップミュート機構:マイクを跳ね上げるだけでミュートできるため、ゲーム中の一時的な離席や会話のオンオフが直感的に行えます。
- 可変マイクモニタリング:自分の声をヘッドセット内で確認できるサイドトーン機能です。話し声の大きさを自然に保ちやすく、密閉型ヘッドセットで起こりやすい“自分の声が聞こえにくい”感覚を和らげます。
- マイク感度やノイズゲートの調整:アプリからマイク関連の細かな設定を変更できるため、部屋の静かさや話し方に合わせて最適化しやすい仕様です。
快適性と耐久性
- メモリーフォームイヤークッション:イヤークッションにはメモリーフォームを採用し、長時間装着時の圧迫感を抑えやすい構成です。ゲームを数時間続けるユーザーにとって重要な要素です。
- 合成皮革とアスレチックウィーブファブリックの組み合わせ:肌当たりと密閉感だけでなく、装着時の快適性にも配慮した素材構成です。蒸れやすさを抑えつつ、ゲーム向けらしい没入感も確保しやすくなっています。
- ProSpecsメガネ対応設計:メガネをかけたままでも圧迫感を軽減しやすい設計が取り入れられており、長時間プレイ時の負担を抑えやすいのが特徴です。
- スチール補強ヘッドバンドとメタルヨーク:日常的な着脱や持ち運びを想定した堅牢な構造で、上位モデルらしい安心感があります。見た目だけでなく、長く使う道具としての信頼性にもつながる部分です。
バッテリーと充電
- 最大約80時間のバッテリー駆動:ワイヤレスゲーミングヘッドセットとしてはかなり長時間の部類で、頻繁な充電を避けたいユーザーに向いています。毎日使っても充電管理の負担が軽くなりやすい仕様です。
- 急速充電対応:約15分の充電で約3時間使えるため、うっかり充電を忘れていても短時間で復帰しやすいのが便利です。
- USB-C充電・アップデートポート:充電だけでなく、アップデートにも使えるポートを備えています。日常的な扱いやすさの面でも現代的です。
カスタマイズ性
- Swarm II対応:PC、iOS、Android向けのSwarm IIアプリに対応し、EQ、マイク、ボタン、ホイール、ノイズゲート、モニタリングレベルなどを細かく調整できます。
- 再割り当て可能なホイールとモードボタン:モードボタンにはEQ切り替えやマルチメディア操作、ノイズゲートなどを割り当て可能で、サブホイールにもマイクモニタリングや音質調整系の機能を割り当てられます。自分の使い方に合わせて操作系を最適化しやすいのが魅力です。
- 無線経由のファームウェアアップデート:アプリ経由でアップデートできるため、機能改善や安定性向上を取り込みやすい設計です。
対応機器と展開
- PlayStationモデルの対応機器:PS5、PS4、Windows 10以降のPC、USB 2.0以上の環境、Steam Deckを含むBluetooth対応モバイル機器で利用できます。
- シリーズ展開:PC向け、PlayStation向け、Xbox向けの3系統が用意されており、PlayStationモデルはブラックとホワイトの2色展開です。
- 発売時期:国内では2024年11月29日に発売されたモデルです。
スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Turtle Beach Stealth 700 Gen 3 PS |
| 製品カテゴリ | ワイヤレスゲーミングヘッドセット |
| ヘッドホンタイプ | オーバーヘッド |
| 装着タイプ | 両耳用 |
| 接続方式 | ワイヤレス |
| インターフェース | Bluetooth / USB(無線2.4GHz) |
| Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.2 |
| 無線接続 | 2.4GHzワイヤレス、Bluetooth同時接続対応 |
| CrossPlay機能 | 2基のUSBワイヤレストランスミッターを切り替えて使用可能 |
| 対応機器 | PS5、PS4、PC(Windows 10以降、USB 2.0以上)、Steam Deckを含むBluetooth対応モバイル機器 |
| ドライバー | 60mm Eclipseデュアルドライバー |
| ドライバー構成 | ウーファーとツイーターを分離したデュアルドライバー構造 |
| 再生周波数帯域 | 20Hz~20kHz |
| 空間オーディオ | 没入感のある空間オーディオ対応 |
| オーディオプリセット | Bass Boost、Signature Sound、Treble Boost、Vocal Boost |
| EQ調整 | 10バンドEQ |
| カスタムプリセット | 最大5つ |
| 独自音響機能 | Superhuman Hearing |
| マイク形式 | 単一指向性 |
| マイク機構 | フリップミュート式 |
| マイク機能 | A.I.ノイズリダクション対応 |
| マイクモニタリング | 可変マイクモニタリング対応 |
| ミュート機能 | 対応 |
| リモコン | 対応 |
| 操作系 | EQモードボタン、ゲーム音量、Bluetooth音量、可変マイクモニタリング、電源ボタン、CrossPlayボタン、Bluetoothマルチファンクションボタン |
| Bluetooth通話操作 | 着信応答、通話終了、メディア再生操作に対応 |
| バッテリー | 充電式リチウムポリマー |
| バッテリー駆動時間 | 最大約80時間 |
| 急速充電 | 15分充電で約3時間使用可能 |
| 充電端子 | USB-C |
| イヤークッション素材 | 合成皮革&アスレチックウィーブファブリック |
| クッション素材 | メモリーフォーム |
| メガネ対応 | ProSpecs対応 |
| 本体構造 | スチール補強ヘッドバンド、メタルヨーク |
| アプリ対応 | Swarm II |
| アプリ対応OS | PC、iOS、Android |
| アプリで調整可能な項目 | EQ、マイク設定、マイク感度、ノイズゲート、モニタリングレベル、ホイール割り当て、モードボタン割り当て |
| ファームウェア更新 | 無線経由アップデート対応 |
| 無線周波数 | 2400MHz |
| 動作周波数 | 2400~2483.5MHz |
| 最大出力 | 4 dBm |
| ヘッドセット型番 | HWBB0006 |
| ドングル型番 | HWAA0010 |
| カラー | ブラック、ホワイト |
| 発売日 | 2024年11月29日 |
| 同梱品 | Stealth 700ゲーミングヘッドセット、CrossPlay USBワイヤレストランスミッター×2、0.7m / 2.3ft充電ケーブル(USB-A – USB-C)、クイックスタートガイド |
総合評価とレビュー
Stealth 700 Gen 3は、いまのゲーム環境に求められる要素をかなり高い水準でまとめた、完成度の高いワイヤレスゲーミングヘッドセットです。第一印象として強いのは、単に音がいい、マイクがいいというだけでなく、複数の機器をまたいで使う現代的なプレイスタイルにしっかり寄り添っていることです。家庭用ゲーム機とPCを併用する人、ゲームをしながらスマートフォンで通話やチャットもこなしたい人にとって、この製品はかなり実用的です。特にCrossPlayデュアルトランスミッターの仕組みは、日々の使い勝手を大きく変える部分で、接続先を切り替えるたびにUSBドングルを差し替えたり、再設定したりする煩わしさを減らしてくれます。スペック表では一行で済んでしまう機能ですが、実際の満足度に直結しやすいのはこうした運用面の快適さです。
音の方向性も、このモデルの魅力を支える大きな柱です。60mm Eclipseデュアルドライバーは、単に大口径で迫力があるというだけではなく、低域と高域を分離して扱う構造によって、ゲーム向けヘッドセットにありがちな“低音は強いが細部が埋もれる”という弱点を抑えようとしている点が興味深いところです。爆発音やエンジン音の厚みを出しつつ、足音や銃声の位置感、環境音の輪郭も拾いやすい構成は、対戦ゲームでもシングルプレイでも恩恵があります。さらに、EQやプリセット、Superhuman Hearingまで用意されているため、購入後に自分の好みに合わせて追い込める余地が大きいのも強みです。最初から万人向けの音にまとめるだけでなく、使い手が自分のゲームジャンルに合わせて育てていけるタイプの製品だと言えます。
マイク性能も、上位モデルとしてきちんと力が入っています。単一指向性フリップミュート式マイクにA.I.ノイズリダクションを組み合わせた構成は、ボイスチャットの聞き取りやすさを重視するユーザーにとって安心材料です。ゲーム用ヘッドセットでは、音質以上にマイクの実用性が満足度を左右することがありますが、このモデルはその点をよく理解した作りです。生活音が入りやすい部屋でも声を前に出しやすく、しかもマイク感度やノイズゲート、モニタリング量まで調整できるので、環境に合わせた最適化がしやすい。フリップするだけでミュートできる操作も直感的で、オンライン対戦やパーティーチャットの多いユーザーには扱いやすいはずです。
快適性の面でも、長時間使用を前提にした配慮が見えます。メモリーフォームクッション、合成皮革とファブリックの組み合わせ、メガネ対応設計は、どれも派手さはないものの、実際に毎日使うと効いてくる要素です。特にゲーミングヘッドセットは、音質がよくても装着感が合わなければ結局使わなくなりがちですが、本機はそのリスクを下げる方向に設計されています。さらに、スチール補強ヘッドバンドやメタルヨークによる堅牢性もあり、据え置き用途だけでなく、日々の着脱や移動を繰り返す使い方にも比較的強そうです。高価格帯の製品では、こうした“長く使える安心感”も重要で、その点でもバランスは良好です。
バッテリー性能は、この製品の実用価値をさらに押し上げています。最大約80時間という長時間駆動は、ワイヤレスヘッドセットの弱点として挙がりやすい充電頻度の高さをかなり軽減してくれます。毎日数時間使う人でも、頻繁に充電ケーブルを探す必要が減り、使いたいときにすぐ使える安心感があります。しかも急速充電に対応しているため、うっかり充電を忘れていた日でも短時間で復帰しやすい。この“充電のストレスが少ない”という点は、スペック以上に日常の満足度へ効いてくる部分です。
一方で、弱みがまったくないわけではありません。まず、この製品は多機能であるぶん、魅力を最大限に引き出すにはアプリ活用が前提になりやすいところがあります。EQやボタン割り当て、マイク設定などを細かく触れるのは長所ですが、裏を返せば、買ってすぐ完全に自分向けの状態になるわけではなく、ある程度は設定を詰める手間が発生します。また、機能が豊富なぶん、シンプルさを最優先する人には少しオーバースペックに映る可能性もあります。ゲーム機1台だけで使い、音質も標準設定のままで十分という人にとっては、このモデルの真価を使い切れないかもしれません。さらに、上位クラスらしい価格帯であることを考えると、気軽に選べるエントリーモデルではなく、明確に“良いものを長く使いたい人向け”の製品です。
おすすめしたいのは、まずPlayStationとPCを行き来するユーザーです。次に、ゲーム音とスマートフォンの音声を同時に扱いたい人、ボイスチャットの品質を重視する人、長時間プレイでも快適性を妥協したくない人にも向いています。逆に、価格を最優先したい人、接続先が常に1台だけの人、細かな設定をほとんど触らない人には、もう少しシンプルなモデルでも満足できる可能性があります。
総合的に見ると、Stealth 700 Gen 3は、音・マイク・接続性・快適性・バッテリー・カスタマイズ性のすべてを高い次元でまとめた、非常に現代的なワイヤレスゲーミングヘッドセットです。派手な一点突破型ではなく、日々の使い勝手まで含めて総合力で勝負するタイプであり、複数機器をまたぐプレイ環境を持つユーザーほど、その価値を実感しやすいでしょう。単なる周辺機器ではなく、ゲーム時間そのものの質を底上げしてくれる一台として、有力な選択肢に入る製品です。
※セール開催・内容・価格等は、予告なく変更となる場合がございます。正確な情報は、販売ページ上でご確認ください。

